北のサウザンドアイズにある大きな露天風呂。そこに押し込められて汚れを落とす事になったハクは2度目の入浴と称して現れた耀からのお願いを聞き入れた。サポーターとして彼女と共に【造物主達の決闘】と呼ばれるギフトゲームへ参加する約束。それを済ませた耀はハクへお礼を言って湯船を上がろうとするが……その時、彼女は立った状態でハクの姿を見降ろした。白く長い髪を半分程湯船へ沈め、背の高さ故に正座して座るその姿を。
「ぁ……」
「?……耀?」
暖かいお湯に浸かって居た事で血色の良くなった肌。自分よりも幼いながら膨らんだ乳房。無表情乍ら何処か気持ちよさそうにも見える顔。ハクの全てが耀の目に映った瞬間、彼女は何かに襲われた様に小さな声を漏らした。ふらつく様な感覚と共に1つの感情が僅かに芽生え、瞬く間にそれが心を支配する。上がろうとして動かなくなった耀の姿にハクが気になって声を掛けた時、彼女は動き始めた。
「ハク……ごめん」
「!? 何、を……んっ!」
突然、謝罪と同時に顔を掴まれたハクは理解する暇も無く耀に唇を奪われる。目を見開いて驚く中、同じ様に湯船に浸かって居た事で血色の良くなった耀が僅かに頬を染めながら熱い息を吐いてハクと目を合わせた。
「さっきは何もしないって言った……あれは嘘」
「……止めっ、んあぁ!」
一瞬で身体を抱きしめられたハクは常人以上の力で簡単に背後を取られてしまう。腹部を触れられながら両腕に囲われ、彼女の足へ座る様に湯船へ浸かる事になればもう彼女から離れる術などハクには無かった。
「足、開くよ」
「っ、離し、て……!」
身体の下にある耀の足がハクの両足の間へ入ると、両足を開く様に八の字に広がり始める。強制的に大股を開く様にさせられたハクはこの場に耀以外居ないと分かっていながらも恥ずかしくなり、首を横に振った。だがその拍子に耀の頬や胸元を撫でる白髪が、更に耀の行為をエスカレートさせる。ハクの力は普通の少女よりも弱い程度。故に片手で抱いても逃れられず、耀はそれを察して左腕だけでハクを拘束したまま自由になった右腕でハクの肌に触れ始める。
「ひっ、ん……!」
「ハクの肌、やっぱりモチモチの滑々で気持ち良い」
太腿や脇腹等を撫で回す耀はやがて以前飛鳥と共に拘束して弄んだ胸へ手を伸ばし始める。小さな身体の割に大きな胸は耀の指を受け入れる様に形を歪め、ハクの表情も歪める。だが感じやすい彼女の身体が受けるのは痛みでは無く快感。乳首を手の平の中心に宛がって複数回揉む様に握り、開く……それを繰り返すだけで、ハクは熱い吐息と共に抵抗力を失い始めた。
「気持ち良い?」
「はぁ……はぁ……耀……止めて……」
「……駄目。止めない」
快感に弱るハクの姿を眺める耀は懇願するその姿を前に興奮を抑えられず、以前一瞬だけ触れたハクの大事な部分へ手を伸ばした。両足を広げられたハクは耀の手を受け入れるしか無く、やがて彼女の指が入り口を撫でる様に触れる。……以前大浴場で襲われた時と同じ、耀は温泉の湯とは明らかに違う滑る何かを感じた。流石にそれが何かを聞く必要は無く、耀は嬉しそうに微笑んで今度はゆっくりとハクの中へ中指を入れ始める。
「んっ、くっ……あぁ!」
「ちょっとキツイ。でも、ハクの中……暖かい」
挿入された指はハクの締め付けを感じ、耀は中指だけながら自らも快感を感じる。入れられたハクは必死に頭を振って快感から逃れようとするが、湯船に入って居る事もあって徐々に意識が薄れ始めるのを感じていた。もしこのまま気絶すれば、耀は行為を止めるかも知れない。そんな僅かな希望を抱いたハクは、突然耀が自分を片腕に抱いたまま立ち上がった事で意識を明確に取り戻した。
「このままじゃ前と同じになる。……湯から出るよ」
「……離して……」
逆上せてしまえば中断せざるを得ないと気付いた耀はそうならない為に湯から上がると、石で出来た足元を眺めてから周りを見渡す。その場にハクを寝かせて致すには余りにも場所が悪い為、何かシートの様な物が無いかを探した耀。そんな彼女が見つけたのは如何にもその為に用意された様なマットであった。……この大浴場はサウザンドアイズの物であり、それはつまり白夜叉の物であると言う事。何時使うかは定かでないが、彼女が用意したのは間違い無いだろう。耀は片腕でハクを抱いたままそれを手に取ると、石の床に広げた後にハクを寝かせてその上へ覆い被さった。
「……耀……もう「止めない」……んぁ!」
ハクの言葉を遮り、先程と同じ様に耀はハクの秘部へ指を挿入した。だが今度は中指だけで無く、薬指も入れて引っ掛ける様に腹部へ手を回す。もうハクを拘束しなくても逃げられないと思った耀は身体を自由にさせたまま、片手をハクの顔の傍へ突いて覆い被さる様にしながら感じるハクの顔をジッと見つめ続けていた。強い快感に表情を歪めながら、それを見られる羞恥に強く目を閉じるハク。そんな姿すら、耀の目には愛おしいものとして映り続ける。
「まずは1回……イかせてあげる」
「ひっ、あ! んぃ……あぁ! 駄目っ……だ、め……っ!」
「ずっと見てるから、イって良いよ。ハク……ハクっ!」
込み上げてくる感覚に抗い続けていたハクだが、徐々に耀の攻めが激しくなるに連れてそれは無意味なものとなり始める。やがて卑猥な水音すら聞こえる程に耀の攻めが激しくなった時、彼女が発した強い自分を呼ぶ声と共にハクの頭の中で何かが弾けた。身体が反射的に沿って足がつま先まで伸び、声にならない声を上げてハクは絶頂する。それは数秒の出来事であり、すぐに身体から力を失ったハクはマットの上で荒い息を吐きながら弱々しい瞳で耀を見つめた。
「イった」
「はぁ……はぁ……もう……駄目……」
「まだ終わらないから、頑張って」
「い、や……止めて……っ!」
絶頂してからも入れられたままだった耀の指が再び動き始め、与えられる快感に頭を振りながらハクは拒絶する。だが身体が思い通りに動く事は無く、その後も耀の手によって絶頂させられたハクは気絶するまで解放される事は無かった。
ハクの気絶後、片づけを終えてハクを連れ出した耀は飛鳥達には内緒で自分に宛がわれた部屋へ向かう。そしてその部屋でまた少女の喘ぎ声が響く事になるが、設備の整ったサウザンドアイズの部屋は何処も防音だった為にその声を聞いたのは1人だけだった。……後に聞いていた者は語る。
『あれは凄まじく興奮した。マットも用意した甲斐があって、しばらく夜の御供には困らん』と。
翌日、耀と共にギフトゲームへ参加したハクは彼女の肩から落下したりバク転に失敗したりと明らかな絶不調になってしまうのだった。