高町なのはにとって、その猫は大事な家族だった。幼い頃から共に過ごして来た白猫、ハク。嘗て父親が大怪我を負い、その影響で母親を始め兄や姉が自分と一緒に過ごしてくれなくなった時も、傍には必ずその存在があった。やがて父親が奇跡的とも言える回復力で無事に意識を取り戻し、高町家に平穏が戻って来た後もなのはが一番一緒に居ようするのはハクとなる。寝る時も、起きる時も、ご飯の時もお風呂の時でさえ一緒。徐々に成長していく中で辛い事や悲しい事があっても、なのははハクの存在でその心を癒す様になっていた。
高町なのはが9歳の時、人生の大きな転機が訪れる。それは魔法との出会い。ユーノと言う名の喋るフェレットと出会い、魔法の力を発現させた彼女は困っている彼を助ける為にジュエルシードと呼ばれる宝石を集める事になる。……そしてその最中に出会ったもう1人の魔法を使う少女との出会いや戦いは彼女を大きく成長させた。だが、彼女の生活には魔法とは別に大きな変化が齎された。それは、ハクの正体の発覚である。
『は、ハク……本当に、ハク?』
『……そう』
魔法と出会ってからの日々の中で知った衝撃の事実に彼女は大きく動揺した。だがフェレットであったユーノが実は少年であった事実を数日前に知った彼女にはそれを受け入れるだけの知識があった。動物が人の姿に成れる事は、彼女にとって既にありえない話では無かったのだ。
『この子は、預かって行きます』
『待って!』
ある時、もう1人の魔法を使う少女……フェイト・テスタロッサにハクを連れ去られた時、なのはの落ち込みは恐ろしいとすら言える程であった。何もしようとせず、何も出来なくなってしまったなのは。だが家族や学校の友達によって元気を取り戻した彼女は必ず取り返すと誓い、その後再びフェイトと対峙。その末に彼女の母親と邂逅する事になった彼女はフェイトと共に思ってもいない光景を目の当たりにする。
『私はもう良いの。あの子を、お願い』
『母さん!』
虚数空間と呼ばれる場所へ落ちて行くフェイトの母親、プレシア・テスタロッサの最後の言葉。崩れ行く場所を抜けた先で見つけたのは、フェイトよりも幼く、だがフェイトに瓜2つの少女と戯れるハクの姿だった。
フェイト・テスタロッサにとって、その猫は不思議な存在であった。突然母親であるプレシア・テスタロッサに言われて攫う事になった自分よりも僅かに幼げな少女。何故彼女を攫う必要があったのかは分からず、だが彼女を攫ってからの時間はフェイトにとって暖かいものであった。何かをさせられながらもプレシアの元では無く、フェイトとその使い魔であるアルフの元で過ごす様になったハク。今まで無かった帰宅時に迎える者が居るその光景は心を癒すに至る事柄であった。
母親を失い、自分の出生の秘密を知ってからも彼女は周りに支えられて。新しい家族として自分の姉や母変わりとなった女性、その女性の息子であり義兄となった少年にも支えられて無事に立ち上がる。そして離れてしまった友達とまた一緒に過ごし、共に過ごしたハクへお礼を言う決意をした。
嘗て敵対した2人が共に手を取って戦い、また新たな友達や別れを経て成長した2人は地球から離れて魔法が当たり前の世界。ミッドチルダで過ごす様になった。初めて2人が出会ってから10年以上の月日が流れ、少女だった2人は立派な女性となった。そして養子としてヴィヴィオと言う名の少女を迎え、母親となった2人。そんな彼女達の傍には幼き頃から変わらぬハクの姿があった。
「あれ? ハク、ヴィヴィオは?」
「……寝た」
「そっか。あ、ホットミルク飲む?」
夜を迎えた自宅にて、ヴィヴィオに抱き枕にされていたハクは彼女が寝入った事で傍にあった枕を自分の身代わりにして人の姿でリビングへ姿を見せる。そこには寛ぐなのはとフェイトの姿があり、フェイトは湯上りの様子であった。手には牛乳があり、彼女の言葉に頷いてソファへ座った時。何も言わずに自然となのはがその隣へ身を寄せる。そしてフェイトも反対に座り、ハクは2人に挟まれる様な体勢となった。
「最近はヴィヴィオ、ハクだけでも寝れる様になったね」
「最初は私とフェイトちゃん、ハクの3人が一緒じゃないと嫌がってたもんね。ちょっと寂しいけど、成長してるんだよ」
「そっか。……そう言えば、ハクは昔からそのままだよね?」
「……」
話の中でふと思い付いた様にフェイトが言えば、2人の視線がハクに注がれる。言われた言葉に自らの手や足を眺めるハクだが、その姿に2人はお互いに目を合わせて頷いた。
「ハクはそのままで良いの。ううん、そのままが良い」
「うん、私もそう思うよ」
「?」
何かを確信する様に頷きながら呟くなのはの言葉に同調するフェイトの姿を見て、ハクは首を傾げた。そしてフェイトから受け取ったホットミルクを飲んだ後、ハクはキッチンの流し台に向かおうとする。そこにはまだ夕食で使われた食器が置かれており、これから洗い物をするのだ。普段から働く2人を支える様に家事を熟しているハクは当然それを片づけようとする。が、ハクが何をしようとしたか理解したフェイトがそれを止めた。
「今日は私がやるから良いよ。ハクももう眠いでしょ」
「……分かった」
フェイトの言う通り、ホットミルクを飲んで人心地ついていたハクは眠気に襲われていた。故にその言葉に頷いて再びヴィヴィオの眠る部屋へ向かうハク。その後ろ姿を眺めた後、やがて扉の閉まる音が聞こえた刹那。なのはとフェイトは同時に動きだしていた。向かったのはハクが飲んでいたホットミルクの入っていたマグカップであり、同時に2人の手がまだほんのりと暖かいマグカップを掴む。
「フェイトちゃん、昨日したよね?」
「なのは、今日は昼過ぎに帰って来たんでしょ? 私が帰って来たのは夕方だよ?」
マグカップを間に目線で火花を散らす2人。数分掛けて睨み合った後、埒が明かないと悟ってフェイトはなのはが反応する前に行動する。マグカップの持つ部分はソファに向いており、ハクは右利き。そしてフェイトとなのはが左右で奪い合って居たため、フェイトは突然顔を動かすとハクが口を付けた部分を舐め始めた。
「あぁ! フェイトちゃん! ずるい!」
「ふふっ、これで今日の間接キスは私のだよ」
「私もしたかったのに! 私がしたかったのに!」
なのはが声を上げる中、舐め終わったマグカップから手と口を離して堪能する様に妖艶な舌舐めずりを行うフェイト。その姿になのはが両手を握ってポカポカとその身体を叩き続ける。すると先程リビングを後にしたハクが目を擦りながら再び姿を見せる。
「……うるさい……ヴィヴィオ、起きる」
「あ……ご、御免ね?」
「ん……おやすみ」
なのはの声が聞こえていたのだろう。現在寝ているヴィヴィオが起きてしまう可能性もあり、抗議に来たハクの姿を見てなのはは申し訳なさそうに謝る。それだけで伝わったと理解したハクはもう1度眠る前の言葉を告げてリビングを後にする。もう騒ぐ訳にも行かず、その後リビングには膨れっ面のなのはとご機嫌で洗い物をするフェイトの姿があった。そして現状対照的な2人だが、その内心で考える事は一致していた。
『関節キスなんかじゃ無くて、本物としたいなぁ……』
ある日、ハクはなのはの実家から送られて来た荷物の中に懐かしい服が入っている事に気が付いた。それは嘗て小学生だったなのはやフェイトが着ていた【私立聖祥大付属小学校】の制服。中に入っていたなのはの母親、高町 桃子からの手紙には『偶然見つかったので送ります】と言う内容が書かれていた。既になのはもフェイトも成長している故、小学校時代の制服を着る事は出来ない。ハクはそれを理解して伝えるだけに留める事にした。……が。
「あ、それならハクが着て見ようよ!」
「……」
ヴィヴィオも眠った夜、家で制服を見せられたなのはは思い付いた様に告げる。確かに成長していないハクならば問題無く着る事が出来るだろう。フェイトも興味津々といった様子でハクが着るのを期待しており、断れる雰囲気で無いと気付いたハクは溜息をつきながらも着替える事にした。
「ふぁ~! 可愛い! 可愛いよハク!」
「懐かしいね。昔は私達、毎日それを着てたんだよね」
ハクの制服姿に感極まった様子でなのはが喜ぶ傍でフェイトは思い出す様に呟いてその光景を眺めていた。そして何気なく立ち上がると、自然な様子でフェイトはハクの後ろに立ってその身体を抱きしめ始める。ハクの身体を全身で感じるフェイトの表情は安らぎに満ちていた。ハクを独占するフェイトの姿になのはは羨ましく感じ、だがそれと同時に思いを理解する事も出来た故に奪う事無く彼女は前からハクを抱きしめ始める。2人の女性に挟まれ、ハクは無言のまま2人の顔を交互に見つめ続けた。
「…………ねぇ。なのは」
「多分、私もフェイトちゃんと同じ事考えてる」
「?」
ふとフェイトが出したなのはを呼ぶ声は先程と違い、何かを抑えている様だった。そしてそれに答えるなのはもまた、何かを必死に抑えている。だが2人は互いに目を合わせて頷き合い、ハクは2人の間でどんな意思疎通が行われたのか分からずに首を傾げた。すると突然自分の身体を後ろから抱きしめていたフェイトが両手を掴んで後ろで抑え始めた事でハクは困惑する。そしてそれと同時に前に立っていたなのはが制服のリボンを解き始めた事で自分が何をされそうになっているのか、嫌でも理解する事になった。
「……待って」
「駄目だよ。もう、待てない」
「!?」
「私達、ずっと我慢してたんだよ」
スルスルと簡単に解かれるリボン。過去に毎日着ていただけあり、着脱を容易く行えるなのはの手に寄ってハクは徐々に脱がされ始める。2人の行動にハクが戸惑いながらも身体に力を入れるが、フェイトの力には敵わない。それどころか耳元で囁く様に声を掛けられ、全身に走り抜ける悪寒にハクの力は徐々に失われる。その様子を見ていたなのはは先程と違う笑顔を見せて、ハクの両肩に手を置いた。……そして。
「っ!」
「んっ……はぁ。これが、ハクとのキス……もっと」
「ずるいよなのは。次は私がする番だから」
「待っ、て……んっ……んぐっ」
「元々ハクの飼い主は私だから、私が先にして当然なんだよ。ねぇ、もう1回。今度はもっと一杯しよ?」
唇を合わせるだけのキス。それだけで恍惚とした表情を浮かべるなのはを前にフェイトが今度は後ろからハクの顔を振り返らせてキスを始める。だが奪われた様に感じたなのはは少々不機嫌そうに告げて強制的にハクを自分へ向かせると、再びキスを始めた。今度は言葉通り触れ合うだけでなく、舌を伸ばして長い時間貪る様に。間接キスを奪い合っていた2人にとって、ハク本人の唇の味は蜜の味。今度はフェイトが残念そうに目の前でキスするなのはの顔とハクの後ろ姿を眺め、なのはが手を付けていなかったハクの身体へ手を伸ばし始める。
「んんっ!?」
「ふふっ、感じる?」
「んじゅ……ふぇいふぉちゃん。ずるぅい」
「早いもの勝ちだよ。ほら、もっと触ってあげる」
「んっ、ぁ……はむっ、ぅう」
まだ完全に脱がされてはいないものの、殆ど薄い布1枚となってしまったハクの胸をフェイトは制服越しに鷲掴みした後に揉み始める。夜の寝る前だった故に下着も付けていなかったハクは薄い布越しにフェイトの柔らかい動く指を感じ、なのはに口を塞がれている事で声にならない声を上げる。すると更になのはが今度はフェイトの言葉を聞いて対抗する様にキスをしたまま片手をハクの足元へ伸ばし始める。膝下まであるスカートを捲り上げて中にある下着越しに大事な部分を指でなぞれば、ハクの身体を反応する様に大きく跳ねあがった。その反応を見た後、なのははなぞった指を指で擦り合わせてそれを確認。
「フェイトちゃん。ベッドに行くよ」
「? なのは?」
「ハクも期待してくれてる。もう、抑え無くても良いみたいだから」
「……何……を……」
なのはの言葉に首を傾げるフェイト。だがその言葉を聞いて彼女は理解した様に頷き、2人にされるがままだったハクは軽々と運ばれ始める。ヴィヴィオが眠る部屋とは別の部屋。普段夜遅くに帰った際、眠るヴィヴィオやハクを起こさない為になのはとフェイトが偶に使うベッドに運ばれたハクはそこへ寝かされる。そしてハクが身体を起こそうとした時、先程と同じ様にその背後に回ったフェイトが座るハクを後ろから抱きしめる様に座り込んだ。
「逃げちゃ駄目だよ、ハク」
「……フェイト」
「一緒に気持ちよくなろ? 私達に任せてくれれば大丈夫だから」
「……なのは」
背後からフェイトに抱かれたまま、徐々に前から近づいて来るなのはの姿を前にハクは自分がもう2人から逃げられない事を悟った。元々2人の傍で過ごしていたハクは欲望を見る事が出来る事もあり、自分へ他とは違う感情を抱いていると知っていた。それでも普段通りに過ごして居たのはそれで満足して貰えると思っていたから。しかし、結果は2人の我慢が限界を迎えた故の暴走。それは自分が嫌でも撒いた種であり、故にハクは2人の思いを受け止める事を決める。過去に超えて来た様に、自らの身体を差し出す事を。……ハクがそれを後悔するのは数時間後の事である。
「んっ、あっ! ……んんっ!」
「はむっ、ペロ」
「もっと、もっと!」
ベッドの上。全てを脱がされて裸で座らされたハクを後ろから抱きしめる様に腕を回すフェイトと前から両胸に手を添えるなのは。前者はハクの腹部に手を回して身体を密着させ、ハクの耳に舌を這わせて攻め続ける。一方後者は添えた胸を撫でる様に触れ続け、時々下から持ち上げる等して弄び続ける。彼此数十分もの間この時間は続いており、なのはが何かを察した様に胸へ顔を近づけるとその頂点。固くなった乳首を口に含んで舐め転がし始めた。
「ひぁ! ま、た……来る……っ!」
「良いふぉ、いっひぇ!」
「んじゅ、またぎゅって抱いてあげるから好きなだけイって」
「っ!」
なのはの容赦無い攻めとフェイトの声が最後の引き金となり、ハクは身体を震わせて絶頂を迎える。そしてこの流れは既に数回繰り返されており、ハクは脱力してフェイトに身体を預けながら弱々しくなのはへ視線を送った。もう体力的には限界を迎えており、何時気絶しても可笑しく無い。それでも起きているのは2人が止めようとしないからである。……が、ハクの考えは甘かった。2人が抑えていたハクへの劣情はこんなものでは収まらない。寧ろ更にハクを求める感情が強くなり、なのはとフェイトは視線を合わせると頷いた。
「最初は私だからね。例えフェイトちゃんでも、これだけは絶対に譲れないよ」
「分かってる。でもなのは、私もしたい。それは良いよね?」
「……?」
2人の会話が何の意味を持つのか分からなかったハクは目の前に居たなのはがベッドを離れ始めた事で急激に嫌な予感を感じ始める。だが後ろから抱きしめるフェイトが居る為にその場所から移動する事は出来ず、やがてなのはが持って来たのは男性器を模したものが腰に着けられるペニスバンドと呼ばれる道具だった。過去に男性器を見た記憶など無いハクからすれば例え本物で無くても恐ろしい。そしてそれはなのは達にも言える事だが、2人はそれを前に怯えるどころかそれとハクを何度も交互に見続けていた。
「何時かはって用意してたけど、ちゃんと使える日が来て良かったよ」
「ぁ……ぃ、ゃ……嫌っ!」
「怯えないで。確かに最初は怖いけど……絶対に気持ちよくなれるから。ううん、気持ちよくしてあげる。私となのはで」
「……お願い……それ、だけは……いやっ……!」
「御免ね、ハク……もう止まれないの」
その道具がどんな用途で使われるのか、分からない訳が無かった。女性しか居ないこの場で処女を失う可能性を考えていなかったハク。例え何があろうとそれだけは守ると誓っていたそれが危機に瀕した事で彼女は目に見えて拒絶と焦りを見せ始める。……だが、普段見れないその姿を前に2人が感じたのは更なるハクへの劣情であった。なのはの言葉通り、2人はもう止まれない。必死に逃げようとするハクの身体を倒してフェイトが両手を頭の上で押さえ付けると、ベッドに乗ったなのはが腰にそれを付けてハクの足元へ近づき始める。
「止め、て……なの、は……」
「好きだよ、ハク。大好き……だから、止められない。他の誰かに取られる前に、私がハクの
必死に動かしていた足を両手で掴み、強引に押し広げて間へ入り込めばもうハクに成す術は無い。最初にベッドへ来る前から僅かに濡れ始めていたハクの秘部になのはの腰から生える様にして装着された模した男性器が宛がわれる。涙を零しながら首を横に振るハクの顔を一度見つめ、なのはは優しく微笑むと……腰をゆっくりと動かし始めた。最初は簡単に入らずに入り口を数回なぞるが、やがて先が入り始めればハクの中へ侵入を開始する。
「ぃや……駄、目っ!」
「ふぅ……そ~れっ!」
「っ! い、あぁぁぁぁぁ!」
入り始めた事で最後の懇願をしたハクだが、なのはがそれを受け入れる事は無かった。覚悟を決める様に息を吐き、ハクの処女膜を一気に突き破って道具越しに繋がった彼女は小さな身体を前から抱きしめてハクとキスをする。秘部からは痛みを訴える様に赤い鮮血が流れ、なのははまだ腰を動かそうとはしない。ハクが気持ちよくなる為に、今はまだ抑える時だと考えて。
「? 今、何か光ったみたいだけど……」
「……ぁあ……ぃや……私、の……」
「はぁ……はぁ……そう、なの?」
「ハクは当然だけど、なのはも辛そうだね」
フェイトは押さえ付けているハクの背中で何かが光ったのに気付き、だが絶望と痛みに譫言を呟き続けるハクと必死に腰を動かさない様に我慢するなのはの姿にそんな事は気にしなくなる。それどころか早く自分の番が回って来る様に、ハクが気持ちよくなれる様に行動する。なのはと交代する様に上から両手を抑えたままハクと舌を入れるキスを始め、なのははハクの腰を両手で掴むと確認する様にゆっくり入れたそれを動かし始める。
「んんっ! むっ、ふぅ……んっ!」
「はむっ、んじゅ……もう、痛くなさそうだね」
「うん。それじゃあ、動くよ」
「っ!」
フェイトの言葉になのはが改めて腰を動かして模した男性器の輸送を開始する。絶望していたハクは身体の中を出入りする堅いモノを感じて反応せずにはいられず、フェイトはそれを見る為にキスを止めて押さえるだけに留める。だが目線だけはジッとハクの顔から離さず、ハクは犯されているこの状況を見られ続ける事に羞恥心を感じて目を反らした。が、それでもフェイトの目はハクを見続ける。
「んっ、あっ、ん、んっ」
「抑えなくて良いよ、ハク。ヴィヴィオには聞こえない様に防音結界、張ってあるから」
「ハクの声、聞かせて! 感じてる声!」
「っ! ぁ……んあぁ! い、やぁぁ……!」
「ハク! ハクっ!」
気付けばゆっくりだった輸送の速度は早くなり始め、なのはが振る腰の動きはハクを容赦無く攻め立てる行為へと変わる。腕を押さえたままフェイトに見つめられ、ハクは快感と羞恥に涙を流してよがるしか無かった。本物の男性器とは違い、その行為に終わりがあるとすればそれはハクが絶頂を迎えた時。なのははフェイトがハクを押さえているのを良い事に腰から手を離すと、目の前で上下に揺れ動く胸を掴んだ。
「んあっ! はぁ、はぁ……あぁ!」
「気持ち良いっ! 玩具なのに、私の身体じゃ無いのに。ハクを感じられて……これ、イっちゃう……!」
「あ、あっ! い、や……来、ちゃう……!」
「イってハク! 私も行くから。イク、イクイクイクっ!」
「! ~っ!」
ハクの絶頂が肉体的なら、なのはの絶頂は精神的と言えるだろう。大きく仰け反りながら目に見えて絶頂するハクの身体を抱き、なのはも身体を震わせて余韻に浸る。そして少しの間を置いてなのはがゆっくりと身体を起こすと、入れていたそれを引き抜いてベッドへ倒れ込んだ。そして残る力で腰からそれを外せば、彼女はハクの横に移動してその身体を抱きしめる。
「凄い、良かった……次はフェイトちゃんだね」
「……もう……無理……壊、れる」
「良いよ、壊れても。例えハクが壊れても、一生私達が飼ってあげるから」
なのはの言葉に拘束を止めて足元へ移動したフェイトがなのはから外されたペニスバンドを着けているのに気付き、首を弱々しく横に振る。だが安心させる様に安心出来ない言葉をフェイトは告げると、先程のなのはと同じ様にハクの両足を広げて間へ入り込んだ。抵抗出来る力は殆ど残っておらず、出来るのはフェイトの腹部を触る事だけ。ハク本人は力を入れて距離を取ろうとしているが、何の意味も成し得ない行為であった。
「それじゃあ、始めるよ」
「……ぃ、や……止めっ、んあぁぁぁぁぁ!」
ズブズブと音すら聞こえそうなフェイトによる挿入。2度目と言う事もあって容易くそれはハクの中へ挿入され、もう苦しむ様子も無い事でフェイトは最初から容赦無く腰の輸送を開始し始める。揺れるハクの身体はなのはが押さえている為、彼女と同じ様に上下に揺れる胸を掴んで腰を振るう。強い意志で処女を守る決意をしていたハクはそれを失った事で失意してしまい、身体だけで無く心すらも快感に抗う力が失われていた。……故に彼女は縋る様に、自分を抱きしめるなのはや犯し続けるフェイトを熱い目で見つめ始める。
「ん、あ……なのは……フェイト……」
「ハク、可愛いよ」
「もっと乱れて、もっと喘いで! 全部見ててあげるから」
ジッとなのはに見つめられながら、必死に腰を振るフェイトに言われてハクは壊れかけた心を2人に寄せる。近づくなのはの顔を受け入れ、自らキスをせがむ様に舌を伸ばして。開かれた足でフェイトの腰を自ら囲んで。2人の行為を受け入れ始める。
「ん、むっ……ん!? んんんっ!」
「ん……ふぅ……イったみたいだよ、フェイトちゃん」
「そっ、か! でも、まだ私……イって、無いから……!」
決めていた訳では無いが、ハクの絶頂は交代のタイミングだと考えていたなのは。だが本来ペニスバンドを装着しただけでは絶頂出来ない筈のなのはがハクを犯せたと言う事実に絶頂し、今現在フェイトも絶頂に近づいていた為に彼女はなのはに譲ろうとしなかった。少し納得いかない様子で膨れるなのはをそのままに、フェイトは体勢を変えるとベッドへ仰向けになってハクを道具で繋がったまま腰の上へ乗せ始める。世間一般に騎乗位と呼ばれる体勢である。フェイトはハクと指を絡め合う様に手を繋いで、その体勢のまま動き始めた。
「あ、ぁ! フェイ、ト……! フェイト……!」
「ハク、好きだよ。好き。好き。大好き!」
「今度は私の番なのに……こうなったら、私も一緒にするもん!」
互いを求め合う2人の姿になのはは更に不満を感じ、突然ベッドから降りると何かを取りに動き始める。行為に夢中の2人はそれに気付かず、やがてフェイトは自分の足に感じる重みに。ハクは背後から抱きしめて来る身体になのはの存在を思い出す。と同時にハクの目は大きく見開かれた。それは今の身体になってから使う事の無かったもう1つの排出する穴に、フェイトから突き立てられる模した男性器と同じ様な固い何かが当たった為である。
「なの、は……何を……」
「フェイトちゃんが変わってくれないから、私はこっちでするの。良いよね?」
「……そっちは、違う……! いっ、あぁぁぁ!」
ハクの言葉を聞かずになのはは挿入を開始する。もう長い間使っていなかったその場所はとても敏感になっており、ハクは入って来る異物の感覚に声を上げる。両手はフェイトに握られたまま、なのはに身体を抱きしめられてされるがままとなるハクは頭を必死に横へ振ってその感覚から逃げようとする。当然ハクは現在フェイトの上に乗っている為、その行為は無意味でしか無かった。
「なのは。ハク、泣いてる」
「あ……ごめんね? 辛かった?」
「ひっ。動か……ないで」
「でも動かないと気持ち良くなれないでしょ?」
「それ、でも……止ま、って……フェイト……!」
予想外の挿入に涙すら流すハクの姿を見てフェイトがなのはへ告げれば、最奥に挿入し終えたなのはがハクを心配する。だがフェイトが下からの突き上げを止めない為、なのはが止まってもハクは異物が動いている感覚に襲われ続けていた。フェイトが止まらない事で自分が止まっていても意味が無いと悟ったなのは。奥まで入れたそれを動かす為に腰を振り始め、防音結界の中。ベッドの上でハクは2人の劣情を受け止め続ける。終わらない2人の攻めは朝まで続き、交互に場所を入れ替わる2人にハクは何十何百と絶頂させられた。
翌日
「あれ、なのはママ。ハクは?」
「ハクはちょっと体調が悪いみたいだから、今寝てるの」
「そうなの?」
「うん。だから今日は休ませてあげよ、ヴィヴィオ」
「うーん、うん! 分かった!」
娘と一緒に朝の団欒を過ごす2人。そんな2人の部屋では、汗と唾液と愛液に塗れて気絶しながら身体を震わすハクの姿があるのだった。