徒然なるエロ小説〜ショートショート〜 作:更新は終了いたしました
夏場のクソ暑い日、俺はそいつの秘密を知った。
「み、見たわね……?」
「お、お前……なんでちんこ生えてんだよ……?」
ここはあまり人が寄り付かない場所で、俺のお気に入りの昼寝場所だった。今日も暫く授業をフケようとここに来たのだが……。
そこにはクラスのマドンナ的な扱いを受けている女がいた。確か、
「悪い? 私の家の女は皆両性具有の家系なのよ。でも、世間では認知されてない……お分かり?」
「(なんで堂々としてるんだコイツ……)ま、まあ俺も初めて見たからな……」
西条はスカートを履き直し、俺に詰寄る。その目は妙に座っていた。
「分かるわよね、人にないものを持ってるとどう思われるかくらい。お願い、絶対に言わないで」
ここで俺は素直に頷いていれば良かった。それでこの話は終わりだった。だが、俺は選択を誤った。単純にありえないものを見てパニクっていたのもあるし、ほんの僅かな優越感、悪戯心もあった。
その時俺は、
「じゃあ言わない代わりに何かしてもらおっかなぁ───」
等と巫山戯た事を抜かしてしまった。西条の目が据わっていたこと、彼女の性格を加味していればありえない選択だった。
結果を言おう。俺はあまりにも非力だった。
「───なんちゃっ……って、や、やめろっ!? 離せっ!」
「あら、あなた、私のより小さいわね……しかも皮かむり。ふふ、写真撮っておこうかしら」
ズボンを下ろされ、ちんこを見られた。羞恥と他人に対する恐怖、怒りで顔が真っ赤になっていた。思い切り睨み付ける。
西条はニヤリと笑い、俺に囁きかけた。
「短小包茎の
「……最悪だ」
俺はただ歯噛みするしか無かった。
〜〜〜
俺は所謂もやしって奴だ。身体を鍛えても筋肉がつかない。昔から努力はしていたが実ったことは無かった。しかもあまり対人性能が良くない。コミュ障では無いが人並み程度かそれより少し下位。パリピにはなれないタイプの奴だ。
そんな中途半端な俺だが、一応クラスでも目立つ人間ではある。と言っても、ちみっちゃくて顔立ちが女っぽいだけなんだけどな。文化祭では女装に駆り出されたりとかバレンタインでは男子にチョコをばらまく係をさせられたりとか。そういうタイプの奴だ。お前らの学校にも一人はいるだろ? 居ない? そりゃ残念。
ともまあ、そんな事はどうでもいいんだ。問題はあの性悪糞女(自分が原因なのに気付いてない)にどう対処するかだ。大体なんであんな所に居るんだよ(ブーメラン)。
「おろ? お前フケるんじゃなかったの?」
「気が変わった。こっちで寝る」
クラスメイトの一人が俺に話しかけてきたが、適当に返して机に突っ伏す。今は現国だし寝てもいい。
「……はぁ」
今すぐ泣き喚いてしまいたい。なんで俺があんな屈辱を味わされなきゃいけないんだ。くそ、今度呼び出して文句言ってやる。
そう考え、方向性にまとまりが出来ると途端に眠気が襲って来る。眠いからあの教室に行ったのに眠れなかったせいで今眠くなってきた。
「……いつか泣かす」
その思いを胸に俺は眠りについた。
〜〜〜
数日後。
「おい、西条」
「……何かしら?」
たまたま西条が一人で歩いていたから呼び止めた。アイツは怪訝そうな顔をしてこちらを向いた。
「放課後空いてるか? 例の事で話がある」
「っ、はぁ……分かったわ。あの教室でいいかしら」
「分かった。じゃあ後でな」
取り敢えず呼び出せそうだ。じっくり腹を据えて話し合おうじゃないか。暫く経って俺も頭が冷えた。よくよく考えればこちらにも非がある。それで互いに手打ちにしたい。ついでに撮られた写真は消させてもらう。
教室に入ると直ぐに友人が挨拶してきた。一応クラスでも目立つからな。適当に返すが。
「よーっす東谷。相変わらず西条さん綺麗だよな」
「……そうか? 別に普通じゃないか?」
と言うか今西条を見てもときめかないというかトラウマがフラッシュバックするというか……。あれだけはホントに文句を言わせて欲しい。
「……なんかお前変わったか?」
「どういう意味だよ」
友人はしきりに首を捻っているが結局考える事をやめたようだ。だからバカだのアホだの言われるんだ。
〜〜〜
「よう、早かったな」
「ええ、大事な話のようですし」
互いに言葉は少ない。牽制し合っているのが手に取るようにわかる。俺は一旦深呼吸した。そして西条をしっかりと見据える。
「お前が所謂ふたなりだというのはこの間たまたま知ってしまった訳だが。まずは余計なこと言って煽る様な事をしたのは悪かったな。すまない」
「え?」
西条は驚いた表情のまま固まってしまった。なんだ、俺が謝るのがそんなにおかしい事か? 俺は基本的に一般的な感性を持っていると自負しているが、そんな珍獣を見るような目で見られる筋合いは無いはずだ。
「……えぇ、こっちも悪かったわ。いきなりその、脱がせてしまって。しかも脅す様な真似を……ごめんなさい」
「いや、俺も悪かったからな。俺としてはこれで手打ちにしたいんだが。後写真は消してくれ」
俺の提案に西条も頷き、
「ええ、写真も消します。それでこの件はお終いにしましょう」
そう言ってくれた。俺はホッと一息つく。
「あ、そうだ。ねえ、東谷君。お詫びと言ってはなんだけど、私の家に来ないかしら」
……和解した直後に相手の家に行くのか、どうだろう。面倒事にならなきゃいいが……。
「まあ、いいか。分かった、行くよ」
「そう、じゃあ急ぎましょ」
「ちょっ、今からかよ!? まてって!」
俺は急に目を輝かせた西条に手を引かれ走り出した。俺体力ないんだって……!
〜〜〜
「ぜえっ、はあっ……げほっ……」
「本当に体力無いのね。まあいいわ、上がって」
「お、おじゃまします……」
西条の家、学校からそこそこ近いのな……てかそれだけの距離駆け足になっただけで体力無くなる俺って一体……。後息一つきれてないコイツは絶対体力お化けだわ……。
「中も綺麗だな。なんか場違いって感じがすごいわ」
「そんな事は無いわよ。慣れの問題よ。慣れてしまえば何も感じなくなるわ」
そんなもんなのか。そのまま通されたのは西条の自室……!? マジ? 確かにパッと見は女に見えなくもないが俺は男だぞ? 倫理的にどうなんだ普通。
(てかなんであいつ
「お待たせ、紅茶とクッキー持ってきたわ」
「お、さんきゅ」
ん、この缶見覚えがあるな……確かすげー高いやつじゃん。なんだったか……? 銀座なんちゃら……だったか?
「そうだ、お詫びっつっても態々この部屋まで呼んだ理由は何だ?」
「……東谷君は割といいなり用件を言うタイプなのね。いいわ、結論から言わせてもらうけど」
西条は一度そこで言葉を区切って深呼吸した。何が大事な事を言うのだろうか。
「東谷君。私と付き合ってくれないかしら」
「……マジ?」
「マジよ」
付き合う、彼女。そんな言葉が頭の中をリフレインする。
「それは、これ以上他の奴らにお前の身体について知られたくないからか?」
努めて冷静に、そう言う。傷付けるかも知れない。それでも聞いておきたかった。
西条は軽く頷く。
「それもあるわ。と言っても全体の一割程度よ」
「……残りの九割は?」
問いかけると、西条は軽く頬を染めた。思わず見惚れる。が、すぐに表情が固まる事になる。
「一目惚れ、かしらね。この間の東谷君の顔が頭から離れなくて」
「この間の……?」
「ええ、あの教室での時ね」
そう言われ、思い起こす。あの時の俺は顔を真っ赤にして泣きそうになりながら西条を睨み付けていた。思わず顔が引き攣った。
「……お前実はドSだろ」
「そうみたいね。今日呼んだのは東谷君に惚れたのを告白するのと、もう一回あの顔が見たいからなの」
少し目を細めた西条を見て後ずさる。もしかして俺これ蜘蛛の巣にかかった蝶か何かになってないか?
「ま、待て。話し合おう、さっきもそうやって解決しただろ。落ち着くんだ、やめろ、そんな顔で近寄るんじゃなっ!?」
初めてのキスは紅茶の味がした。そのまま、舌が口の中に入ってくる。初めての感覚。気持ち悪い、けど。ゾクゾクする。
「東谷君も舌を絡めて」
「んぐっ!? んじゅ、じゅる……」
水音が鼓膜を揺らす。同級生に襲いかかられるという異常事態に、俺は何故か興奮していた。
「っは、おっと。大丈夫? 頭打ってない?」
「はーっ、はーっ……う、打ってない」
押し倒された。恥ずかしくて顔を合わせられない。一般的なシチュエーションと真逆な状況に盛大に混乱していた。
「その表情も好き……もっと見せて」
「っ、どこ触って……ひっ!?」
か細い声が漏れる。自分の声じゃないみたいで、酷く落ち着かない。西条は俺のシャツの上から乳首を弄っていた。ピリピリと痺れるような感覚が触られた胸を中心に全身へと広がっていく。
「服、脱がせちゃうわね」
「や、やめろって……」
シャツのボタンが外されていく。クーラーもあるのに扇風機だけしか動いていない室内はムワッとしていて、肌に空気が張り付くような感覚さえ覚える。西条は俺の服を脱がせると、今度は直接乳首を触ってきた。先程と違い、ゾクゾクとした感覚がより強くなる。
「ふあぁ……っ!? しゃわるなぁっ」
「あら、もしかして自分で弄ったことあるのかしら?」
その言葉に一瞬身体が固まる。確かに俺は一人でオナニーする時に乳首を弄っていたり、所謂
でも、それを知られたくなかった。だから否定する。
「そ、そんな訳あるか! 乳首なんか弄っひゃあん……!?」
「別に乳首を弄るなんて言ってないけどね」
「なっ……」
西条がニヤリと笑う。もう俺の頭の中はパニックで真っ白になっていた。あうあうと言葉にならない嗚咽のような声を漏らし、歯の根が合わずガチガチと震える。でも、何故か俺は腹の奥が熱く煮え滾るように疼き、ちんこを勃起させていた。
「も、もうやだぁ……やめろよぉ……」
「あら、止めていいの? 東谷君のここ、ガチガチになってるわよ? 絶対生殺しだと思うけど」
そう言って西条は俺の股間をズボンの上から撫で回した。身体がビクッと跳ね、ゾワゾワと快感が這い寄ってくる。
「ハァ……ッ、ハッ……」
「答えられないの?」
理性は止めろと叫んでいる。だが、身体に染み付いた快楽がそれを許してくれない。うわ言のように嫌だと言いつつ、本能ではやめて欲しくないと高らかに叫ぶ。
「や、やだぁ……」
「ふふ、いやいやって言う割には物欲しそうな目……いっぱい気持ち良くしてあげる」
ズボンとパンツが脱がされる。ガチガチに勃起したちんこをマジマジと見られ、羞恥心よりも先に快感がのぼってきた。
「ちっちゃくて可愛い。ほら、手で握って……しーこしーこ。ふふ、お顔蕩けちゃってるわよ?」
「ひぁ……っ!? うあ゛ぁ゛っっ!? ちんこぐちゃぐちゃらめらかりゃあっ!!」
背中が反り、ビクビクと跳ねる。一擦りごとに射精感が込み上がってくる。恥ずかしいという感情を快楽が塗り潰し、情けなく腰を振ってしまう。
「もう限界ってお顔してる? 短小包茎な上に早漏さんなのね。情けなーい」
「い゛っ!? もうでりゅっ……イクッ、まっ、ぅああああっ!?」
精液が尿道を駆け上がるのが分かる。同級生に手コキでイカされたと言う事実は頭からすっぽりと抜け、ただ気持ちが良いと言う感情だけが今の俺を支配していた。
「わぁ、凄い出たわね。でも私のに比べて薄いし少ないわね。精液の質でも私に負けてるなんて恥ずかしくないのかしら」
「あ゛ー……っ、おひっ、きもひぃ……」
「あら、聞こえてないかしら?」
西条が何か言っている気がするが頭に入らない。心地いい射精の余韻に浸り続けた。
「ねえ東谷君、君ばっかり気持ち良くなるのってズルくないかしら? 私も気持ち良くして欲しいんだけれど」
「お、お前が無理矢理手コキしてきたんだろ……? 結局レイプみたいなもんじゃねえかよ。無効だ無効」
落ち着いた辺りでベッドに座る西条にそう言われたが、恥ずかしさからそっぽを向いてしまった。
「む……。仕方ない、実はさっきの盗撮してたのよね。あれをばら撒かれたくなかったら言うこと聞いてね?」
にっこり、そう笑う西条を俺は信じられないものを見るような目で見た。いや、多分こいつはやると言ったらやる奴だ。俺は項垂れ、
「この外道……」
とだけ呟いた。
「知った事ではないわ。私は欲しい物の為なら手段を選ばないもの。分かっているでしょう?」
そう言って西条は屹立したちんこを取り出した。俺のちんこよりデカいそれは表面に血管が浮き出てビクビクと脈打っていた。
「……で、俺はどうすりゃ良いんだ? 手で扱けば良いのか?」
「そうね、それも面白そうだけど……どうせなら口でやって欲しいわ」
「は!? 口で!? う、嘘だろ……?」
西条はニヤニヤと笑っている。くそ、弱みを見つけたらすぐそうやって脅しやがって……。いいとこのお嬢様ってのは皆こんななのか?
「良いのかしら? 最悪就職や進学にも響きそうだけれど?」
「ぐ、うぅ……このど外道!!」
ええいままよとちんこを口に含む。エロ本にあったのを思い出しながら色んなところを舐める。
「これがフェラなのね。初めてってのもあるのだろうけど、そこまで気持ち良くはないわね。ほら、もっと咥えなさいよ」
「んぶぅ!? くるひ……!?」
喉奥を突かれ、嘔吐きと共に涎が溜まっていく。それと同時に胸の奥が熱くなる。息が苦しいのに何故か俺は興奮していた。
「うっ……く、今のちょっと気持ち良かったわ。その調子よ」
「っ……んぶっ、じゅるっ……」
(なんで、コイツの気持ち良さそうな声を聞いてたら腰が疼くんだよ……)
数分程で少しコツを掴んだのか歯を立てずにフェラを出来るようになっていた。耳には快感に悶える西条の声とフェラの水音が響いている。胸はドキドキとしていて、さっき出したばかりの俺のちんこもガチガチに勃起していた。
「くう……っ。そろそろ出そう……! 受け止めなさい!」
「んぶっ!? んうううぅぅぅぅ!!?」
濁流の様な精液が胃にボトボトと落とされる。十数秒もたっぷり射精された俺は腰が砕けたかの様に立てなくなっていた。口元からは飲みきれなかった精液が溢れており、咄嗟に作った手の器に溜まっていた。
「もちろんそれも飲みなさいよ? あまり床を汚したくないし」
「……わかったよ」
手の中の精液を飲む。生臭くて苦い西条の精液は喉に絡みついて中々胃に落ちてくれない。涎を無理矢理に出してなんとか飲み下した。
「ぷぁ……ほら、のんらぞ」
「ふふ、偉い偉い。東谷君は偉いわね?」
口を開けて西条に飲んだことを見せた。西条は俺の頭をあやす様に撫でる。何故だろうか、少し嬉しいと感じる俺がいる。
「次は東谷君も気持ち良くしてあげるわ。お尻こっちに向けなさい」
「……え」
顔が青ざめる。自分で弄ってるのがバレる。それはダメだ。思わず首を横にふるふると振って後退りしていた。
「あら、どうして? もしかして、自分で弄ってるのがバレるのが嫌、とか?」
「っ!? ち、ちが……!」
「あら、図星? まぁ、そもそも私の部屋に来た時点でもう逃げられないのだけれど……そろそろ効いてくるんじゃないかしら」
西条がまた変な事を言い出した。そう思っていたら腕に力が入らなくなって後ろ向きに倒れた。起き上がろうとしても起き上がれない。混乱する俺を見て西条は笑みを深めた。
「筋弛緩剤よ。もう逃げられないわ、東谷君のお尻、見せてもらうわね」
「や、やめ……」
抵抗の言葉を口にするが身体はまるで言うことを聞かない。あっという間にうつ伏せにされ、尻を突き上げるような形で固定された。羞恥で顔が真っ赤になる。
「そう言えば東谷君毛が薄いわよね。剃った跡もないし。身長も相まって
「うるせぇ……言うなよぉ……」
「恥ずかしがってるその顔も素敵よ。東谷君」
不意に尻に冷たい感触がした。ちょっと待て、これって……ローション!?
「ふふ、ぬるぬるテカテカになったわね。さ、指入れるわよ」
「待てって言って───ひ、ぁあああっ!?」
細い物が俺の肛門に入っていく。多分、西条の指だと思う。
(パニクり過ぎて一周回って冷静になってきた……くそ、どうにかして身体を動かさなきゃな……)
「あら、結構すんなり入ったわね。やっぱアナニーの常習者なのかしら?」
じゃあ次は二本目ね。そう言われてさらに指が入る。思わず声にならない嬌声をあげた。異物感と肛門が広がっていく快感が鎌首をもたげる。
「じゃあ次は指を動かしましょうか。ねえ、今どんな感じ?」
西条の指が俺の腸内でウネウネと動く。やめろと叫んでも全く聞いてくれやしない。身体はいつになったら動いてくれるんだよ……!
「ん? ここちょっとコリコリしているわね。前立腺かしらね? えいっ」
「は……いぎっ!?」
変な喘ぎ声が出た。容赦無くえぐられる前立腺から快楽信号が脳細胞を焼き切っていく。
「あら、中々良い反応が返ってきたわね……ここが前立腺で間違い無さそうね」
西条の指が動く度、腰が疼いて電気が走ったような感覚が湧く。ちんこが射精寸前の状態まで大きくなるが、我慢汁が垂れるだけで一向に射精する気配がない。
「どうかしら? 気持ちいい?」
「しょん、にゃ……わけっ、ねぇりゃろ……!」
強がりでそう言うが、快感は否が応でも高まっていく。想像以上に西条の指がイイ所に当たる。
「あらそう、じゃあもっとしてあげないとね」
「ぁうっ……!? ひゃめりょぉ……」
身体から力が抜けて呂律が回らない。それでも何とか我慢を続ける。
「ふーっ、んぃっ!? うぅ……」
「……」
やせ我慢を続ける俺に対して、西条は呆れたような目をして、
「……えいっ」
そんな気の抜けた声と共に俺のちんこを握った。そのまましごき始めた。
突如現れた新しい快感に一瞬で頭が真っ白になる。筋弛緩剤を使われているのにも関わらず一瞬ビクンと身体が跳ねた。
「あひっ!!? お゛っ、お゛ぉ……」
「すごい下品な声が出たわね。それほど気持ちよかったのかしら?」
「は、はげひっ、はげひしゅぎりゅからぁ!」
ガクガクと腰が震える。だめ、イク、飛んでっちゃう。
「いぎっ!? んにゃああああっ!? あっ、あああああぁぁぁぁっ!?」
頭が真っ白になって白目を剥く。舌はだらしなく口からはみ出て、いわゆるアヘ顔の状態になっていた。俺のちんこは薄い精液をトロトロとトコロテンさせながら力無く吐き出していて、しかももう勃起すらしていなかった。
「あはは、シゴいてあげたのに萎えた上にトコロテンだなんて。もう男としての価値ないんじゃないかしら」
「ひー……っ、ひんっ……ぅあ……」
腰がカクカクと揺れる。無理矢理尻でイかされて、悔しいはずなのにお腹の奥がキュンキュンと疼く。尻穴に逞しい剛直が欲しいと肛門が涎を垂らしてパクパクと物欲しげに開く。普段自分でするよりも何倍も気持ち良くてあっという間に西条の虜にされていた。
「ふふ、意識戻ってきた? って、もう理性も飛んじゃってて気持ちいい事しか頭に残ってなさそうな顔してるわね。漫画だったらお目目にハートマーク浮かんでるくらい蕩けきったお顔になってるわ」
そう言って西条は俺を互いが向き合う様に軽々と持ち上げ、俺の肛門に自分のちんこをあてがった。期待に息が詰まる。心臓がうるさくて仕方がない。そんな俺に対し西条は耳元で
「いい? このまま私がゆっくり手を降ろすとね、東谷君は私のおちんぽに貫かれて、メスになっちゃうの。もう二度と私に逆らえない従順なメスにね。わかったらワンって返事しなさい」
こう囁いた。俺は間髪入れずにワンって返事をしてしまっていた、しかも無意識にだ。その様子を見た西条は満足そうに頷き、ゆっくりと腕を降ろしていった。俺の肛門を西条のちんこがミチミチと押し開いていく感触に酔い痴れ、AV女優でも出さない様な甘い声を出してよがってしまった。
「情けない声出して、もう男らしさのかけらもないわね。いえ、メスなのだから当たり前かしら?」
腰を両手で掴まれ、ただひたすらにパチュパチュと卑猥な音を響かせながら犯される。硬く反り返った西条のちんこが俺の気持ちいいところを抉ってすり潰していく。俺は西条の肩に頭を乗せて喘ぐ事しか出来なかった。
「おがしくなるっ……ぃぎっ!? あっ、ひゃ、またイクっ……やら、もう止めれぇ!」
こんな気持ち良さなんて知らない。このままじゃ壊されてしまう。けど、身体は動かないし思考は汚濁に染まりすぎて何も考えられない。
「ふっ、東谷君のお尻、凄い気持ちいいわね」
対抗策が見つからないまま快楽でどんどんと蕩けさせられる。一突きごとに洗脳されて俺が俺で無くなる様な感覚。
「く……もう、弛緩剤で緩くしてるはずなのに元が狭いせいで……もう出ちゃいそうなんだけど」
「うぇ……? うしょ、や、やら……中はやらぁ!!」
中出しなんてされたら俺の中で何かが決定的に壊れてしまう。それだけは俺のプライドが───。
「うるさいわね。もう東谷君は私のものなんだから口答えしちゃダメよ。中に出すからしっかり受け止めなさい」
「や、やだやだや───っ!?」
そんな囁きと共に俺の腸内で西条の精液が暴れまわった。お腹の中が温かい。いっぱい出されたという事実だけが頭の中をクルクルと回って溢れていく。その溢れた分は涙となって頰を濡らしていく。
「ぁ、あぅ……やめてって言ったのにぃ……」
ちんこが引き抜かれる。コポリ、と精液が溢れ出てお尻を汚していく。悔しいはずなのにどこかもったいないと感じてしまう。
「なに、そんなにモジモジして。まだ犯されたいの?」
「そ、そんなわけないだろ!」
慌ててそう言うと、おかしかったのか西条はくすくすと笑った。更に顔が赤くなる。
「まあいいわ。さ、夜は長いしまだまだ楽しみましょう?」
「へっ? もう終わりじゃ……んにゃっ♡」
天国の様な悪夢はしばらく続き、俺はこの夢魔の様な女に堕とされるのだった。
文章がわからなくなってきた。