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【HDD】 塔城 小猫
快晴な空の下、ハクはとある学校にある部屋の中で椅子の上に丸まっていた。と言うのも小猫たちが一斉に学校に通いだしたことで、授業中の間は小猫に抱かれる事の無くなったハク。学校にある小猫たちが放課後を過ごしている部室の中で、普段は時間を潰す様になっていた。椅子は窓のすぐ傍に置いてあり、入って来る太陽の光が強すぎず弱すぎず椅子の上を照らす。そしてハクはその光の下で暖かな陽気に包まれて気持ちよく眠って居たのだ。
そんな時間もどれ程経ったのか、ハクは微かに聞こえて来た足音に耳を一度立たせる。そして顔を上げて部屋の出入り口である扉を見る。足音はすぐそこまで来ており、一度止まると同時に扉がゆっくりと開き始めた。入って来たのは2人の女子生徒。1人は真っ赤な長い髪をした女性であり、もう1人は黒い髪を1つに束ねて降ろしている女性。前者は小猫の主であるリアス・グレモリー。後者は小猫同様、そんな彼女の下僕の1人である姫島 朱乃であった。
「ふふ、気持ちよさそうですわ。ねぇ、リアス」
「そうね。……小猫はまだ戻って無いわね。朱乃、今だけよ」
椅子の上で横になるハクの姿に朱乃は微笑みながら喋ると、近づき始める。そんな朱乃の姿見てリアスは告げると、朱乃は静かに頷いてハクの身体を抱き上げ始めた。そしてリアスも交じり、2人で思い思いにハクを愛で始めた。頭を撫で、身体を撫で、唯只管に可愛がり始める。どうやらリアスはハクと言う存在を性的では無く愛好動物として非常に好いている様子。それに対し朱乃の触り方は本の僅かだが違った。が、それを理解する余裕も無く朱乃の腕の中で成すがままになり続けるハク。やがて2人が満足すると同時に椅子の上に降ろされた。しかし何を思ったのか、朱乃は再びハクを抱き上げると自分の膝の上に乗せる。
「あ、朱乃? もうすぐ小猫が来るわ。すぐに元の位置に」
「……もう来てます」
朱乃の行動に焦った様に言うリアス。しかし時既に遅く、2人が入って来た扉に同じ様にして入って来た小猫の姿にリアスは振り返る。無表情に朱乃の膝上に座らされるハクの姿を捉え、ゆっくりと歩き始めた小猫。やがて朱乃の傍に立つと、その手を差し出した。
「ハクを返してください。……私の使い魔です」
「偶には主を離れて見るのも良い物です。この子の為にも……ね」
膝の上に座るハクの身体を撫でながら小猫に笑みを浮かべて答える朱乃。その意味は遠回しにだが小猫に返す気が無い事を示しており、2人は見えない火花を散らし始める。2人の主であるリアスは、目の前の光景に冷や汗を流しながら見守る事しか出来なかった。っと、小猫は朱乃に更に近づくと強引にハクの身体を抱きしめる様に捕まえる。だが朱乃は綺麗に小猫の腕から手際よくハクを解放させると、その場に留まらせた。まるでマジックの様なその光景に驚く小猫だが、すぐにまたハクを取り返すために行動を始める。っと、突然魔方陣が発光。それは悪魔としての仕事が来たことであり、その使命は小猫であった。しかし小猫はそれを無視しようとする。が、流石にそれを許すリアスでは無かった。
「小猫、行きなさい」
「嫌です。行くならハクと行きます」
「良いから行きなさい!」
リアスの言葉に小猫は最初否定するが、主の命令として再び言ったリアスの言葉に不機嫌な表情のまま魔方陣の元へと向かう。そして朱乃を睨みつけ乍ら、部屋を後にした。そうして残ったのは朱乃とリアス。リアスは溜息をつくと、邪魔者が居なくなった事でハクを愛でる事を再開した朱乃に話しかける。
「どうしてあんな事を?」
「そのまんまの意味ですわ。小猫ちゃんはこの子に依存し過ぎですから、少し離れた方が良いと思いまして」
「……貴女も大概よ……朱乃」
ハクの身体を撫でながら答えた朱乃の姿にリアスはそう呟き、それと同時に朱乃の言葉にどこか共感した部分があるのかそれ以上彼女が何かを言う事は無かった。そして数時間後、悪魔と言えど自分の家がある故に帰宅することにした2人。小猫はまだ戻らず、リアスはその内ここでは無く家の方に帰って来るだろうと考えてそのまま部屋を後にする。
「それでは明日。この子は今日、私が連れて帰りますわ」
「……へ?」
だが朱乃との別れ際に聞いた言葉にリアスは呆気に取られてしまう。何となく分かってしまったのだ。朱乃の行動が後に波乱を巻き起こすことを。そして困惑する。この後、帰って来た小猫に一体どういう言い訳をしようかと。
姫島 朱乃の家は神社である。そこに連れて来られたハクはまず最初にとある部屋の中に連れて来られた。既に夜を迎えており、朱乃は持ち物などを置くと何処かへと去って行く。が、それは一時。すぐに戻って来た朱乃はハクを膝の上に置くと、他に何をするでもなくハクを愛で始める。今この場に居るのは朱乃とハクだけであり、喋れないハクでは会話が成立すること等無い……筈であった。
「小猫ちゃんが羨ましいですわ」
『?』
身体を撫でながら呟いた朱乃の言葉に顔を上げたハク。見上げた先には自分を見つめる朱乃の姿があった。だがその顔は何時もの見守る様な優しい笑みでは無く、まるで欲しかった物を手に入れた時に見せる純粋な笑み。お互いに見つめ合い、朱乃はハクの両脇を抱えて顔の目の前に持ち上げた後にゆっくりとお互いの顔を近づける。
「見てしまいましたの。と言うよりは薄々分かっていましたわ、貴女は唯の猫ではありませんよね?」
『!』
かなりの至近距離で告げられた朱乃の言葉にハクは思わず目を見開く。使い魔となっている時点で普通の猫では無く、人の姿になれるのは使い魔なら良くある事の為に、当然朱乃が言いたいのはその様な事では無い。それが分かったからこそ、ハクは反応してしまったのだ。そして、そんなハクの姿を見て確信した様に顔の目の前からゆっくりと降ろした朱乃。何かに気付いた様に立ち上がると、ハクを腕の中に抱きしめながら移動し始める。
ハクが連れて来られたのは姫島家の脱衣所。すぐ傍には大き目の浴槽が存在し、2~3人は入れそうな広さの浴室が広がっていた。と、朱乃はハクを抱えたまま器用に制服を脱ぎ始める。ボタンを外して上着を落とし、スカートも外して下着姿になった朱乃。先程同様に自分の目の前にハクを近づけると、微笑みを浮かべる。
「人の姿になってください。……いいえ、なりなさい」
お願いの様な言い方から命令へと変わった朱乃の言葉にハクは一瞬恐怖を感じる。そしてそれと同時にピリピリと感じ始めた朱乃が放つ電気の感覚に、このままでは不味い事も同時に悟った。小猫に襲われた後、ハクは命令されたのだ。『小猫以外に肌を許さない様に』と。しかしこの現状で出来る判断は朱乃の言葉に従う事のみで、逆らえば雰囲気からして何をされるか分かった物では無い。
急かす様に更に強くなった電気の感覚に、ハクは仕方なく人の姿を取る事にする。主である小猫の命令は聞かなければいけないが、それでも命には代えられないのだ。そうして人の姿になった時、朱乃は目の前に存在する真っ白な小さき少女の姿を見て片手を頬に添えながら悩ましい溜息を吐く。その頬は薄く染まり、瞳にはまるでハートが浮かび上がっている様にすら見えてしまう。その時、ハクは改めて確信した。小猫との約束は守れない……と。
浴室へと通されたハクはすぐに後ろから迫る朱乃の手に気付いた。だが浴室の中は回避出来る程には広く無く、結果簡単に捕まってしまう。そしてそのまま奥へと押されて行き、壁に背中を付ける事になったハク。浴室の壁は浴槽に湯船が溜まっているものの、先程まで無人だった為に冷たい。それに触れたハクは一度は背を壁から遠ざけようとするも、朱乃にもう1度肩を押される事で完全にその壁へ押し付けられてしまう。
「可憐なその姿を一目見た時から、忘れられませんでした。所謂一目惚れ、と言うものなのかも知れませんわ」
朱乃はハクの身体にゆっくりと乍ら下着姿のまま、自分の身体を密着させ始める。小さな身体故に手で抑えられなくとも、壁と挟まれるだけでも動けなくなってしまうハク。それを確認しながら朱乃は器用に片手で付けていたブラジャーのホックを外すと、脱衣所の方に投げてしまう。そうして上半身をお互いに裸にした後、朱乃は少しだけしゃがんでハクの背に僅かな隙間を開けると、そこに片手を通して優しく抱きしめながら身体を抱き上げ始める。意図も簡単に持ち上げられ、地に足が付かなくなったハクは不安そうな瞳で朱乃を見るが……見られていた朱乃はその光景に更に興奮するだけであった。
「こういう事は、した事ありますか?」
壁と朱乃に挟まれて片手だけで持ち上げられたまま身動きの取れないハクの姿を嬉しそうに見つめていた朱乃が優しい声音で言うと、そのままハクの唇を容赦無く奪う。それはハクにとって毎日の様に小猫からされている行為であり、触れ合う唇の感触に目を大きく開けているその姿を見て朱乃はすぐに察した様に口を離しながら微笑む。
「私の初めてですわ。貴女はもう、小猫ちゃんに奪われている様ですが……」
「……小猫以外と……しちゃ駄目」
「約束、ですか? そうですか、ふふ」
朱乃は自分が初めてである事を言うと同時に全てを理解した様に言う。ハクは残念そうな表情を浮かべる朱乃に小猫との約束を伝える事で止めてくれる事を一度期待するものの、朱乃はその言葉に少しだけ驚いた様な表情を見せた後に意味深な笑みを浮かべる。すると朱乃はハクを抱えたまま、壁で挟むのを止めて何処かへと移動し始める。前から抱きしめられている為、後ろを確認出来ないハク。っと、突然感じた浮遊感に何が起こったのかを確認する暇も無くハクは【水の中】へと着水してしまう。必死に溺れない様に体勢を整えて顔を出せば、自分がお湯の溜められていた浴槽の中に落とされたのだとハクは分かった。
「……朱……乃?」
「その程度で諦めると思いますか? 略奪愛……望むところです」
身体は当然ながら髪も濡れ、湯船に浸かりながら自分を落とした朱乃を見たハク。その視界に映ったのは今までの様な微笑みでは無く、何処か歪みすら感じる笑み。朱乃は質問をし乍らも答えを聞く事無く唯一残っていた下着も脱ぐと、ゆっくり湯船へ浸かり始める。2人だけでは少し広く、ハクが小さいために更に大きく見える浴槽の中。朱乃は胸辺りまで浸かると前のめりになり、ハクへと距離を詰める。ハクは先程の表情を見て何処か危険を感じた為に離れようと距離を取るも、湯船の中では更に逃げ場など無い。そうして朱乃とハクの距離が再び無くなった時、口付けは当然乍ら腰にも再び手が回され始める。
「んっ……きっと小猫ちゃんには優しくされたのでしょう。ですから私は、激しく致します」
「違っ、んぁ!」
キスを落とし、優し気に言う朱乃の言葉にハクは初めて小猫に襲われた時を思いだす。決して優しいとは言えない始まりの出来事。故に否定しようとした時、不意打ち気味にハクは自分の胸を鷲掴みにされた事で思わず声を出してしまう。そしてその姿に機嫌を良くした朱乃は口を塞ぎながら人差し指と中指で頂点を挟む様にして胸を揉み始める。暖かい湯船の中に入っていた事で体温が上がり、身体に来る感覚は普段よりも強いものに。逃げようにも腰を抱かれて口を塞がれ、胸を揉まれて快感に悶えるハクには抵抗のしようが無かった。
浴槽に溜まった水面が響かせる水音とキスによって響く水音が同時に浴室内で木魂し、しばらくの間朱乃の好き放題にされ続けるハク。やがて満足した様に朱乃が顔を離した時、既にハクの身体から力の殆どが抜けきっていた。すると朱乃は次の段階へと進める為、先程まで胸に伸ばしていた手をゆっくりと脇から腰を通して太腿を通過し、秘部へと到着させる。
「もう、濡れて……ご主人様の言いつけを守れない子には、私がお仕置きしてあげますわ」
「誰の……せい……ひぁ!」
朱乃が触れたハクの秘部には湯船の水とは明らかに違う感触が存在していた。それが何か等聞く必要も無く、朱乃はその入り口の周りを撫でる様にして弄び続ける。そして少しだけ冷酷な笑みを見せて言った朱乃の言葉にハクが言葉で抵抗しようとするも、それを言い終える前に入り口で遊んでいた朱乃の手の指が膣内へ入り込んだ事で強制的に中断させれた。水の触れていない膣内はハクが出した液で満たされており、朱乃は自分の指を包み込む暖かさと締め付けを感じる。っと、不意に再び笑みを浮かべて入れていた指を中指だけに変更する。
「ほら、奥へと入って行きますわ。最奥でこの指を曲げたら、どれだけ強い刺激が来るのでしょう?」
「!? 止め……あっ、あぁぁ!」
「鳴きなさい、私の手で」
徐々に入って来る事を感じていたハクは朱乃の言葉に弱弱しく懇願する。しかし遥か奥に入った朱乃の細い指が処女膜を破る事無く届く場所まで届いた時、朱乃はハクの懇願を無視して指を容赦なく曲げてしまう。当然膣内は広く無い為に強引に動く指が中を刺激し、朱乃は壊れない様に。だが出来る限界までの刺激をハクの中で齎すため、指を動かし始める。
「い、あぁ! 駄、目! んぁぁ!」
「こっちも攻めてあげますわ」
「!」
朱乃は自分の攻めで喘ぐハクを見ていた時、揺れる胸が水面を叩いている光景を見て体制を変え始める。既に拘束する意味も無かった故に背に回していた片手を外し、ハクを浴槽の縁に乗せて足の間に入り込む朱乃。片手は変わらずに秘部の中へ指を入れ、もう片方の空いた手でハクの胸を再び揉み始める。身体の半分以上が水の中で浮き、何時も以上の感度で胸と秘部を攻められる。……ハクがそれに耐えられる筈が無かった。
「あ、あぁ……い、やっ!」
「そろそろイきますか? 小猫ちゃん以外の手で、絶頂しますか?」
「ん、あ! ……朱、乃……」
ハクの絶頂を悟った様に朱乃が質問する。ハクはその言葉に視線で助けを求める様に朱乃を見るが、朱乃は目が合うと同時に微笑みを向けて……絶頂しかけていたハクの身体に止めを刺した。
大きく身体を仰け反らせ、浴室内に響き渡るハクの声。朱乃はハクの下半身を絶頂する寸前に水面から出していた事で、溢れ出たハクの愛液が顔や身体を伝って湯船へと落ちて行く。すると朱乃は舌を伸ばして口元に付いた愛液を舐め、息も絶え絶えになっているハクの姿を見る。顔を赤く火照らせ乍ら身体全体で呼吸をして、頭の中がまだ白に染まっているハク。朱乃はその姿に楽しそうに微笑んで、再び攻めを再開した。
「んんっ!? い、や……もう……」
「これはお仕置き……そう言った筈ですわ」
再び自分の身体に走る快感にハクは目を見開いて朱乃を見るが、朱乃は容赦なく言いながら2回目を始める。ハクは抗えない快感に絶望しながら、朱乃に一日中弄ばれ続ける事になるのであった。
後日。無事に小猫の元へと帰る事の出来たハクが朱乃にされた事は説明せずとも匂い等だけで気付かれてしまい、上書きする様に更なる攻めを受ける事になるのを本人はまだ知らない。