※この作品はR-18です。

徒然なるエロ小説〜ショートショート〜   作:更新は終了いたしました

32 / 34
登場人物
葵:タチ
まーくん:ネコ

催眠音声もの


百合・催眠風

 最近、催眠音声って言うのにハマった。元は、耳かきボイスを聴きながら寝てたんだけど……友達にバレてさ。

 

「それなら催眠音声ってのもあるから、そっち聴きなよ!」

 

 と安眠用の催眠音声を幾つか見繕ってくれた。どうやら彼女のお気に入りのサークルらしく、全て同じサークルの作品だった。

 

 

「……さて、準備は万端。いざ、参る」

 

 と、カッコつけて言ったものの、特にやることは無い。ただ音声に合わせて、深呼吸してみたりするだけ。なのだが、

 

 

「……すっげえよく眠れるな、これ」

 

 

 素晴らしく快眠出来てしまったようだ。

 

 

 

 〜〜〜

 

 

 

 甘い声が耳を擽る。それだけでトロンと意識が薄くなっていく。私はそれくらいどハマりしており、更に次の催眠音声……18禁催眠音声を聴きたい、そんな思いが日に日に強くなっていった。

 

「……1回だけ、1回だけなら」

 

 そういって、友達に教えて貰ったサークルから、特に評価の高かった1つを選び出し聴くことにした。

 

 

 

 〜〜〜

 

 

 

「やっあっ……やめっ、ふあぁっ!」

『ふふ、気持ちよくて、もうそれ以外何も要らないって顔、してますよ?』

 

 やばい、これ、クセになる……っ!

 

『次に10からカウントダウンをします。0になったら、アナタは今までに無いくらいの快感を受けて、イってしまいます。お預けはしませんよ?一気に気持ちよくなってください』

『10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0!ほら!イけ!みっともなく喘ぎ声晒しながらイけ!』

「あっあああああああああっうあぁぁぁぁ!!!」

 

 やばい、これは聴きすぎると頭馬鹿になる……。

 

 

 

 〜〜〜

 

 

 

「おはよ、まーくん。どうしたの、元気ないね」

「ん?あぁ、おはよ。昨日ちょっとあってね……」

 

 流石に18禁催眠音声で気をやってしまったなんていったら笑われる。

 

「ふーん……?まあいいや、私日直だから、先行っておくね」

「おー、いってらー」

 

 

 

 〜〜〜

 

 

 

 放課後、私たちは教室で駄弁っていた。催眠音声の話だ。

 

「それでさー、今まーくんはどんなの聴いてるのかな?かな?」

「あっ、ちょっと葵!?」

「おー、とうとうエッチなやつに手を出したんだね?順調にハマっていってて私嬉しーなー」

 

 顔が赤くなる。めちゃくちゃ恥ずかしい。

 

「ふふー、『まーくん、落ちて』」

「は……?」

 

 力が抜ける。座る事すら難しくなって、机に突っ伏すような形で崩れる。

 

「『まーくん、すき、すき、だーいすき』」

「あ、う、わたしも、すき……」

 

 聴き慣れた声、これは葵の声だったのか……。今更気付いてももう遅い。私は葵に蕩かされ続けた。

 

 

 

 〜〜〜

 

 

 

 あれから数ヶ月。『お話』と称した調教は、私を葵しか愛せないような心に作り替えていった。

 

「はーい、まーくん。『お座り』」

「わんっ」

「ふふ、よく出来ました。じゃあ一緒に帰ろっか」

「うんっ!」

 




この後彼女らは末永く幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし

お目汚し失礼しました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。