※この作品はR-18です。

愛され過ぎた少女達   作:ウルハーツ

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【モエクロ】 第7話・愛莉編★

「かっ飛ばしますのぉぉぉ!」

 

 正気に戻ったグリフォンはハクと話をする事で自分の様にモンスター娘達がおかしくなってしまっている事を知る。自分がハクへした行為について謝罪をした後に、彼女の力になる事を決めたグリフォン。入り口で遭遇したハクの仲間達が第四区画に向かっている筈であると話をすれば、グリフォンは羽でハクを守りながら目にも留まらぬスピードで空を飛行した。

 

 その結果、彼女はイオ達を通り過ぎて第三区画から続く第四区画への扉を吹き飛ばしながら奥へ。一気に雰囲気が和の世界になる中、グリフォンの勢いは止まらない。因みにハクは彼女の羽の中でしがみついているため、自分がどんな場所に居るのか全く分かっていなかった。

 

「ふぅ、この辺りで……あら?」

 

「……戻る?」

 

「その様ですの。……何時か封印が解けた時に、また会いたいですわ」

 

「ん……バイバイ」

 

 第三区画から外へ出た事で封印の力によって強制的に戻されることになってしまったグリフォン。優しい笑みを浮かべてハクの頭を撫でながら、また会う約束をした彼女は消え去ってしまう。

 

 新たな区画に到着したものの、仲間達が何処にも居ない場で一人きりとなってしまったハクは周囲を見回す。すると、壁の向こう側から湯気の様なものが出ている事に気付いた。……ここは所謂温泉街であり、イオ達が何処に居るのかも分からない現状行く宛も無かったハクはその湯気を目指す事にする。

 

 

第7話・蛇に狙われた猫……愛莉編

 

 

「珍しいお客さんでありんす」

 

「!」

 

 到着した温泉の傍にあった建物から聞こえて来る女性の声。それはモンスター娘のものであり、ハクは驚き声のする方へ振り返る。頭の上には例の刻印が浮かんでおり、おかしくなっているのは間違いない。だがその様子はとても穏やかで、今までの様に襲ってくる様子は一切無かった。

 

「妾は愛莉。この温泉街を取り仕切る管理者でありんす」

 

「……ハク」

 

 今すぐの危険はないと分かったハクはされた自己紹介にしっかりと返した。すると愛莉は温泉に入っていくかを尋ね始める。ここの温泉は混浴であるが、現在お客さんは1人も居ないとの事。仲間達をそのままにする訳にはいかないと断りを入れようとするが、そんなハクの傍にゆっくりと愛莉は近づいて肩に手を置いた。

 

「大分お疲れの様でいんすな。お仲間は妾の友達に任せるて、ハクは身体を休めながら妾の報告を待つでありんす。無理をするのは良い事ではありんせんなぁ」

 

「……ぁ」

 

 愛莉はハクの身体を押して優しく温泉へと導き始める。そしてそのまま彼女に流されるままに、ハクは温泉へ入る事となった。まだ危険を感じる事はないが、なんの拍子で変わるか分からない。モンスター娘を相手にするとなれば、勝てる可能性はとても低い故に今は彼女の言う通りにする事にしたのだ。

 

「お背中は妾が流すでありんす。……? この羽は……」

 

「そこは……触らない、様に」

 

 グリフォンから刺激された事もあり、普段以上に敏感となってしまっていた羽。愛莉はハクの言葉を聞いて受け入れると、着ていた着物を脱ぎ始める。先程の言葉からも分かる様に、一緒に温泉へ入るつもりなのだろう。ハクも自ら服を脱ぐと、愛莉と共に温泉へ。

 

 流石は温泉の管理者と言うべきか、彼女の背中を流す技術は一線を画していた。愛莉に背中を洗ってもらったハクは、前を自分で洗おうとして……愛莉にクルっと回転させられる。突然視界が回り、愛莉を目の前にしたハクは彼女が微笑む姿に察した。背中だけでは終わらないと。

 

「モチモチで、良い触り心地の肌を持っていんすな。昔の妾を思い出すでありんす」

 

「んっ……愛莉、も……綺麗」

 

「嬉しい事を言ってくれるでありんすなぁ」

 

 ハクが子供の様な愛らしさを持つのなら、愛莉は真逆に大人の色気を多分に含む見た目をしていた。髪の部分が蛇になっている事を除けば。そしてハクは彼女の手で身体を洗われながらも気付いた。その蛇達が時折長い舌を出しながら、ハクをジッと見つめている事に。それに嫌な予感を感じた時、優しくハクの頬を愛莉の手が触れる。

 

「ハク、妾を見るでありんす」

 

「ぇ……っ!」

 

 その言葉で彼女と目が合ったその瞬間、ハクの身体はまるで石になった様に動けなくなってしまった。……それもその筈。石になった様ではなく、本当に石になっているのだから。足先から膝辺りまで、指先から肘辺りまでが石にされてハクは自分の身体を動かせない。そこでようやく、ハクはここに来るべきでは無かったのだと気付いた。

 

「妾も昔は普通の女でありんした。でも傲慢になり、ある方の怒りを買った事でこの様な髪と呪いを……それは悪い事ばかりではないのでありんす。こうして、狙った獲物を動けなくする事が出来る力を持ったでありんすから」

 

「何、を……」

 

 嘗て石になった事はあれど、それは一瞬ともいえる出来事だった。全身を石になった事で戻るまでの記憶は全く無かったが、今回は身体の一部が石になる事で恐怖を感じずにはいられない。しかしそんなハクの感情を分かっているかの様に、愛莉は蛇をハクの両腕から身体を向かって巻かせながら顔を近づける。

 

「勘違いしないでおくんなまし。命を奪う様な野蛮な真似はしないでありんす。ただ、妾の暇潰しに付き合ってくれれば良いでありんすよ」

 

 腕に身体を巻きつけながら近づいてきた蛇が遂に脇を通ってハクの目の前に。そこで愛莉が優しく笑った瞬間、大きく口を開けた蛇が左右からハクの乳房に食らいついた。乳首を口の中に入れてしまった2匹。ハクは恐怖から声が上がるが、痛みは一切ない。

 

「ひっ、あ、止めっ……んぁ!」

 

 歯は一切立てられない。だがその長い舌がハクの乳首を舐め回し始める。左右同時に乳輪へ舌を巻きつける様にして与えられる刺激にハクは身悶えしそうになるが、身体は全く動かない。……気付けば肩や太腿も石になっていたからだ。

 

 愛莉が一歩前に出てハクの腰に手を回す。距離を0にして、怯える表情を上から見下ろしながらその白髪をかき上げる。怯える真っ赤な目が愛莉を余計に昂らせ、蛇の舐める舌の激しさが増した。

 

「気持ちよーくしてあげるでありんす」

 

 片手を腰に回したまま、ゆっくりと降ろされた手がハクの秘部に触れる。グリフォンに襲われて流れた愛液は乾き、身体を一度流した事でもう存在しない。だが指先でなぞり上げる様な攻め方にハクの顔がピクリと反応する。

 

「全部、妾が支配するでありんす。その身も、心も」

 

 石になる範囲はまだ広がる。今度は秘部ともう1つの穴を残した下半身が石になり、胸以外の上半身も同じ様に石となっていた。敏感な羽すらも堅い石へと変わり、もう石でない部分の方が少ない。首も現在石になりつつあり、このままどこまで愛莉は石にするつもりなのかと恐怖は膨れ上がる。

 

「妾の声を聞き、妾の姿を見て、妾の手で快感を享受する。それだけでいんす」

 

 首が石になる。頬が、額が、頭が……。残されたのは髪、耳、目、口、胸、秘部と使われぬ不浄の穴。口は石になっていないが、他の筋肉が動かない影響で喋る事は出来ない。目は瞬きが出来る範囲まで石にされており、生きてはいるもののハクに出来る事はもう何も無い。

 

 例え身体が石にされても、秘部や胸を弄られればしっかりハクは快感を得ていた。愛莉は完全に自分のものとなったハクの姿に満足げな様子で、残された部分を弄り続ける。恐怖と快感が同時に襲い掛かり、ハクは真面な思考で居られない。少しずつ濡れ始めた秘部に愛莉の指が入り込んでも、反応する事すら出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハクを見つけたら、温泉に入りたいのぅ」

 

「何処に居るんでしょうか?」

 

「早く見つけないと、またモンスター娘に襲われちゃうわね」

 

 第四区画へ急いで追い掛けてきたイオ達。温泉街である事を知り、温泉に入りたい欲求を感じながらもハクを見つける事を最優先に行動していた一行は遥かに離れた場所で見覚えのある光が発生した事に気付いた。思い当たる原因はただ一つ。

 

「どうやら、もう襲われていた様じゃ」

 

「で、でもきっと相手は元通りになってますよ!」

 

「とにかく、行こう」

 

 そこにハクが居ると確信した一行は急いで向かい始める。……到着したのは第四区画の中間地点辺りであり、大きな温泉が目立つ場所であった。中から出た光であると分かった全員は一斉に入り込み、念のために男子のイオとオットンは外で待つ事に。

 

「ハクちゃん! ……ぇ」

 

「あぁ、あぁ……妾は何て事を!」

 

 そこに居たのは嘆くモンスター娘と、髪先から爪先まで全てが石化したハクの姿だった。




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