【アズレン】 ボルチモア
ジャラジャラと金属の音が鳴り響く部屋、そこで目を覚ましたサガリは自分の置かれている状況に困惑した。
両手は天井から吊るされた鎖と繋がる手枷に拘束され、降ろす事も出来ない。服装は何時かの明石が用意した、壱式給仕海軍制服。着替えた覚えも無いサガリは周囲を見回すが、そこは壁に備え付けられた照明が弱々しく光る以外には特に何もない無機質な部屋だった。
「外に連れ出された可能性は……無いな。
「私達艦船、だよ」
「っ! ボルチモア……お前、何のつもりだ!」
周囲を見回す事しか出来なかったサガリは、真後ろに立っていたボルチモアに気付けなかった。突然掛けられた事に驚き、振り返らずにその声だけで誰かが分かったサガリは問いただそうとする。その勢いで再び鎖が音を立てて鳴り響くが、ボルチモアはそんな様子を前に何事も無い様子でサガリの前へと移動した。
「指揮官は知らないだろうけど、実はかなり危ない状況だったんだよ。一部の艦船が、貴女を本気で犯そうと計画していたんだ」
「は?」
「発端は、多分私だろうね。指揮官を襲ってしまった事がバレたんだ。このままだと指揮官は彼女達の性奴隷にされてもおかしくなかった」
「性奴隷って……俺が危なかった事は分かった。それで、どうしてこんな状況になるんだよ?」
「簡単な話だよ。彼女達が行動を開始する前に、私達で指揮官を犯す事にしたんだ」
「なんだよ、それ。待て、私
「そうだよ。私と、彼女で指揮官を犯す」
「指揮官♪」
「!?」
初めてボルチモアがサガリに襲い掛かって以降、彼女のネジが何処かすっ飛んでしまったのかもしれない。自分を守ろうとした様で、結局は欲望のままに襲おうとしている事実にサガリが戦慄する中、ボルチモアの言葉に疑問を抱いた。すると突然背後から誰かがサガリの身体に飛びついて身体に抱き着き始める。柔らかな二つの乳房がサガリの背中に押し付けられ、やはりサガリはその声で誰かがすぐに分かった。
「ブレマートンか……?」
「正解! 流石指揮官! それじゃあ、始めよっか?」
「お、おいっ!」
「面倒な前置きはもういいじゃん? ボルチモアが指揮官を襲ってるのを見た時から、アタシは我慢しないって決めたんだ」
「どうやら、あの時のを直接見られていたらしくてね。……始めようか」
身体を必死に揺らして抵抗しようとするサガリだが、単なる人間の彼女が艦船であるブレマートンの力に適う訳がない。腰を掴まれ、スカートの中に手を入れたブレマートンは、そのままサガリの履いていた下着に手を掛ける。そのまま下へと降ろされれば、大事な部分が下から覗くだけで見える様に。
「ほら、アタシもこんなにギンギンになっちゃった」
「な、なんでお前にそんなのが付いてるんだよ!?」
「犯そうとしていた艦船達は生やす薬を用意していたんだ。都合が良いから、それを奪って私達で使ったんだよ」
「指揮官、入れちゃうよ~? あ、安心して。寝てる間に指揮官のおまんこには一杯ローションを塗ってあるから」
「止め、ろっ! ぅ、あ……ああぁぁぁ!」
「ん、はぁ! さいっこうっ! キツキツなのは予想してたけど、男の子ってこんなに気持ち良いんだっ!」
ブレマートンがサガリの太腿へ挟む様にして見せつけたのは、ある筈の無い男性器だった。その大きさは艦船故か人間の平均を優に超えており、後ろから太腿越しでもサガリの臍下辺りまで届いている。そんなモノが身体の中に入る恐怖をサガリが抱くも、怯える暇もなくブレマートンはサガリの腰を引いて自分へお尻を突き出す様な姿勢にさせ、容赦なく挿入した。既に準備を意識が無い内に整えられていたサガリの中は、容易くブレマートンの男性器を受け入れてしまう。
「凄いね。お腹がポコッとなっているよ」
「あ、がっ……苦、しい……っ!」
「動きたいけど、ちょっとだけ我慢我慢。やっぱり、指揮官にも気持ち良くなって欲しいもんね?」
「数分動かずに入れたままでいれば、身体が適応するらしいからね。私も早く、指揮官を愛したいな」
「ボルチモアは前に襲ったんだから、アタシに最初は譲るって話でしょ? アタシがそうだったみたいに、見て待ってて」
「そのつもりだよ。この光景は目に焼き付けておこう。とても、良い光景だから」
苦し気に顔を上げるサガリの姿を楽しそうにボルチモアは眺める。身体を動かしたい、サガリを犯したい気持ちを必死に抑えてブレマートンはサガリの小さな胸へ手を延ばした。胸元のリボンを外し、スカートを残して服の上をたくし上げて晒される上半身。女の子特有の柔らかさと、その小さな突起をブレマートンは撫で回す。
「んっ、触る……な」
「あはっ! 愛撫すると、指揮官の中がキュンキュンってする! 動いてないのに、気持ち良いよ」
それから長い間撫で回され、サガリの口からは苦しみとは違う熱い吐息が漏れ始める。それに気付いたボルチモアが何も言わずにブレマートンへ視線を向ければ、意味を理解した彼女は片手で再びサガリの腰を掴みながら腰を動かし始める。
「パン、パン、パン、パン。パンパンパンパンっ! あぁ~気持ち良いよ~!」
「あっ! んあぁ! く、そっ!」
「悔しそうにしながらも、快感に抗えないその顔。凄く良いよ」
自分の中を出入りし始める異物の感覚に最初は苦しさしかなかったサガリだが、その身体が適応してしまった事で快感を得始める。歯を食いしばって感じない様にしながらも、快感に負けて唾液の橋を作りながら口を開いてしまうその姿をボルチモアはジッと眺め続けていた。
「あぁ~、もう出ちゃいそうっ!」
「流石に速くないかな?」
「しょうがないって。おちんちんの気持ち良さなんて体験した事ないし、指揮官の中は滅茶苦茶気持ち良いし……指揮官、ちゃんと中で出してあげるね?」
「んなっ! ふざけ、んあぁ!」
「あぁ、出る。出る出る出るっ! ん、はぁ!」
中で脈打つ感覚と、奥に広がる温かい感覚。それが何なのか嫌でも分かってしまうサガリは、後ろに居て見えないブレマートンへ怒りを露わにする。だが拘束されて身動き出来ず、中出しすら許してしまう程に追い詰められたサガリを怖がる必要が彼女達には無い。射精の快感をその身に受けて天を仰いでいたブレマートンは、出せる最後の一滴までをサガリに注いで、ゆっくりとそれを引き抜いた。
「ふぅ。うわぁ、エロ……」
引き抜かれたサガリの秘部は人間には出せない量の精液を注がれた事で、ボタボタと床を汚しながらその穴を徐々に小さくしていく。
ボルチモアはそんなサガリの姿を前に、彼女を拘束する手枷の繋がっていた鎖の根元へ手を延ばした。それが外された時、サガリは力無くぶら下がる様な状態になっていた事で、一気に鎖が引っ張られてその身体は床へと伏した。怒りの感情を抱いていても、その身体は既に本人の意志で動かせる状況では無かったのだ。
「次は私の番だよ」
だが、凌辱はまだ終わらない。
手枷を壁の上側に引っ掛けて、背中を壁に預けながらサガリはボルチモアと正面で向かい合う。
ボルチモアは何も言わずにサガリの足を掴むと、その間へ押し入って自分の身体に生やした男性器をサガリの秘部に宛がう。サガリが何を言う間もなく、挿入を開始したボルチモアは容赦なく腰を動かし始めた。
「ふっ、ふっ、なるほどっ! 指揮官の中は、こんなに気持ち良いんだね」
「んぁ! お前、ら……ぅあ! 絶対、許さない、からな……んんっ!」
「怖いね。それじゃあ、許してもらえる様にもっと激しくしようか!」
最初からボルチモアもブレマートンも、こんな事をした時点でサガリに好かれる事が二度と無いのは承知の上。それでも他の誰かに奪われるくらいなら、自分達の手で。そう思って行動したものの、本人にはっきりと言われればそれを覆したくなってしまう。
「アタシがおっぱいを触ってあげる。こうなったら指揮官を気持ち良さで何も考えられなくしちゃえば良いんだよね」
性行為の気持ち良さをその自分達より小さな身体へ叩き込んで、自分から望む様に躾てしまえば良い。そんな考えから、同調した二人はサガリへの攻めを激しく、しつこくし始める。
「そろそろ、出るよ」
「もぅ、中は……止め」
「今更だよ。指揮官はこれから何十回、何百回と中出しされるんだ」
「っ!」
注ぎ込まれるボルチモアの精液。彼女が離れれば、だらしなく足を開いて流れ落ちるそれをサガリは虚ろに見つめる事しか出来ない。
その後も手枷は付けたまま、様々な姿勢にさせられてサガリは二人に犯され続けた。サガリが消えた事で母港は大騒ぎになっているが、簡単に見つかる様な場所でこの様な事をしでかす筈もなく、サガリが見つけ出されたのは幾日も過ぎてからの事であった。
そして指揮官を監禁凌辱するという大罪を犯したにも関わらず、ボルチモア、ブレマートン両名はその後解体される事も無く母港に残り続けた。噂では夜な夜な、指揮官と逢引する二人の姿があるとか無いとか……。
「随分素直になったね、指揮官?」
「最初の反抗心はどこに行ったのかな~?」
「うるさい……ヤるなら、さっさとヤれ」