【英雄伝説】 ティオ・プラトー 導入
【英雄伝説】 アルティナ・オライオン 導入
ティオの話に置いて、ハクが彼女の元から離れた場合の話です。
隠れ里エリンには妖精の秘湯と呼ばれる温泉が存在する。入るだけで気力やその他諸々回復出来る高い効能の湯は修羅場を何度も潜り抜ける者達にとってとても貴重な場所であった。里の者達から許しを貰って入る事の出来るリィンと共にその日訪れたのはアルティナ、フィー、ティオ、ハクの4人であった。実はリィンが里に用事があると聞いてハク以外の3人が着いて行きたいと言ったのだ。そして彼女達には1つの目的があった。
「それじゃあ用事が終わったら連絡してくれ」
里に着いて早々にリィンと別れ、3人はハクを連れて妖精の秘湯を足を進め始める。フィーとアルティナは既に何度か入った事があるが、ティオは初めて入る為に少し期待している様子であった。が、その期待は温泉だけでは無い。……それはティオがメルカバと呼ばれる飛空艇に乗ったその瞬間の出来事が切欠であった。
「ハ……ク? そこに居るのは……ハク、なんですか?」
メルカバに搭乗するティオを出迎える中に居た1匹の白い翼猫。彼女はその存在と数年前まで一緒に居り、だが世界を渡る為に消えてしまった事で二度と会えないと思っていた。だが実際は同じ時系列で別の対象を満たす為に再び同じ世界へ現れ、そこで長い時を過ごした末に再会を果たす事になったのだ。
ハクを抱き上げて何度も確認しながら抱きしめるティオの姿に数人が驚く中、彼女を良く知るランディは予想していたとばかりに「良かったな」とティオへ笑顔で告げた。彼もまた、ティオがハクを飼っていた姿を見ていた故にハクを知っていたのだ。訳も分からず困惑する新旧Ⅶ組の生徒達の中で一番早く立ち直った現在の飼い主、リィンが説明を求める。そしてそれからハクに関する話し合いが行われた。
世界を渡って決められた相手の欲望を叶える。それがハクがこの世界に居る理由である事は既に周知の事実であり、ティオ達との話を経てリィンは簡単に纏める。
「つまりハクは最初にティオ主任のところに居て、その後別れたハクはユミルに来た訳か。通りでエリゼが歴史を教えようとした時、少し知っていた訳だ」
「俄かに信じがたい話だな。と言うかハク、君は数年前にティオ主任の場所に居て別の世界を渡った後にリィンのところに現れたんだろう? 一体君は何歳なんだ?」
「……」
「ぁ……済まない。女性に年を聞くものじゃ無かったな」
マキアスの疑問も尤もであり、同じ事を考えた人物は少なく無い。だがハクが余り答えたく無い様子を見せており、女性達から冷たい目線を受けたマキアスは自分の質問を思い出して謝罪する。彼女の年齢について他の者達は800年生きて尚幼い姿をしている人物を知っている為、似た様なものだと考える事で無理矢理納得した。……そして話は再びハクの存在に戻り、リィンは少し困った様子を見せる。
「えっと、ティオ主任?」
「はい。何でしょうか?」
「ティオ助。取り敢えずハクを降ろしたらどうだ? いや、その光景は懐かしいから見てたい気もするけどよ」
リィンに呼ばれてごく自然に聞き返したティオの頭には乗せられたハクの姿があり、微笑ましい光景に和みつつもランディが代表して告げる。久しぶりの再会故か離れる事を良しとしないティオは「このままでも問題ありません」と答え、何人かがその答えに苦笑いを浮かべた。だが中には少し面白く感じない者も居り、ティオはそれに気付いて全体を見渡すと仕方無さ気にハクを降ろす。
「今現在、ハクの飼い主はリィンさんなのでしょうか?」
「え? あ、あぁ。そうなると思う。と言っても学生の頃はフィーが面倒見てたし、その後はアルティナが見てたから正直あやふやだけどな。元々飼ってるって考えじゃなかったからさ。ハクの好きにさせてたんだ」
「そうですか……」
ティオはそれを聞いて名前の出た2人を見る。面白く無い様子を見せていたのは彼女達であり、話を終わらせて全員解散の自由行動になった時。ティオは2人に話し掛ける。……そして長い話し合いが行われた後、リィンが隠れ里エリンに行く用事があると聞いた3人はハクを連れて行く事になるのである。
湯着を纏って秘湯に入る4人は身体の暖まりを感じ乍ら疲れを癒す。他に誰も居ない秘湯は貸し切り状態であり、人の姿でボーっとするハクを前に3人は目を合わせて頷き合うとゆっくり移動を始める。そしてハクが気付いた時、3方向から囲まれる様な状況となっていた。
「? 何?」
「ティオさんから聞きました。ハクは1度この世界を去ったと」
「なら、また居なくなる可能性もある」
「はい。再会出来ましたが、また消えたら最後。再会出来るかどうか分かりません」
「……」
ハクは3人と特別な時間を過ごした過去があり、だが世界に残る気は無かった。その心にあるのは自分の世界へ帰るという強い決意。……しかし1度別れを経験したティオはこの再会を切欠に覚悟を決める。同じ様にハクを特別に思う者達と共に、ハクの心を堕とす事を。ティオの話を聞いてハクが居なくなる事を想像した2人はそれを恐れて悩んだ末に協力する事を決め、故に今こうして3人は最初のアタックを仕掛けようとしているのだ。
「っ!」
「久しぶりですね。こうして肌を合わせるのも」
突然ティオに背後から羽交い締めにされて驚くハクの耳元へ囁く様に告げた時、それを見ていたフィーとアルティナはゆっくりとハクへ近づき始める。ハクの身体を隠していた湯着を外してその素肌を水面越しに晒し、左右からそれぞれがハクの足を掴んで伸ばした状態にさせるとその上に跨る。これで完全にハクは両手両足を拘束されてしまった。貸し切りの状態で他の誰かを気にする必要も無く、里の者達の殆どは疲れを取って貰う為に誰かが入っている時は入ろうとしない。故に邪魔する者は存在せず、3人は互いに頷き合うと怯えるハクの身体に手を伸ばした。
「離れ離れになって2年。何時かまた、この感触を感じたいと何度も思いました」
「! んっ……てぃ、お……」
自らの肘でハクの腕を押さえたティオは身体に巻いている湯着越しにハクの背中を自分へ預けさせ、その手で水面に3分の1程浮かび上がる乳房を掴んで指を沈める。そして手の平中央に乳房の柔らかさとはまた違う小さな感触を感じ乍ら、ハクの足を押さえる2人へ視線を向けた。仲が良いと言える程の付き合いは無い3人だが、同じ目的を持つ同士としてその思いは一致団結していた。故にその視線だけで2人はティオの意思を理解する。
「最初のキスは譲れません」
「……まぁ、仕方無いか」
今現在のハクの立ち位置として一番近い場所に居るのはアルティナである。3人で同時に行う以上、全てを1人占めする事は出来ない。アルティナの言葉にフィーは肩を落としながらも文句は言わずに自分が攻める場所を決める。口元をアルティナが、胸をティオが攻めるならば、フィーの攻める場所は残り1ヶ所だけであった。
同時に迫る6本の手は怯えるハクを無視してその身体を好き勝手に這い回り始める。首や耳を濡れた手で撫でながらキスを続けるアルティナ。少しずつ固さを持ち始める乳首を親指と人差し指で摘みながら全体的に乳房を揉みしだき、項を舐めるティオ。後ろに回した手で臀部を撫で、秘湯の湯とは違う微かな滑り気を感じる秘部の周りを指で撫でるフィー。過去、同時に3人を相手に責められた経験など無かったハクにそれを我慢するのは酷な事であった。暖まった身体は元々快感に弱いハクの身体を更に弱らせ、3人の手で絶頂を迎えるのも容易い。
「……ふ、ぁ……」
「イった様ですね」
「はい、イきましたね」
「うん、イったね」
虚空を眺めるハクの姿を前に分かり切った事を確認した3人は言葉を交わさずに場所を入れ替え始める。気付けば湯船に浸かって数十分。実は今の状況を覗いている魔女の長のお蔭で逆上せずに済んでいる事等全く知らない3人はハクが絶頂を迎える度に場所を変えてその身体に快感を与え続けた。
「舌を出してください、ハク」
「……ぁ」
膝で立って上から見下ろす様に告げるティオの言葉に抵抗出来ないと既に悟っていたハクは、言われた通りに自らの舌をティオに向けて伸ばす。重くなった髪を撫でながら「良い子です」と褒めたティオは唇を合わせる事無く外部で舌を絡め合い始める。
「んじゅ、ぁ……っ!」
「もう完全に固くなってる。えいっ」
突然背後から胸を弄っていたフィーに両方の乳首を摘まれ、更には指の間で捏ねる様に弄られた事でハクはキスをされたまま声にならない声を上げる。繰り返す絶頂で身体に力は入らず、入ったところで3人の身体を押し退けられるのは不可能だろう。されるがままにハクは感じる事しか出来ず、追い打ちを掛ける様に今度は電流が身体に走る様な快感を秘部より齎された。行ったのは当然、アルティナである。
「溢れて来ます。1人でする時よりも段違いの量で」
秘湯の湯へ流れるが如く溢れる愛液を指で感じ乍ら、アルティナは挿入した指を奥へ入れては引き抜いてまた入れる。小さな身体にある小さな秘部は彼女の指だけでも簡単に一杯一杯であり、1本から2本に入る量が変わればキスを続ける事すらも困難になる。跳ねる様に動いた身体はティオから離れ、フィーの手を逃れ、アルティナの指が抜けた瞬間だった為に一瞬解放される。だがそれに気付く間すら与えずに3人が同時にハクの身体に触れた。例え一瞬でも離れたくは無いとばかりに。
「……もう、無理……」
「駄目、逃がさない」
「取り敢えず、気絶するまで今日は止めませんので覚悟してください」
「そして今後、私達の元から離れないと言うまで容赦しません」
ハクの言葉にフィー、ティオ、アルティナの順番で告げた後に再び攻めは再開される。今度は先程と違ってハクの両足をティオとアルティナの2人が跨いで押さえ、背中に居るフィーだけが攻め始めた。左手で右の乳房を鷲掴みにし乍ら、右手はゆっくりとハクの秘部に触れて指を挿入。前屈みになって反応するハクに自分の身体を密着させ、フィーは容赦無く全ての指を動かし始める。気付けばハク以外の3人が着ていた湯着も剥がれ、微かな膨らみの柔らかさを背に感じ乍らハクは乱れた。
「ひ、ぃ! い、やぁ! やぁ!」
「ん、ぁ……感じて。私の手で」
柔らかいハクの背に自分の胸を擦って自らも感じ乍ら、耳元で囁く様にフィーが告げる。もう何度もイった身体は瞬く間に上り詰め、ハクはその日何度目かも分からない絶頂を迎える。自らの力で座る事も出来ないハクを前にフィーがその背から退き始めると、入れ替わる様に今度はアルティナがハクの前に移動してその身体を受け止めた。互いに抱き合う形で、ハクの両足を開いて自分の腰を跨がせる様に座らせて。
「次は私がします。まずはもう1度、キスから始めましょう」
「……あ、る……んっ……ん!」
身体全体でハクの身体を受け止めたまま、キスを始めたアルティナは迷う事無くその舌をハクの口内へ伸ばし始めた。口内全体を好きなだけ蹂躙する様に続けられるキスに感じてしまうハクは小さくそれだけで絶頂を迎える。だが彼女にとってそれは違うものであり、片手を背に回して離れられない様にした上でアルティナはハクの身体を撫で始める。……ハクを絶頂させたら交代。と暗黙のルールが出来ている状況で、キスのみで終える事は許せなかったのだ。
「ぁ……幸せ、です」
身体全体でハクを感じるアルティナは穏やかな表情で呟き、キスを続ける。やがて明確な刺激とは違う優しい愛撫でもハクには限界が訪れ、目に見えてその身体を震わせると同時に口を塞がれていた為、くぐもった声が響いた。名残惜しそうに口を離せば、唾液が2人の間に橋を作って湯船へ落ちる。
「交代です。ハク、失礼しますね」
絶頂を確認したティオは身体を湯船から半分以上出して立ち上がると、アルティナの身体に跨るハクを持ち上げて岩場に乗せる。まるで足湯に入っているかの様な体勢になったハクは、抵抗する気力も無い故にされるがままであった。ティオはハクの両足を広げると、両手でハクの腰を掴んで落ちない様に気を付け乍ら秘部に顔を近づけて息を吹き掛ける。お湯とは違う愛液はティオの息を受けて冷たくハクを刺激し、目を強く瞑って堪える姿を前にゆっくりとティオは口を近づけた。
「んっ、じゅる……んぶっ……」
「うぁっ! てぃ、お……んんっ!」
「んじゅ……ふふっ。懐かしいですね」
嘗てティオの元に居た頃、特別な関係になったハクは全く同じ行為をされる事があった。感じ乍らも綺麗な場所では無いからと嫌がるハクへ、ティオは迷いなく告げた。『ハクの物なら、全て受け入れる覚悟は出来ています』と。その頃を思い出しながら秘部を舐めるティオに恥ずかしさと強い快感からハクはその頭を両手で押さえるが、弱い力は何の意味も成さない。膣内へ入り込む舌が膣壁やまだ健在の膜を舐め、やがてハクは大きく身体を直立させて至る。そしてその際に湯船から出ていた事もあり、ティオの顔に放たれた潮が浴びせられた。
「ふぅ……ご馳走様でした」
「ぅ……ぁ……」
顔を離したティオは頬についたハクの潮を舐める。余りにも淫靡なその光景を前に、到頭意識が薄れ始めたハクはその身体をゆっくり倒し始めた。ハクの様子に逸早く気付いたフィーがそれを支え、3人は目を合わせて1度秘湯から出る。……その後、目覚めたハクを待っていたのは2回戦目であった。以後ティオがメルカバを離れても尚、フィーとアルティナに襲われる日々は続き、再び集うミシュラムの地で誓わされる未来はそう遠い話では無い。