※この作品はR-18です。

愛され過ぎた少女達   作:ウルハーツ

138 / 222
※既読推奨
【英雄伝説】 アルティナ・オライオン
【英雄伝説】 続・アルティナ・オライオン
【英雄伝説】続々・アルティナ・オライオン


【英雄伝説】続々々・アルティナ・オライオン ふ☆

 ハクがアルティナと繋がってから早数日。身体に好きな時、繋がる為のそれを生やす事が出来る様になったアルティナは己の欲望に忠実となった。ハクに対して少しでも情欲を感じれば、その想いを抑える事もせずにハクと行為に及ぶ様になったのだ。時にはグラウンドの倉庫裏で。時にはユウナの居ない自室で。時には誰も居ない空き教室で。ハクはアルティナの求められるままにその行為を受け入れ、何度だって欲望をぶつけられる。それは愛し合った者として、アルティナへ全てを捧げる決意をした者として幸せな事であったが……流石に限度があった。

 

「アルティナ……」

 

「しますか? しましょう。では、こちらへ」

 

「違う……話が、ある」

 

 名前を呼んだだけで今にも始めようとしているアルティナを何とか止めて、ハクは彼女に告げる。余りにもえっちをし過ぎだと。偶には行為に及ばない日があっても良い。身体が持たない。そんな本音を彼女へ打ち明けた時、それを聞いたアルティナは少々申し訳なさそうにしながらもそれを受け入れた。彼女自身、初めて繋がったあの日から1日に何度も繋がっている事は容易に思い出せたのだ。振り返ってみて、ハクの言う通りであるとアルティナは納得した。そこで2人はこんな約束をする。

 

『1週間、えっちな事をしない』

 

 週明けに決めたそれを守る為、その決意としてアルティナは繋がるのに絶対必要な道具をベッドの下へ封印した。それを見たハクは少なくとも1週間、安心して生活出来ると安堵する。

 

 

 

 

 

 1日目。

 

 特に変わらず生活をする2人。アルティナはリィンや他の教官が行う授業を受け、ハクはその時間屋上で猫の姿になって眠り続ける。それはそれは、実に平和な1日であった。

 

 

 2日目。

 

 アルティナの様子が少々変化し始める。ハクを見て何かを堪える様な仕草をしながら、我慢するその姿には他の者達も気付いて首を傾げた。但しハクがジッと見つめる事で改めて我慢する様に言われているとアルティナは分かった為、必死で耐え続ける。

 

 

 3日目。

 

 前日と変わらずに耐え続けるアルティナ。少々熱がある様にも見える姿に周りが心配し始める中、彼女は必死に『問題ありません』の一点張りで誤魔化しながら1日を過ごした。

 

 

 4日目。

 

 授業に余り集中出来ないアルティナ。ハクを見ては無意識に伸ばした手を自分の手で掴んで制止しており、明らかな異常に周りが心配する。そしてその原因である事はまず間違い無いハクにアルティナが何故そうなってしまったのかを問うが、内容が内容だったために答える事は出来なかった。

 

 

 5日目。

 

 完全に授業の内容が頭に入っていないアルティナは、教官に指名されて子供でも解ける筈の答えを間違えてしまった。そしてその際に書いた内容が『ハク。シタイ』だった事で周りは何となく察しがついた。……実際に見た者は居ないが、毎日毎日一目が付かないところで2人が何をしているのか、分からない程に全員は鈍くも察しが悪くもない。恐らく気付いていないのは鈍いリィン教官だけである。

 

 

 6日目。

 

 全く授業に集中出来ないアルティナはハクを見るだけで息が荒くなる。必死に自分を抑えようとしているのが目に見えて分かるが、もし彼女の傍へ近づいたら確実に襲われると察したハクは彼女から頑張って距離を取った。授業も終わり、部活にも手が付かなくなったアルティナは心配されたレオノーラに休めと言われて真っ直ぐに寮へ。ハクもユウナも居ない自分の部屋で、虚空を眺めて譫言の様に「ハク……ハク……」と言いながら何も無い場所へ手を伸ばす姿は非常に恐ろしいものであった。

 

 

 7日目。

 

 遂には寝込んでしまったアルティナ。流石に不味いと悟った面々は原因であると確信を抱きながら、ハクに彼女の看病を任せる事とした。ラウンジでそれを告げて、リィン教官には自分達で話をつけるからと言ってから答えを聞かずに出て行くユウナ達を見送ったハクはアルティナの元へ向かう。今日が最終日であり、耐える事が出来れば目的は達成出来る。しかしハクは明らかに不調となってしまったアルティナへ残り時間が少ないといえど、我慢を強要するつもりは無かった。

 

「アルティナ……」

 

「っ!」

 

 寮内のアルティナとユウナが普段から使う部屋。そのアルティナのベッドに彼女は寝ていた。しかし眠っていた訳では無い様で、ハクの声に反応したアルティナは布団から顔を出す。……その表情は普段の彼女を知る者ならば迷わずに医者へ連れて行きたくなるほどに酷いものだった。それ程までに我慢をする1週間は彼女にとって辛かったのだろう。ハクはそれを見て、封印したベッドの下にある道具を取り出してから彼女の前に立った。

 

「……頑張った。だから、もう良い」

 

「いいえ。約束したのは放課後でした。なら、放課後まで耐え続けます」

 

 道具を持ちながら告げるハクの言葉にそう返したアルティナだが、その仕草は真逆だった。言葉ではまだ耐えようとしているのに、手がハクの持つそれを掴もうとしている。ハクはそんな様子に溜息をつくと、自らアルティナの元へ近づき始める。彼女の不調は自分が原因であり、自分で治る事は間違い無い。なら強引にでも彼女に自分を感じさせれば全ては丸く収まると考えたのだ。

 

「ぁ……」

 

「アルティナ……来て」

 

 布団を捲り、同じベッドの上に四つん這いの姿勢で乗り掛かったハクがアルティナを誘う様に両手を広げて迎える姿勢を取る。その瞬間、耐え続けた事で擦り減った僅かなアルティナの理性が崩壊する。まるで獣の様にハクの身体へ飛び掛った彼女はベッドへ押し倒すと同時に、ハクの手元から転がり落ちた道具を片手で掴む。そして慣れた手付きでそれを使用すると、溜まりに溜まった欲望をハクへぶつけ始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 他に誰も居ない寮内に2人っきりだったハクとアルティナは、声を押さえる事もせずに繋がっていた。正常位の体勢でハクの身体へ覆い被さりながらしっかりと抱き締めて動くアルティナと、そんな彼女の背中に手を回して久しぶりに入って来る感覚に喘ぎながらも受け入れるハク。1週間の禁欲生活はアルティナにとって辛いものだったが、それは同時にハクにとっても辛いものであった。毎日の様に彼女と繋がっていた事で、無意識にハクはアルティナを欲する様になっていたのだ。

 

「あっ! もっ、と……アル、ティナ……!」

 

「ハク! 好きです! 好き、ですっ!」

 

 お互いを求め合いながら続けた行為の区切りはアルティナの身体に生えたそれから吐き出された欲望をハクが受け入れる時。だが元々1度で済まない行為は1週間という間をおいた事で、終わる様子が微塵も無かった。アルティナはハクの身体を抱き上げて、今度はお互いに座る様な体勢……座位で繋がり合う。目の前に顔があれば、口付けをする事も忘れない。貪り合う様な口付けの中で舌の感触にハクが絶頂したとしても、アルティナはそれを止めなかった。

 

「んちゅ、はむっ……ぁ」

 

「もっと、もっとハクを感じさせてください……!」

 

「ぅん……して。私、を……滅茶苦茶、に……して良い、から」

 

 アルティナがハクに溺れる様に、ハクもアルティナに溺れている。世界を渡る事を止め、元の世界へ帰る事を放棄してまで彼女の傍に居続けると決めたのだから当然とも言える。ハクの求めに応じて、アルティナはハクの身体を強く抱きしめながら何度も奥へ突き入れる。小さな身体の最奥を何度も彼女のモノで叩かれて、ハクは出される前に何度も絶頂を迎える。そして暖かい感覚を再び感じた時、今度は弱い力でアルティナの身体を押し返した。

 

「今度、は……私、が……する、から」

 

「っ! はい、お願いします」

 

 正常位とは正反対の騎乗位となった時、ハクは珍しく自ら動こうとし始める。アルティナの腹部へ両手を置いて、自ら腰を浮かせては降ろす事で彼女を気持ち良くさせようとしたのだ。ハクからされる事は殆ど無かった為、アルティナは言われた通りに相手へ任せる事にする。しかし何もしないのは手持ち無沙汰感じてしまうため、アルティナは両手でハクの胸を揉み始めた。

 

「んっ、あっ! はぁ! ん、いぃ!」

 

「悪く無いです。……ですが……」

 

 ハクの身体を弄りながら、ハクの奉仕を受ける事はアルティナにとって確かに嬉しい事であった。だが大きな問題が1つ。ハクは感じやすい体質の為か、その動きは極端に鈍かった。腰を上げてから落として、再び上げて落とすまでの間に時間が掛かり過ぎるのだ。それでも必死にアルティナを気持ち良くさせようとしている事は伺えるが、その攻めでは射精感が燻るだけで至る事は無い。しばらく奉仕するハクの姿を眺めていたアルティナだが、意図せずして再び焦らされた彼女は容赦無く腰を突き上げる様に動かし始める。

 

「ふぁ! なん、で……あぁ! 私、が……するって……言った、のにぃ!」

 

「いえ。やはりハクは私に攻められている方が合っています」

 

「ひぁ! あっ! 激、しいぃ!」

 

 自分の上で乱れるハクの姿にアルティナは納得しながら、胸を揉んでいた両手でハクの腰をしっかりと掴む。ハクは結局自分がされてしまう事に抗議しながらも、その場から離れる余裕も無かった事で揺らされるがままであった。下から突き上げられる度に大きいとは言わないものの確かな胸の膨らみが揺れ、それがアルティナを更に興奮させる。

 

「ぐっ! 出ますっ!」

 

「んあぁ! 中に、出して……良い、からぁ! アルティナ……っ!」

 

「当たり前、です! 中以外、には……出しませんっ!」

 

 3度目の射精を膣内で直接感じ始めたハクは、アルティナの上で仰け反る様に絶頂する。そしてそのまま後ろへ倒れそうになる身体を、射精の余韻を感じていたアルティナがその両腕を掴む事で阻止した。そしてそのまま出したにも関わらず再び動き始める。溜まりに溜まったハクへの情欲はこの程度で収まらなかったのだ。

 

 何度も何度も膣内へ射精をしては新たな体位でアルティナはハクを犯し続ける。時には身体を横にして同じ様に倒れるハクの後ろから突き入れ、時にはハクの両膝に自身の太腿を入れてひっくり返した状態で子宮へプレスする様に奥の奥へと射精して、アルティナはハクを求めるがまま本人の承諾を得た事で滅茶苦茶にする。やがて時間が昼前になった頃、一時的に休憩としたアルティナは倒れるハクの口元に先程まで繋がっていたそれを近づけた。初めてそれをして以降、ハクが嫌がってしなかったフェラをさせようとしていた。

 

「銜えてください」

 

「……ぁ、むっ」

 

「っ! 良い子です」

 

 目の前に突き出されたそれにハクは言われた通り、口を開けて銜え込み始めた。既に何度も絶頂した事で力の無い様子を見せながらもゆっくりと舌を絡ませて舐め続ければ、アルティナはあの日以降感じる事の無かった快感に身悶えた。ハクの舌は少しザラザラしており、全体的に舐められればそれだけでかなりの刺激が襲って来る。ハクの中に入っていた事もあり、それは精液に塗れている。しかし嫌な顔一つせずに舐め取るハクの様子から見るに、嫌悪感は抱いていない様子であった。アルティナ(好きな人)の出した精液だからこそ、受け入れられたのだろう。

 

「ぅ、出ますっ!」

 

「んっ……んぶっ! ~~~~っ!」

 

 休憩のつもりがしっかりとフェラをされてしまった事で、アルティナはハクの頭を掴んで射精してしまう。それは無意識の行動であり、気持ち良さから我に返ったアルティナは謝ろうとハクへ視線を向けた。……そこには吐き出された精液を全て飲み込み、口から溢れたそれも掬って口に入れるハクの姿が。休む筈だった身体が一気に元気を取り戻して、アルティナは再びハクの身体を抱え上げながら繋がる為に宛がい始める。

 

「入れます」

 

「んっ……来て……んあぁぁ!」

 

 再び繋がった2人はその後、夕暮れになるまでお互いを求め合い続けた。やがて溜まった情欲を発散し切ったアルティナの下腹部からそれは消え去り、しばらく動く事が出来なかった彼女はユウナ達が時期に帰って来るかも知れないと気付いて、何時かの様に焦りながら換気を始める。結果、前と同じ様に変な臭いがすると言われはしたものの、誤魔化す事に成功した。

 

 後日、何時ものアルティナに戻った事で全員は安堵する。そしてハクとアルティナは新たに2人だけの約束をした。アルティナの日常に支障があり、ハク自身も1日で全てを受け止める事が余りにも大変であると分かったからこその約束。

 

『えっちの我慢はもうしない』

 

 結果、毎日の様にまたお互いを求め合う日々が戻って来る。




常時掲載

【Fantia】にも過去作を含めた作品を公開中。
没や話数のある新作等は、全話一括で読む事が出来ます。
https://fantia.jp/594910de58
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。