徒然なるエロ小説〜ショートショート〜 作:更新は終了いたしました
ネコ:メア。ネコの獣人
タチ:コクヨ。キツネの獣人
甘々と思う
「ウサギは寂しいと死んじゃうのよ?」
「それ俗説ですしアンタ狐じゃないですか」
くあぁ、と欠伸をしながら先輩冒険者のコクヨさんにツッコミを入れる。春の陽気が暖かく欠伸が止まらない。大体今日私は非番だったのに呼び出されたせいで機嫌が悪い。
「全く……メアは冷たいなぁ」
「私だってこんな日に呼び出し食らわなきゃもっと愛想良くしてますよ。せっかくの昼寝日和なのに」
「はいはい、悪かったって」
今日はクランの資材を買いに行くらしいのだがコクヨさんは1人では寂しいらしいので偶々近くにいた私を連れ出したというわけだ。こちらとしては良い迷惑である。
(こんなんでもトップクランの三傑にはいるミスリル級冒険者って言うんだからわからないもんですよねぇ)
「で、何を買うんですか?遠征用の道具はまだ持つでしょう?それに食料はこのタイミングで買っても意味無いじゃないですか」
「んー?私の武器を新調しにね。ついでにメアの武器も見に来たって訳」
「クランの資材じゃないじゃないですか。私帰って良いですか?」
「わー!?待って!?」
踵を返す私にコクヨさんは抱き着いて来た。優しく抱き締められてるのに全く動けない。どうなってるんだこの人の力は……。
「分かりましたよ……取り敢えず離れて下さい。動けないです」
「やった、メアとデートだね♡」
「やっぱ帰ります」
「わー!?」
〜〜〜
「メアは短剣と投げナイフだっけ?」
「そうですね。基本斥候役なので取り回しの良い物しか使ってません」
武器屋でコクヨさんの武器をメンテナンスしている間に私の武器を見繕う。でもどうせ使い捨ての武器でも特に問題無いんだけどなぁ。実際戦闘に移ることが稀だし。
「じゃあ思い切ってミスリルの短剣を作ろっか。メアは確か風属性だったよね。ならエメラルドを触媒にして、と……」
「いや待って下さいよ。私の武器はそこまで強くなくて良いんですから……素材の無駄ですよ」
「良いの。クランメンバーは一人でも欠けちゃダメなんだから、出来る限り良い物を持ってた方が良いの。わかった?」
今日のコクヨさんはいつになく頑なだ。そう思いながら諦めのため息をつく。そうして私は100万リルの短剣を入手した。雑に扱えないなぁ……。
〜〜〜
「今日はありがとね」
「次からはもっと前もって言って下さいよ。ほんとにもう……」
「あはは、ごめんごめん。これ、お礼にあげる」
そう言われて小さな袋を渡される。中に何か入ってあるが、柔らかい……スパイスか何かかな?
もうすでに短剣という超級のお礼貰ってるんですけど……。とは言え返そうにももうコクヨさん行っちゃいましたし……。
「まあ良いか。貰っておきましょう」
人の好意は無駄にするな、ってヤツですよ。
〜〜〜
袋の中身はマタタビだった。私は適当に机の上に放って忘れる事にした。いや、返そう。
〜〜〜
次の休みの日。私はまたコクヨさんに呼び出されていた。マタタビを返すのにちょうど良いと袋を持っていった。
「おはようございます。今日は何の用ですか」
「今日はスイーツバイキングに行きたいんだけどね。二人以上じゃないと入れないらしいから。一緒に来て欲しいなって」
甘い物……割と好物です。気になるし行きたいな。
「そういう事なら。喜んで」
「ん、ありがとね」
と言うわけで私達はスイーツバイキングに行く事になった。
スイーツバイキング、久し振りに甘い物を食べるのもあってついつい張り切ってしまった。コクヨさんに随分と微笑ましいものを見る目で見られてしまったのは少し恥ずかしいが、まあそれよりもスイーツだ。
「ん、おいしぃ……」
「そうね。やっぱり来て正解だったわ」
冒険者と言うのは健啖家が多い。店の人を泣かせつつ私達は店を後にした。たまには来ても良いかもね。
「ついでに私服も買いましょうか。メアはどんな服が好き?」
「服、ですか……?普段はあまり気にしませんが……そもそもあまり外に出ませんし」
今日の服は適当に引っ張り出して来た木綿の服だ。あまりお洒落とは言い難いがそもそも冒険者などガサツで粗暴なものが多い。そんなものだろう。
「駄目よ?ちゃんと女の子なんだからお洒落しなきゃ。折角可愛いのに」
「確かにコクヨさんはお洒落ですよね」
服の名前とかはよくわからないが似合ってると思う。
「じゃあ行きましょ。懐に余裕はあるから好きなの買いなさいな」
その後、暗くなるまでウインドウショッピングをコクヨさんは楽しんでいた。私はちょっと疲れたかな。
〜〜〜
「なんかすみませんね、何から何までというか」
「良いのよ。後輩の面倒くらい見てあげるのが先輩ってもんだからね」
コクヨさんはそれに、と続け、
「メアは趣味が無さすぎなのよ。なんか危なっかしく見えてね」
「そうですかね?寝るのとか好きですよ?」
「ほぼ無趣味に近いじゃない」
そんなもんですかね。考え込んでもやっぱり良く分からない。
長々と歩いて回っていたのですっかりと夜遅くなってしまい、今はコクヨさんの家にお邪魔している。一人で帰れると言ったのだが聞いてくれなかった。そんなに心配される程弱くないつもりだったんだけどなぁ。
「まあ、これからゆっくり探してみますね。あ、ご馳走様でした。コクヨさんのご飯美味しかったです」
「お粗末様。あ、そうだ。先にお風呂入って来なさい、その間に洗い物してくるから」
洗い物位自分がやると言ったのだが聞いてくれなかった。仕方ないので先にお風呂に入っておく。
「ふにゃあ……」
温かなお湯が身体を包み込む。心地好い微睡みに誘われ、しばらく湯船でウトウトしていた。
「……はっ、いけない。はやく身体を洗ってしまおう」
手早く全身を洗い、さっさとお風呂から出る。コクヨさんに伝えておかなきゃね。
「コクヨさんお風呂上がりました、ありがとうございます」
「随分と早かったね。もう少しゆっくりでも良かったのに」
そういう訳にはいかない。上がらせてもらってる身でそこまで図々しくなるのは良くないと思う。
「まあ良いわ。私も入ってくるから待ってなさいね」
「分かりました」
あ、マタタビ返しとこ。
〜〜〜
「コクヨさん、これ返します。流石に色々貰いっぱなしなんで申し訳ないです。それに私はこういうのはあまり得意ではないですし」
「えー、良いよ。別に私には効かないし、それにたまにはこんなので羽目を外した方がストレスを抱え込む事もないのに」
マタタビの入った袋を押し付け合う。私は酒も飲めないし酔うとすぐに気分が悪くなるんだけど。
そう言えば私はここで一つ失敗をしていた。一度開けた時に袋の口をしっかり締めてなかったこと。どうなったかというと。
「「あっ」」
粉末状のマタタビをお互いに被ってしまった。コクヨさんは別に問題ない……けど……わらひがぁ……。
「あああ、メア大丈夫?」
「はれ?こくよひゃんがいっぱい……?あはは、おもひろーい」
頭はフワフワ、気分が良い。蕩けそうな程に精神がぐちゃぐちゃになる。
「あは、こくよひゃんすきすきー。ぎゅー」
「ちょっと、メア!?もう効果が出たの!?もしかしてプラシーボ効果的なアレ?」
コクヨさんが何か言ってるけど良く分からない。
ふと、コクヨさんの唇に目が行った。紅くて、プルプルしてて、すごく気持ち良さそう。コクヨさんに食べて貰いたい。
「こくよひゃん、ちゅーっ」
「はぇっ!?んむっ」
えへへ。コクヨさんとちゅーしちゃった。コクヨさんすきすきぎゅー。
「あれ?」
コクヨさんと天井が見える。それに背中に感触が。もしかして押し倒された?
……えへ、コクヨさんに食べて貰える。何処からかな。首筋?腕?お腹?キュンキュンしちゃう。
「メア、私を挑発するの?悪い娘ね……」
うん、私悪い娘だから。だからコクヨさんにお仕置きして欲しいの。
「もう期待してますって目をしてる。良いわ、いっぱいいじめてメロメロにしてあげる」
「んむっ!?れる、んちゅ、ぐちゅ、んんんっ!」
コクヨさんの長い舌が私の口の中を這い回る。私は初めて喉の奥が気持ちいいと知った。うっとりと目を細め、身体をピクピクと震わせる。既に乳首は勃起していて擦れて感じてしまう。ズボンももうびちゃびちゃだ。
「こくよひゃん……こっちも、もっと気持ち良くしてぇ……」
「まったく甘えんぼさんね。じゃあ脱がすよ?」
「やぁん……♡」
私はすぐに服を脱がされ、丸裸にされた。コクヨさんに恥ずかしいところ見られてる……♡♡♡
「可愛らしいおっぱいね。慎ましくて───」
「んっ♡ちくびだぁめぇ♡」
「敏感なところも可愛い」
コリコリと敏感な乳首を弄られる。胸から全身に甘い痺れが伝わっていって気持ちいい。身体が勝手にビクビクって震える。
「やぁっ♡♡イクっ♡♡イっちゃう♡♡」
「イっちゃえ、ぐちゃぐちゃにイカされちゃえ♡」
そう言ってコクヨさんは私の乳首をギュッてつまんだ。全身がガクガクと跳ねて言葉にならない声を上げてしまう。
「にゃっぁああぁあああっっ!!!……ぅああ♡♡あはぁ……♡♡♡んにっ♡♡」
「いつもクールなメアがこんなに乱れちゃうなんて、マタタビってすごいのね」
コクヨさんが何か言ってるみたいだけどよくわかんない。ただ今はこの幸せを感じ続けたい。
「ひゅご、あへぁ……♡♡」
私は無意識にお腹を上にして服従のポーズをしていた。尻尾の動きが抑えられない。もっと、もっとして欲しい。
「次は……こっち」
コクヨさんの指が私の蜜壷の中に入る。腰がガクガクと震え、一瞬で絶頂させられた。
「んにゃあああっ♡♡♡にゃにこれぇ♡♡気持ちよしゅぎりゅうう♡♡♡」
舌を突き出して蕩けた顔を晒す。けどコクヨさんに見られてると思うともっと気持ちよくなってしまう。
「メアのナカ、すごいキツキツに締め付けてくる♡そんなに私の指が気持ちいいんだ?」
「お゛っ♡♡いにっ♡しょ、しょこしゅきぃ♡♡♡」
コクヨさんの指が私のイイ所をコリコリと引っ掻いてくる。コクヨさんに支配される、子宮から屈服させられちゃう、コクヨさんの
「んむっ♡んっ♡」
(おまんこ掻き回されながらちゅー♡これ、くせになりゅ♡♡)
もうだめ、堕ちる♡コクヨさんのモノに堕ちちゃう♡♡♡
「めーあ♡」
「にゃっ♡にゃんれしゅかっ♡♡」
コクヨさんの口が話の耳元に近付いていく。期待で胸が張り裂けそうになる。
そしてコクヨさんの唇が薄く開いて、
「私のモノになれ♡」
そう囁かれた。その瞬間、私はコクヨさんのモノになった。心の底からコクヨさんのモノになりたいと願ってしまった。
「あっ♡あああああっ♡♡♡らめっ♡♡しあわせイキしてりゅ♡♡♡とまりゃない♡♡」
「ふふ、嬉しいでしょ?幸せが止まらないのよねー♡」
「いぎっ!?や、ああああああっ!!!?♡♡♡」
ぐるん、と視界が回転して、意識が真っ暗になった。
〜〜〜
「ふん、もう知りません」
「メアぁ……許してぇ……」
「つーん」
あれからメアが正気に戻ったあとずっと拗ねてて取り付く島がない。私が悪いのはわかってるんだけどメアがあまりにも可愛すぎて自制を保てなかった。春先って言うのも相まって知らず知らずのうちに私もストレスがたまっていたのかもしれない。
「うぅ……どうやったら許してくれる?」
半泣きになりながら謝る。
「……じゃあ、私以外にこんな事しないで下さいよ」
「……え?それって……」
聞き間違いかと思って聞き返してしまった。
「コクヨさんが間違っても他の人にもレイプしないように私が
気が付いたらメアの華奢な身体を抱き締めていた。びくりとメアの肩が震える。私はメアを安心させようと背中をさする。
「……メア、ありがと」
「っ!……せ、精々感謝しておく事ですね」
メアは表情こそ無表情だけど尻尾がピンと立っている。これは嬉しい時の反応だったはず。
「メア」
「……何ですか」
「大好き」
あ、メアの顔が真っ赤になった。
……余談だけど、同時に顔に引っかき傷を作る羽目になってしまった。
獣人要素生かせてなさすぎ問題