―交換日記(SNS)―
まほまほ『ああーーっ!! もうっすばるんにはガッカリだよっ!!』
紗季 『少しは落ち着きなさいっ。そりゃ、あんたの気持ちもわかるけどさ……
これはトモと長谷川さんのことなんだから、私たちが勝手に口出しできないでしょ』
愛莉 『……でも、せめて長谷川さんにはちゃんと答えて欲しかったかな。
そうしたら、私だってきっと諦めが……ううん。そういうのはズルいよね』
ひなた『おー。おにーちゃんとってもかなしそうなお顔してた』
紗季 『トモの好きと長谷川さんの好きは……ううん。まだそうと決まったわけじゃないわっ。
ここまで来た以上トモにしっかりと確認してもらわないとっ!』
まほまほ『うぅ……あたしのせいだ。でもさっ。なんかクヤシーじゃんかっ!!
もっかんがあんだけヒッシだったのに』
紗季 『まぁ、あんたが先走らなかったら、長谷川さんも気づかなかったろうし……
きっとトモの事だから一生長谷川さんに伝わらなかったかもしれないけどね』
ひなた『ともか、まだかなー』
愛莉 『智花ちゃんのお母さんともいっぱいお話してるのかもね』
まほまほ『もっかんはやくこいよー。すばるんのデンゴンもだけど……
もっかんの気持ちバラしちゃったことアヤマリたいのにっ』
紗季 『私たちが慌ててどうするの。トモだってまだいっぱい悩んでると思うわよ。
それに私たちがトモに伝えたいのは長谷川さんからの伝言だけじゃないでしょ』
まほまほ『ほぇ? それいがい?』
愛莉 『やっぱりもっとしっかり智花ちゃんに謝らないといけないよね』
ひなた『おー。ちゃんとともかにゆるしてもらわないと』
紗季 『それもあるけど。……正直考えたくもないけど、万一トモと長谷川さんが……
一緒にいられなくなったとしても、私たちは絶対にトモの側から離れないから。
ってしっかり伝えないと』
まほまほ『あったりまえじゃんっ! なにいってんだ?』
愛莉 『うん。智花ちゃん優しいから、きっと私たちにまた遠慮しだしちゃうと思う。
……だけど、智花ちゃんと絶対に離れたくないっ』
ひなた『おー。ともかとはずっとおともだちー』
紗季 『えぇ。みんなわかってわね。そうよね。こんなことになっちゃった責任は感じてる。
でも、だからって絶対にトモを一人になんてさせないんだからっ』
まほまほ『もっかんもすばるんもなーんかブキヨーすぎんだよなー。
あたしやヒナみたいにもっとオープンにいけばいいのにさっ』
ひなた『おー。みんななかよしのがとってもとってもたのしーよ』
湊 智花『みんなごめんねっ。せっかく連絡くれたのに遅れちゃった』
紗季 『あんたら二人は開きすぎ。もっと慎ましやかにしなさいっ
――っと。ようやく主役の登場ね』
まほまほ『もっかんキター』
愛莉 『智花ちゃん、待ってたよっ』
ひなた『おー。ともかいらっしゃーいっ』
湊 智花『今回の事でみんなにいっぱい迷惑掛けちゃってごめんなさいっ』
紗季 『それはこっちの方よ。トモ、変な事させちゃってごめんね』
まほまほ『もっかん、ごめんな。もっかんならゼッテーダイジョビとおもってたんだ』
愛莉 『私も自分じゃできないことなのに、智花ちゃんに押し付けちゃったね。
ごめんなさいっ』
ひなた『ともかごめんなさい。ひなたちのことゆるしてくれる?』
紗季 『よしっ。それじゃ、いったん謝るのはこの一回切りにして、
さっそくトモに長谷川さんからの伝言を伝えるわよっ』
*
「俺はどう答えるのがいいのだろうか」
智花が俺のことを好きだと思ってくれている。
それ自体はすごく喜ばしいことだし、俺自身も彼女のことを好きか嫌いで分類するなら間違いなく好きだ。
だけど、真帆が口走ろうとしてしまい、慌てて他の少女たちが止めた言葉は、本来俺が智花から向けられてはいけないものではないのだろうか?
世間体やお互いの生活を守るためには、俺は絶対に彼女の気持ちを受け入れることはできない。
彼女の気持ちを受け入れてしまえば、どうなるかはすでに答えが出てしまっている。
仲直りはしたいけど、付き合うことはできない。
ずっと友達やバスケでお互いを高め合うパートナーでいて欲しい。
今は付き合えないけど、智花がもう少し大人になったら付き合おう。
……そんなふざけた言葉で彼女を縛るのか。
俺に固執させてしまえば、彼女はその間に得られるべき出会いも経験も全てをふいにしてしまうことになるのに。
もしかしたら俺が縛り付けてしまってる間に本来起こりうるべきであった最高の未来さえも棒に振ることになるかもしれない。
彼女のことを本当に大切に想っているのなら、俺は彼女をフラないといけないのだろうか?
智花をフルことが正しいはずなのに、心のどこかで必死にそれを否定しようとする自分がいる。
……ダメだ。俺にはまだ決められない。
もっともっと時間ギリギリまで何度も考えるんだ。
タイムリミットは『智花の気持ちの整理がつく』までだから。
そんな風に考えていたのだが、どうやらあっさりとリミットは来てしまったようだ。
いや、もともとどれだけ時間があっても、俺には絶対に決断できないことだったのだろう。
メールの受信を振動と音楽で俺に伝えてくる携帯を手に取り、画面を確認する。
予想通り、送り主は俺が今一番会いたいと思いつつも、会いづらい人物――湊 智花の名前を表示していた。
俺が選ぶべき答えは決まっているはずなのに、まだ俺はその答えを選ぶことにどこか恐怖を感じている。
ゆっくりと携帯を操作し送られてきたメールを確認する作業に入る。
そうだ。俺が勝手に先走ってるだけで、まだ彼女が俺のことを好きだなんて直接言ってくれたわけじゃないんだ。
もしかしたら今回のことで、友達ではいてくれるけど、恋愛感情を抱くことはできないと思われたかもしれない。
そんな自分にとって一番都合の良い妄想を浮かべながら、メールの文章に目を通し始める。
From:湊 智花
先日は大変な粗相をしてしまい申し訳ありませんでした。
まさか昴さんのおちんちんがあんなに硬く大きい物だとは思いませんでした。
いえ、そもそも足で触ってしまった時は、あれがおちんちんだとはしらず
…………………………え? なんだ…………これ?
まるで途中で送ってしまったかのようにここで文章は終わっていた。
彼女らしくまずは謝罪から始まったのだが、そこから先の文章があまりにもこちらの予想を大きく裏切っている。
正直裏切られ過ぎていてどう反応していいのかさえわからない。
本当にこれ智花から送られてきたメールなのか?
凍りついた思考がようやく活動を再開して最初に働いた結果浮かんだ感想が猜疑心だった。
とは言え送り主はこちらから確認できる範囲では間違いなく智花から送られたものだ。
呆然としながらも他に文章が……いや、もしかしたら別の読み方があるのだろうか。等とあらゆる可能性、方向性を考えつつ携帯を眺めていると、今度は着信が入る。
「これも、智花……か」
直前のメールを読んでしまったことにより、一瞬通話することに躊躇いを感じてしまったが、きっと何かの手違いがあったのだろうと信じ通話ボタンを押すと、
「もしもし、智――」
「昴さんごめんなさいっ! ごめんなさいっごめんなさいっーーー!!」
俺の返事を待たずに大慌てで『ごめんなさい』を連呼する智花の声に間違いなくさっきのメールは何かのミスがあったのだろうと確信し安堵した。
「お、落ち着いてっ智花。大丈夫わかってるからっ。間違えて俺に送っちゃったんだろっ?」
きっと恥ずかしさのあまり今にも泣きだしちゃいそうなんだろうな。というのが、電話越しでも想像が付くくらい、彼女は気が動転していた。
そのおかげでこちらはいくらか落ち着きを持って彼女に接することができる余裕を持つこともできた。
俺はちゃんとわかってるよ。と智花を宥めつつ、久しぶりに彼女の声を耳にできたことに嬉しさを感じていた。
「はぅぅぅぅ。その様子ですと、さっきのメール読んでしまわれたんですよね……」
「う、うん。始めに見たときはすごいビックリしたけど、智花の声を聞いてすぐに何か理由があるってわかったよ」
「はぅぅ……すごく恥ずかしいです」
「はは。間違いくらい誰にでもあるって」
正直、智花にあんなメール送られた時は本気でビビったが、これは胸の中に留めておこう。
「……その、昴さん。みんなやお母さんからいっぱいお話を聞きました。昴さんが、私だけでなく、みんなのことまで本当に心配して下さっていたことを……ありがとうございますっ」
「俺も真帆たちから智花のことが聞けて誤解が解けたみたいで本当に良かったよ」
「えへへ。本当はその気持ちを、まだ直接お話しするのは恥ずかしかったので、メールで先にお伝えさせて頂こうと思っていたんですが……」
「あぁ、そういうことか」
恥ずかしそうに尻すぼみに小さくなっていく少女の声に、ようやく全てを察することができた。
「すみません。お母さんから上手く話せないなら、まずはメールでもいいから思ったことをそのまま言葉にして送ってみたらいいんじゃないか。って、きっとそれでも昴さんならきちんと理解して下さるって言ってくれて」
「それで思ったことをそのままにしたら変な文章になっちゃったから慌てて直そうとしたら間違って送っちゃった。ってところかな?」
「はい……すみません、はしたない言葉を使ってしまいました」
まぁ仕方ないんじゃないかな? アレをアレ以外で表現するなんて無理だし。
呼称は確かにたくさんあるけど、多分智花が使った呼称が一番はしたなくない……と、思う。知らないけど。
「それにしても、ほんと良かった」
「ふぇ? なにがです?」
「智花とこうやって普通に話しができてさ」
「あっ……そ、そうですね。私も思わず電話を掛けてしまいましたが、さっきまで昴さんとちゃんとお話しできるか不安でした」
お互いにいらぬ心配をしていたと笑い合う。
きっと今なら電話越しではなく、直接向き合っても楽しそうに笑顔を見せあうこともできていたと思う。
まずはこれで当初の目標であった『仲直り』はほぼ達成された。
ここからが仲直りをできた後の本題。
「……そ、それで昴さん」
「ん?」
彼女が何を言い出すかは概ね予想は付いている。
「真帆たちから聞いちゃいましたよね? ……その、わ、私が昴さんのことを――」
「――いいや。まだ聞いてないよ」
ちゃんと智花の口から直接聞かないと信用できない。
智花が今までどれだけの想いを溜め込んでいたかなんて智花自身にしかわからないことだ。
「ふぇぇ!? えっ? で、でも真帆たちは思わず昴さんに話してしま……あぁ、いえ!? き、聞いてないのでしたらそれで構いませんっ!!」
ここで便乗しちゃって、聞かなかったことにしちゃうのが、一番賢いやり方かもしれない。
今までと変わらず元通りの関係に仲直りすることができるんだ。
……でも、さすがにそんなのはズルいよな。
知ってるくせにいつまでも気づかない振りをするなんて、大切なパートナの気持ちを踏みにじる最低な行為だ。
「最後までの一言までは聞いてないけど、だいたいは予想が付いてしまってる。……だから智花の口からはっきり聞きたい。これでもし予想と違ったら、勝手に先走って勘違いしたバカだけどさ」
電話越しに彼女が一瞬息を飲む様子が伝わってくる。
彼女も今この瞬間に様々な想いが廻っていることだろう。
このまま誤魔化してしまえば俺に自分の気持ちを知られることなく、これまで通り一緒に朝練をする仲が良いコーチと教え子の関係に戻ることができる。
だが、俺は君の俺に対しての気持ちに察しが付いているし、受け止めた上で俺からの返事を出すと言外に伝えていることを察してくれただろう。
「……あ、あはは……そ、そうですよね。私の気持ちが昴さんにバレちゃってるのに……それなのに私が自分からはっきりお伝えしないのはズルいですよね」
「いや、ズルいのは俺の方だよ。本来なら直接智花から聞かないといけないことなのに、先に知っちゃったんだから」
必死に自分の動揺を抑えながら誤魔化すように乾いた笑いをしている少女に、不本意な形で彼女の秘密を知ってしまったことを心から詫びる。
「んっ。……それでは、昴さんはもうご存知だと思いますが、どうか聞いて下さい」
電話越しでも智花の決意が伝わってくる。
彼女の言葉に思わず耳に当てていた携帯を握る力が強くなる。
「私は、昴さんのことが好きです。いつの間にか好きになってしまっていて、それをみんなから指摘されてしまったり……たくさん昴さんと一緒にバスケをしたり、お側にいさせて頂いてる内に好きな気持ちもどんどん強くなっていってしまって……いつまでもずっとずっと昴さんと一緒にいたいと。……そう思ってしまいました。私はそれくらい昴さんのことが好きですっ」
一切包み隠されることがなかった彼女の心からの好意に思わず胸が熱くなる。
「正直すごく驚いたよ。まさか智花が本当に俺を好きだと思ってくれていたなんて」
「え、えへへ。……やっと、やっと言えました。みんな、昴さんのことだから絶対に気づいてないって言ってましたけど、その通りだったみたいですね」
今この場に彼女がいたら俺はどうしていただろうか?
きっと歓喜のあまり彼女を抱きしめてしまっていたかもしれない。
……電話越しの告白というのが幸いだったかもしれない。
万一、衝動のままに彼女を抱きしめてしまっていたら、間違いなく智花に自分の告白を受け入れたと誤解させてしまっただろう。
その直後に『君の気持ちには応えることができない』なんて、本気で気持ちを伝えてくれた少女に対してあまりにも身勝手で残酷な行動だ。
智花からの告白は本当に、本当にすごく嬉しかった。それは紛れもない事実だ。
でもダメなんだっ!
これ以上彼女の気持ちを弄び、踏みにじる真似なんてできない……したくないっ!!
いつも俺の側で柔らかな笑顔を向けてくれた心優しい少女のためにも、勇気を振り絞るんだっ!
「……それじゃ、俺もしっかり返事を返さないとダメだよな……」
ごめん、智花、これが最後だ。
このあと一回だけ、君を傷つけたらもう終わりにするから。だから――
「――ごめんなさいっ!! 昴さんっ」
「……え?」
俺が決別の言葉を発する前に先に少女に遮られる。
「……勝手に私だけ自分の気持ちを話してしまってでズルいんですけど……昴さんからのお返事はもう少し待って頂けますか?」
「でも、それだと――」
俺だけ自分の気持ちを智花に伝えないのは彼女にとってフェアじゃないし、俺の方がズルくなってしまう。
「お、お願いしますっ。……その……お、お伝えする分だけで、もう勇気がなくなっちゃって…………きっと今お返事を聞いてしまったら……また、昴さんに……」
ご迷惑が掛かってしまう。って言うんだろうな。
本当に相手のことばかり考えちゃってるよな。この子は。
おそらく智花もきっと自分はフラれてしまうと察してしまっているのだろう。
今フラれたら、きっと俺が自分が落ち着くまでずっと慰め続けてしまうと思って、か……
そんなのは迷惑なんかじゃないし、智花をフッた者として慰めるのは当然の義務だ。
「それじゃ、また週末に朝練に来てくれるか? こんなことがあったせいとは言え、智花と朝練ができなくてすごく辛かったんだ」
「はい。よろしければ、またお邪魔させて頂きますね。……私もせっかくのお休みだったのに、昴さんとお会いできなくなってしまって寂しかったです」
「……その時だったらいいかな? しっかり伝えないといけないし、その上で話したいこともあるんだ」
「はいっ。……わ、私もその時までにちゃんと覚悟を決めますので…………どうか、私に遠慮しないで、本当の気持ちを……」
また土曜日に。とお互いに声を掛けあい通話を終了する。
「はぁ……来週か」
通話終了後、そのままベッドに仰向けに倒れ込む。
ずっと緊張したまま同じ体勢でいたせいか、疲れが一気に来たようだ。
通話が終わる間際の最後の最後で、ついに彼女の勇気の持続が切れてしまったのか、涙声になってしまっていた。
それがわかっていたのに、結局何もフォローして上げることができなかった自分に不甲斐なさを感じる。
しかもあろうことか、智花に俺からの返事はまだ保留して欲しいと頼まれた時に心の底で安堵してしまっていた。
本当に彼女のためを想うのなら、今すぐにでも俺という束縛から解放してあげるべきだったはずなのに……
ついさっきまでフッた女の子を慰めるまでが男の義務だなんて思ってたけど……
こんなザマでフッた智花を慰めることできんのか?
どう考えても一緒になって泣いちまうか、理不尽な世の中に喚き散らした挙句、一番ダメな最低最悪な選択を取っちまう可能性も否定できない。
智花を慰めるためとはいえ、うっかり抱き締めたりなんかしちゃったら、その後どうなっちまうかわかんねぇぞ……
「はは。勇気が必要なのは智花だけじゃなくて、俺の方もじゃないか」
思わず自嘲気味の乾いた笑いが出る。
大切な少女のための選択が、下手をしたら俺の意志が弱いばかりに最もしてはいけない行動に繋がってしまうかもしれない。
そう思うと生半可な覚悟では自分の行動を決められそうになかった。
智花をフること。それは決定事項だというのに、どうしても胸のざわめきが収まらない。
まるで本能がその選択は間違ってるとでも言わんばかりだ。
あとは理性が、このどこまでも欲望に忠実な本能を残された期間でどれだけ抑えつけられるかだな。
そう結論づけるとほぼ同時に部屋のドアが開き、母さんが入ってきた。
「昴くん。来週の土曜だけど空けておいてね」
「ん? まぁ朝練後も家にはいると思うが、どうしてだ?」
さすがに智花と会った後じゃ、間違いなく精も根も尽き果てて外出する気力すらないだろう。
「あれ? 智花ちゃんから聞かなかった? 今度智花ちゃんが来る時に花織さんも一緒に来るそうよ。今回のことで私たちとしっかりお話ししたいそうだから、ちゃんと昴くんも参加してね」
「……了解」
そうだよ。今までほんとに何してたんだ俺。
智花に謝るのは当然として、母さんが一時的に代行してくれていたとは言え、花織さんにも俺自身が真っ先に報告させて頂いた上で謝罪しないといけなかっただろ。
――どうか、私に遠慮しないで、本当の気持ちを……
不意に別れ際の彼女の言葉が蘇る。
自分の逃げ道を失くした上で、絶対に俺に泣きつく真似はしないってことか。
結果的に俺も一切誤魔化しができない状況で返事をしないといけなくなったわけだが。
ここに来てようやく智花がどれだけの勇気と覚悟を持って、俺に想いを告げてくれたのかを察するに至るのだった。