「あ、あの……す、すばるくんは小さい女の子は、す、好きですか?」
「は? なんだよ、急に」
「もしレムが小さな女の子になってしまったら、その、え、えっちなことをしたいって思いますか?」
「なにそれ……、それって俺がロリかってこと?」
「ろ、り?」
「あー、その、なんだ、ベア子くらいの小さい女の子にそういう興味のあるやつのことを『
「ろりこん……。じゃ、じゃあ、その、スバルくんはろりこんですか?」
「す、ストレートだな……まぁ、違うと思うぜ。ベア子にそんなこと思ったこともないし」
「そ、そうですか……」
「なに、そんなこと心配してんのか?」
「い、いえ。そうじゃなくって、その——」
「そうだなぁ。もしレムが小さくなって、でもそんなことするかどうか、正直わかんねーよ」
「それって、小さくなったレムとえっちなことをしてくれる、ってことですか?」
「してくれるって、お前——いやいや、そういうことを言ってるんじゃないんだけど! そもそも俺は今の、そのままのレムが好きだからちょっと考えられない、ってこと」
「そ、そうですか」
「逆に聞くけどさ、もし俺が子供だったら、レムは俺にそういうことするのかよ」
——ぎくり……。
「そ、そ、そ、そうですね……ちょっとわかんない……い、いえ、そんなことはしないです。きっと……」
「なに焦ってんの? ちょっとわかんないってのは、するかもわかんねぇ、ってことかよ」
「いえ、そ、そういうことじゃ——」
「なに、レムって、もしかしてショタ?」
「しぉた?」
「さっきのロリコンの逆で『
「へ、へぇぇ……」
「でもさ、レムは村のガキンチョ見てもそういう気分にならないだろ?」
「そ、それはそうですね」
「俺もペトラがそばにいたって、そんな気持ちにならねーし、まあ、そういうことだと思うぜ?」
——も、も、もしかして、れ、れむは、その『しおた』っていうのでしょうか……。で、でも、あれは夢でしたから、そんなはずはありません! 小さな男の子にだなんて! きっとないはずです! ……ないはず、ですよ……ね? そ、そう、あれはすばるくんだったからです! 絶対そうです! そ、それ以外考えられません!
「なんだよ。急にそんな神妙な顔になって——」
「い、いえ……なんでも——」
——で、でも。でも、でも! もしすばるくんがその『ろりなんとか』だったら、これはもしかして、おあいこなのではないでしょうか? もしかして既成事実を作ってしまえばいいのでは?
「スバルくん、もしレムが小さな女の子になってしまって、でもスバルくんがえっちなことをしたいなら、レムはかまいませんよ?」
「お、お前いきなりなに言ってんのー⁉」
「スバルくんのしたいこと、何でもしていいんですよ!」
「ちょ、まって——」
「あんまり恥ずかしいことはちょっと困っちゃいますけど、でも、スバルくんになら何をされてもレムは嬉しいですから!」
「恥ずかしいことって、どんなこと——いや、そうじゃなくて!」
「あーんなことでもこーんなことでも、とにかく何でもです!」
「おま……それ……」
「あ、でもでも、体も小さいですし、きっとその、初めてなので……ちょっとだけ優しくしてくださいね!」
「いや……いやいやいや、そういうこと言うなってのー」
「してくれるって約束してください!」
「だーかーらー!」
その二人のやり取りを横目で眺めていたもう一人は、両掌を天井に向けながら、「ハッ!」と声を漏らした。
——ほんと、『ご馳走様』っていうのはまさにこれね……。
だが顔を赤くして議論をしている二人は、彼女が発した呆れたような例のせせら笑いにはまったく気づかなかった。
後に彼は『幼女使い』の二つ名で知られるようになるのだが、それはまた別のお話——。
紫紺の夢・閑話「しおた」お楽しみいただけましたでしょうか?
第一話の後書きにも書きましたが、設定がいろいろとアレで本当に申し訳ありません。ネタがダブって新たに書き始めたものが、まさかこんなことになるなんて夢にも思っておりませんでした。そんなわけで、この「閑話・しおた」、途中まで書いたところで、そのまましばらくほったらかしにしてました……。
それでもなんとか書き終えることができたのは、
感想欄にもご意見をいただいたのですが、そもそも二次創作の段階でネタ被りを気にすること自体、おこがましいというか、まあ、あんまり気にしないで書き切っちゃえばよかったんですけれども……。ちょっと気負いすぎでしたね(笑)。
次に、お話の展開に関してですが——。
小説でも映画でもアニメでも、好きな作品が未完の場合(話が続いていたり、その可能性がある場合、ですね)、それについてあれこれと考察したり、展開予想などをするのが、自分はあまり好きではありません。
純粋にその作品を楽しみたいと思っている場合、それらはその楽しみの妨げになると個人的に思っています。
というわけで、この「しおた」、ラストは
なので、ラストでガッカリされた方がいらっしゃったら、申し訳ありません。まあ、これも実力のなさなの現れだったりするのですが……(苦笑)。
あと、そっち方面の方々的にはいかがでしたでしょうか——と、ここで聞いてみても答えはわかりませんが、まあ、実際にこの年頃に少し年上の女の子とこんなことがあったら……、それはもう、ちょっとうらやまけしからん! って感じでしょうか(笑)。
最後になりますが、完結したものにちょい出し的に物語を付け足していくのは如何なものか、という意見が数多くあるのは十分承知しております。ですが以前もお伝えさせていただいた通り、『素人枠』ということで、今後もゆるい目で見ていただけると幸いです。
それと、江戸前(書いたその端からアップしていく、とある小説家さんの執筆方法)はちょっと無理なので、今回のように、あらかた書き終えてからアップできたらな、と言うのもお伝えしておきます!
それではまた!
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