「んふふ~」
戦いに負けた僕は、情けない格好で下半身を露出させていた。目の前の淫魔は完全に勃起したペニスをにやにやと見つめている。
「あはっ、どうしたの? こーんなにおおきくしておきながら、あんなに必死になって抵抗しちゃってたの? ねえねえ!」
ケタケタとこちらを嘲笑ってくるが、体力の尽きた今の僕に抵抗する手段は無い。憎たらしい笑顔を睨みつけるが、彼女はその笑みをより一層深めていくのみだった。
「ふーん? そんな顔をしてぇ……悔しいんだぁ……とーっても悔しいんだぁ……でも、ねえ……」
「ひぅっ!?」
瞬間、股間に刺激が走る。竿の部分を軽く指で弾いてきたのだ。膨張したペニスにとってはそんなやわらかい攻撃でも酷く堪えるようで、情けない悲鳴を上げてしまった。
「ひぅ? ひぅっ!? あっははははは!!! なにそれ、おっかしい! 君、デコピンなんかで感じちゃってるの? そんなに気持ちいいなら続けてあげるよ。ほらっ、ほらぁ!」
僕の痴態に大層機嫌をよくしたのか、モルモットの反応を見るように続けてペニスを指で弾いてくる。その度に僕は快楽に打ち振わされ、体を悶えさせてしまう。
幾ら敏感になっていようが、デコピンなんかで普通は感じるわけがない。これは淫魔だからできることだ。彼女はそれをわかってて何度も何度も弾いてくる。僕が馬鹿みたいに体をよじらせるのが面白いからという理由で。
「あはは、ふぅ……さあて、君をこれからちゃーんと気持ちよくしてあげるわけだけど、この様子だと……すぐ壊れちゃうかもねぇ?」
一頻り遊びぬいて満足したのか、彼女はまた嘲るような笑みを浮かべながら僕に聞いてきた。竿の根本を指で挟んで、右へ左へと揺らしながら。
対する僕はデコピン攻撃により、反応する気力も残っていない状態だ。このまま責めを受けるのはまずい。わかっているのだが、体はじりじりとしか動かない。僅かに後ろに下がる程度だ。
そうしてる間にも、淫魔はペニスに向かって顔を近づけていく、吐息が亀頭にかかり、微かに気持ちいい。
「そうだねぇ……んべぇー…………」
口を大きく開き、舌をベロっと大きく広げだした。ピンク色の艶やかな舌、妖しく滑るそれの先からは、少しづつ唾液が垂れている。
その唾液はペニスへと落ちていく。その刺激と、妖しくも美しい情景にまた身を震わせた。
「はうはほうやっへぇ……れろぉ…………」
「あ、あぁっ……」
舌の腹が竿へと押し付けられ、そこから上へとなぞるように登っていく。裏筋にたどり着いたところで舌を上に払い、また根元からのなぞりあげを繰り返す。
そうして数回繰り返すと、今度は鈴口へと下腹を押し付け、そこから滑らす様に亀頭をゆっくり嘗め回してくる。同時にカリ首もゆっくりとくすぐってきた。
まるで自分のペニスを味わう様な愛撫に、完全に腰砕けとなっていた。歯を食いしばり、漏れ出す声を抑えるので精一杯だった。
「んふふ……君のペニス、とってもかたぁくなってるよお……ほらぁ、こうひて、舌でぺしぺしっへぇ……」
「んんっ、や、やめ……」
今度は舌を伸ばして亀頭を左右にたたいてくる。ペニスを軽く弄ぶような愛撫でも、僕には刺激が快楽として一つ一つ確りと刻まれていく。
彼女は舌を巧みに動かし、僕のベニスを玩具のように弄ってくる。鈴口の回りを舐め回したり、竿を螺旋をくようになぞったりして、悦楽に悶える僕を見て愉しんでいる。
数分程ねっとりとなぶられたペニスは唾液と我慢汁でべとべとになっていた。
「今度は口の中に入れて舐めてあげるわけなんだけど……君、わかってる?」
息を切らせて、ぼんやりとした頭で淫魔の言葉を聞いている。淫魔の口撃にすっかりやられた僕には、淫魔が僕に対してにやにやと語りかけるのを聞き続けるしかなかった。
「私がぁ……っこうひて、れろれろひみにみへるようになめへあげたりゆう…………ひゅるっ、わかってる?」
また、軽く亀頭を舐められる。敏感なペニスは、その快感に震え上がる。
「わかってないだろうねえ。そんな様子じゃあ…………あぁむぅっ、ふふ……」
呆れたように笑うと、淫魔はペニスを口に含んできた。同時に、竿を包むやわらかい唇、軽く裏筋と竿の裏にあたる滑らかな舌。ペニス全体で感じ取る、むわりと湿った淫魔の口内。
そして、次に、感じたのは。
唇が竿をねっとりと扱いて。同時に舌が竿をゆっくりと舐めまわして。口内で感じる吐息が亀頭全体にまとわりついて。全部、全部、ぜんぶ、とっても気持ちよくて――――
「あひっ、いっ、うっ、あっ、ああぁぁぁぁぁぁぁ!!?」
気持ちいい、気持ちいい。気持ちよすぎて、よくわからない。よくわからないのに、口の中で、僕のペニスがどうなってるのかだけはよくわかる。
「んっ、じゅるっ、じゅっ、れるれ、じゅるるっ、じゅうっ!」
唇がカリ首付近を扱きつつ、舌が亀頭を満遍なく舐めまわしていて。次に竿を強く扱き始めたと思ったら。舌がペニス全体を蹂躙して。亀頭だけを包み込んだら、鈴口の周りを素早く舐め始めて。
いま、舌がどこを舐めているのかが直ぐにわかる。僕からは全くと言っていいほど見えないのに、彼女の舌がどんな動きをしているのか、それをペニスが全部ちゃんと理解してしまう。
絶え間なく、とても早く動いているのに。
「じゅるるるうっ……ちゅっ。あはっ、どう? とっても気持ちよかったでしょ……で、わかった? なんで君に舌の動きを見せつけてたのか」
強く吸い上げられ、本当に絶頂する直前で唇を離される。体ごとペニスは痙攣していて、強すぎる快感によって僕はもうどうしようもないくらいに悶えていた。
「入れる前にじっくりとペニスを舐めてあげることで、僕の口の中でペニスが見えなくなっても、どんなふうに舌が動いていたのか………ふふふ、もう、まだ話の途中なのに……我慢できないんだね?」
淫魔が何かを言っている。そんなの、どうでもいい。はやく、僕のことを気持ちよくしてほしい、またさっきのようにじゅるじゅると舐めまわして。僕をばかになるぐらいにイカせてほしい。
ペニスを唇のほうへと押し付ける。軽く触れるたびに、やわらかい刺激にペニスをはねさせる。早く、イキたい。イキたい。
「わかったよ。それじゃあ、もう完全に壊してあげるから……あむぅっ」
またペニスが包まれる。
「んふっ、じゅるるっ、じゅう、れるれるれっ、じゅるるるるっ、じゅううううううう!」
そして、強く扱かれ始め、舌がペニスを舐めまわして、じゅうじゅうと強く吸い付かれ。
さっき包まれていた時より速い速度で愛撫されて、快楽の暴力にさらされて――――
「――――――!!!!」
――――もう、どうしようもなかった。
絞り出すように扱かれ、魂まで飲み干すかのように吸い付かれて。
「じゅぼっ、じゅうっ、じゅぼっ、じゅうっ、じゅううううううううううううう!!!!!」
そして、限界が訪れた。
「んっ、んくっ、じゅっ、じゅううっ、ぢゅるるっ、ぢゅうう……」
精液を彼女の喉奥へと放つ。噴射するようにあふれ出す快感、張り詰めていた硬直が一気に弾けるようなそれに僕は浸り……直ぐに、強烈な快楽で上書きされた。
「ひっ! あふっ、あぐっ、あああああぁぁぁぁぁぁぁ……」
「じゅるる、じゅうっ、ずるるるるるっ」
敏感になったペニスには、彼女の舌が絡みついていた。僕のペニスから精液を搾り取り、とびちった精液を一滴残らず味わう様に。すべての部位を余すことなく、ゆっくりとねぶっていく。
「んぐっ、んぐっ、んっ……んっふう……
そうして精液が出なくなってからもたっぷり舐めまわした後は、とっても満足そうに喉を鳴らして飲み込んでいた。もう僕には何の力も残っていなかった。悦楽に体は弛緩させ、出し切ったペニスも少しづつ萎えていき。
「ん~? じゅるっ、じゅるるっ、ちゅ、ちゅっ」
「ひぃっ!?」
そしてまたすぐに硬くなっていく。彼女は僕のペニスを口の中から離すことなく、再度舐めまわしてくる。絶頂直後の体には過剰すぎる刺激に震わせる。
「んるぅ、まはぁ、ひゃめないよぉ? ちゅる、こわひへあへるって、んっ、いっはへしょ?」
咥えながら話しかけてくる。器用にも、その唇の動きですら的確に敏感な部位を舐めしゃぶるようにして。
「ちゅっ……はぁ。だから、こうして休憩してるとき以外は。君のペニスはずっと私の口の中ってことぉ……はむっ」
その言葉を聞いたとき、僕の体は僅かな恐怖、そして大きな期待に満たされた。
――何を、思ってるんだ僕は!? 何を期待してるんだ。いや、なんなのかはわかってる。でも、それに期待してしまうということは、淫魔の口に完全に屈服してしまうということと同意であり、一生、精液を出すだけの家畜として生きることになって。
「ちゅっ、ぐぷっ、ぢゅっ、じゅるるう……」
……そして、それは、とても、すばらしい、ことなのかも。
「――ずっと」
僅かな恐怖が、完全になくなった。
「ずっと、ぼくを、きもちよくして、ください……」
――――――――――――――あはっ。
微かに聞こえた笑い声。それと同時に、淫魔の愛撫は激しくなった。
僕の腰は両手で抱え込まれ、絶対話さないといわんばかりに力が込められている。頭も、舌も、唇も全部前より激しく動く。最初にイカせてきた時より遥かに気持ちよかった。
「いいよ……、ちゅっ、ちゅっ、ちゅるっ、ちゅうっ」
完全に淫魔を受け入れたら、こんなに気持ちよくなれるのか。
「あむっ、いっはい、いはせて、じゅる、じゅっぽ、じゅぽっ。あへるから」
こんなことなら、抵抗なんてしなきゃよかったな。
「たくさん、せいえひ、だひへね? じゅるるるっ、じゅうっ、じゅううううううううううううう!」」
二回目の絶頂は直ぐだった。
喉奥に押し付けるようにして射精する。最初と同じように、彼女の舌が絡みつく。気持ちいい。とても、気持ちいい。
淫魔の絶技に堕ちた僕は、完全にこの快楽を受け入れていた。
「ちゅうううう…………ぷはぁ……あはっ、壊れちゃった」
酷く妖艶な笑みを浮かべた後、彼女は再度ペニスへと吸い付いた。再度、精液を搾り取るために。
僕は、この快楽の沼に永遠に浸り続けることになるだろう。
R-18書きたくなったらここに放り込みます
男性受け物ぐらいしか書きませんけど