※この作品はR-18です。

愛され過ぎた少女達   作:ウルハーツ

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【プリコネR】 ネネカ★

 ランドソル。そう呼ばれる街でハクは様々な女性達と出会い、決まった住まいを持たずに転々としていた。この世界に欲望を満たすべき対象は非常に多く、数多くの交流をしなければ到底使命を果たせそうに無かった。

 

「……?」

 

 ある日、ハクは誰かから見られている様な視線を感じて振り返る。食べ物を手に入れる為、働かざる者食うべからずとばかりにある者の手伝いをしていた最中。渡された鞄の中には街で購入したものが入っており、今正に依頼者へそれを届けるところだった。

 

「……」

 

 振り返った先には街の人々が歩く姿しか映らない。誰もハクに視線を留めてはおらず、視線も最初から無かった様に感じなかった。ただの気のせい。ハクはそう思い、依頼者へそれを届ける為に行動を再開。やがて目的を果たした末、その日泊まる予定だったギルドへ向かう。

 

 それから翌日、翌々日と依頼を熟して交流を果たしながら食べ物を始めとした色々な物を分けてもらう中。ハクは度々視線を感じる様になっていた。だがその視線を向ける相手はどうやっても見つけられず、証拠も何も無い為に誰かへ相談する事もしない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 その日。ハクは朝から違和感を感じていた。

 

 ハクの服装はランドソルの街で売られている衣服だった。最初は嘗て渡った世界で手に入れた服を着る事が多かったものの、数多くのプレゼントをされた物の中に衣服が多かったのだ。それは自分がコーディネートした服を着てもらいたい、自分の望む恰好をして貰いたい……そういった欲望が混じっているとハクは察していた。

 

 着ようとしたのは、自分程に小さな女の子達が皆でお金を出し合って手に入れたというパーカーワンピだった。少しハクの身体に大きなそれはゆったりとしており、その中に下着を履けば他に切る必要が無い。裾の長さは膝上までと短いが、ハクは特に気にしていなかった。

 

「……」

 

 ハクが感じた違和感。それは服を着た時に感じたものだった。身体に服の生地が触れた時、何時もと少し違う肌触りにまずは首を傾げる。洗濯の仕方が悪かったのかと思いながら着れば、何故かいつも以上に皺が増えて生地が身体に擦れる。大した刺激では無かったが、少しハクはむず痒さを感じていた。

 

 毎日欠かさず用事がある。違和感を感じながらも、ハクはその場を後にしてその日の約束を果たす為に誰かの元へ向かった。……その日は少し珍しく、男性1人を交えた4人組のギルドとクエストに向かう予定だった。

 

「あ、来ました!」

 

「やっと来たわね!」

 

「おはようございます、ハク様」

 

「ん……おはよう」

 

 約束の相手が居るギルドハウスへ赴いたハクは3人の少女達に歓迎される。そして彼女達の傍にいた少年にも声を掛けられて、まずは挨拶をした。朝食は食べたのかを聞かれて首を横に振れば、籠に入ったサンドイッチを見せられる。向かった先で一緒に食べようと提案されて、ハクは内心嬉しく思いながら頷いた。

 

「……楽しみ。……っ!?」

 

「急に震えて、どうしたのよ?」

 

「……なんでも、無い」

 

 美味しそうなそれを食べられる事に喜んだその時、ハクは肌を撫でられた様な感覚に身体を震わせた。ハクの様子に気付いた猫耳の少女が声を掛けるが、ハクは混乱しながらも首を横に振って答える。知らぬ間に吹いた風か何かが服の中を通ったのかと、そう考えながら。

 

 それからハクは4人と共にクエストを熟す為、深く暗い魔物の居る森の中へ向かう事になった。戦う前の腹ごしらえと食事を済ませてから、討伐対象を探して森の奥へ。日差しの入らない程に深く暗い場所にもなれば、何時の日か降ったであろう雨の影響が色濃く残っていた。

 

「皆さま、足元がぬかるんでいます。気を付けてください」

 

「大分奥まで入って来ましたね。そろそろ魔物が現れても良い頃だと思うんですけど……」

 

「一応聞いておくけど、倒した魔物はどうするつもり?」

 

「それは……えへへ。今回の魔物、炙って食べると絶品みたいですよ!」

 

「やっぱりぃぃぃ!」

 

 大体の魔物は食べる方へと向かう仲間の言葉に頭を抱える少女の姿を見て、ハクと少年は慣れた光景を暖かく見守っていた。だがその時、突然木々が大きく揺れ始めた事で全員が周囲を警戒する。足場は悪いため、何時も通りの動きは出来ないと予め理解して。

 

「居るわね……4匹くらいかしら」

 

「数は此方が多いですが、恐らく地形を利用出来る程に知能があります。ご注意を」

 

 剣を、槍を、杖を構える少年少女達。下手に力を使ってしまえば帰りに運ばせて迷惑を掛けてしまうため、ハクはその身で応戦出来る様に構える。

 

 そして、木々の隙間から突如現れた魔物が5人へ襲い掛かった。ハクを狙う魔物がその中に1匹居り、ハクは攻撃を避けながら戦いを続ける。他の面々もそうしている中、徐々に全員の距離が離れている事にハクは気付いた。連携を取らせない様にする、魔物の作戦だったのだろう。

 

 個々の戦力で見ても少女達は強い。そしてその中で一番に力が無いのは間違い無く、ハクだった。出来る限り素早く、だが多少の時間を掛けて1匹ずつ確実に仕留めて行く中、少女達が気付いた頃には……ハクはその場から姿を消してしまっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 足元がぬかるむ中、魔物の跳躍からの噛み付きを交わしたハクはその胴体に蹴りを入れる。それは確かな攻撃だったものの、魔物を倒すには至らない。

 

「……離れた」

 

 ハクは距離が離れている事には気付けたが、それを知ったところでどうにか出来る訳でも無かった。気付けば他の誰も居ない場所で、ハクは魔物と一対一で対峙する。そして何度か攻撃を躱しては反撃を入れる事に成功して、遂には倒し切る事に成功した。

 

「はぁ……はぁ……やった」

 

『よく頑張りましたね』

 

「!?」

 

 息を切らして倒せた事にハクが一安心した時、突然聞こえて来る女性の声にハクは周囲を見渡した。見えるのは光が入らない事で暗闇に紛れる木々だけ。一緒に居た仲間達の姿も無く、不安を掻き立てる様に気味の悪い景色ばかり。

 

『ここですよ』

 

「ぇ……!?」

 

 女性を探すハクの行動にまるで答える様に、突然ハクの着ていた服が動き始める。中に何かがモゾモゾと動く様に波打つ生地。突然の事にハクが困惑する中、そこから突如として伸びた無数の手がハクの身体を触れ始める。

 

「ひっ! んんっ!」

 

「タイミングを伺っていましたが、丁度良いですね。あの魔物には感謝しておきましょう」

 

 無数の手はハクの口を塞いだ。服が完全に手となり、ハクの服装は一瞬で下着だけにされて、胸や太腿にも手が伸びる。そして目を見開いて驚き戸惑うハクの前に、桃色の髪をした少女が突然現れた。微笑みを浮かべながら身体を触られ続けるハクを見て、少女はゆっくりと近づき始める。

 

「貴女の事はずっと見ていましたよ。突然この世界に現れた存在。気にしない筈がありません」

 

「んっ! んんっ!」

 

「数多くの女性を魅了して、彼女達の欲望を叶える存在。特に危険は無い様ですが……別の意味で危険といえるでしょう」

 

「んっ、はぁ……だ、れ……」

 

「私の名前はネネカと言います。これから貴女を支配し、管理する存在。分かり易く言えば、ご主人様ですね」

 

 口から手が外れた隙に問い掛けるハクの質問に、少女は名乗りながら告げる。その言葉がハクにとって彼女が敵か味方かを決定づけた。少なくとも自分にとって良い存在では無いと。

 

「貴女はとても快楽に弱い。まずは下手な抵抗が出来ない様に、弱らせましょう」

 

「ペコ、ん~っ!」

 

「彼女達がここに来る前に、終わらせますよ」

 

 ネネカはそう告げると同時に杖を取り出し、振るう。途端にハクの目の前にはもう1人のネネカが姿を見せた。本人と違って肌も服も全てが灰色で統一された分身。その身体の一部はハクの服であり、今は手となっているそれと同化していた。……ハクが着ていた服はネネカが擬態したものだったのだ。

 

 使命を果たす為に数々の女性と交流をしてきたハクは、知らぬ間にこの世界を支配する七冠(セブンクラウンズ)の1人……変貌大妃(メタモルレグナント)の二つ名を持つ程の存在、ネネカに目を付けられていた。

 

 

 

 

 

 ランドソルの街。そこで住処を決めずに各地を転々としていたハクだったが、その日を境に彼女は定住する場所を手に入れた。だがそれはハク本人の意思とは関係なく強制的に押し付けられたものであり、相手と戦っても歯が立たなかったハクには拒む事も出来ないものであった。

 

「はぁ……はぁ……んっ!」

 

『早くお使いを済ませなさい』

 

「んぁ! む、り……っ!」

 

 建物の間にある薄暗い路地裏。人気のないその場所で、ハクは苦し気に熱い吐息を漏らしながら壁に手をついていた。そんな彼女の着ている服は波を打つ様に動き続けており、その中ではハクの身体を愛撫する様に無数の手が蠢いている。

 

 無機物から与えられる数え切れない程の刺激。肩を撫でられ、腕を撫でられ、胸を揉まれて乳首も摘まれる。腹部を撫でられ、太腿を撫でられ、秘部にすら指が優しく触れながら入り口とその周りに刺激を与え続けていた。快感に弱いハクがそれに耐えられる筈も無く、彼女は周りの目から逃げる為にこの場所へ逃げ込んだのである。

 

『ただのお使いすら真面に熟せないとは……お仕置きが必要ですね』

 

「や、めっ……ひぁ!」

 

 聞こえて来るネネカの声にハクは戦慄する。そして動きが激しくなり始めた服からの刺激にハクは到頭足から力が抜けてしまい、座り込んでしまった。もしこの場に危ない人間が居れば、きっとハクは目を付けられてしまっていた事だろう。だが例えそんな人物が現れたとしても、彼女は守られていた。

 

『声を出せば、周りに気付かれますよ』

 

「んぁ! ひっあぁぁ!」

 

『全く。仕方ありませんね……』

 

「んんっ!?」

 

 服が伸びて形がまるで粘土の様に変わり、ネネカの顔だけが姿を現す。身体を擬態させたまま現れた彼女は声を出して喘いでしまうハクがそれを我慢出来ないと悟り、塞ぐ形で口付けを始めた。傍から見れば服に襲われる子供であり、だがネネカがこの場に居る以上、それを見た者は恐らく無事では済まないだろう。

 

「離し、て……っ!」

 

『無駄です』

 

 力の入らない手で、それでもハクはこの状況から逃れようと服の裾に手を掛けた。今着ている服を脱いでしまえば裸になってしまうが、それでも快感から逃れたかったのだ。しかしネネカはそれを許さない。歪み始める生地がやがてハクの両腕を後ろ手に拘束すると、そのまま縛り上げてしまう。

 

『抵抗出来る余裕があるのなら、お使いを熟せばよかったものを……愚かですね』

 

「んんっ! んっ~~~~~っ!」

 

『そのまま絶頂しなさい』

 

「んっ! んんっ! ~~~~~っ!」

 

 声の出せないまま、ハクはネネカの攻めに容易く絶頂を迎えてしまう。くぐもった声が路地裏に響く中、ハクの下半身から太腿を流れる愛液が一滴ずつ床へ零れ落ちる。それはとても背徳的で淫靡な光景であり、全身でハクの身体を感じながらその姿を眺めていたネネカの攻めは寧ろ激しくなる。

 

『早くお使いを終わらせなければ、ここで永遠に絶頂し続ける事になりますよ?』

 

「んん~~~~っ!?」

 

 ハクは喋る事が出来ない為、必死で首を横に振って拒否を示す。……それからハクは数度の絶頂を味合わされる事になる。そしてこれは何度も繰り返されており、ネネカが飽きてお使いをさせるために攻めを止めるまで、ハクは快楽地獄の中で待ち続ける事しか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ネネカの擬態による攻めは決してお使いだけに留まらない。

 

「ちょっと、顔真っ赤だけど大丈夫なの!?」

 

「何処か具合でも悪いのですか?」

 

「無理はなさらないでくださいませ」

 

「だぃ、じょう……ぶ……っ!」

 

 普段から交流のある仲間達と過ごす時でさえ、ネネカは周りの彼女達には気付かれない様に表面上は服を動かさないまま内側でハクの身体を攻め続けていた。

 

「っ! 魔物が現れたわよ!」

 

 クエストへ赴いている間もそれは終わらない。快感を感じながらもしっかりと戦いを続けなければ、怪我をする危険もあった。……ハクを所有物としたネネカがそれを許しはしないが。

 

 戦いが終われば、やはり動きが明らかに鈍いハクの事を心配する仲間達。だが自分がされている事を言える筈も無く、その結果余計に周りを心配させてしまう。

 

『ふふっ。仲間の前で自分が絶頂する姿、見せつけてあげましょうか』

 

「っ!? ぃ、ゃ……んぁ!」

 

「ちょ、ハク……?」

 

 突然艶めかしい嬌声を上げたハクの姿に猫耳少女が困惑する中、自然とそれで周りの視線がハクへ集中してしまう。何とか誤魔化したいとハクが願っても、それを阻止する様にネネカは本格的にハクを絶頂させるため、攻め始めた。

 

 無数の手がハクの身体を撫で回す。服の中で自身の口を作り上げたネネカは左右の乳首を同時に吸い、秘部にすら口を付けて舐め始める。ハクの姿は外から見れば何も無い状況で感じているだけであり、その様子を前にその場に居る誰もが何も出来ずに見る事しか出来ない。

 

「ハクちゃん、一体何が……?」

 

「ペ、コ……リーヌ……助けっ……っ! ~~~~~っ!」

 

「ハク様!?」

 

 遂に全員の前で絶頂を迎えてしまったハクは、そのまま立てずに倒れ込んでしまう。咄嗟にハクの身体を受け止めた少女。火照った身体や先程の様子から、ハクの身に何が起きたのかは明白であった。しかしその理由も原因も分からず、彼女達は先程の光景を思い出して……胸にモヤモヤとした複雑な思いを抱くしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 それからもネネカによるハクへの辱めは続いた。お世話になっていたギルドや友達の様な関係を築きあげた者達の前で、絶頂させられてしまったのだ。

 

 彼女達は全員が一様にハクを心配した。何か悩みや困った事が無いかを聞き出そうともした。だがハクはその優しさとそんな彼女達に絶頂する姿を見られてしまった恥辱に耐えられず、徐々に仲間達と会わない様になっていった。……やがてハクはネネカの攻めを受け止めるだけの存在となり始める。

 

「問いましょう。貴女の使命はなんですか?」

 

「私の……使命、は……元の、世界に……んぁ!」

 

「違いますよ。教えた通りに答えなさい」

 

「…………私、の……使命は……ネネカ、の……ペットと、して……生きる、事……」

 

 まだハクの心は折れていない。長い時間この世界に居た事で、数多くの使命は既に果たされていたのだ。故に何とか機会を狙って残りの欲望を果たし、この世界から別の世界へ逃げる。それがハクの目的だった。……だがそれはネネカにも分かっていた。

 

 ハクにあった数多くの縁を薄れさせた後、新たに始まった教育。それはハクが世界から離れない様に、自身がネネカのペットであると言い聞かせる事であった。心では反抗的であっても、それを口に出させる事は確かにハクの心を苦しめていた。

 

「即座に言えなかった悪い子には、お仕置きです」

 

「っ! ぃや!」

 

 少しでも反抗的な部分があれば、それを咎めて攻める理由とした上でネネカはハクの身体を攻める。追い詰める様な攻めから絶頂へと向かわせ、その余韻でハクの思考がふやけているところにネネカは決まって同じ言葉を耳打ちをする。

 

「貴女は、私の所有物(ペット)なのですよ」

 

 否定したいと考える余裕も無いハクへ擦り込まれる言葉。果たしてそれがハクの中で確立してしまうのが先か、それとも使命を果たして彼女の元から離れるのが先か……2人の関係と戦いはまだ暫く終わりそうに無かった。




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