※この作品はR-18です。

紫紺の夢   作:Kuro Maru

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——これはいつかどこかで、

あったかもしれないしなかったかもしれない、
黒色にほど近い濃い紫色(ダークパープル)の夢の中のお話——




閑話「しおた」その7・おんなのこ

 すばるが大きく開かれた両足に挟まれるように鎮座していた。その黒い目は、すでにレムの中心部分に釘付けになっている。

 自身の一番恥ずかしい部分が、恥ずかしい格好のままさらけ出されている。思わずとった行動だったが、すばるのその表情に、レムは急に恥ずかしくなった。

 

——うぅぅっ。さすがにこれは……これは、耐えられないかもしれません……。でも、すばるくんのためです。レムは、レムはもう少し頑張りますね!

 

「すばるく——」

 

 レムが言い終える前に、すばるが両足の間に頭を突っ込んだ。

 

「す、すばるくん……」

 

 すばるの鼻息が荒い。その言葉通り、ふんっ、ふんっ、という息がかかるほどの距離まで、顔を割れた部分に近づけている。その鼻息がかかるたび、そこがピクリ、と反応してしまう。

 

「こ……おねえちゃん……ここはどうやってやさしくするの?」

 

「両手で優しく開いてみてください……」

 

「こう?」

 

 すばるの両手が外側に添えられ、レムの禁断の扉をそっと開いていく。

 その内部がすっかりと姿を表すと、外気にさらされた内臓部分が、びくりと反応した。

 

「お……女の子って、こんなふうになってるんだ……」

 

「はい、そんなふうになっているんです」

 

 

 実のところ、自分のそこがどうなっているのか、レムもよく分かっていない。それを確認するために、わざわざ覗き込んだりしたこともない。だが、姉のその部分は見知っている。あの時、スバルのものを受け入れているのを間近で目にしているし、その後の清拭を行ったのも自分だった。

 彼が言っていたのが本当だとすると、おそらく自分のものも姉とそっくり同じ作りになっているはずだ。外観はともかく、自身では決して美しいとは思えない、女の子の中身。だが、そこに執心するのは、この小さなすばるも一緒のようだった。

 

「おねえちゃんのおまた、すごくぬれてる……」

 

 興奮したような口調で、すばるが顔をさらに近づけた。

 

「すばるくんが優しくしてくれているからですよ」

 

 すばるが指を使ってその蜜を掬い取った。その途端、

 

「あああっ!」

 

 レムの体が大きく震えた。

 

「あっ! 痛かったの? ごめんなさい! ごめんなさい!」

 

 すばるが体を起こして、心配そうにレムの顔を覗き込む。

 

「だ、だいじょうぶですよ、すばるくん。すばるくんに優しく触ってもらって、レムは今、とっても敏感になっているんです」

 

「あっ……」

 

 今度はすばるが声を上げた。レムが、すばるのくびれた部分に指を当てて、そっと前後に動かしていた。

 

「こうすると気持ちいいでしょう? 女の子も同じなんですよ。こんなふうに優しくしてもらうと、とっても気持ちがいいんです」

 

「う、うん。きもち……いい……。気持ちいいよ、れむおねえちゃん」

 

「でも、女の子はとっても微細ですから、そっと、優しく、優しくですよ」

 

「うん……やさしくするよ……」

 

 その手から解放されたすばるは、ふたたびレムを覗き込んだ。

 

「やっぱり……す、少し恥ずかしいですね……」

 

 股間に伸びた手が、レムの割れ目をそっと広げる。そして今度は、迷宮を探索するように、慎重に女の子の細かいパーツを調べ上げていく。

 

 

 最初にすばるの手で縦に大きく開かれた、肉付きのいい唇の部分。親指が、その感触を楽しむようにそっと押し込まれるたびに、どこからともなく、とろりと蜜が染み出してくる。

 今度は、桜色をした一対の花弁に指先がそっと触れる。その柔らかいひだに沿って指が滑っていく。

 

「んんっ」

 

 すばるの慎重さが、焦ったさとなってレムを襲っていた。触れるか触れないかギリギリの感触が、身悶えするほどに気持ちがいい。今度はその指が細かく左右に動かされる。

 

「ああっ……くっ」

 

 その振動が、体の奥に響き始める。レムは両手をぎゅっと握りしめて、腰が跳ね上がりそうになるのを必死に我慢した。

 

 指先がようやくその小さな迷宮の入り口に辿り着いた時には、もうすでにレムの息は荒くなっていて、腰が勝手に浮き上がっていた。

 

「れむおねえちゃん……ここがおちんちんを入れるところなの?」

 

 すばるの指先が、まるで突入の合図を待っているかのように、入り口付近をうろついていた。

 

「そ、そうですよ。そこがおちんちんをしまうところ……なんです……」

 

 その動きに合わせて、レムは腰を少しだけ突き出した。そのとたん、指先がぬるりと狭い肉壁に吸い込まれる。

 

「あぁ……」

 

 無意識に動いた腰が、すばるの指を自身に飲み込ませていた。

 

「ああっ!」

 

 すばるは自分の人差し指が、レムの体内に飲み込まれる瞬間を目の当たりにして、畏怖の声を上げた。

 

「い、いたくないの?」

 

「だいじょうぶですよ、すばるくん……そのままゆっくり入れてみてください……そう、ゆっくりです」

 

 すばるの人差し指が根元まで入り込こむと、体が勝手にキュッと締め付けを強めるのがわかった。レムの腰に震えが走り、それが体全体に広がっていく。

 

「す、すごい……」

 

 まるで指を握られているような感覚があるのだろう。

 

「そこがおちんちんを……いれるところ……ですよ……」

 

「う、うん……すごくあったかくて、ぬるぬるしてる」

 

 すばるはその狭くて柔らかい感触をじっくりと味わうように、指を挿入したままじっとしている。そんなすばるに、強く掻き回してほしいと言ってしまいそうになる。そして、それよりもしてほしいことが一つ、ある。

 

 

「すばるくん、女の子にはとってもしてほしいことがあるんです……」

 

「そうなの? ぼく、ぼく、はやくここにいれてみたい……」

 

「は、はい……でも、も少しだけ待ってくださいね……」

 

「うん。何をすればいいの?」

 

「——そこにキスしてほしいです……」

 

 

 彼にそれをしてもらうのが好きだった。一つになる前にそれをしてくれるのを、本当は心待ちにしていた。だがそれは、普段なら決して口にはできないことだった。

 いったいなぜ素直にそう言えたのか、よくわからない。思わず、そう口にしてしまってから、少しだけ後悔した。

 いま、そこまでしてもらう必要はない。だが、この小さなすばるに、自分の全てを教えてあげたい、とも思った。もしかしたら、体が、本能がそうさせたのかもしれなかった。

 

「んんっ」

 

 挿入されていた指が抜かれ、すばるの手がそこから離される。開かれていた部分は自然と普段通り、一本の姿に戻った。

 

「おねえちゃんのおまた、きれい……」

 

 すばるはそう呟きながら、レムの太ももに手を添えて両足を上に持ち上げようとした。レムは素直にそれに従って、すばるが次にしてくれるはずのことに備えた。

 

 すばるが大きく広げられた股間に顔を近づけ、レムにキスの雨を降らせ始める。ちゅっ、ちゅっ、と音がするたび、レムの太ももに震えが走る。

 

——すばるくん、うれしい……。

 

 レムが望んだ通り、一生懸命に口づけをしてくれているすばるが、とても愛おしい。 

 

 もうこれで十分だった。この先のことは、すばるがもっと大人になってからでいい。あとは一刻も早く、すばるの望みを叶えてあげたい。

 

「すばるくん、そろそろ——」

 

 一つになりましょう、そう言いかけた瞬間。すばるが蜜でぬれている筋をぺろりと舐め上げた。

 

 

「あああっ!」

 

 すばるの舌がちろちろと動き回る。そのたびに、ゾワゾワした感覚が体全体を駆け抜ける。

 

「す、すばるくん、も、もう……」

 

 だが、すばるがその先の言葉を遮った。表面で踊っていた舌先が、今度は少しずつ閉じられた扉の隙間に差し込まれた。そして、蓄えられた甘い蜜を掬い出すような動きを見せ始めた。

 

「あ……あ……」

 

 思いがけないすばるの行動に、レムが声を漏らした。差し込まれた舌先が上下に動き続け、入り口とひだ、その少し上の窪み、そして今はまだ包皮で隠されている核の部分をくすぐっている。

 

「あ、あ、あ……。そ、そう……き、気持ちいいですよ、すばるくん!」

 

 そのレムの言葉が嬉しかったのか、すばるの舌の動きがさらに大胆になる。やがてそれは、レムの反応の大きい場所に集中した。

 

「そ、そこ……そこ、レムおねえちゃんは、そこが好きです! じょ、じょうずです! 上手です……よ、すばるくん!」

 

 その場所を直接知りたいと思ったのか、すばるが両手を添えて再びレムの扉を開いた。そして上に鎮座している小さな部分こそが、彼女の好きな場所だとあたりをつけると、さっき覚えたばかりのことを、その場所に直接行った。

 

 包皮の上から女の子の核の部分が舐め上げられる。

 同時にレムの体に震えが走る。

 舌全体で優しく押さえつけられ、左右に動かされる。

 それに合わせて、レムの体も左右に大きく震える。

 包皮の隙間に舌先が侵入する。

 驚いたように、レムの体がびくりと反応する。

 そして、その存在を確かめるように優しくつつかれると、

 

「あああっ!」

 

 レムの臀部に力が入り、大きな声が漏れる。

 

 そんなレムの反応にさらに応えようと、すばるの黒髪がいじらしいほど懸命に動く。

 

「むうぅぅぅっ……」

 

 レムは思わず両手で口を塞いだ。そうでもしないと、さらに大きな声が出てしまう。

 

 我慢していた分、反応が大きいという自覚はあった。特に敏感なあの部分を舐め上げらる瞬間は、何も考えられなくなるくらい気持ちがいい。何も教えていないのに、レムの急所を的確に捉え、素敵な苦しみを与え続けるその小さな頭を、ぎゅっと押さえつけたくなってしまう。

 

——す、すばるくん……。

 

 このままだと、小さいすばるにあっけなく「いかされて」しまう。

 もちろん、普段のスバルになら喜んでそうしてもらいたい。誰にも知られたくない、そんな恥ずかしい瞬間の一部始終を、彼にだけは、見て、知ってほしい。

 だが今は立場が違う。経験のない、これから初めてを迎えるはずのすばるの前で、自分が先に達するわけにはいかないのだ。自分はこのすばるに対して、冷静に、そして沈重に、男女の素敵な秘密を教える義務がある。

 

 その思いとは裏腹に、すでに沈着冷静とは程遠い上り詰めた状態だったが、小さなすばるがもたらす天にも昇るような気持ちよさに、レムはなんとか抗った。

 

「す、すばるくん……、も、もう大丈夫ですよ。もう準備はできましたから!」

 

 すばるがレムから口を離して体を起こした。そして、限界近くまでその股間を膨らませたまま、哀願するように訴えた。

 

「いいの? もう……いいの?」

 

「はい。もう十分ですよ」

 

「だったら、あの……おねえちゃん、ぼく……ぼく、おねえちゃんに……」

 

「はい……すばるくん、レムと繋がって……ひとつになりましょうね」

 

 すばるが何を欲しているのか、どうしたいのか、それを最後まで聞くまでもなかった。レムは両膝を立てて、すばるを抱き寄せた。

 

 小さいすばるが覆いかぶさってくる。精一杯膨らんだすばるの剣先が、レムの鞘に触れる。顔を二つの乳房の間に埋めながら、体全体を使ってレムに入り込もうとする。だが、甘い蜜で濡らされた先端はレムの表面を撫でるだけで、なかなか入るべき場所に収まらない。

 

「れむおねえちゃん……ぼく、わかんない……」

 

 素直な言葉にレムはにっこりと微笑むと、まだ皮が被ったままのそれに手を添えた。彼女の手が触れたせいなのか、それともこれから起きることへの強い期待からなのか、すばるの体がぶるっと大きく震える。レムはさらに大きく両足を開いて、蜜が溢れている自分自身にその先端をあてがった。そして、お互いの凹凸がぴたりと合致する位置を確認してから、もう一方の手ですばるの腰を優しく引き寄せた。

 

「だいじょうぶですよ、ゆっくり……そう、そのままゆっくり……」

 

 すばるの男の子の器官が、レムの肉壁をかき分けながら、少しずつ入り込んでくる。

 

「ううっ……」

「あぁ……」

 

 幼い緊張全てがレムに包み込まれた瞬間、二人は同時に声を漏らした。

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