やはり俺とヒロインたちの青春ラブコメはどこかおかしい。 作:SeroEden
雪ノ下のマンションにつき鞄を床に置く。ここに来るのは二度目だが慣れるものではない。いたるところから雪ノ下の香りがして落ち着かない。なんで玄関の時点でこんないい匂いなの?ファブリーズじゃこんなフローラルな香りしないよ。
「では、私は着替えてくるわ。あなたは手を洗って待ってなさい」
雪ノ下はそう言い奥の部屋に消えた。あそこが雪ノ下雪乃の部屋。総武高男子なら一度は入りたいであろう部屋でこれから肌を合わせようとしていると思うと無性に恥ずかしい。自分がいけないことをしているように思えてくる。
言われた通り手を洗いハンドタオルで手を拭く。一応軽くだけど掃除しておく。だってあまりにも綺麗なんだもん。
久しぶりにあの広すぎるリビングに入る。やはり生活感なんてまるで感じられない。床を見てみても埃一つ落ちていない。妥協を許さないのがどこか雪ノ下らしい。ソファーには座らず床で体育座りで雪ノ下が戻って来るのを待つ。今の俺の様はきっと買い物中のご主人を待つ犬。そんなくだらないことを考えているとリビングの扉が開かれ雪ノ下が出てきた。彼女の服装は青の膝丈ワンピースと薄着で普段ニーハイで隠されてるおみ足は白く透き通っている。正直とても目のやり場に困る。
「では、まずは腹ごしらえといきましょうか」
「そ、そうだな」
「あなた、どうかしたの?」
「いや、気にしないでくれ」
雪ノ下はもう一度俺を見た後、料理に取り掛かる。手持ち無沙汰な俺は雪ノ下の許可を取りソファーに座ってテレビを見る。
そうこうしているうちに先ほど玄関で感じた匂いとはまた少し違ういい匂いが部屋を満たす。
「お待たせ」
テーブルの上には豪華な食事の数々が並べられていた。メインは鮭の塩焼き。その他にほうれん草のおひたしなどの和の食事の数々が並べられていた。この短時間でこれだけのものを作れるとは改めて雪ノ下雪乃のスペックの高さを知った。
「おう。美味そうだな」
「評価は食べてからにしてくれるかしら」
「おう。いただきます」
「どうぞ。召し上がれ」
まずは一口と鮭をいただく。その瞬間言葉を失った。今まで食べてきた鮭の何倍も上手い。絶妙な塩加減としっかりと小骨まで処理されていて食べやすかった。あまりのお美味しさに箸がとまらない。
「そんなに急いで食べなくても誰も取らないわよ」
「ああ、すまんな。あまりのお美味しさについ」
「そ、そう。ゆっくり噛んだ食べなさい///」
それっきりお互い会話はない。食べ終わり皿洗いは俺がやると申し出た。流石にあんな美味い料理を作ってくれたんだ。皿洗いくらいは俺がやるべきだろう。
皿洗いを終えると二本の歯ブラシを持って雪ノ下が立っていた。
「こ、これからキスするわけだしお互い歯を磨くのがマナーでしょ」
「そ、そうだな」
ぎこちない。付き合いたての中学生カップルだってもっと自然だろと言いたいがやはりこれから行うことを考えるとどうしても緊張してしまう。
「で、では、私の部屋に行きましょうか」
「お、おう」
雪ノ下の部屋に入りゆっくりと扉を閉めた。
* * *
比企谷くんが私の部屋にいる。その事実に少し困惑している。それは比企谷くんもなのかキョロキョロしたり俯いたりと落ち着きがない。
お互い極度の緊張化の中だが、誘ったのは私だ。そう思い比企谷くんの顔を見るとちょうど比企谷くんと目が合う。
「で、ではまずは、ディープキスからお願い出来るかしら?」
「お、おう」
私は黙って少し上を向き目を瞑る。とてつもなく時間が遅く感じる。いつまでたってもこない彼に目を開けようと思ったその時私の唇に温かいものが当たった。慌てて目を開けると目の前には比企谷くんの顔があり彼も目を瞑っていた。その時初めて自覚する。私、比企谷くんにキスされてるんだって。やがて彼の舌が私の口内に侵入した。そこから私も目を瞑りひたすら舌を絡める。くちゅくちゅと部室で見た動画と同じ音が私の部屋に響く。
十分ほどお互い舌を絡めて歯茎をなぞる。キスがこんなにも気持ちいいことだなんて十七年生きてきたが知らなかった。彼がキスを中断するとものすごい名残惜しい。
「じゃ、じゃあ服脱ぐか」
「え、ええ」
比企谷くんは後ろを向きブレザーから脱ぎ始めたのを確認すると私も後ろを向き服に手をかけた。私が今纏っているのは薄いワンピースと下着だけなので、すぐに脱ぎ終わるがゆっくりとワンピースを脱ぐ。ワンピースを脱ぎ終わると白の下着だけ。ブラジャーのホックを外してショーツも足から抜く。全て脱ぎ終わった後振り向くと比企谷くんもちょうど脱ぎ終わったようで必然的に相手の全身を見てしまう。
私にはないモノが目に移る。もう既に比企谷くんの男性器は上を向いていて硬い。二人とも一歩近づき私は比企谷くんの男性器に、比企谷くんは私の胸に手を伸ばす。
ぎこちないが緊張がほぐれるように愛撫しあう。慣れない手つきで相手の顔を見てどこか気持ちいいのか探り合う。その頃には緊張も解けてお互い興奮していたのだろう。気がついたらまたキスをしながら刺激し合っていた。
舌同士を絡ませながら比企谷くんが私をベットに押し倒す。もちろん私も受け入れる。
「くちゅ....ちゅぱ.....ちゅぴ....れろ.....はぁはぁ.....比企谷くん.....すきぃ....」
「ちゅぷ.....くちゅ.....れろ.....俺も.....好きだぞ」
唇を重ね愛を囁くと比企谷くんも好きだと言ってくれた。そこからお互い行為に溺れた。比企谷くんは私の胸に吸い付き、女性器に右手を持っていき奉仕する。そこから先はあまり覚えていない。ただ、卑猥な水音が私の部屋に響いていたことは忘れられないだろう。前戯は終わりだと見つめ合いもう一度唇を重ねた。
「雪ノ下......そろそろいいか」
「ええ、私とあなた.....一つになりましょう」
比企谷くんが自分の性器を持ち私の性器の入り口に当てる。そしてー
ということで、次回になります。
この章最終回かもしくはお風呂描写も入れるべきなのか悩みものです。誤字指摘よろしくお願いします。