これはキリトとハクの再会にアスナが気付いていた場合、未来でハクが受けていたかもしれない【もしもの話】
キリトに助けを求めた私は彼の存在に解放される希望を見ていた。だけど私もキリトも気付かなかった。キリトに私の状況を説明したあの時。ごく自然に去る様子を見せたアスナはその実、キリトの存在に気付いていたと言う事に。アスナはキリトの行動力などを知っている故に私を自らの手から一切離さず、キリトとの仲も見た目は普通にしていてもその内では警戒していた事を。
その日、私もギルドの一員なのだからと遠征訓練に連れて行こうとした血盟騎士団のゴドフリー。だけどアスナは絶対に私を離す様子は無かった。ゴドフリーの言葉は尤も故にこればかりは諦めると予想した私達だけれど、彼女の執念の様な物に驚く事になる。
「ハクは守るべき存在なの。ハクが強くなる必要なんか無い。どうしても連れて行くのなら、私も一緒に行くから」
アスナは副団長と言う立ち位置に居る以上、そんな我儘が許される立場では無い。だけどその時のアスナの言葉には何処か『そんな事知らない』と言った様な雰囲気が混ざっていて、その雰囲気を感じ取ったゴドフリーは一瞬言い淀む。無理に私を連れて行こうとすれば、最悪副団長と言う立場を放棄してまで行動しようとするアスナ。しばらく黙り続けたゴドフリーは溜息をついた後、答えた。
「私としては一緒に居る以上、それ相応の物が必要だと考えていたのですが……アスナ殿がそこまで言うなら無理強いはしますまい。ですが猫と言えど生き物であり、死んでしまう事もありうるのです。それを理解して置いてください」
「言われなくても分かってるわ。ハクは絶対に私が守るの。何があっても、必ずね。だから私達はずっと一緒。ずっと、ずっと。……誰にも邪魔なんてさせないから」
そう言って私を見つめるアスナの瞳に私が感じるのは安心では無い。私を絶対に離さないとでも言うかの様な意思を示す瞳に恐怖を感じてしまっていた。そうやって私は結局アスナの言葉によって遠征訓練に一緒に行くこと無く、難しい顔をしたキリトの姿を見送る事しか出来なかった。その時私は考えもしなかった。キリトの姿を見るのがこれで最後になると言う事を。その時私は気付かなかった。私を抱きしめたアスナの顔がしばらくした後、軽く笑ったことに。
アスナから離れられない生活になって一体どれ程の日が過ぎたのか分からない。私は既に解放される希望を失ってしまっていた。あの日、キリトはゴドフリーと一緒に遠征訓練へと向かった。そしてあの時は分からなかったけれど、あの遠征訓練にはクラディールも居た。だけどその日帰って来たのはクラディール唯1人。そこで彼から告げられたのは殺人ギルドに遭遇し、2人は殺されてしまったと言う内容だった。彼は何とか命からがら仇を討ち、無事に生還。信じられない様な内容だが、アスナが生存者を確認出来る石碑へ確認に言った時に嫌でも理解させられてしまう。キリトの名前の部分は2本の線で消されていたのだから。
大きな戦力を手に入れたと最初は思っていた血盟騎士団も、キリトの力は本の一瞬垣間見た程度。故に彼の死を悼むことはあってもそれで歩みを止める事等無かった。が、かなりの時が経ったある時。75層の巨大なボスを相手にした際、誰も止めなかった足は強制的に止まる事になる。何故ならそのボスとの戦闘に置いて、沢山の犠牲者が出たから。100層まである世界で残りの25層を上るのは絶望に近かった。
今の今までゲームをクリアすると決意して戦ってきた者が次々と消えて逝く中、アスナは私を頭に乗せて戦い続ける。彼女は相手がどれほど強くても倒していくまるでバランスを無視した力を持っていた物の、彼女1人でどうにかなる物では無い。現実に恐怖して逃げて行く者、それでも戦いを挑んで散って行く者。既に士気が殆ど無いに等しくなっていた攻略組は必然的に仲間を減らし、血盟騎士団も大規模から小規模へと縮小して行った。そして
「ハク。今日も気持ち良い事、しよ?」
全てを受け入れ、この世界で私と一緒に生きると決めた彼女もまた……。
私に抵抗する力は無かった。そんな事をしようとしても、すぐに首輪の力で何も出来ない状態にされてしまう。そうやって何時もの様に私はベッドの上へと倒された。逃げる術を何も持たない私の上にこれもまた何時もの様にアスナは覆い被さる様にして来ると、一度私の身体をそのまま強く抱きしめて来る。痛くは無い、アスナの身体の暖かさを感じられる様な……そんな強さ。
「ねぇハク。私ね、思ったの。この世界はゲームの世界で現実じゃない。この身体も見た目は私だけど偽物。だったら好きな様に出来るんじゃないかな? って」
「……?」
「私はハクの全てが欲しい。心も、身体も、何もかも。まだ貰えて無い物、あるよね?」
理解したくない。でもアスナの言いたいことを私は理解出来てしまった。心はどういう基準で奪えたことになるのかは分からないけれど、身体はそれに比べてその基準が分かりやすい。手元に納めてしまえば、他の人が二度と奪えない状態にしてしまえば良い。そしてその後者で存在している物が私の身体には存在していた。絶対に失わないと決めていた物。だけどアスナは今、それを奪おうとしている。
「ふふ、力が入った。首輪の能力使ってるのに……そんなに嬉しいの?」
違う。私は今すぐにでも逃げたい。それを失うのだけは嫌だとずっと思っていた。アスナなら奪えないと何処かで思っていた。だけどこの世界がゲームの世界で、架空の世界なら出来ても何の不思議も無い。私は皆と違って生身故に、奪われれば最後本当に失う事になってしまう。アスナもそれは理解出来ている様なのに、それでも止める雰囲気は無い。私の手をベッドに押さえつけ、メニューを表示させる。
何を操作したのか、その詳しい内容を理解することは出来なかった。何かのアイテムを消費したような、そんな行動。アスナの身体は一瞬の光と共に何の変化も見られずに終わった。にも関わらず、アスナは不思議そうな顔を浮かべた後
「こんな感じなんだ……窮屈で辛い、かな?」
そう言って笑顔を私に向けると何も変わらずに私の身体に、胸にその顔を押し当てて来る。そして何度か頬擦りした後、大きく息を吸うと「ハクの匂い、最高だよ」と私に告げた。今度は予備動作も無く一瞬で私の顔の目の前に自分の顔を移動すると、その唇を私の唇に押し当てて来る。後ろはベッド故に逃げ場など無い、押し当てられるようなキス。塞がっていた扉は無理矢理舌にこじ開けられ、後はアスナの思うがまま。もう何度も行っているからか、アスナのキスは上手かった。それをされれば最後、私の身体から出ていた僅かな力も抜けてしまう。
私の手は既に抑える必要が無く、アスナはそれに気付くと自分の手を自由にする。そしてゆっくりとそれを私の胸へと移動させれば、Yシャツのボタンを外し始めた。ゆっくりと楽しむ様に……。やがて一番上を外した後、1つ飛ばして下を全開にされた事で胸の中央だけはギリギリ隠されている様な恰好にされる。そんな私の姿にアスナは恍惚とした表情で「良い」とだけ呟くと、曝け出された私のお腹の上にその顔を当てる。アスナの頬の柔らかい感触が私の柔らかい部分に触れ、くすぐったさに思わず私は身を捩った。
アスナは私の肌を自らの頬で堪能した後、今度は私のお腹を手で撫でる様に触り始める。その行為に私はくすぐったさと快感の間の様な、そんな感覚を感じる。しばらくそれが続いたが、アスナはふとその手を止めると今度はゆっくりと下へ。スカートを捲ることなくその中に手を入れて私の下着に触れた。生きている以上、快感を受けてしまえば意思とは関係なく準備を整えてしまうそこは十分に濡れてしまっていた。そしてアスナはそれを下着越しに手に塗り付けて私の目に見える場所へと移動させる。
「こんなに期待してくれてる……今、あげるからね」
「!」
アスナはそう言うと私の身体から一度離れ、私に重さは掛からない様に。でも私の上に乗ったままメニューを操作する。一瞬にして下着姿になるアスナ。その後ゆっくりと下着をも取り除くアスナだけれど、私はそんなアスナの。いや、アスナに無かった筈の物の存在に恐怖を感じた。本来ならあんなものは無い筈なのに、それは抑える布を押し上げて自己主張をしている。
上を外したアスナはゆっくりと下の下着も脱いでいく。途中、引っかかる事に少し苦労しながらも取り除かれたその場所から解放されたのは紛れも無く女性には無い筈の男性器。見るのは初めてだが、その存在感に私は恐怖する。そそり起つ男性器は余りにも大きく、あれが人の。女性の秘部に入るとは到底思えない。だがアスナはそれを今これから、私にしようとしている。間違いなく私の初めてを……【処女】を奪おうとしている。
必死に首を横に振って止めて欲しいと言う意を伝えるけれど、アスナは「大丈夫だからね」と言うだけで止めてくれる様子は無い。それどころか、「もう少し濡らした方が良いかな?」と言って私のスカートの中に手を入れると今度は下着を脱がせずに横にずらすことでその場所を強制的に曝け出させる。足を閉じようとするけれど、その前にアスナは私の足と足の間に自分の身体を入れて来た。
「凄く固いでしょ? 初めてだけど、こんなになるくらい私今、興奮してるんだよ? 凄く痛くて、早く繋がりたいな」
アスナは私の秘部に自分から生えている肉棒を擦りつけて来る。その体制のままもしもアスナが腰を突きだせば、あれはきっと私の中を突き破るのだろう。どう考えても合わない大きさ。痛いだけでは済みそうに無い。にも関わらず、私の身体をそれを求める様に秘部を勝手に濡らしていく。やがて擦りつけるその行為にすら水音が聞こえる程になった時、アスナは「そろそろ良いかな?」と言って私の身体に覆い被さった後、背中に手を回して私を持ち上げる。今の体制は私がアスナの膝の上に跨って居る状態。アスナは腰を下げて秘部にそれを宛がい始める。力も出ない、抵抗も出来ない。もう私に成す術は……無い。
「ふふ、頂きます♪ えいっ!」
「い、やあぁぁぁんんっ!」
私の身体をゆっくりと自分の腰のそれへと降ろし、音が出そうな程に私の中を掻き分けて入って来るアスナの肉棒。やがて私の処女膜に引っかかるも、アスナはその事に笑顔になって私の身体を無理やり下へと引き寄せた。呆気なく破られ、叫びたくなる程の痛みが私を襲う。だがアスナは叫ぼうとした瞬間、私の唇を自分の唇で塞いでその声を無理やり封じて来た。声を出すことすら出来ずに痛みに耐えるしかない私の処女は完全に貫かれ、その大きな物が私の中へと入っているのが嫌でも分かってしまう。アスナは私が苦しんでいる事が分かっている様で、突き刺したまま動かずに私の口を貪り続けた。
「あ、あぁ……こんなの……」
「ハクの中、暖かい。私を受け入れてくれたんだね?」
口が解放されると共に私の中にあった何かが音を立てて消失していくような、そんな感覚が私の身体を駆け巡った。処女とは違う何かが壊れた様な、そんな感覚。そしてその感覚が薄れて行ったとき、私は背中にあった筈の羽が消えている事に気付いた。が、それを考える暇も無くアスナは腰をゆっくりと引き始める。中にあった物が抜けて行き、こじ開けられた肉壁が再度閉じる。しかし再び閉じた肉壁を掻き分けてそれは中へと入って来た。その1往復だけで私の頭の中は真っ白になってしまう。
「凄い気持ちいい。ふふ、これでハクの処女はもう誰にも奪えない。後にも先にも、未来永劫私だけの物」
「ひぁ! あ!」
「ハクも気持ち良いんだね! もっと、もっと私で感じて! 私で満たしてあげるから!」
一度動かしたアスナは私の声を聞いて笑顔を浮かべると、ゆっくりと一定のリズムで腰を動かし始める。抜けて、入って。また抜けて、また入って。その繰り返しの中で、私の頭は既にこの状況から抜け出す事等考える余裕すら無くなっていた。唯この強すぎる快感を、どうにかしなければ可笑しくなってしまう様な……そんな確信だけが分かる。
アスナは抱きしめるのを止めて私の身体に繋がったまま、少しだけ距離を取る。そして唯一外されなかったボタンを外した時、私の胸は下着越しに大きく曝け出された。アスナが腰を振れば私の身体が揺れ、それも一緒に揺れ動く。その光景が良かったのか、アスナは私の胸を隠していた下着すら外すことに。抑える物の無くなった胸は好き放題に揺れ動き始める。
「ハクの恰好、すっごくエッチで興奮しちゃう」
アスナはそう言うと私の胸の谷間に顔を埋め始めた。背が小さくてもアスナが首を低めにすれば可能な位置にあったため、胸は揺れる度にアスナの顔を擦り付ける。と、アスナは目の前で揺れる私の胸を見つめた後にその先を口に含み始めた。唯でさえ下から来る快感に我慢出来ていないと言うのに、胸からも快感が来てしまえば私の身体はすぐに限界を迎えてしまう。
「同時は、駄目っ! ん、あ、あぁぁぁ!!」
アスナの身体の上で絶頂を迎え、私はそのままアスナの身体の上に寄りかかる。やっと止まった腰の動きに一時の休息がある……と思った私は甘かった。アスナは私が絶頂した事に「そんなに良かったんだ」と言った後、そのまま身体を横に倒し始めた。今まではアスナに拘束されて乗って居た様な体制だった。だけどこの体制では私が自分から跨って居る様な、そんな状態になる。背中に手が回されている訳でも無い。絶頂した後だから力は出ないけれど、それでも先程に比べれば少しは出る。私はすぐに繋がっているアスナの肉棒を抜こうと腰を上げた。
「それっ!」
「ひあぁ!」
だがアスナは抜けかかった瞬間、自分の腰を大きく上へと突き出してくる。急激な快感に腰は再びアスナの上へと落ちてしまった。アスナに視線を向ければ「まだ私は満足してないからね?」と言った後に私の両手首を掴んだ。これは間違いなく不味い。
私が察した時にはもう遅く、アスナは腰を動かし始める。重力で奥の奥へと入って来る肉棒。両腕は掴まれて逃げる事も出来ず、私は襲い掛かる快感に再び絶頂へと容易く連れて行かれた。だけど予想通り、アスナは私が絶頂した直後にも腰を動かし始める。余韻を感じる間もなく次なる絶頂へと導かれる私は既に、彼女の玩具だ。
「髪まで振り乱して、そんなに気持ちいいんだね。そろそろ私も……一杯出してあげる!」
「うぁ! んんっ! 出、す? ……!」
されるがままにされ続け、何度絶頂したかもわからなくなってきた時。アスナの言った言葉が私の思考を一瞬正常に戻す。この世界はゲームの世界だけれど、私の身体は作られた身体では無い。アスナの肉棒から出る物がその能力を持っているかは定かではないけれど、もしも持っているのなら間違いなく私は孕むことになる。処女を守れなかった上に妊娠……それだけは嫌。
「中、駄目っ! ん! そ、とに! 出して!」
「何言ってるの? そんなの、駄目だよ。私で一杯にしてあげるんだから」
私の思いはアスナに通じない。彼女は最初から、繋がろうとしている時から私の中に出すつもりだった。ゲームの世界で孕むのかは分からないけれど、私はこの世界に留まる訳には行かない。なのに今この現状を打開する方法は一切無くて……それを考える思考もまた、アスナの腰の動きによって生まれる快感で真っ白に染められて行く。
「またイクの? なら一緒にイこうね! 奥の奥に出して、刻み付けてあげるから! ハクは私のだって!」
「あ、んあっ! こ、んなの! あぁ! 駄、目っ!」
「ほらイって! イっちゃえ! イっちゃえ!!!」
「ん、あ、あぁぁぁぁ!」
身体に勝手に力が入り、アスナの上でエビ反りに近い形になる。腕を掴まれているせいでアスナに引っ張られ、肉棒はより深く中へと入って行く。そしてそれと同時に私の中に入っていたアスナの肉棒が何度も力強く脈打ち、私の奥の奥に勢いよく精が放たれているのを感じた。
絶頂し続けた身体は既に力も何も入らず、アスナの上に乗るだけ。もう思考も殆ど正常では無い。唯やっと終わったのだと言う安心と、中に出されてしまったと言う事実への絶望だけが支配している。出来る事なら全部夢で終わって欲しいと、そう思ってしまう。
「ハクの中、凄い良かったよ。……続き、しよっか?」
「……! もう……許して」
「? 何を許すの? ハクは何も悪い事してないよ?」
アスナは不思議そうな顔でそう言って体制を変える。私が横になった上に彼女が覆いかぶさる最初と同じ状態。何処かで1回で終わると考えていた私は甘かった。1回の射精ではまだ、アスナは満足しないらしい。絶望の底へと落とされるような、そんな感覚を感じ乍ら私はその後も乱れ続ける事となった。