「ハク~? 何処に居るの~?」
外から聞こえて来るジータの声。しかしそれにハクは答える事が出来なかった。薄暗い建物の中、椅子に座らされたハクは口を塞ぐ様に後頭部で縛られた布で喋る事を許されず、両手は後ろ腰に縛られて自由が効かない。足も両足共に椅子の足に縛り付けられており、正に囚われの身となった彼女は怯えた目で自分をこの状況に追いやった存在に視線を向ける。
「ふふ、団長は必死で貴女を探しているみたいですね」
「……っ!」
「団長達が強くなるのを待つのは良いですが、時折発散しないと身体が疼くんですよ」
ゆっくりと近づきながら語るその女性……エニュオの姿は一見、清楚可憐という言葉が服を着て歩いている程に綺麗だった。だがその中にある性格は危険極まりないものであり、彼女は敵対する存在を蹂躙する事に快感を覚える。団長であるジータの元に居るのも、彼女の成長する姿を見て何時か強くなったジータやその仲間達を自分の手で蹂躙する事が目的だからだ。その真意を隠しもせずに本人へ告げており、ジータはそれを受け入れた上で彼女を仲間としていた。
「団長を始め、数々の団員に一目置かれる貴女を穢すのはとても楽しそうです」
「!?」
ハクの戦闘力は数多く居る団員たちの中で、下から数えた方が速い程に低い。だがそれでもハクに対して強さとは関係なしに信頼や特別な想いを抱く者も多く、だからこそエニュオのターゲットにされてしまう。誰もがハクを想うが故に、そんな者達の純粋な想いを踏み躙る様にハクを襲う事が、彼女の溜まった鬱憤を発散するのに丁度良かった。
「貴女が大切にしているものも、奪ってあげますからね」
それが何を指しているのか、ハクは嫌でも理解してしまう。相手が女性といえど、奪う方法は幾らでも存在するだろう。必死に逃れたいと暴れる身体だが、拘束が解ける様子は全くない。
「あぁ、団長達が穢された貴女を見て絶望する姿……きっと良いでしょうね」
ハクの目の前に立ったエニュオは想像してうっとりとした表情を見せながら、その捕らえた身体に手を伸ばす。まず彼女が触れたのは首筋であり、愛でる様に撫でながらその肌を感じ始める。やがてその手が下へ降りれば、胸元へ。怯えるハクと目を合わせ、優し気な笑みを浮かべたエニュオは……容赦無く着ていた服を引き裂いた。
「んんーっ!?」
「怯えなさい、悶えなさい。貴女は私にこれから蹂躙されるのですから」
その行為に優しさは無い。曝け出されたハクの胸を揉む様に手を動かせば、当然ハクは悶える様に身体を動かす。自身の手でハクが反応する姿はエニュオの求めたものであり、彼女は更なる笑みを浮かべながらそれを続ける。何度も何度も、執拗に胸を刺激。やがて叫ぶ様な声に僅かながらの喘ぎを感じた時、エニュオは手を止める。
「壊してあげます」
「っ!」
無慈悲な言葉。そして彼女の手がハクの下半身へ伸びる。秘部を守る白い下着は微かに水気を帯びており、布越しに刺激を始める事でハクは今まで以上に悶えてしまう。だが、弱いハクにも意地はあった。今まで襲われて来た事が無かった訳では無い。されるがままになる事も多かったが、エニュオの思い通りにはなりたくないと快感に耐え始める。
「……ふふ、随分と反抗的な目ですね。良いですよ、ますます壊したくなります」
「んんっ!」
布越しの秘部に対する刺激が激しくなり始める。胸を揉みし抱く手も激しさを増し、それは確実に女性を絶頂へ導く為の刺激を与えていた。同じ女性だからこそ分かる、身体の弱点。全身の殆どが弱いハクに耐えられるものでは無い。意思で耐えたいと願っても、その身体は快感に弱く正直であった。
「まずは、一回」
「んっ! ~~~~っ!」
身体を震わせて絶頂に導かれてしまったハクは徐々に震えが収まると同時に顔を伏せる。すると、エニュオはハクの口を塞いでいた布を剥がし始めた。喋れる様になった時、ハクは荒い息をしながらもゆっくりと顔を上げた。……その目にはまだ、エニュオに対する反抗が伺える。
「……解放、して」
「駄目です。私の欲求不満が解消されるまで、付き合ってもらいますよ」
彼女はハクを蹂躙する様に穢す事で、それを知った団員達の絶望する姿などを見たいと思っていた。つまりハクを穢す事は彼女の中で過程に過ぎなかったのだ。それで団員達が自分に対して怒りや恨みを感じれば、それが更なる強さに結びつく。それを今度は蹂躙出来れば、エニュオにとって最高の結果となる。
……だが、エニュオは期待し始めていた。
「どれ程で壊れるのか、楽しみです」
「ぅ……ぁ……」
「ふふ、もう限界みたいですね?」
椅子に座ったハクは虚ろな目をしていた。既に両手足の拘束は解かれており、彼女の自由を奪うものは何も存在していない。にも関わらず動かないのは、数え切れない程の絶頂で身体を動かせないのが原因である。既に秘部から流れた愛液が椅子の上から床へ滴を垂らす様にして水溜りを作っており、時折身体が跳ねている。
「さて、壊れてしまった様ですし……最後の仕上げに……?」
「……」
何かをしようとエニュオは動き始める。だがすぐにその行動は止まり、彼女はハクの姿を凝視した。彼女が見るのはハクの目。虚ろで疲れた目をしているが、エニュオはその瞳を見て確信する。『ハクはまだ壊れていない』と。
「……ジー……タ」
「ふふ、ふふふ! そうですか、まだ真面な思考が。全てを諦めて楽になれば良いものを。仕上げで更にと思いましたが、少々早いみたいですね」
ハクをより絶望させる方法。それに移ろうとしていたエニュオは寸前でまだ早いと結論付ける。すると、ハクは力の入らない身体でその場から離れる様に動き始めた。立つ事はままならず、床を這いずる様にして。向かう先はもう居ないジータの声が聞こえていた方へ。
「私が思っていた以上に、貴女は素晴らしい人だったみたいです。本気で壊したくなりましたよ」
「ひっ! ぃ、や……」
まだ希望を持っている。まだ抵抗する意思を見せている。それはエニュオにとってまだハクが壊れていない証明であり、彼女は床を這うハクの背中に手を当てると……うつ伏せの彼女を再び快感で攻め始める。背中を抑えて動けない様にして、後ろから秘部に指を挿入。容赦無く膣壁を擦れば、ハクは声にならない嬌声を上げる。瞬く間に絶頂し、それでもエニュオは行為を止めない。愛液が溢れても、ハクの声が枯れても、彼女の攻めは止まらない。
エニュオが一時満足してハクの様子を確認すれば、弱ったハクはそれでもまだ壊れずにいる。それが楽しくて仕方が無いと、エニュオは何度もハクを襲う。もう20回、30回と絶頂を繰り返しても……ハクは必死で自分の意思を持ち続けていた。
「あぁ、貴女の事を私は全然知らなかったみたいです。こんな誰かを愛おしいと思ったのは、初めてですよ!」
「ぁ……ぁ……も、ぅ」
「貴女を蹂躙するのは十分に満足出来ましたが、貴女が欲しくて堪りません。このまま、私のモノにしてあげます」
その日を境に、ハクとエニュオはジータが団長を務める騎空団から姿を消した。本来であればハクがどうなったのかを明かすつもりだったエニュオはそれをせず、何も言わずに行方知れずに。ジータを始めとした数多くの団員達がハクを探し、疑わしいエニュオを探す様になる。
そこは何処かも分からない街の片隅にある小さな家。ジータ達の元から誘拐される様にしてエニュオに連れられたハクは、彼女に弄ばれる日々を送り続けていた。
「逃げ、ない……と」
エニュオが居ない時間、ハクは必死でそこから逃げだそうとする。だが足に付けられた鎖や首輪によって自由が効かず、結局は目的を果たせぬままにエニュオが帰還。逃げようとした形跡に気付けば、ハクの身体をお仕置きと称して蹂躙する。
「まだ団長達のところに帰ろうとしているのですか?」
「……私、は……ジータ達と、一緒に……」
「意思が強い程、それを挫く時がとても楽しいですが……困ったものですね」
ハクがまだ帰る意思を残している事が、エニュオは気に入らなかった。ハクを自分のモノにすると決めた時、ハクの中に居る自分以外の存在が邪魔でしょうがない。何度自分をその小さな身体へ刻んでも、ジータ達が消えない事実にエニュオは困り果てる。
「貴女は私だけを見ていれば良いんですよ。今日こそ、心まで堕としてあげます」
そして結局は同じ事。ハクを堕とすために、エニュオはその身体を蹂躙する。何度も弄んだ事で敏感なハクの特に弱い部分を完全に把握してしまったエニュオ。彼女の攻めを受け始めれば、5分と掛からずにハクは絶頂へ導かれてしまう。だが当然の様に、一度絶頂した程度では終わらない。
「今日は絶頂出来ない様にしてあげます」
「っ!?」
エニュオはそう言って再びハクの身体を攻める。乳房や秘部を容赦無く刺激するが、ハクの弱点や感じる部分を知っているからこそ……ハクに絶頂させない快感を与える事が出来る。何度も繰り返し絶頂させられていたハクは、突然絶頂出来なくなった事で動揺を隠せない。
「ふふっ、もうビショビショですね。指が滑って……はむっ」
「ひっ! んぁ!」
秘部を弄りながら乳房へむしゃぶりついたエニュオ。彼女の舌が乳首や乳輪を刺激し、指先がクリトリスや膣壁を刺激する。だが絶頂しそうになった途端、一瞬にしてその刺激は無くなってしまう。ハクが絶頂しそうな瞬間、エニュオは全てを止めてしまうのだ。もどかしい快感の波だけが残り、ハクは悶える他に何も出来ない。
「イきたいですか?」
「っ!」
相手が何を求めているのか、ハクは分からない訳ではない。だがそれを求める事はエニュオを求める事に等しく、一度求めてしまえば最後、今までしてきた抵抗の意思を捨ててしまう事に他ならない事も分かっていた。『今だけ』で済まないと確信していた。
「そうですか。なら、もう一度」
「ひ、あぁ!」
当然、堕ちないハクを前にエニュオは追い詰める為に再び攻める。だが絶対に絶頂は許さず、何度も寸前で刺激は止んでしまう。数え切れない程の絶頂を覚えている身体は最後までして欲しいと求めてしまい、ハクの意思だけがエニュオに抵抗を続けていた。
「どうして欲しいんですか? 私にちゃんと、言ってください」
「……私、は……」
「私は?」
「……私、は……負け、ない……っ!」
「……」
ハクは堕ちなかった。快感に弱い身体で何度も寸止めを続けられて、それでもエニュオの思い通りにはならないと抵抗する事を決める。最初は過程でしか無かったハクを蹂躙する事が気付けばハクの存在そのものに惹かれ、誘拐してまで堕とそうとしていたエニュオにとってそれは予想出来なかった事。……彼女は確かにハクの身体を蹂躙していた。だが同時にハクの存在に、エニュオの心も蹂躙されていた。
「ふふ、ふふふっ! 貴女は最高に私を楽しませてくれます! ……ですが、私も限界です」
エニュオはハクを堕とせなかったと悟った時、最後の最後までしなかった行為をすると決める。
「貴女の心を奪えなかったのは残念ですが、大事なモノは奪ってあげます」
「ひっ、……なん、で……」
「ふふ、何ででしょうね? こんなモノが生えてるなんて、可笑しいですよね? これはきっと貴女を想うが故に、ですよ」
足元に回り、ハクの両足を掴んで容易く開いたエニュオは自身の股間から生えた女性に有る筈の無いそれを見せつける。果たしてそれは騎空団に入る前からあったのか、誘拐してから生えたのか……定かでは無い。ただ一つ言える事は、今エニュオはそれをハクの中へ挿入しようとしていると言う事だけ。それが何を意味するのか、ハクは嫌でも理解する。
「ぃ、や……駄目! 入れない、でっ!」
「貴女を犯す為にあるんです。入れなくてどうするんですか?」
弄られ続けたハクの秘部は既に蕩ける程に濡れており、容易く受け入れてしまうだろう。エニュオは自分のそれをハクの秘部に擦りつけてその大きさや存在を強制的に認識させる。必死で離れようとしても、力の入らない身体。下手に動いてしまえば入ってしまいそうで、ハクの目には連続絶頂で流した涙とは違う恐怖の涙が溢れる。
「ふふ、そうです。貴女は蹂躙される側なんですよ。万が一にも、私の心を蹂躙して良い訳がない。それを今、分からせてあげますから……ねっ!」
「ひっ、あぁぁぁぁぁ!」
ゆっくりと腰を引きながら喋るエニュオを前に、ハクは何も出来なかった。容赦無く突き立てられたそれは狭い膣壁を掻き分けながらハクの奥へと侵入。小さな身体に刺さる長いモノの先端は容易くその子宮口を突き上げる。破瓜の証である鮮血が流れても、ハクには全く痛みが無かった。それどころか、熱く太い棒が身体の中に入る感覚と刺激によってハクは瞬く間に絶頂してしまう。
「耐えていた分、入れられただけでイっちゃいましたか。ですが、まだこれからですよ」
「ぅあぁ! 動か、な、んあぁ! また……イ、ク……っ!」
「うふふっ。イキっぱなし、ですね?」
「ひぁ! イってる、からぁっ! あぁぁ!」
もうハクに耐える余裕は微塵も無かった。ただ犯され喘ぐ事しか出来ないハクを前に、エニュオは満足げに腰を動かし続ける。多量の愛液によって抽挿は容易く行われ、卑猥な水音と肌同士がぶつかる鈍い音、ハクの喘ぎ声にエニュオの荒い息がその場を支配する。
「ふぅ、ふぅ……このまま、貴女の中も私が蹂躙してあげますよっ!」
「ひっ、中で……大きく、なって……っ!? まさ、か……」
自分の中を蹂躙するモノが一際大きくなると同時に、エニュオが荒い息をして腰を撃ちつける速度が上がる事でハクはこの行為の終わりを想像する。女性である自分の身体に、男性のモノであるそれを突き立てるエニュオが最後にする事。
「子宮の奥の奥で、出してあげますよ!」
「駄、目っ! 中で、出しちゃ……だめぇぇぇぇ!」
物静かとは程遠いハクの拒否する声。しかしエニュオは無情にもハクの中で果ててしまう。火傷しそうな程に熱いものが子宮で解き放たれ、ハクはその刺激によって絶頂。脈打つ度に吐き出されるものを、エニュオは最後の最後までハクの膣奥に流し込み続ける。
「ぁ……ぁ……ぉか、され……て……中、に……」
「とても気持ち良かったですよ。貴女を蹂躙出来て大満足です。……これから毎日、私を楽しませてくださいね」
大事なモノを奪われ、逃げる事も出来ずにこれからエニュオに犯され続ける日々。ハクはそれに絶望して涙を流すが、そんな涙すらもエニュオは微笑みを浮かべながら顔を近づけて舐め取った。