SAOの世界で3人の欲望を満たして消えたハクはALOと呼ばれる違う世界でありながら、違う姿をしていても中身は同じ少女達と再会する。新たな出会いを経て欲望を満たし終えた時、ハクは再びその世界を後にした。……そして長い時を経て再び足を付けた地は銃での戦いを主にするSAOやALOと似た世界であった。そこで1人の少女と出会い、姿の違うキリトと3度目の再会を経てハクは少女と共に事件に巻き込まれる。キリトや少女と違って生身の身体であるハクは被弾する訳にも行かず、その殆どを少女に守られる形になりながらも。そして事件が解決した後、ハクはキリトの協力や他にも外に居る様々な存在の協力を経てALOの大地に再び足を付ける事となった。
ALOの世界で再び過ごす様になって数日。ハクは町の宿酒場にある客席に座っていた。彼女の目の前には始めて出会った時に比べてかなり小さくなったユイの姿もあり、木で出来たコップの縁にその腰を降ろしていた。
「今日はどうするんですか?」
「……シノン……約束」
ユイの問い掛けにハクはその目を合わせ乍ら答える。嘗てはSAOの世界でアスナに軟禁されていたハクだが、1度離れた事等から今では比較的自由に過ごす事が出来ていた。飼い主として稀に主張する事もあるが、彼女自身がハクを束縛する回数は減ったと言っていい。故に彼女に話を通さなくても自分の用事を作る事の出来るハクはその日、前日から掛けられていた誘いを受けてシノンと言う名の少女と過ごす予定であった。
「そうですか。私はキリトさんから長距離は離れられませんから、一緒に行けそうにありません」
現在ユイはキリトのナビゲーションピクシーと呼ばれる存在になっていた。主であるキリトの傍に居るのが当然であり、意思を持ちながらも彼より遠く離れる事は余り出来ない。ハクもそれは理解しており、彼女の言葉に頷いてコップを手に持った。背中に薄い羽を生やして宙を飛び、ハクの肩に移動したユイはコップを口に着けて色の付いた水を口に流すハクの横顔を見つめる。
「……! シノンさんがログインした見たいです」
「……分かった」
眺めていたユイは突然気付いたと同時に再び宙を飛んでハクの目の前に静止する。ハクとは違い世界やネットワーク等に多少干渉する事の出来るユイには簡単に誰がゲームを始めたかも気付く事が出来、伝えられたハクは頷いて立ち上がる。だが向かった先はカウンターであり、コップを手にそこへ向かったハクは新しいコップを受け取った再び座った。
「行かないんですか?」
「……キリト……来るまで」
「! はい!」
今すぐシノンが現れた場所を聞いて向かう事も可能だが、それをすればユイが1人になってしまう。幸い約束の時間にはまだ十分に余裕があり、他の誰がログインしているかはシノンにも分かる。故にユイの主であるキリトがログインするまで、ハクは彼女と一緒に時間を過ごすのであった。
数時間後。広大な草原のフィールドに1人足を運んだハクは辺りを見渡す。モンスターや危険性の無い動物が何処にでも存在しており、中にはプレイヤーと思わしき者がモンスターと戦う姿もハクの目には映った。ユイ曰く現在居るフィールドの何処かにシノンは居るとの事であり、約束は現地集合故にハクはこれからその広い範囲を探し回る必要がある。少し悩んだ末、ハクは意を決すると自らを守る羽を出現させた。
「……」
広大な大地から空へ飛びあがったハクは上からシノンの姿を探し回る。時間制限がある為、出来る限り1回で見つけたいと思ったハクは更に上へ。その時、突然飛来する何かにハクは間一髪身を翻して躱す。襲い掛かって来たのは鳥型のモンスターであり、明らかにその様子はハクを獲物と認識していた。生身な身体のハクが攻撃を受ければ怪我もする上に当然命の危険すらある。再び急接近して襲い掛かるモンスターに羽で身体を包んで身を守ろうとした時、再び下から飛来した何かがモンスターの身体を貫いた。……それは1本の矢であり、刺さったモンスターは消滅。ハクは下を見降ろした。
「何やってるのよ、貴女は」
「……おはよう」
「えぇ、おはよう」
地上へ降りて地に足を付けた時、丁度良く時間が来た事でハクの羽は羽根を撒き散らしながら消滅。何事も無かった様に挨拶をするその姿に呆れ乍ら挨拶を返したのはシノンであった。初めて出会った時とは少し違うその姿はまだ完全には慣れておらず、だがその声は変わらない。ジッと見つめるハクの姿にシノンは何かを少し考えた後、突然一歩近づいてハクの頭に手を乗せた。
「余り心配させないで頂戴」
「……ごめん」
「まぁ、無事だったから良いわ。それじゃあ、行きましょうか」
「……何処……行くの?」
「……ちょっとしたクエストよ。1人用らしいんだけど、貴女なら例外でしょ?」
頭から手を離した後、今度は手を握って歩き始めるシノンへハクが質問をする。するとシノンは微かに間を置いて答えた。ALOはゲームの中。故にクエストも当然存在しており、受ける為には条件のあるクエストも沢山存在している。1人用のクエストを熟すのに当然助力を受ける事は不可能だが、それはプレイヤー同士での話。プレイヤーでは無いハクの場合、内容によっては助力する事が出来る1人用クエストも存在する。内容は分からないが、明らかに大丈夫である事を確信している様子のシノンにハクは理解すると黙って着いて行く事にした。
歩き続ける事数分。広大な草原から地形が変わり、足元に草は生えども段差や岩陰が目立つ場所を歩く様になった2人。人影も無く、見えるのはモンスターばかりであった。基本的には見敵必殺で遠くからシノンが一矢で仕留め、ハクに危険を近づける事も許さない。……やがて大きな壁の様な場所に囲まれた行き止まりになった時、シノンはハクの手を離して振り返った。モンスターの姿も無ければプレイヤーの姿も無く、クエストを与えてくれるNPCの姿も無い。
「……シノン?」
「以前、適当にフィールドを移動してた時にここを見つけたわ」
聞いていた話と何かが違う事に気付いたハクがその名を呼んだ時、シノンは突然口を開き始める。そしてゆっくりと弓を手に矢を放つ体制になると、ハクの斜め上へ放った。そこは出っ張った地形となっており、矢に射抜かれた足場は崩落。ハクの背後で轟音を響かせながら道を塞いでしまう。……今この時、ハクは空を飛ぶ方法以外に逃げ道を失ってしまった。そして射撃の得意なシノンを相手に空を飛ぶ事は愚かな行為である。
「これで誰も邪魔出来ない」
「……なん、で」
「何で、ね……GGOで貴女が私に言った言葉、覚えてるかしら?」
SAOともALOとも違う世界、GGO。ハクとシノンはそこで出会い、お互いを守りながら生き続けていた。初めは飼い主と飼い猫の関係の様に過ごし、キリトとの再会を切欠としてハクの正体を知ったシノン。生身である事等を知って驚きながらも必ず守る決意をしたシノンは次に自分が危険な状況にあると知り、その心を恐怖に震わせた。だがそれを沈めたのは小さな身体が齎す抱擁であった。それは何も出来ない自分がそれでも何かをしたくてした、ハクの慰め。
「……私が……傍に、居る」
「そう、貴女は確かにそう言った。でもアスナに聞いたわ、『ハクは何時かまた私達の前から姿を消す』とね」
「……」
過去に2度世界を渡る為に全員と別れたハクには当然次の世界が待っている。既に3度訪れている為、また再会できる可能性は十分にあるだろう。だが、それは絶対では無い。そして何よりもシノンが感じるのは、ハクと会えない日々が何時か来る事を認めたくないと言う事。
「ハク」
「!」
気付いた時、ハクはシノンに距離を詰められていた。崩れた岩場とシノンの身体に挟まれ、顔を横に背ければ目の前でシノンの腕が岩場に突き立てられる。微かにシノンが体勢を下げて顔を同じ高さにした時、ハクは瞬く間にその唇を奪われた。最初から舌を入れて聞かせる様に水音を鳴らし、ハクの身体から力をまるで吸い出すかの様に奪って行く。……数分とも感じられる数秒の末にゆっくりと唾液の橋を作りながらシノンが口付けを止めれば、微かに息を荒くして頬を薄く染める弱ったハクの姿が出来上がっていた。
「逃がさないわ。貴女は【一生】私の傍に居るの。永遠に私を守って、私に守られなさい」
そう言って1本の矢を片手に取り出したシノンはその尖った先をハクの首元に宛がい、やがて服を摘んで上から下へ切り裂き始める。プレイヤーが相手へセクハラ等をすれば普通は論理コードと呼ばれるものが出現する。だが生身のハクは世界に居ながら世界の存在では無い為、シノンの行為を拒否する手段が無かった。明らかに危険な様子を見せる今のシノンを前に恐ろしい程嫌な予感を感じ乍ら、ハクは彼女にされるがままとなる運命なのである。
崩れて出来上がった岩場を背に、服を破かれて肌を晒す事になったハクは自分の身体を肩から腰までゆっくりとなぞるシノンの指に身体を震わせる。まるで壊れ物を扱うかの様に優しく、だが逃げられない状況でもどかしさを与える様に動かされる指に快感から逃れるが如くハクは目を瞑った。が、それと同時に再び舌を伸ばした深いキスにハクの口元は溺れ始める。
「こんなの、何時もアスナ達にされているんでしょ?」
「……」
「でも貴女は堕ちない。……なら、もっと本気でやるだけよ」
そう言ってシノンは手をハクの下腹部へ近づけ始める。まだ濡れてもいない秘部は何も受け入れようとはしておらず、シノンの指は太腿やその周りを優しく撫で始める。空いた片手はハクの頭を抑え、キスを継続。何度も口内を暴れまわる舌に蹂躙され、ハクの身体は本人の意思とは関係なくその準備を始めてしまう。乾き切っていたハクの肌に温い汗に寄る水気が生まれ、秘部には微かに汗とも違う滑りのある水が生まれる。
「貴女も意外に乗り気なのね?」
「……違っ、んぁ!」
業と否定するであろう言葉をハクへ告げた時、思惑通りに言葉を発するハクを大きく喘がす為にシノンは秘部へ指を挿入した。生暖かい膣内はシノンの指を一定の感覚で締め付け、指でありながらシノンは快感を得る。だが入れられたハクはそれ以上に身体を震わせ、膣壁を擦るシノンの指に快感を堪える為か無意識の内にシノンの身体に抱き着いていた。ハクの背中に手を回して身体を固定し、挿入した指でハクの膣内を出入りする。痛みを感じない様に優しく、だが声を我慢出来ない程度には激しく。何処でその腕を手に入れたのか、シノンの攻めはハクを只管追い詰め続けた。
「まずは1回、イきなさい」
「っ! ひぃ、んんっ!!」
言葉と共に一気に強い快感を受け、ハクはシノンの肩に顔を埋めて絶頂が齎す嬌声を押し殺す。噴き出る汗と力の入らない身体に脱力するハクを前に、シノンは岩場にハクの背を預けさせるとメニューを開いた。絶頂の余韻で頭の中に霧が掛かった様な状態であったハクはシノンが何をしているのか考える余裕が無く、だが突然自分の秘部に振れる冷たい何かに驚いて視線を下げる。……そこには黒い男性器を模した様な物が宛がわれており、それはシノンの腰に着けられていた。
「し、のん……?」
「処女だけは絶対に譲らない貴女が処女を奪われたら、どうなるのかしらね?」
「! だ、めっ……!」
訳も分からず困惑するハクへ恐ろしさを再び感じさせる様に笑みを浮かべたシノン。全てを察してハクは身体をシノンから離そうとするが、後ろは崩壊した岩場の瓦礫。1度絶頂した故に力の入らないハクに彼女から逃れる術は無く、全てを理解した上でシノンはハクの両足に手を掛けた。
「……いや……い、やっ!」
「一生私の者になるのに、守る意味なんて無いわ。私が奪ってあげる」
両足の膝裏に腕を回して背中を瓦礫に凭れ掛けさせ、全ての逃げ場を失わせた上でハクの秘部に改めてシノンは宛がい始める。両手で必死にシノンの身体を押しのけようとするハクだが、その力はシノンに一切通用しない。やがて模した男性器の先がハクの秘部の中へ侵入を開始した。
「ん、ぁ……止め、て……お願、い」
「安心しなさい。例え壊れても、捨てたり何かしないから」
最後の懇願。だがそれすらも届かず、シノンはやがて微かに道具越しに感じる壁を感じる。簡単には奥に入らず、それがハクの守るものである事は簡単に察しがついた。涙を零して怯えるハクと目を合わせ、微かに笑みを浮かべたシノンは顔を近づけてハクの唇をまた奪う。舌を絡ませて思考までもを奪い、静かに口付けを止めた時。銀の掛かる唾液の橋が模した男性器へ落ち……一気に挿入された。
「いっ、やぁ……あぁ……」
既に大量の愛液を流していたハクの膣は模した男性器を迎え入れてしまう。初めてを失った証に鮮血が地へ雫となって落ち始め、それと同時にハクの背に存在する小さな白い羽が光となって消滅する。ハクの様子を眺めていたシノンはその光景をしっかり見つめており、確信した様に目に見えて笑みを浮かべた。
「予想通りね。処女を奪えば貴女は私の者になる。二度と、貴女は私から離れられない」
それはあくまでシノンが感じるだけであり、確証は何も無い。だが彼女の言葉は真実であり、ハクは今この時、二度と別の世界へ渡る事が出来ない身体となった。それは元の世界に帰る事が出来ないと言う事でもあり、今居るALOの世界で死ぬまで過ごす事になると言う事である。……しかし守り続けると決めた処女を失った苦しみに支配されたハクがその事実を知って更に絶望するのはまだ先の話である。
ハクを壁に押さえ付け、貪る様にキスを始めたシノンはゆっくりと腰を動かし始める。ALOに存在した本物の男性器では無く玩具を使うシノンはハクの膣内を感じる事等出来ない。だが腰を動かす度に擦る膣壁の感覚が想像だけでシノンを昂らせ、喘ぎ声を漏らすハクのそれすらも自分のものに出来ている感覚に彼女もまた支配される。
それから何度も繰り返される腰の輸送とそれに伴う快感に喘ぐハク。彼女を自分の好きな様に出来ていると言うだけで絶頂にも近い感覚を得続けるシノンはハクが快感に寄る絶頂を受けて尚、腰を止める事は無かった。崩れた瓦礫から離れて地に横たわったハクへ覆い被さる様にして何度も突き上げ、自分が下になって上に跨るハクの揺れる胸を鷲掴みにし乍ら下から何度も突き上げ、壁に手を付かせて獣の様に背後から何度も突き続ける。
「もぅ……ぃゃ……あ」
もう何度目かも分からない絶頂と共に地に伏せたハクの姿を眺めながら、シノンは辺りを見回す。システムとは違う本物の愛液が零れ落ちた大地はまるで雨が降った後の様に濡れており、何処を歩いても足が滑る水に触れる。気絶したハクの姿を眺めながら、シノンはその身体を抱き上げるとその場を後にするのだった。
SAOでアスナが自分の
「あ、ぁ、シノ、ン……んぁ!」
「次よ。しっかり食べないと、身が持たないわよ」
シノンがハクの処女を奪ってから数日。テーブルを前に椅子へ座るシノンの膝上には、秘部を模した男性器で貫かれた状態でシノンに身体を向けるハクの姿があった。破いた服の代わりに別の服を着せられたハクはスカートの中にあるパンツをずらされた状態で貫かれ、シノンの顔が近づいた事で自ら口を近づける。彼女の口の中には彼女自身が用意したALO内で作れる食べ物があり、不思議な事にそれを食事として食べる事の出来るハクは普通にでは無く口移しで彼女から受け取る事で食事を取る。
「ま、た……イクっ! んんんっ!」
絶頂するその瞬間、深く口づけをされて喘ぎ声すらも奪われたハクはシノンの身体に凭れる様にして脱力してしまう。既にハクが処女を奪われている事はシノン以外にも彼女に好意を抱く者達の殆どが知っており、また二度と自分達の前から消えない事も予想の域を出ないものの伝わっている。今日は誰が自分と共にハクを攻めるのか。シノンは来るであろう来客に備えて部屋の掃除をする為にハクの身体を持ちあげた。
「……ぁ……」
「……」
ハクが処女を奪われてからというもの、彼女の膣内には1日1回以上異物が入る様になっていた。長い時には半日以上入ったままの場合もあり、徐々にハクの普通は崩壊し始めている。膣内に何も入っていない時が可笑しく、入っている時がまるで当たり前と思う程に。
引き抜かれる感覚と膣内から無くなった事で微かに声を漏らすハクの姿にシノンはしばらく黙った後、何も言わず再び道具越しにハクと繋がり始める。結局来客が来るまで、シノンは部屋を掃除する事も無くハクと繋がり続ける事となった。そしてそれはもう何日も続いている事である。