リ【FGO】 ジャンヌ・ダルク
シーツを変えたばかりのベッドの上で、身体の上に乗られてしまったハクは両腕を押さえつける彼女の姿に抵抗する術が無かった。彼女が行おうとするこの流れは強引だが、その性格上似た様な流れを何度も経験していたハク。先程シタばかりと言う事もあり、ハクが心配するのは自分が持つかどうか。であった。
「……オルタ」
「もう聖女様は居ないんだから、私の事は名前で呼びなさい」
「……ジャンヌ」
つい先程まで一緒に居たジャンヌも目の前に居るジャンヌ・オルタも元々が同じ人物である事は既に彼女達のマスターである藤丸 立香から説明を受けていたハク。両者が同じ場所に居た場合、区別する為にジャンヌ・オルタの事をオルタと。更に他にも似た様な存在が居た場合、ジャンヌ・オルタとハクは呼んでいた。だが今この場所に居るのは彼女1人。故にその呼び方は本来の名前でする様に告げられる。
「……下手に抵抗するんじゃないわよ。んっ」
「んっむ……ジャン、ヌ……んじゅ」
ゆっくりと顔を近づけたジャンヌ・オルタはベッドへ押し付ける様に口付けを始める。体勢をその間に整えて行き、やがて彼女は小さなハクの身体を自らの身体全体で潰さない様に覆い被さり始める。軽く片手をハクの頭の後ろに差し入れ、口付けを更に強くし乍らももう片手で瞬く間にハクの服を脱がし始める。初めてだったジャンヌと違い、手慣れた彼女は時間を掛けずにハクを下着姿へ変えてしまう。そして一瞬離れた後、気付けば彼女もまた下着姿へ変わっていた。
「まずは1回。軽くイかせてあげましょう」
「っ! ん、ぁ……」
ハクの秘部を隠す下着を横へずらし、中指をゆっくりと入れ始めたジャンヌ・オルタはハクの顔をジッと見て厭らしい笑みを浮かべながら何かを探る様に指を動かし始める。根元までは入れず、第一関節辺りまで入れて適当に折り曲げること数回。突然ハクの身体が大きく跳ね上がった。
「ひぁ! 今、の……」
「何回ヤってると思ってるのよ。あんたのGスポットくらい、適当にやってても見つけられるわ。声を我慢する、何て無駄な事は考えない事ね。今日は思いっきり鳴かせてやるわ!」
「んあぁ! 待っ、て……! んんっぁあ!」
彼女が見つけたのは女性の弱点にある更なる弱点とも言える場所であった。普段行為の最中は基本的に声を殺しているハクだが、そこを攻められてしまえば我慢する事は不可能だった。普段大きな声など出さないハクの嬌声。それを聞けただけでもジャンヌ・オルタは満足した様子で、入れていた指を更に激しく動かし始める。
「だ、めっ! イクっ! んぁあぁ!」
「まずは1回です。ほら、まだまだ終わらないわよ」
痙攣する様子を見せて絶頂を迎えたハク。だがその姿に嬉しそうにし乍らもジャンヌ・オルタは一切手を緩めようとはしなかった。それどころか攻める場所を増やし、口付けを再び再開しながら片手でハクの胸を鷲掴みにし始める。
「んぐっ!? んっ、んん!」
「んじゅ。良いわ、もっとよ。もっと感じなさい。これで、2回目です。っ!」
口付けを止めて顔を離した途端、胸を攻めていた手はその頂点にある堅くなった突起を摘みあげ、ハクの秘部にある彼女がGスポットと呼んだ部分を強く擦り上げる。……ジャンヌ・オルタは自分の身体の下で震える様に絶頂するハクの姿を全身で感じて更なる興奮を感じずにはいられなかった。
「最、高っ! さぁ、もっとヤりましょう。今夜は寝かせないわよ」
絶頂の余韻が覚めない中、聞こえた声にハクはまだこれが始まったばかりだと嫌でも理解せざる負えなかった。
既に何度かジャンヌ・オルタとした事があったハクだが、その殆どが迫られるばかり。多少でも逆転した記憶があれば、攻められっぱなしとは行かなかっただろう。だが殆どされるがままだったハクにジャンヌ・オルタを攻める術はなく、再び近づいて来る絶頂の予兆を感じてハクは強く目を瞑った。自らの震える身体と、それを押さえる様に乗りかかるジャンヌ。オルタの身体を感じてハクは徐々に意識を落とし……一気にその意識は覚める。
「気絶なんてさせません。9回目、始めますよ」
「少し、休憩……んぁ!」
何度も繰り返される絶頂にハクは大量の愛液を秘部から流しており、シーツを重くしていると共にジャンヌ・オルタの手の滑りも良くしていた。Gスポットだけでなく、入り口を擦る様に。膣内を抉る様に。痛みすら感じそうな力だが、ハクの感じやすい身体はそれを快感と認識してしまう。そして9回目の絶頂を迎えた時、そこで初めてジャンヌ・オルタはハクの上から退いた。
「ふぅ。私もそろそろ」
「っ!」
身体へ覆い被さるのを止めたジャンヌ・オルタは最早使い物にならなくなっていたハクの下着を外し、自らの下着も外す。そしてハクの両足を掴んだ彼女はハクを寝かせたまま、身体を斜めにして自らの秘部とハクの秘部を宛がい始めた。体制が出来上がれば今度はハクの足を大きく上げさせて上へ近づき、秘部を合わせたままハクの両肩へ手を着いた。
「さて、それじゃあ10回目。始めます。んっ、あ!」
「ひっ、ぁ! ジャン、ヌ……あぁ!」
愛液で十分に濡れたハクの秘部はジャンヌ・オルタの秘部と宛がわれても引っ掛かる事無く擦れ続ける。覆い被さられていない為にハクは無意識で離れようとするも、両肩を掴まれている為に距離を取る事は不可能だった。全てはジャンヌ・オルタの望むまま、秘部を擦り合わせる貝合わせ行為が続けられる。そして互いに限界が近づいて来た時、ジャンヌ・オルタは肩から手を離してハクの片足を抱きしめた。更に強く、更に激しく擦れ合う互いの秘部。嫌らしい水音が部屋の中に響き続ける中、やがてジャンヌ・オルタは大きく足を伸ばして絶頂を迎えた。そしてそれと同時にハクも両足を伸ばし切って絶頂に震える。
「ん、ぁ……10回、目……」
「もう……無理……これ、で……終わり」
足を互いに交差させたまま、ジャンヌ・オルタは背中からベッドへ倒れた。普段からハクを絶頂させる事が多い彼女は極端に言ってイき慣れていないのである。ハクとの行為の中で初めての絶頂を迎え、それから行為を繰り返すも常に自分がイク訳では無い。故にジャンヌ・オルタがこれまでに絶頂した回数は片手の指で足りる回数であった。
ジャンヌ・オルタは力の入らない身体に無理矢理力を加え、その身を起こした。そしてハクと隣り合う様に倒れ込むと身体の下へ手を入れ始める。小さなハクの身体は簡単に反対側へ手を回す事が出来、そのまま抱きしめる様にして今度はもう片方の手を上から伸ばし始める。胸と胸を。顔と顔を出来る限り同じ高さにし乍らも身長差故に足を絡める事は出来ない。故にジャンヌ・オルタはハクを自分へ寄せてその身体に乗せる。抱きしめたまま、裸のままで。
「このまま私の抱き枕になりなさい」
「ん……」
それはハクにとって何時もの流れであった。ジャンヌ・オルタが絶頂しても、自分だけが絶頂する事になっても、最後には抱きしめられて寝落ちする。徐々に目を閉じるジャンヌ・オルタの姿を眺めながら、ハクも疲れで落ちる意識に身を任せた。……それは既に宣言通り夜を終え、朝を迎えた頃の話である。故にその日の朝食を逃し、昼頃に起床した2人が怒られるのは仕方の無い事である。