ジャンヌ・オルタとの甘い生活。〘完結〙 作:どこかの超電磁砲
「ハハハ。その無謀さだけは評価致しましょう。ですが、
この宇宙の帝王たる、わたしを倒すことは出来ないでしょう」
「・・・・」
片手にズルズルとしたボールを持ち、某宇宙の帝王フ◯ーザのパチもん
ブリーザは不適な笑いを見せる。翔真は死覇装に身に纏い、斬月を片手に
イラついていた。
「(なんだよ目の前のパチもんは!?俺はただエロ本を買いたいだけだ!
エロ本一冊の為に、なんで戦闘に入るんだよ!?)」
翔真は今の状況にイライラ・・・・というより、困惑していた。
――――――――――――――――――――
遡る事、数時間前。ルルハワから帰宅した2週間後にその事件は起きた。
翔真は正座し、ジャンヌ・オルタは仁王立ちして翔真を見下ろしていた。
傍らにはこれまで翔真が集めたエロ本250冊が廊下にズラっと並んでいる。
「ねぇ・・・・翔真」
「はい・・・・」
「結婚した時に、私に何か言ったことがあったわね・・・・」
「はい。ジャンヌ以外全ていらない。エロ本もエッチなグッズも
必要ない・・・・俺は、確かにそう言いました」
「で?・・・・なにかしらね、この本の数は」
「すんません!!本当に出来心だったんです!!」
「・・・・私より、本がいいの・・・・」
「?・・・・何か言ったか?」
「なんでもないわよバカッ!取り敢えず・・・・燃やすわ」
「ちょ!!あああああああ!!!!」
「(本の女より、私にいっぱいHな事すればいいじゃないバカ)」
あっという間にエロ本は燃えかすとなり、翔真の前で儚く散った。
ジャンヌからも散々とボロカスに言われ、メンタルもボロボロで
フラフラになり、ただいま沖田オルタに慰められていた。
「ジャンヌは可愛い・・・・可愛いんだ。けど・・・・けどッ!エロ本で
抜くという行為も、一人でしか味わえないこともあるんだ!」
「ふむ。よくわからんが、マスター気を確かに」
「ぐす・・・・ジャンヌとも喧嘩して・・・・もうおしまいだァ!」
「やれやれ。相変わらずメンタルが弱いんだね君は」
そんな途方にくれた翔真に言葉を投げ掛けたのは、ダヴィンチちゃんだ。
「ま、男子には必要なアイテムだというのは良く分かるさ。さあ、
気を取り直してくれたまえ、マスター翔真。君にある任務があるんだが
頼まれてくれないかい?そこの沖田オルタちゃんも」
「私もか?」
ダヴィンチちゃんによれば、ある場所へレイシフトして欲しいというお願いで
データにない特異点が現れたので調査しに行くことになった翔真と沖田オルタ。
「マスター。もし辛い時があれば私に言ってくれ。出来ることがあれば
私が力になろう。さあ、行こうか♪」
「そうだな・・・・(取り敢えず、その世界でエロ本を買うしかない)」
だが翔真は知らなかった。この後エロ本の為に摩訶不思議な冒険が始まろうとは。