逆リョナ描写あり、リョナ描写はほとんどないです、要素はありますが
逆転とかはないです。
グロはないけどいろいろアレです。
メンヘラ要素が多分に混ざったヤンデレかもしれません
……今日は一体、何をするつもりなのか。
大きなベッドに全裸、そして大の字で寝転がされ、四肢にはそれぞれ首の部分に鎖が取り付けられている。ペニスは完全に勃起していた、おそらく、媚薬でも飲まされているのだろう。ムラムラと性欲が湧き上がる。
こういう風に目覚めた時は大抵あいつにいい様に弄られ、延々とセックスし続けることになる。プレイ内容は日によって全然違っていた。確か前は、体中にキスをされ続けてずっと手コキで搾られていた。
どうしてこんなことになってしまったのだろう。ぽつんと淡く光る電球を見つめながら、俺を監禁した人物に思いをはせる。
黒髪黒目のショートカット。天真爛漫という言葉がとてもよく似合う、にへらとした笑顔がとてもかわいい部活の後輩。思わずつられて笑ってしまうあいつの笑みが、今ではとても妖しく恐ろしいものに感じる。
好意を持たれてたのは知っていた。俺もあいつが好きだった。だから俺はそれに答え、卒業後も付き合い続けると誓ったはずだった。
でも、それだけではだめだったようだ。
高校卒業後まもなく、俺はあいつに襲われて、この暗い地下室に監禁された。
『そんなのじゃだめなんですよ』
気絶させられる前に聞いた最後の言葉が、今でも強烈に焼き付いている。
これまでに脱走を図ったこともある。それを実行したこともある。そしてそれは完璧に成功した、と思わされた。
ゴール直前でのどんでんがえし。希望から絶望への急転直下。あれほど、俺がいくらどうこうしても無駄なのだ、と思ったことはない。
それからはもう、抵抗する気すら起きなかった。これこそ、あいつの目的だったのだろう。今になって強く実感する。
「おはようございます、先輩っ!」
相変わらず元気のいい挨拶。天まで届きそうなくらいにはきはきとしたそれが、薄暗くじめじめとしたこの部屋と比べてひどく対照的だった。
「うふふっ、せんぱ~い。今日もおとなしーく待っていてくれて。茜、感激です! 格好もまさに、準備万端って感じですよね!」
「どの口が言うんだ……こうしたのはお前のくせに」
「あ、わっすれてましたー。あはははっ!」
俺の悪態に対して、ケタケタと可笑しそうに笑いころげる後輩。これは、学校でのやり取りにとてもよく似ていた。
こいつは俺がいくら生意気な口をきいても本気でキレることはなく、むしろそういった対話を自ら望んでくる。俺のことを先輩と呼び続けるのも、あの時の関係をずっと続けていたいといった思いからなのかもしれない。
今行われていることは、微笑ましいあの時とは程遠い、酷く、ひどく歪んだものだが。
「まあまあ、そんなことは置いといて……今日はですねー、すっごく面白い物、持ってきたんですよ? ちょーっと失礼しますねー……」
俺の体に馬乗りになり、首元に軽くベルトを絞めてきた。取り付けられるときに見えた姿は、ただの真っ黒なだけのものだったが、一体何だろうか。よく見れば後輩の首にも同じものがつけられているようだ、中心にある赤く点灯したボタンがよく目立つ。
「さて、調子はどうかな……」
そう言うと、こいつは軽く自分の首を両手で絞め付け始めた。何を、と思うと同時に俺の首も絞めつけられてっ……!?
「ぐっ……がっ!?」
「ぁ――っはぁ……うん、良好良好。さて、そっちのほうは……」
両手を離すと次は俺の首元を絞め始める。細い指で器用に絞められ、息ができない。
肺の空気は戻り続け、新鮮な空気は入ることができない。強い締め付けを数秒程受けると、パッと手が離された。元に戻る気道。ぜぇはぁとなんとか呼吸を再開する。
「お前、一体、何をした? こんなことをして、なにが――ぐうっ!?」
文句を言う暇もなく、ペニスを柔襞が包み込む。前戯も無しだが、すでに俺も後輩も準備万端のようだった。幾度も経験した、そして慣れることがない快楽に、ビクンと体を跳ねさせる。
「決まってるじゃないですかぁっ……はぁっ、セックス、ですよぉ? あはっ」
パンパンと腰を俺のペニスに向かって打ち付けてくる。そのたびに膣は竿を絞め付けつつ、も勢いよく擦り上げ、襞がカリへとひっかかり、ペニス全体を嬲り続ける。
後輩の膣も完全に俺のペニスへと適合しているようで、後輩を突くたびにありとあらゆる敏感な部分が後輩のそれに刺激される。後輩も同じようで、音が鳴るたびに気持ちよさそうに顔を蕩けさせていた。
「っふふふふっ、やっぱり、んっ、先輩とのセックス、気持ちっいいなあ、はぁっ。先輩も、気持ちいいっですよね?」
「そう、だなっ、きもち、いいよ、くぅっ……」
「嬉しいなあ……でもですね、先輩。これからもっと、気持ちよくなりますよ?」
そういうと、後輩は深く息を吸い込み、俺の首元へと両手を添えてくる。……おい、まさか。
止めろ、と怒鳴るより先に、酷く妖艶な笑みを浮かべた後輩が首を強く絞め付けた。
「っぁ――――!! !?」
「――――」
息が、できない。吸えない、吐けない。声が出せない。叫べない。
抵抗しようとしても、横でガチャガチャと音を鳴らすだけ。うめき声すら出ない、わずかに残った空気が、汚くはじけた声らしき何かが出ただけだ。
腰は常に打ち付け続けられている。絶え間ない快楽によって、窒息による苦しみすら和らいでいく。いや、むしろ。その苦しみすら、快楽に変わっていくような――
後輩は俺を見ながら、口を大きく開けて、恍惚と顔を緩ませていた。
目に見えてわかる悦楽の表情、顔を高揚させて、どろどろに蕩かせて……そしてこっちをじっと見つめる目から感じる、俺の醜態を見て悦ぶ加虐の視線。
また、腰が跳ねる。蔑みが含まれた視線にすら興奮してしまう俺は、どうしようもないくらいに調教されきっていた。
快楽と苦痛の沼に溺れていく、意識が薄れていく、このままでは――
「――っはぁ、はぁ、すうぅぅぅぅ、はあぁぁぁぁぁ……」
突然、手が離される。息ができるようになる。こいつも限界が来たのだろう、肺に精一杯空気を取り込んでいる。
俺も限界だ。浜に打ち上げられた魚のように口をパクパクとさせていた俺は、全力で呼吸をし……二回目の息を吸ったところで、口を大きく開いた後輩の顔が目の前に現れた。
「あんむっ……んっ、ちゅうっ、ふぅっ、ちゅううぅぅ……」
「んっ!? んっ、んんんっ……」
そのまま唇を合わせ、吐息を直接注いできたかと思えば、肺まで吸い取らんかとばかりに息を吸う。
もちろん、こんなものでは呼吸にならない。なのに……こいつの吐息が、じっとりと湿った、後輩の淫香が、とても甘くて。
そのまま頭をぼんやりとさせて、されるがままに口呼吸を続ける。甘い、甘い、あまい――
「っはぁ……気持ちよかったぁ……途中で止めてごめんなさい、先輩。あのまま、最後までイッちゃいたかったんですけど、だめだったみたいです……」
唇を離すと、てへへとかわいらしく頬をかいた。しかし俺には、そんなことを聞く余裕はなかった。あの窒息で苦しみつつも、恐ろしく柔らかかったあの陶酔感に俺は完全に溺れ始めていた。
苦しい、だけど、気持ちいい。脳に空気が回らず、意識が働かなくなっていくだけのことを悦楽と勘違いしてるだけだというのに。あの苦しみが、たまらなく気持ちいい。
キスで息ができなくなるのとはまた違う、脳裏に絶対に忘れられないように、鏝でじっくりと焼き付けられるような。あのすさまじい刺激を、もう一度――
「んっ、先輩……癖になっちゃいましたぁ……? 私もなんです、先輩と一緒にぎゅううううってされてると思うと、同じように気持ちよくなってるなんて思うと、もう、私、すごくうれしくて……」
首元にやさしく両手が添えられる、いとおしむようにゆっくりと撫でられ、労わるように首輪を擦られ。
そんなものは、求めていない。
「あか、ね。思いっきり」
搾りだすように出された俺のうめき。それを聞いた後輩は、とても、とてもうれしそうに笑った。
「もちろんです、先輩」
手の甲が根元に触れる。親指が気道に狙いを定める。ほかの指が首を囲む。
「いきますよ」
後輩が腰を振ると同時に、歪み切った性交が始まった。
「――――――――――――――――――――――――!!!!」
まるで、こちらを殺すように強く絞め付けられた首。女の力には限界があるが、それだけでも俺の生命線を断つのには十分だ。
なにせ、息をするところを絞めただけで、ここまで俺は苦しんでいるのだから。
腰振りの速度も先ほどよりはるかに速い、絞め付けもかなり強い。こちらのすべてを搾り取らんとまでに極まった強烈な快楽。溶ける、意識が溶けていく。快楽と苦痛が同時に襲い掛かり、脳が正しく機能しなくなる。
後輩の顔も、ぐちゃぐちゃだ。
目の焦点はあっていない。表情は笑みとも泣き顔とも区別がつかない。高揚しきって、興奮しきってる。
でも、何を考えているのかは、なんとなくわかる。
『きもちいい、きもちいい、きもちいい、きもちいい、きもちいい――』
それはきっと、全部俺と同じようなことなのだろう。
俺の体も、鎖をジャラジャラと鳴らしながら大きく跳ね始める。もうすぐ、ぼくは射精するのだろう。
絞めつけられながらの射精、今まで体験したことすらない、未知の快楽。意識も、すでに限界だ、視界がぼやけてくる。このままだと、死にかねない。
いやだ、まだ、イってない。
腰が激しく動く。最後の一押しを得るために、膣を全力で突き上げる。後輩はそれに答え、中でペニスを蹂躙する。
もはや霧がかかったような視界。そんな中で俺は確かに、後輩の唇の動きを見た。
『イッて、ください」
それが、トドメだった。
「――――!!!!!!!!!!!」
後輩の中にどくどくと吐き出していく。普段じゃ絶対にありえない量が、子宮の奥へと注ぎ込まれていく。
後輩は首を絞め付け続ける。だから声が出せない。なのに、今の俺は全力で何かを叫んでるように、肺を震わせ、口を大きく開いていた。
まるで、それは、断末魔のような。
射精しきるまで、離されない。後輩の腰振りも、止まらない。でも、それが、すごく、すごく、すごく――
何も、見えなくなっていく。最後に後輩が、俺の方へと倒れこむ姿を見て。
最後に視界が真っ白になって、そのまま俺の意識は飛んだ。