「……みん、な」
「ふぅん、この程度なのね? それじゃあ……」
「っ!」
「この可愛い子はアタシが頂いてくから」
第3話 風の小悪魔と高潔な完璧主義者……インプ&エルフ編
進む中で遭遇したモンスター娘のインプ。非常に強気な彼女は人間を警戒すると同時に傍に居たハクを予め知っていた様子であった。……そしてインプはその強気に見合った強さでモンスター娘とイオを圧倒。風の力で全てを吹き飛ばした後に、倒れ伏した彼女達の間を悠々と歩いてハクの元へと辿り着いた。
「ハク、ちゃん……」
「レーチェ……助け」
ハクがインプの強さに勝てる可能性は殆どなかった。それでも逃げようと後ろへ下がるが、インプが大きな一歩を踏み出すと同時にハクの方へ触れる。倒れたレーチェが手を伸ばして、ハクが彼女に助けを求め、そして一瞬にしてインプとハクの姿はそこから消えてしまった。
イオ達は自分達が命拾いした事を嫌でも理解する。おかしくなったモンスター娘達は一様に人間へ敵意を持ち、殺しに来ている。それは人間と仲良くする存在なら同じ同胞でも容赦せず、もしインプがハクの事を狙っていなければ死んでいた筈なのだ。負けても倒れたまま命が残っているのは、インプがハク以外そもそも眼中に無かったのが原因なのだ。
「助けないと……うぅ」
「ぐっ、無理するでない。一旦、宿に戻って態勢を立て直すのじゃ」
「早く助けにいかないと、彼女がどろどろのぐっちょぐちょにされるじぇー!」
傷ついた身体で助けに向かったとしても、敵う可能性は0に近い。逸る気持ちを必死に抑えて、イオ達は拠点である街へと帰還する。
一方、攫われたハクは同じ区画の誰もいない場所へ連れ込まれていた。
「はい、アタシの目を見なさい」
「ぃ、ぁ……ぅ……ぇ」
「ふふ、そう。ジッと見るのよ、ジッと。あんたみたいな子供なら、魅了で簡単に堕とせるわね」
インプとは悪魔の一種であり、相手を魅了する事が出来る種族である。ワクワクとした様子で個性の強い銀のツインテールを揺らしながら、真っ赤な瞳でハクの目を見つめる事で彼女は魅了を掛ける。自分には扱えないものの誰かを魅了する力を持つハクだが、だからといってハク自身の魅了に対する耐性は無い。インプの言葉に最初は嫌がるも、やがて合った目が離せなくなったハクはそのまま力を無くした様に両手を重力に従わせて下げてしまう。
「まず最初は、アタシにキスしなさい」
「は、ぃ……んっ」
「んむっ、ん……んふふ♪」
もうハクは完全にインプの言いなりとなってしまった。言われた通りに口付けをすれば、口で繋がった事でより深くハクは魅了されてしまう。今度は言わずともインプが頭で考えた事をハクはする様になり、彼女がする様に考えればハクから両手をインプの頭に回して抱き着きながらより濃厚な口付けを始める。
「もっとよ。もっとアタシに溺れなさい!」
口付けをしながら、インプの手がハクの身体に伸ばされる。そして生まれたままの姿にした後、されながらもインプから身体を預ける様にして床へと倒れこんだ。ハクが下になり、滑る床の水がインプとハクの間に付けばお互いの肌が滑る様に触れる事で快感を感じ始める。
「ん、ぁ……いいわよ。いっそのこと、全身ドロドロになっちゃいましょ」
「ぅ、ん……」
言われた通りに水を掬って自らの身体へ掛け始めたハクを見て、インプも同じ様に水を掬い上げ始める。やがて互いに全身が滑る水塗れになれば、インプはハクに覆い被さって目を合わせた。
「アタシの上に乗って、その身体で奉仕しなさい」
「は、ぃ」
インプはまずその場を退いて命令する。ハクは立ち上がり、仰向けで横になったインプの上へ覆い被さろうとした。大きさに差があるため、子供が年上のお姉さんに甘えている様な光景だ。インプの腹部に乗って、自身の小さな身体を擦る様に上下に動きながらハクは奉仕を始める。時折擦れ合う胸や乳首からの刺激が、ハクとインプを気持ち良くする。
「ん、あんっ。良いわよ……そのまま全身でアタシを気持ちよく」
「そこで何をしているのです!」
「げっ、邪魔者が出て来たわね……」
今からが本番と言わんばかりに更なる快感を得ようとしたインプ。だがその言葉を遮る様に、その場へ新たな人物が現れる。頭の上にはおかしくなった証の紋章が浮かぶモンスター娘のエルフ。高貴で高潔な種族でもあるエルフは、目の前で行われようとしているインプと少女の淫行を見て見ぬふり出来なかった。
「貴女、こんな小さな子に何をするつもりですか!」
「別にアタシのなんだから何したって良いじゃない!」
「明らかに魅了しておきながら何を勝手な! 許せません。今すぐその子を解放しなさい!」
「嫌に決まってるでしょ。……何よ、やる気?」
一触即発の中、インプはエルフを敵と思う。それは魅了したハクにも伝わり、ハクはインプの上から起きて裸のままエルフと相対した。小さな身体だが愛らしく見えるその姿を前に、エルフを一度息を飲む。彼女は己の正しいと思う正義のために、操られて淫らな行為を強要されている少女を助けようとしていた。しかしその姿をしっかりと見た事で、他のモンスター娘達と同じ様に別の感情が生まれてしまう。そしてそれはインプに容易く読まれてしまう。
「ふーん。正義っぽい事言ってた癖に、アンタも欲情してんじゃない」
「っ! 欲情なんて、そんな破廉恥な事はしていません!」
「ほんとにー? もし『一緒にエッチな事がしたいです。私も入れてくださいお願いします』って言ったら混ぜてあげてもいいわよ?」
「誰がそんな事を……」
「別にアタシはあんたが居ない方が都合が良いんだからね。とっとと決めなさいよ」
止めに来た筈が行為に誘われた事で拒否しようとするエルフだが、その内心は迷いで一杯になっていた。インプは考えさせない様に、焦らせる様にハクの身体へ触れてその場から消えようとし始める。そして彼女が行動しようとした瞬間、エルフが待ったを掛けた。
「ほ、本当に先程の言葉を言えばその少女を……その……」
「エッチな事し放題よ。アタシの言う通りにすればね」
「……い、一緒にエッチな事がしたい、です……私も入れてくだ、さい。お、お願いします」
「…………ふふ、良いわ。一緒に楽しむわよ」
ハクはインプの上に再び乗っていた。だがそんな彼女の後ろにはエルフが居り、3人は裸の状態で重なり合う。2人のモンスター娘に挟まれながらも、ハクはインプの身体へ奉仕をする様に自身を使う。エルフはそんなハクの胸を後ろから鷲掴みにして揉みしだいている。
「ん、ぁ!」
「あん、良いわよ。その調子」
「あぁ、こんな……ですが手が止まりません……なんと愛らしいのでしょう」
エルフは決して肉体的な快感を受けてはいない。だがその様子は明らかに気持ち良くなっている様であり、ハクの身体を触る事で満たされているのだろう。
胸を弄び続けていたエルフは徐にハクの身体を後ろからしっかりと抱きしめる。腹部に両手を回して全身でその小さな身体を感じると、そのまま下へ押し付ける様にしてハクの身体を揺らし始めた。
「ひっ、ぁ!」
「なる、ほど。良いわね……こっちも、んっ!」
「はぁはぁ……もっと、感じてください。その姿を私に見せてください」
裸でインプの上に乗っていたハクはエルフの行為によって自身の大事な部分、秘部を自然とインプへ擦り付ける事となる。甘い声がハクの口から漏れ始めれば、インプはハクが感じている理由を理解してエルフが解放した身体を揺らされる事で弾む胸に手を伸ばした。
「口付けをさせてください」
「仕方ないわね。それじゃあ、イクまでしてて良いわよ。でもイク瞬間は駄目。しっかり喘いでもらうんだから」
「はい。はい、それで構いません。あぁ、早く……んっ♪」
「んっ、はむっ……ジュルルっ!」
逸る様にエルフはインプの許可を得る。するとインプが考えた事によってハクは自ら後ろを向いてエルフと口付けを始める。舌を絡め合う口付けはまるで愛し合う様であり、その下でインプは楽しそうにハクの胸を楽しみながら感じ続ける。……やがてハクの身体が最初よりも大きく跳ねる様になった事で、絶頂が近い事をインプは察する。
「そろそろ、ね! そのまま押し付け続けなさい!」
「ん、ふぅ……えぇ、分かっています。最後まで気持ちよくなりましょう」
「あっ! んぁ! イ、ク……ひあぁぁぁっ!」
2人に挟まれながら、遂にハクは絶頂を迎える。秘部からは流れ出る様に大量の愛液がインプの腹部を濡らし、エルフはハクの絶頂に合わせて甘い絶頂を感じていた。魅了した好みの少女を思うがままにして絶頂させた事で満たされたインプ。
そしてハクの身体から出てきた光が2人を包み込んだ。