ジャンヌ・オルタとの甘い生活。〘完結〙 作:どこかの超電磁砲
ダヴィンチちゃんに特別許可を貰い、翔真達はハワイへ向かった。
だが翔真達一行が着いたのはハワイでもなかった。そこはハワイと
ホノルルが合体した『ルルハワ』だった。突如現れたラスボス系後輩の
可愛い説明を聞き、翔真&ジャンヌ・オルタ夫妻と沖田達は呆然とする。
しかも、このルルハワでは現在サーヴァント達によるコミケ・・・サバフェスが
開催されるらしい。そこは立香やマシュ達が調査するということで翔真達は
海で遊ぶことにした。
「さあて、思いっきり遊ぶわよ!」
「ていうか一ついいですか?・・・ジャンヌさん、その格好は?」
沖田の質問。それはジャンヌの格好だった。黒いビキニにその背には
鞘に納められた刀三本を装備したイケイケのコーディネートである。
「せっかくの機会だし、いつ遊びに来れるか分からないのよ?だから今日は
思う存分楽しむのよ。ていうかあんた達も張り切ってるじゃない」
ジャンヌの指摘に顔を赤くする沖田、スカサハ、ランサー・アルトリア・オルタ。
沖田は白いビキニ、スカサハはピンクを基調としたパレオ、ランサーアルトリア
オルタはハイレグのような水着を着用している。三人もまたハワイ(ルルハワ)でマスターと
慕う翔真との思い出作りの為に、それぞれ勝負水着を着用していた。四人がいる
砂浜にパラソルや荷物を持った翔真が歩いて来た。
「お、皆とても似合ってるな。何時もと違って可愛いぞ」
「あ、当たり前よ・・・わ、私はなんだって着こなせるのよ」
「あぁ・・・♥、マスターに褒められちゃいました。
沖田さん、今日はいい夢が見れそうです・・・♥」
「全く・・・マスターのエッチ・・・」
「破廉恥な発言は・・・困るのですが・・・」
「俺の言った言葉にエッチな要素あったか!?」
ジャンヌや沖田はもじもじしながらも、心の底から素直に喜ぶ。
スカサハやアルトリアの発言は置いておき、翔真達は海へ飛び出す。
いざジャンヌも行こうと準備をしていると見覚えのある顔がこちらに
向かって来るのが見えた。ジャンヌは翔真のもとへ急ぐ。
「翔真、少し場所を変えましょう」
「どうしたんだいきなり?・・・あ・・・なるほどな」
「オルタも来ていたのですね。あ、翔真さん・・・
いつも妹のオルタがお世話になっています」
「お義姉さんお久しぶりです!」
「妹じゃないわよ!ていうか翔真も姉言うな!」
黒いビキニに、髪型をポニーテールにしているジャンヌ・ダルク(姉・聖女)が
ニコニコと笑顔を浮かべてやって来た。ジャンヌ・オルタは若干嫌そうな顔で
翔真は姉と呼んでいた。実際、本物とオルタは折り合いが悪いと一部で囁かれて
いるが、ジャンヌとジャンヌ・オルタに関しては何故か姉妹という認知が高い。
実際にジャンヌ(聖女)はオルタの姉を自ら名乗っている。オルタと結婚する時
翔真はジャンヌ(聖女)にオルタをくださいと言っていた。
「とても可愛いですねオルタ♪水着似合ってますね」
「当たり前でしょ。私は何を着ても似合うのよ聖女様」
「相変わらず冷たいですね・・・お姉ちゃんとしては少し・・・」
「だ・か・ら!誰が姉よ!」
そこから二人は言い合いが始まる。姉として接したいジャンヌ(聖女)と
姉の優しさを拒む妹のオルタ。遠くから見れば本当に姉妹にも見える。
「全く、少しは彼女に優しくすればいいものを」
「ああ見えて、本当はジャンn・・・オルタも嬉しいんですよ。前までは
あんなことすらしなかった。お義姉さんを恨んでたけど・・・結婚してからは
お義姉さんに対しては少しづつ素直になってるんです」
スカサハにそう言った翔真。翔真は知っている・・・オルタが姉・聖女のジャンヌに
一生懸命手編みのセーターを編んでいることを。冬のプレゼントに間に合うように
慣れない手つきでセーターを作っている。
「そうか・・・今は二人にしておくとしよう」
「そうですね」
スカサハと翔真はそっと姉妹から離れてゆく。
「オルタ~・・・そんなこと言われたら・・・私、私・・・」
「ばっ!?な、泣かなくてもいいじゃない!ああもう!私が悪いわよ!」
次回は遂に沖田・オルタ見参かも。