すばるが大きく開かれた両足に挟まれるように鎮座していた。その黒い目は、すでにレムの中心部分に釘付けになっている。
自身の一番恥ずかしい部分が、恥ずかしい格好のままさらけ出されている。思わずとった行動だったが、すばるのその表情に、レムは急に恥ずかしくなった。
——うぅぅっ。さすがにこれは……これは、耐えられないかもしれません……。でも、すばるくんのためです。レムは、レムはもう少し頑張りますね!
「すばるく——」
レムが言い終える前に、すばるが両足の間に頭を突っ込んだ。
「す、すばるくん……」
すばるの鼻息が荒い。その言葉通り、ふんっ、ふんっ、という息がかかるほどの距離まで、顔を割れた部分に近づけている。その鼻息がかかるたび、そこがピクリ、と反応してしまう。
「こ……おねえちゃん……ここはどうやってやさしくするの?」
「両手で優しく開いてみてください……」
「こう?」
すばるの両手が外側に添えられ、レムの禁断の扉をそっと開いていく。
その内部がすっかりと姿を表すと、外気にさらされた内臓部分が、びくりと反応した。
「お……女の子って、こんなふうになってるんだ……」
「はい、そんなふうになっているんです」
実のところ、自分のそこがどうなっているのか、レムもよく分かっていない。それを確認するために、わざわざ覗き込んだりしたこともない。だが、姉のその部分は見知っている。あの時、スバルのものを受け入れているのを間近で目にしているし、その後の清拭を行ったのも自分だった。
彼が言っていたのが本当だとすると、おそらく自分のものも姉とそっくり同じ作りになっているはずだ。外観はともかく、自身では決して美しいとは思えない、女の子の中身。だが、そこに執心するのは、この小さなすばるも一緒のようだった。
「おねえちゃんのおまた、すごくぬれてる……」
興奮したような口調で、すばるが顔をさらに近づけた。
「すばるくんが優しくしてくれているからですよ」
すばるが指を使ってその蜜を掬い取った。その途端、
「あああっ!」
レムの体が大きく震えた。
「あっ! 痛かったの? ごめんなさい! ごめんなさい!」
すばるが体を起こして、心配そうにレムの顔を覗き込む。
「だ、だいじょうぶですよ、すばるくん。すばるくんに優しく触ってもらって、レムは今、とっても敏感になっているんです」
「あっ……」
今度はすばるが声を上げた。レムが、すばるのくびれた部分に指を当てて、そっと前後に動かしていた。
「こうすると気持ちいいでしょう? 女の子も同じなんですよ。こんなふうに優しくしてもらうと、とっても気持ちがいいんです」
「う、うん。きもち……いい……。気持ちいいよ、れむおねえちゃん」
「でも、女の子はとっても微細ですから、そっと、優しく、優しくですよ」
「うん……やさしくするよ……」
その手から解放されたすばるは、ふたたびレムを覗き込んだ。
「やっぱり……す、少し恥ずかしいですね……」
股間に伸びた手が、レムの割れ目をそっと広げる。そして今度は、迷宮を探索するように、慎重に女の子の細かいパーツを調べ上げていく。
最初にすばるの手で縦に大きく開かれた、肉付きのいい唇の部分。親指が、その感触を楽しむようにそっと押し込まれるたびに、どこからともなく、とろりと蜜が染み出してくる。
今度は、桜色をした一対の花弁に指先がそっと触れる。その柔らかいひだに沿って指が滑っていく。
「んんっ」
すばるの慎重さが、焦ったさとなってレムを襲っていた。触れるか触れないかギリギリの感触が、身悶えするほどに気持ちがいい。今度はその指が細かく左右に動かされる。
「ああっ……くっ」
その振動が、体の奥に響き始める。レムは両手をぎゅっと握りしめて、腰が跳ね上がりそうになるのを必死に我慢した。
指先がようやくその小さな迷宮の入り口に辿り着いた時には、もうすでにレムの息は荒くなっていて、腰が勝手に浮き上がっていた。
「れむおねえちゃん……ここがおちんちんを入れるところなの?」
すばるの指先が、まるで突入の合図を待っているかのように、入り口付近をうろついていた。
「そ、そうですよ。そこがおちんちんをしまうところ……なんです……」
その動きに合わせて、レムは腰を少しだけ突き出した。そのとたん、指先がぬるりと狭い肉壁に吸い込まれる。
「あぁ……」
無意識に動いた腰が、すばるの指を自身に飲み込ませていた。
「ああっ!」
すばるは自分の人差し指が、レムの体内に飲み込まれる瞬間を目の当たりにして、畏怖の声を上げた。
「い、いたくないの?」
「だいじょうぶですよ、すばるくん……そのままゆっくり入れてみてください……そう、ゆっくりです」
すばるの人差し指が根元まで入り込こむと、体が勝手にキュッと締め付けを強めるのがわかった。レムの腰に震えが走り、それが体全体に広がっていく。
「す、すごい……」
まるで指を握られているような感覚があるのだろう。
「そこがおちんちんを……いれるところ……ですよ……」
「う、うん……すごくあったかくて、ぬるぬるしてる」
すばるはその狭くて柔らかい感触をじっくりと味わうように、指を挿入したままじっとしている。そんなすばるに、強く掻き回してほしいと言ってしまいそうになる。そして、それよりもしてほしいことが一つ、ある。
「すばるくん、女の子にはとってもしてほしいことがあるんです……」
「そうなの? ぼく、ぼく、はやくここにいれてみたい……」
「は、はい……でも、も少しだけ待ってくださいね……」
「うん。何をすればいいの?」
「——そこにキスしてほしいです……」
彼にそれをしてもらうのが好きだった。一つになる前にそれをしてくれるのを、本当は心待ちにしていた。だがそれは、普段なら決して口にはできないことだった。
いったいなぜ素直にそう言えたのか、よくわからない。思わず、そう口にしてしまってから、少しだけ後悔した。
いま、そこまでしてもらう必要はない。だが、この小さなすばるに、自分の全てを教えてあげたい、とも思った。もしかしたら、体が、本能がそうさせたのかもしれなかった。
「んんっ」
挿入されていた指が抜かれ、すばるの手がそこから離される。開かれていた部分は自然と普段通り、一本の姿に戻った。
「おねえちゃんのおまた、きれい……」
すばるはそう呟きながら、レムの太ももに手を添えて両足を上に持ち上げようとした。レムは素直にそれに従って、すばるが次にしてくれるはずのことに備えた。
すばるが大きく広げられた股間に顔を近づけ、レムにキスの雨を降らせ始める。ちゅっ、ちゅっ、と音がするたび、レムの太ももに震えが走る。
——すばるくん、うれしい……。
レムが望んだ通り、一生懸命に口づけをしてくれているすばるが、とても愛おしい。
もうこれで十分だった。この先のことは、すばるがもっと大人になってからでいい。あとは一刻も早く、すばるの望みを叶えてあげたい。
「すばるくん、そろそろ——」
一つになりましょう、そう言いかけた瞬間。すばるが蜜でぬれている筋をぺろりと舐め上げた。
「あああっ!」
すばるの舌がちろちろと動き回る。そのたびに、ゾワゾワした感覚が体全体を駆け抜ける。
「す、すばるくん、も、もう……」
だが、すばるがその先の言葉を遮った。表面で踊っていた舌先が、今度は少しずつ閉じられた扉の隙間に差し込まれた。そして、蓄えられた甘い蜜を掬い出すような動きを見せ始めた。
「あ……あ……」
思いがけないすばるの行動に、レムが声を漏らした。差し込まれた舌先が上下に動き続け、入り口とひだ、その少し上の窪み、そして今はまだ包皮で隠されている核の部分をくすぐっている。
「あ、あ、あ……。そ、そう……き、気持ちいいですよ、すばるくん!」
そのレムの言葉が嬉しかったのか、すばるの舌の動きがさらに大胆になる。やがてそれは、レムの反応の大きい場所に集中した。
「そ、そこ……そこ、レムおねえちゃんは、そこが好きです! じょ、じょうずです! 上手です……よ、すばるくん!」
その場所を直接知りたいと思ったのか、すばるが両手を添えて再びレムの扉を開いた。そして上に鎮座している小さな部分こそが、彼女の好きな場所だとあたりをつけると、さっき覚えたばかりのことを、その場所に直接行った。
包皮の上から女の子の核の部分が舐め上げられる。
同時にレムの体に震えが走る。
舌全体で優しく押さえつけられ、左右に動かされる。
それに合わせて、レムの体も左右に大きく震える。
包皮の隙間に舌先が侵入する。
驚いたように、レムの体がびくりと反応する。
そして、その存在を確かめるように優しくつつかれると、
「あああっ!」
レムの臀部に力が入り、大きな声が漏れる。
そんなレムの反応にさらに応えようと、すばるの黒髪がいじらしいほど懸命に動く。
「むうぅぅぅっ……」
レムは思わず両手で口を塞いだ。そうでもしないと、さらに大きな声が出てしまう。
我慢していた分、反応が大きいという自覚はあった。特に敏感なあの部分を舐め上げらる瞬間は、何も考えられなくなるくらい気持ちがいい。何も教えていないのに、レムの急所を的確に捉え、素敵な苦しみを与え続けるその小さな頭を、ぎゅっと押さえつけたくなってしまう。
——す、すばるくん……。
このままだと、小さいすばるにあっけなく「いかされて」しまう。
もちろん、普段のスバルになら喜んでそうしてもらいたい。誰にも知られたくない、そんな恥ずかしい瞬間の一部始終を、彼にだけは、見て、知ってほしい。
だが今は立場が違う。経験のない、これから初めてを迎えるはずのすばるの前で、自分が先に達するわけにはいかないのだ。自分はこのすばるに対して、冷静に、そして沈重に、男女の素敵な秘密を教える義務がある。
その思いとは裏腹に、すでに沈着冷静とは程遠い上り詰めた状態だったが、小さなすばるがもたらす天にも昇るような気持ちよさに、レムはなんとか抗った。
「す、すばるくん……、も、もう大丈夫ですよ。もう準備はできましたから!」
すばるがレムから口を離して体を起こした。そして、限界近くまでその股間を膨らませたまま、哀願するように訴えた。
「いいの? もう……いいの?」
「はい。もう十分ですよ」
「だったら、あの……おねえちゃん、ぼく……ぼく、おねえちゃんに……」
「はい……すばるくん、レムと繋がって……ひとつになりましょうね」
すばるが何を欲しているのか、どうしたいのか、それを最後まで聞くまでもなかった。レムは両膝を立てて、すばるを抱き寄せた。
小さいすばるが覆いかぶさってくる。精一杯膨らんだすばるの剣先が、レムの鞘に触れる。顔を二つの乳房の間に埋めながら、体全体を使ってレムに入り込もうとする。だが、甘い蜜で濡らされた先端はレムの表面を撫でるだけで、なかなか入るべき場所に収まらない。
「れむおねえちゃん……ぼく、わかんない……」
素直な言葉にレムはにっこりと微笑むと、まだ皮が被ったままのそれに手を添えた。彼女の手が触れたせいなのか、それともこれから起きることへの強い期待からなのか、すばるの体がぶるっと大きく震える。レムはさらに大きく両足を開いて、蜜が溢れている自分自身にその先端をあてがった。そして、お互いの凹凸がぴたりと合致する位置を確認してから、もう一方の手ですばるの腰を優しく引き寄せた。
「だいじょうぶですよ、ゆっくり……そう、そのままゆっくり……」
すばるの男の子の器官が、レムの肉壁をかき分けながら、少しずつ入り込んでくる。
「ううっ……」
「あぁ……」
幼い緊張全てがレムに包み込まれた瞬間、二人は同時に声を漏らした。