※この作品はR-18です。

愛され過ぎた少女達   作:ウルハーツ

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【英雄伝説】 緋のローゼリア★

 魔の森。そう呼ばれる場所をハクは歩いていた。既に飲まず食わずで丸1日以上歩き続けるも、見えるのは青く輝く幻想的な森の景色と……何処かで見た覚えのある生き物ばかり。何となく訪れたこの世界がどんな場所か察しながらも、ハクは唯只管に人や街を探して森の中を彷徨い続けた。……が、やがてそれも限界が訪れる。

 

「……ぁ」

 

 徐々に近づく地面。ハクがそれを理解した頃にはもう自由に身体が動く事は無かった。視界がゆっくりと狭まって行き、やがて意識も薄れて行く中。そんなハクの耳に何処か懐かしい声が聞こえるのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 目を覚ましたハクが最初に見たのは見覚えの無い天井であった。身体に感じるのは草の混じった土の感触では無く、柔らかい布団の感触。上半身を起こして辺りを見渡せば、本棚や机等が視界に映る。間違い無くそこは誰かの部屋であった。

 

「……お腹、空いた」

 

 そこが何処なのか。考えるよりも先にハクの腹部が小さな音を鳴らす。1日以上何も食べていなかった故に空腹に再び襲われ、ハクは少し悩んだ末に寝ていたベッドから降りて部屋を出る事にした。廊下には自分が出た扉と同じ様な扉が沢山ある事から、数多くの部屋があるのだろう。階段もあり、少なくとも自分が2階に居る事はハクにも理解出来た。そして1階に降りた時、ハクの鼻に微かな匂いが届いた。

 

「……食べ物」

 

 匂いに誘われて足を進めたハクは扉を開く。するとその先には広いリビングの様な場所と長いテーブル、数多くある椅子に……何かの料理を食べる金髪の少女が居た。ハクの視線は1度少女を見た後、次に料理へ向かう。そこで少女もハクの存在に気付くと少し驚いた表情をした後、椅子から立ち上がった。

 

「起きた様じゃの。取りあえず、何か食べるかの?」

 

「食べる」

 

 少女の提案にハクは間髪入れずに頷くと、少女に促されて斜め向かいの席に座った。すると少女が軽く拍手する様に2度手を叩き、突然ハクの目の前に少女が食べていた料理と同じ物が出現する。

 

「話は食べてからで良い。では改めて」

 

「……頂きます」

 

 同時に手を合わせた後、ハクは少女と共に食事を始める。少女が作ったのか、別の誰かが作ったのか。そんな事はハクにとってどうでも良かった。空腹だった故に猛スピードで無くなる料理。やがて全てが無くなった時、ハクは満たされた事で安心した様に溜息をついた。

 

「ふぅ。さて、話を聞こうかの。まずは妾からじゃ」

 

 爪楊枝を手に歯間を掃除する少女。ハクはそんな彼女の言葉に頷き、話を始める。少女の名前や今自分が居る場所の名前。世界についてを聞いたハクは過去に来た事がある世界だと知る。そして自分の事に関して説明をした時、ローゼリアと名乗った少女は自分の顎に手を当てて考え始める。……ハクは知っている。この世界には説明の付かない現象が稀に起きる事を。そしてローゼリアは世界の事情に詳しい様で、ハクの事もその内の1つとして捉えようとしていた。

 

「人の欲を、のぉ。……念の為に聞くが、妾にもお主が満たすべき欲があるのか?」

 

「……」

 

 彼女の質問にハクはジッとローゼリアを見つめ始める。自分よりも小さな少女にジッと見つめられ、ローゼリアが徐々に気恥ずかしさから頬を掻く等して照れ始めた頃。ようやくハクの頭の中にローゼリアを対象とした欲の詳細が浮かんだ。つまりそれは彼女が満たすべき相手の1人であるという事。それが分かり、ハクは頷いてローゼリアの質問に肯定する。

 

「ほう。どんな欲……等と聞いてしまっては面白く無いのぉ。良かろう。お主がしばらくここに居る事を許してやろう。下手に外へ出してこの里の事を喋られても困るからの」

 

「……分かった」

 

 世界は知れてもそれは広い。現在自分が何処に居るかも分からない故に行く当ても無く、ハクはローゼリアの言葉を受け入れた。そしてそれからハクは魔女の長であるローゼリアが納める里、隠れ里エリンで過ごす様になるのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 同じ里で過ごす様になったハクは主にローゼリアの手伝いをして過ごす様になっていた。と言ってもローゼリアは普段ハクには分からない何かをやっており、言われた通りに行動するだけ。その他は適当に過ごす事が多く、2人で食事や昼寝は勿論の事、妖精の秘湯と呼ばれる温泉へ1日1回は必ず入る様にもしていた。……そんなある日。ハクは特に何も言われない自由な時間に1人で妖精の秘湯を訪れていた。

 

「……ふぅ」

 

「気持ち良さそうじゃのぉ、ハク」

 

「!」

 

 湯に浸かり、頭にタオルを乗せて目を細めるハク。すると突然聞こえて来たローゼリアの声にハクは驚き、跳ね上がった。声の発生源は真後ろ。故に後ろへ振り返りながら遠ざかろうとするも、動き出す前に後ろから回って来た手がハクの身体を抱きしめる。その拍子にタオルが湯船へ落ち、振り向くよりも先にハクの耳元へ囁く様にローゼリアの声が響く。

 

「今更逃げるでない。何度も裸の付き合いをした中では無いか」

 

「……これは……してない」

 

 お互いに向き合う事や並んで入る事はあったものの、過度な接触をする事は無かった。背中から抱きしめられたハクは逃れようとするも、ローゼリアは自分から逃れられない様に抱擁を強くした。そして微かに笑うその声にハクはこれまで超えて来た様々な世界での出来事から、不味い流れであると予感する。現在ローゼリアに行為をする事で満たされるであろう欲望は無かった。……つまり今彼女がしようとしているのは彼女の趣味兼過度なコミュニケーション。何度も流される事はあったが、それでも必要も無くそれを許すつもり等ハクには無かった。

 

「ぬっ!?」

 

「……出る」

 

 攻められて力を失うよりも早く一瞬だけ猫の姿になったハクは、毛を水に濡らして重くし乍らもローゼリアの手から脱出。少し離れた場所で人の姿に戻り、湯船から上がる。簡単に逃げられた事に残念そうにし乍らも、ローゼリアは湯船に沈んだタオルを手にする。そして離れて行くハクの小さな翼が生えた背中を眺めながら、そのタオルを湯船の外に出して肩まで浸かった。

 

「むぅ……冗談のつもりだったんじゃが。にしても中々良い触り心地じゃったのぉ。……本気で捕らえるなら手が必要、じゃな」

 

 逃げだした事がローゼリアを本気にさせた事等、ハクは知る由も無い。脱衣所でローゼリアから借りた嘗て住んでいたと言う今は居ない子供の服を着て、ハクは彼女の家へ向かう。何もしないで過ごす事はせず、お世話になる代わりにと家事を行っていたハクは気付けば丁度良く乾いていた洗濯物を取り込み始める。そして畳んで居れば、妖精の秘湯から戻ったローゼリアが暖まった身体から湯気を出しながらハクに声を掛けた。

 

「うむ、何時もご苦労じゃ」

 

「……」

 

「そうジッと見るでない。さっきのはちょっとした冗談じゃ」

 

「……そう」

 

 もう何度目かも分からないハクのジト目を受けて、ローゼリアは含みのある笑みを浮かべながら告げる。普段からローゼリアは何事にも含みのある様子を見せる為、ハクは何時もの事だと考えて溜息をつきながら服を畳むのを再開した。……それを見たローゼリアはその場から去ると、自室へ入ってすぐに一冊の本を手にする。

 

「これじゃな」

 

 それは魔女が使う事の出来る魔術が記された書の一冊。ローゼリアはその本を手に、計画を練る様に何かを考え始める。その後、ハクが夕飯を用意して声を掛けるまで彼女が部屋を出る事は無かった。

 

 

 

 

 

 ローゼリアの家で過ごす様になって長らく。ハクはローゼリアが食べ終えた器や自分の使った器を洗っていた。普段なら片づけを終えた後にローゼリアから声が掛かり、共に妖精の秘湯へ入る流れがある。だがその日、珍しく片づけをするハクにローゼリアは違う言葉を掛けた。

 

「今日は先に行っておるぞ。ちと準備があるのでな」

 

「?」

 

 杖を片手にそう告げて家を後にする為、部屋を出て行ったローゼリア。その際、小さな声で続けられた言葉が耳の良いハクには聞こえていた。が、それが何を意味するのかを知る事は出来なかった。洗っていた皿を置いてローゼリアの後を追う様に家を出たハクは、妖精の秘湯へ向かう。その際、毎日向かう度に誰かと挨拶をしていたハク。だが不思議とその日、妖精の秘湯周辺に里の住人は誰も居なかった。

 

「お、来おったな」

 

「ん……」

 

 違和感を感じ乍らも妖精の秘湯へ到着したハクは脱衣所で裸になり、1枚のタオルを手に温泉へ。すると頭にタオルを乗せて湯に浸かるローゼリアが杖を手に(・・・・)そこには待っていた。脱衣所まで杖を持って来る事はあった。だが温泉に浸かっている時まで肌身離さない訳では無い。ハクが自分を迎えるローゼリアの姿に頷き、その手にある杖を見て首を傾げる中。ローゼリアは「はよ入れ」とハクへ湯に浸かる事を促す。何度も感じる違和感に不安を感じ始め乍らも、ハクは湯浴みをする。……湯の色は普段の透明とは違い、何故か白く濁っていた。

 

「にゅうよくざい、じゃ。気にせんで良い」

 

「……」

 

 目で質問したハクへローゼリアは慣れない言葉を使う様にして答える。入浴剤で湯の底は見えず、ハクは温泉に入浴剤を入れた事実で更に不審感を募らせながらも手招きするローゼリアに誘われる形で湯船に足を入れ始めた。瞬間、ローゼリアの口元がニヤリと笑みを浮かべる。ハクがそれに気付いて嫌な予感を強く感じ、足を引っ込めようとする。が、既に手遅れだった。

 

「っ!?」

 

「ようやく掛かりおった」

 

「な、に……これ……!?」

 

 突然湯船へ入れた足に絡まる赤黒い触手がハクを引きずり込み始める。焦って足を強く引こうとすれば、湯へ付けていなかったもう一方の足にも別の触手が絡み始めた。両足を絡み取られて湯船へ引きずり込まれたハクは溺れない様に後ろへ両手を伸ばす。……湯の底には足に絡み付くそれと同じ様な感触の滑る触手が敷き詰められていた。

 

「これ、暴れるで無い。溺れるぞ?」

 

「ん、ぁ……なに、したの……?」

 

「そうじゃな。強いて言うなら異界の魔物を呼んだのじゃ」

 

「……何で」

 

「ふっ、それはな……こうするためじゃ!」

 

 ローゼリアが杖を軽く振るった途端、ハクの両足と両手に触手が絡み始める。前回と同じ様に猫の姿に成って逃げようとするが、ハクの臀部には沈んだ触手の感触。まず逃げる事は不可能だろう。ローゼリアはハクが逃げられない事を悟り、近づき始める。不思議な事に触手達は召還者であるローゼリアを避ける様にハクへの道を開けた。

 

「これなら逃げられんじゃろう。前回逃げられた分、今日は存分に楽しんでやろう」

 

 厭らしい笑みを浮かべて四肢を拘束されるハクの腹部に手を回したローゼリアは、再び片手で杖を振るう。それを合図に四肢を拘束する触手がハクの身体へ這い上がり始めた。最初は手首辺りを掴んでいた触手が肩や太腿へ進んで行き、やがてローゼリアの代わりをする様に腹部にも触手が回る。ハクが両手両足に腹部の全5カ所を拘束され、ローゼリアは満足げにハクの背中を摩り始めた。

 

「良い光景じゃな。愛いぞ、ハク。んっ」

 

「んっ!?」

 

 触手に絡まれるハクの姿を前に温泉の暖かさとは別の理由で僅かに頬を染めたローゼリアは、ハクの背中を引いてその唇を奪った。すると両腕に絡まっていた触手が更に上へ這い上がり、肩をも超える。そしてそのまま左右から2本の触手がハクの両胸を覆う様に一周。大きさを強調する様に締めると、触手の先端と思われる場所が突然2つに分かれ始める。それは口の様にも見え、熱い粘液の様な物が糸を引く光景があった。

 

「!?」

 

「安心して良い。喰われはせん。妾の魔力に反応して妾の思う様に動くだけじゃ。因みにこやつの感触は妾と共有しているからの。お主の柔らかい胸の感触、実に良い」

 

 目の前で見せられるその光景にハクが悍ましさ故に恐怖する中、それを感じ取ったローゼリアは至近距離でハクの顔を見つめ乍ら話し掛ける。胸の周りを覆う触手が揉みしだく様に動き、ハクへ見せつけるかの様に口を開いた触手の先端がやがてハクの胸にある頂点、乳首へ襲い掛かった。

 

「ひぁ!」

 

「ほぉ、既に固くなっておるのぉ。しかも中々に美味じゃ」

 

「ひ、ぅ! 舐め、られ……てる……!?」

 

 触手の先端に吸い付かれたハクの乳首はハクには見えないその中で滑る舌の様な物に舐め上げられる。味わう様に周辺を何度も繰り返し弄られ続け、必死に殺そうとしても殺せずに甘い声がハクの口から零れ、それが楽しかったローゼリアは舌なめずりをする。そしてハクの身体に回した手を離して少し距離を取ると、杖を一振り。ハクを拘束していた触手が上に上がり、ハクの身体の殆どが湯船から外へと出される。唯一足首のみが湯に浸かり、ハクは両手を上に。両足を広げた状態にされてしまった。

 

 ローゼリアは満足げに笑みを浮かべると、再びハクに近づき始める。湯に肩を出して浸かっていたローゼリアの顔は丁度足首だけ浸かるハクの秘部が目の前になる位置であり、彼女は胸を責められてヒクヒクと動き続ける秘部を見て「ふむ」と声を出しながら思案した。

 

「なるほど、中々経験豊富な様じゃな。だが生娘でもある訳か」

 

「……ん、ぁ……観察、しない、で……んんっ!」

 

「むっ? そうじゃな。それじゃあ、始めるかの」

 

「……何、を……!?」

 

 ハクが顔を下へ向けると、ゆっくり片手を近づけるローゼリアの姿がその視界に映った。そして下半身から走る電撃の様な快感にハクは大きく身体を反らせる。温泉の水とは明らかに違う滑り気のある水を感じ、ローゼリアはハクの秘部に入れていた手を眺めた。そして改めて秘部へ指を入れると、ゆっくり出し入れを開始する。

 

「凄い反応じゃな。経験豊富ではあるが、慣れている訳では無いと。……いや、この場合元々敏感だった身体が攻められ過ぎてより敏感になってしまったと見るべきかの」

 

「ん、ぃ! 入れ、ないで……!」

 

「指は嫌かの? ならこれならどうじゃ?」

 

「!?」

 

 秘部に差し込まれる指が齎す快感に身体を震わせながら必死に拒否し続けていたハクは、突然触手とは少し違う滑る何かが秘部を下から上へ這った事で一際大きく身体を震わす。それはローゼリアの舌であり、彼女は舐め上げた後にハクの愛液を僅かに飲み込んで目を見開いた。

 

「お主の愛液、回復効果がある様じゃの。今度集めて何か作らせてみるか……どれ、もう一口」

 

 ローゼリアは再びハクの秘部へ口を付ける。そして軽く舐め上げ、更にもう一口と繰り返し始める。舐める行為から舌を入れる行為へ切り替われば、まるでそれに反応する様に触手の攻めも激しくなり始め、徐々にハクの身体は上り詰めて行った。

 

「ぃ、ぁ……イ、クっ!」

 

「っ! むぉ!?」

 

 ハクの絶頂と共に愛液が溢れ出し、顔を埋めていたローゼリアは増える愛液の量に驚くと共に鼻が沈んでしまった事で顔を離した。力無く触手に吊るされてぶら下がるハクの姿を眺め、ローゼリアは顔についた愛液を拭って立ち上がる。

 

「やはり体力は無さそうじゃな。仕方あるまい、少し休憩して続きは家でするとしよう」

 

「……もう……止めて……」

 

「安心せい。お主の事じゃ、その内快楽に負けて自分から求める様になるじゃろ」

 

 ローゼリアの言葉に恐怖に近い何かを感じ乍ら、ハクはズルズルと触手の海にその身体を飲まれ始める。苦しさは無く、あるのは滑る触手に与えられる不快感を伴う感触ばかり。徐々に声も遠くなる中、ローゼリアの「家へ送るだけじゃから大丈夫じゃよ」と言う言葉と共にその意識は無くなってしまう。……そしてハクが居なくなった触手のある妖精の秘湯で、1人残ったローゼリアは自分の家がある方角を眺める。

 

「里の者が居るとはいえ、あの家で1人は寂しいんじゃよ。……先のを見るに、生娘である事が力の条件かの。……その時が楽しみじゃ」

 

 彼女の頭の中に浮かぶのは自分を求めるハクの姿。ハクが快楽に負けてローゼリアに堕とされた時、彼女の世界を巡る旅は終わりを迎える事になるのだろう。




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