※この作品はR-18です。

愛され過ぎた少女達   作:ウルハーツ

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リ【艦これ】 離島棲鬼★

 その日、1つの鎮守府が崩壊した。提督の安否は不明。そこに居た艦娘の殆どがどうなったか分からず、唯分かる事はそこに居た者達が今はそこに1人も居ないと言う事である。

 

 僅かに無事を確認出来た艦娘達の精神は非常に不安定であり、だが彼女達は一様にその時の出来事をこう語る。『離島棲鬼があの子を狙って攻めて来た』と。そして続けられるのは決まって『あの子を守れなかった』と後悔する姿。その後も無事を確認出来た艦娘達の精神は同じく不安定となっており、大本営は彼女達には常に精神の支えとなる『何か』があったと結論付ける。そしてそれを奪われた彼女達が再び戦場へ立つ事は不可能だと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そこは暗い場所だった。光の無い暗闇。水の中なのか、外なのかも分からない不思議な場所。だがそこに何も無い訳では無かった。ヤミの中で蠢く何か。そしてその何かに両手両足を飲み込まれ、ボロボロになった服を纏った身体を晒す少女が1人。長い白髪が僅かに乱れた様子で顔を隠す様に降りており、少女……ハクはまだ息がある様で僅かに身体を上下させていた。

 

『マダ……オチナイ……ノネ』

 

「……帰……して」

 

『カエル? ……モウ……アナタノカエル……バショハ……ナイワ』

 

 そんなハクの前に現れたのは離島棲鬼と呼ばれる深海棲艦。先日までハクが居た鎮守府は指揮官と艦娘達が集まる場所であり、目の前に居る離島棲鬼を含めた深海棲艦と戦う為の集まりでもあった。そこで過ごして居たハクにとって深海棲艦は敵。何度か艦娘と共に戦場へ行った事もあり、ハクは彼女達の脅威を間近で感じる事もあった。

 

『ワタシヲ……オボエテル……カシラ?』

 

「…………」

 

『ワタシハ……アナタヲ……オボエテルワ。……アノコタチニ……カカエラレタ……アナタヲ』

 

「!」

 

 離島棲鬼の言葉を聞いてハクの脳裏に蘇ったのはとある艦娘に半ば強引に外へ連れ出された際、遠目で確認した深海棲艦の中に居る彼女の姿だった。かなりの距離がありながらも目が合った様な気がして、すぐに戦闘が開始された。そこからは自分を連れて来た艦娘から振り落とされない様に必死でしがみ付いていた為、周りを見る余裕の無かったハク。しかし1つ覚えている事があった。……深海棲艦の数体を倒す事が出来ず、逃がしてしまったと報告する艦娘達を。

 

「……あの、時の……」

 

『オモイ……ダシタノネ』

 

「……何で……私を……?」

 

『ナンデ……? ナンデカシラ……? ワカラナイ……ワカラナイケド……キット……コウ、シタカッタノヨ』

 

 そう言ってゆっくりと手を伸ばした離島棲鬼。やがてその手がハクの柔らかな頬へ触れた時、その手の冷たさと恐怖にハクの身体が震えた。するとハクの四肢を飲み込む何かが僅かに蠢き始め、手は肘まで。足は膝まで飲み込まれ始めた。

 

「! い……や……っ!」

 

『ノミコマレルノガ……サキカ……ワタシノモノニナルノガ……サキカ……タノシミネ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ハクが囚われてから数日。離島棲鬼との会話以降、四肢を拘束する何かがハクの身体を徐々に飲み込み続けていた。その速度はとても遅く、1日で僅か1㎝程度。完全に飲み込まれるまでにはまだ日があるものの、逃げる術の無いハクには唯々じわじわと追い詰められる事による恐怖心を煽る材料に過ぎなかった。飲まれれば最後、命は無いだろう。命を取り留める唯一の方法。それは今、目の前で赤い瞳で無表情乍らも何処か薄い笑みを浮かべている様に見える離島棲鬼に屈する事。

 

「……んっ……」

 

 だがそれは命を取り留める事が出来ても、大事な物を失う事になるだろう。それが分かってしまっているが故に、ハクは必死で抵抗し続けていた。

 

「……やっ……」

 

『……フフ』

 

 光の無い真っ暗な世界で何故か全身がはっきり見える離島棲鬼の笑み。それと共に微かに卑猥な音を立ててハクの手足を飲み込む何か。ハクは飲まれ始めた事で自分の飲まれた手足がどうなっているのかを嫌でも理解していた。何かの奥に入ってしまった手足。決してそれは無くなってしまった訳では無く、感覚は健在だった。だが健在故に何かの中で舐められる様な、撫でられる様な感覚を受け続けていた。

 

『ノマレテオワリ……ソウ……オモッテルノ?』

 

「……」

 

『ソレハ……マチガイ……ナカデマツノハ……エイエンノ……カイラク』

 

「……っ!」

 

『マックラナナカデ……エイエンニ……オカサレツヅケルノ』

 

 離島棲鬼の言葉にハクの心は更なる恐怖に支配される。顔まで飲み込まれればもう何も見えなくなるだろう。真っ暗な中で永遠に手足に感じる感覚を全身で受け続ける事になれば、それは一種の生き地獄。その恐怖から解放されるには……そう考えて、ハクは必死に頭を横に振った。そして彼女は願い続ける。誰かが自分を助けてくれる事を。

 

『ツヨイイシ……ヨソウドオリ……カンタンニハ……イカナイノネ』

 

「ひっ」

 

『イイ……デショウ……キョウフデノシハイハ……オシマイ』

 

 そう言って何時かの様にハクの頬へ手を伸ばした離島棲鬼。だが彼女の行為は触れるに留まらず、ゆっくりと撫でて顔を隠す様に落ちていた髪を掻き上げる。耳の後ろへ乗せる様に手を動かせばハクの顔が露わとなり、それを前に無表情ながらも何処かウットリした様に目を細めた離島棲鬼は自らの唇をハクの唇と重ね合わせた。

 

「んっ!?」

 

 突然の事に目を見開いて驚いたハクだが、手足を動かせない現状で逃げる事は出来ない。それでも必死に抵抗する様に身体や顔を揺らすが、離島棲鬼は逃がさないとばかりにハクの頭を両手で押さえ付け始めた。そして目を見開いたまま、ハクと目を合わせて口付けを続ける。無理矢理閉ざされた唇を舌でこじ開け、ハクの眼元から流れる涙を見て今度は嬉しそうに目を細めた離島棲鬼。

 

『オイシイ……キモチイイ……ホシイ……ホシイ……!』

 

 ゆっくりと口を離した離島棲鬼は口付けをされて弱ったハクを前に何処か壊れた様に言い始める。そして徐にハクの首元へ手を伸ばせば、ボロボロになった服の残りを一気に剥がしてしまう。乳房から大事な場所まで、全てを晒す事になったハク。しかしそれを隠す事も出来なければ、恥ずかしがる余裕も今の彼女には無かった。

 

『アナタハ……ワタシノモノ……』

 

 片腕でハクの身体を抱き寄せる様に密着し始めた離島棲鬼。ジッと見つめる彼女の視線にハクは先程とは違う種類の恐怖を感じるのだった。

 

 

 

 

 

 ハクが弱っている原因はここ数日の間、何も食べる事が出来ていない事もあった。離島棲鬼が再び口付けをすれば、無駄な抵抗すらも出来ずにされるがままとなってしまうその姿は彼女にとって愛おしく思うと共に、その脳裏に艦娘の傍に連れられていた時のハクが蘇る。今よりも正しく生きていた(・・・・・)姿が。

 

『ココマデタエタ……ゴホウビヲ……アゲル……』

 

「っ!」

 

 腰に手を回されて僅かな身体の身動きも出来ない状況で、ハクは自分の下半身に何かがにじり寄って来る気配に気付いた。だがそれが何かを確認する前に三度離島棲鬼から口付けをされ、舌を挿入されて顔を動かす事も出来なかった。……そして、それはやがてハクの肛門付近へ。何度か撫でる様にそこへ触れれば、目を見開きながら首を横に振って嫌がる。が、離島棲鬼は容赦無くそれを行った。

 

「っ~~~~!」

 

『……ツカッテナカッタミタイニ……キレイナバショ』

 

「ぃ、ぁ……ぁ」

 

『クルシイノハ……スグニオワル。……サァ……ウケトッテ』

 

 今の身体になってから一度も使った事の無いその場所に入り込む黒い一本の触手。それは自分を拘束する何かと全く同じ様で、身体の中で少し蠢く感覚にハクは気持ち悪さを感じずにはいられなかった。……すると、突然入っていた触手の根元から何かが流れる様にハクの元へ。やがて肛門を通過した事で膨れる何かに気付き、それは彼女の腹の中で放たれた。

 

「ひっ! な……に……」

 

『イキルノニ……ヒツヨウナ……エイヨウ、ヨ。……コレカラハ……ズットコウシテ……アタエツヅケテアゲル』

 

 直接身体の中へ入れられたそれは何も食べなければ餓死してしまう生き物を生き長らえさせる為に必要な栄養。数日何も食べていなかったハクの身体は与えられたそれの正体等、考えもしない。唯生きる為に、それを身体へ取り込もうとしてしまう。

 

『シヌコトモナイ……エイエンヲ……ココデワタシト……スゴスノヨ』

 

「い、や……助、け……んむっ!」

 

『アァ……イトオシイコ……ワタシノテデ……ナキナサイ』

 

 4度目の口付け。そして始まるのは離島棲鬼本人の手に寄る身体への愛撫。小柄な身体にも関わらずそこそこ存在するハクの胸部に実る果実へむしゃぶりつく様に、2本の手が這い回る。撫で、捏ね、摘み、揉む。様々な動作はどれも決して上手い訳では無い。が、敏感で弱ったハクに快感を与えるには十分な刺激であった。口付けをされ続けている為、漏れる声はどれもくぐもって唯の音にしかならない。

 

『オイシソウネ……ハムっ』

 

「ひぁっ! や、め……んんっ!」

 

 口付けを止めて手を腹部へ流す様に擦りながら体勢を低くした離島棲鬼は、先程まで弄んでいたハクの乳房へ口を近づけた。そして今度こそ本当にむしゃぶりついた彼女は、同時にハクの秘部へ手を伸ばし始める。乳房を味わう様に舐めながら、伸ばされた手はハクの秘部の周りを撫でる。何度も周辺を回転させる様に撫で続け、やがて胸から離れた離島棲鬼は秘部の目の前へ顔を近づけた。

 

『……キレイナイロ……ダレニモツカワレタコトノナイ……ワタシダケノバショ』

 

「違、う……貴女の、場所じゃ……無い」

 

『イイエ……モウ……アナタノスベテハ……ワタシノモノ……トウゼンココモ』

 

「ひぅ!」

 

 ハクの言葉に返しながら、秘部の入り口を指で撫でた離島棲鬼。分かり易いハクの反応に気を良くした彼女は、両手で秘部の入り口付近を抑えてその入り口を開いた。今までの攻めの影響で、僅かに分泌された愛液が光の無いこの場所で不思議と光った様に離島棲鬼には見えた。僅かに彼女の口角が上がり、徐に顔を近づけた離島棲鬼は……秘部へ口を近づけてその舌を伸ばした。

 

「やぁ……ぁ!」

 

『ジュルッ……フフ……トテモオイシイ……モット』

 

 一度舐めれば、まるで箍が外れた様に離島棲鬼は秘部の中へ舌を挿入する。入り口や周辺、膣壁すらも全てを味わう様に舐める彼女の行為はハクへ強烈な快感を与えていき、到頭その身体は限界を迎える。

 

「や、ぁ……だ、め……ん……あぁぁぁ!」

 

『ングッ! ……イッタノネ』

 

 痙攣する身体と秘部から大量に流れる愛液に離島棲鬼は少々驚きながらも、その意味に気付いて嬉しそうに笑みを浮かべる。

 

『マダマダ……ハジマッタバカリ……アナタガココロカラオチルマデ……ナンドデモ……イカセテアゲル』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 離島棲鬼の攻めが始まってから、もうハクには幾日が過ぎたのか分からなかった。変わらず肛門には直接自分へ栄養を与える為に触手が挿入され、両手両足は拘束されたまま。もう直接攻めを受ける様になってからは自分の身体を飲み込む事も無く、唯胎動を続けるだけの何かは未だにハクの自由を奪い続けていた。

 

『フフ……イイコニ……シテイタ』

 

「……」

 

『モウ……ハンノウシナクナッテ……シマッタノネ……デモ、コワレタワケデハナイ』

 

「……」

 

『イイモノヲ……ミセテアゲル』

 

「…………ぁ」

 

 突然現れる離島棲鬼。数々の攻めで既に思考が麻痺し始めていたハクの姿に彼女が取り出したのは、とある身分証だった。地面へ捨てる様に落ちたそれに映る写真は、自分が嘗て過ごしていた鎮守府を納めていた提督のもの。襲われた後、鎮守府がどうなったかについて知らないハクには彼女がそれを持つ意味を理解出来てしまう。

 

『アナタヲヒロッタテイトクハシンダ……カンムスメモ、ヒトリノコラズ(・・・・・・・)コロシタワ』

 

「……皆……死ん……だ?」

 

 何時か来てくれると信じた救いはもう無い。艦娘達の中には欲を満たす対象だった者達が沢山居り、そんな彼女達が死んでしまったとなればハクの使命は二度と果たせない。……死ぬことも出来ず、救出も来ない。例え逃げられたとしても、二度と元の世界に帰る事は出来ない。理解したくない現実だが、ハクはそれを理解してしまう。

 

「ぃ、ゃ……いやぁぁぁぁ!」

 

 例えそれが離島棲鬼がハクを絶望させる為についた嘘(・・・・・・・・・・・)だったとしても、ハクにはそれを判別する手段が無い。今までに無い悲鳴の様な声が無情に木魂する中、そんなハクの顎に手を当てて離島棲鬼は自分と目を合わせる為に顔を上げさせる。

 

『ココロモスベテ……ワタシニササゲナサイ……エイエンニ……カワイガッテアゲル』

 

 ハクの瞳から流れる絶望の涙を離島棲鬼は味わう様に舐め取り、告げる。僅かな希望すらも失ったハクに待ち受けるのは、一生彼女のモノとして生き続ける運命だけだった。




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