ジャンヌ・オルタとの甘い生活。〘完結〙 作:どこかの超電磁砲
少し早めですが、二本立てです!
「バレンタインデー・・・・遂に来たわね」
「そうですね。さあ、張り切ってチョコレートを作りましょう!」
「ちょっと待ちなさいよ。なんでアンタまで居るわけ?」
バレンタインデー・・・・女の子が好きな異性にチョコをあげる日。ジャンヌは
翔真にチョコレートを作る為に、カルデアへと来ていた。だが、何故か姉(自称
ジャンヌ・ダルクはニコニコしながらジャンヌ・オルタにくっついていた。
「妹が、初めてのバレンタインデーでチョコを作るというイベントを
見過ごせるはずがありません!なので、私は暖かい眼差しで見守ります!」
「いらないわよそんなの!うっとしいから早く消えなさい」
「え・・・・そうですか・・・・」
邪ンヌはうっとしいと姉のジャンヌにそう告げた。すると姉ジャンヌは
しゅんと落ち込んだ。初めてのバレンタインデーを迎える彼女の勇姿を
この目で見たかった姉からすれば、とても残念なのだろう。
「どうせ私なんて・・・・オルタのお荷物でしかありませんよね。
私なんてオルタの邪魔ばかり・・・・どうせ私は・・・・」
「ああもう!分かったわよ!邪魔しないなら・・・・いてもいいわよ」
「ほ、本当ですか!?オルタ!」
うっとしいと思いながらも、邪ンヌもなんだかんだで姉を気遣う。
カルデアにある食堂のキッチンを借りて、邪ンヌはジャンヌに見守られ
チョコレートケーキを作り始める。なお食堂には助っ人としてエミヤもいる。
「(彼女が料理とは。それにもう1人のジャンヌ・ダルクと・・・・前の彼女ならば
絶対にこんなことはしなかったが、これも綾崎翔真のおかげなのか・・・・ふむ)」
我らがサンタム、アーチャーエミヤは新聞を読みながら以前のオルタを
思い出す。以前の彼女はジャンヌ・ダルクと仲良くしようとはしなかった。
だが翔真に触れて、彼女自身も何かが変わったのだ。
「オルタ、そこはもう少し優しく丁寧に作らないと・・・・」
「わ、分かってるわよ!あっつ!」
「やれやれ。これはわたしが出ないといけないか」
エミヤはうっすら苦笑いしながら、キッチンへと入る。
「やめないか沖田ッ!"紫式部さんは俺を誘惑してた訳じゃない!」
「マスター、嘘も見苦しいですよ?またそんなおっぱい大きな人を
連れてきて・・・・!私達じゃ我慢出来ないんですか!えぇ!?」
「あ、あの・・・・翔真さん」
「わりぃな紫式部さん。コイツはちと可笑しいんだ。少し叩けば直せる」
翔真は力を解放し、死覇装を身に纏う。斬月を片手に紫式部を守りながら
沖田と激しい攻防を繰り返す。なお、翔真は今背後にいる紫式部に施設の
案内をしていただけだ。それを見た沖田が勝手に翔真が彼女を誘惑したと
勘違いしたのだ。
「はぁァァ!」
「甘いんだよ!」
互いの武器がぶつかり、空中を舞う。すかさずに沖田は鞘を飛ばした。
翔真は素手で鞘を弾いて、沖田に殴り掛かる。
「「はあァァ!!」」
「キャ!?」