ジャンヌ・オルタとの甘い生活。〘完結〙 作:どこかの超電磁砲
これはまだ、私とアイツがけ・・・結婚する前のお話よ。まあ、数年前よ。
私ことジャンヌ・ダルク・オルタはアヴェンジャーとしてアイツの元に
再び降臨した。その時アイツは・・・翔真は泣きながら私に抱き付いて来たのは
今でも鮮明に覚えているわ。そん時は恥ずかしくて壁に向かって投げてしまった
けれど、それでも翔真は私を暖かく迎えてくれた。
『なあジャンヌ。いきなりだけど一緒に寝ようぜ』
『バッカじゃないの!?いいいいきなり一緒に寝るとか!?
ま、間違いとか起こしたらどうすんのよ!?』
『間違いだって?・・・フッ、大歓迎だぜ』
『ま、待ちなさいよ!?わ、私はその・・・』
『別に俺は構わないけど』
『私が気にするのよッ!』
全く・・・この男は・・・と、呆れていると部屋に入ってくる者達がいた。
『ちょっとマスター?なんで沖田さんとは一緒に寝てくれないのですかァ?
なんでかな~~って、沖田さんとしては知りたいですね?クフフ・・・』
『マスター。いくら私や沖田と言えどもう我慢出来ぬぞ』
『おおお沖田さん!?それにランサー様ァァァァ!?』
あの時はまだ知らなかったけど、この二人は翔真の側近?と言えばいいかしら。
サーヴァントの沖田総司と冷血女を成長させた、ランサー・アルトリア・オルタ。
二人は私が一旦消えた後、翔真が仲間として迎え入れたらしい。ていうか・・・・・
あの時の二人、瞳に光がなかった気が・・・するわね。
『あはは・・・あははははは!!??いいですよマスター・・・なら分からせるだけ。
マスターには沖田さんが必要だということを体に教え込んであげます』
『・・・なるほど。つまりマスターは私や沖田よりもそこの女がいいと』
すると病欠剣士と冷血女ver大人は剣と槍を構えた。そして二人が一斉に
技を放って、部屋は大爆発。翔真は私を抱き抱えて逃げる。あの時は咄嗟で
いきなりされたけど・・・わ、悪くはなかったわね。うん。
『マスターァァ!沖田さんは何処までも追いかけまーす❤』
『共に地獄に落ちようマスター!』
『勘弁してくれッ!!前に言ったが俺はお前達のことは仲間として見てる!
悪いが恋愛対象としては見てないんだ!すまない!俺はジャンヌが好きだから!
何を言われようが、もうジャンヌは離さないッ!』
『(もう・・・公の場で・・・けど、そこまで私を)』
そこまで私のことを想ってくれていたことは凄く嬉しかった。だから・・・・・
だから私はバカで真っ直ぐな翔真を好きになったのかもしれない。
『だったら返り討ちにしてあげましょう』
「どうしたんだジャンヌ?さっきから箸が進んでないぞ?」
「・・・ごめんなさいね。少し、昔のことを思い出してたの」
ふと我に帰る。今朝御飯で彼と向き合いながら食べている。朝の献立は
白ご飯、味噌汁、焼き鮭と目玉焼きにサラダ。全部翔真が作ってくれた。
わ、私は生憎・・・家事スキルは壊滅的。だから翔真がご飯を作ってくれる・・・
こういうのって奥さんの役目じゃないの・・・はぁ
「ジャンヌ、はい」
「え・・・?」
「はい、あーん」
「は、はぁァ!?いいいきなり何よ!?」
「たまにはいいかなって。ジャンヌとあーんしたくて」
~~ッ!!不意ちとか卑怯よ!?あーんって・・・し、仕方ないわね・・・
ただ、翔真がしてきたからそれに応えるだけよ!そう、し・か・た・なく!
じゃ、じゃあ・・・・・パク
「どう?」
「・・・おいひ・・・」
「良かった」
ニコッと微笑む夫。その笑顔でどれだけのサーヴァントを惚れさせたのよ!?
料理や家事、色々な事も得意で、戦線ではサーヴァント達と一緒に戦う程の
逞しい一面もある。だから私の他にも彼に好意を持つ者は少なくない。
病欠剣士、冷血女ver大人、嘘が聞かないお姫様とか?、スカなんとか・・・
あとはローマの女も。本当に私で良かったのかしら。今更だけど・・・
「ねぇ」
「なんだ?」
「本当に今更なんだけど・・・・・・翔真は私で良かったの?」
「本当に今更だな・・・決まってるだろ?俺はジャンヌだから良いんだよ。
これからも、その先も、お前だけを見てるよ・・・」
「~~ッ!!・・・そ、そう」
私・・・・・・幸せのまま、いていいのよね。なら今を・・・この幸せな時間を堪能する。