それに伴ってもしかしたらキャラ崩壊の恐れもあります。
それらの要素が気になる方は十分ご注意下さい。
本番の需要ってあるのかしら……。
その旨の活動報告を載せていますので、お手数ですが興味のある方はそちらに一言お願いします。
多そうでしたら書く旨の活動報告を新たに載せておきます。
場面は一輝が卒業した一年後。つまり二人とも20歳。
綴は一年先に卒業しているのでマンションの一室を借りて住んでいる。
(両親の許可を貰って)居候させてもらっている一輝が帰宅するところからスタートです。
本文で書く余裕がなかったんや。許してくだせぇ……。
『史上三人目となる予選無敗記録、おめでとうございます!』
『ありがとうございます。皆さんの応援に応えられて安心しています』
『世界初のFランクのプロ騎士誕生ということですが、今のお気持ちをお聞かせください』
『目標にしていた無敗を達成出来たので満足しています。西京先生と新宮寺先生にも自慢できますしね』
『御二方とは学生時代の教師と生徒の関係がありましたね。当時様々な困難があったと聞きます。今の学生に向けて何かアドバイスを頂けませんか』
『では一つだけ。努力が報われる人はごく少数ですが、報われるチャンスは全員に必ず来ます。
明日かもしれないし、一年後かもしれないし、十年後かもしれないし、死ぬ直前かもしれません。言ってしまえば運次第です。
ですが、そのチャンスに気づき、掴み取れるかどうかは貴方の信じる心と努力次第です。厳しいようですが、気づけなかったり摑み取れなかった時は努力が足りなかったということです。
残念な結果にならないためにも、来たるいつかを信じ続け、今出来る限りの努力を尽くし続けてください。とても苦しい日々が続きますが、それを乗り越えられた人だけが報われます。
努力とはそういうことです。最後まで諦めずに
◆
実に一年ぶりとなる玄関を前に、一つ深呼吸を置いて鍵を開けた。
「ただいまー」
リビングからひょっこりと顔を出してきた綴が一輝を見つけるとふにゃっと笑って駆け寄り、そのまま胸に飛び込んだ。
「おかえり、一輝君!」
一輝の存在を確かめるようにぐりぐりと額を擦り付ける綴。子猫がする甘え方と同じだった。
懐かしさと愛おしさが一輝の胸をくすぐり、本当に帰ってきたんだとしみじみと実感させた。
「ただいま、綴さん」
そっと抱きしめると腕の中から恍惚とした溜め息が漏れた。そしてぴったり体を寄せて腰に腕を回すのだった。
綴は密着して抱き合うのが好きならしく、幸せそうな姿を見ていると一輝も自然とそうするようになっていた。
「ずっとこうしたかった」
胸板に埋めているので声はくぐもっていたが、蕩けけきっていることは手に取るようにわかった。どれだけ待ちわびていたかの裏返しだ。
KoKは予選本戦共に大阪で行われるが、選手村に関係者を連れていけないという違いがある。理由は単純で、本戦に参加するのは百名のみだが予選はその何倍以上もの人数が参加するため、部屋数を確保できないのだ。
本戦に参加出来るほどの腕を持つプロの伐刀者はVIP待遇されるが、アマはその限りではない。当然といえば当然である。
加えて予選は参加人数が人数なのでスケジュールが過酷極まっており、選手村から離れられないほどだ。大阪と東京を行き来出来る時間などあるはずもなかった。
綴も綴で、他の学生と同様に魔導騎士の勉強と仕事があるので大阪に行くことが出来なかったし、仮についていけたとしても一輝には綴を滞在させられるだけの経済力がなかった。
そんな理由があって綴を東京に置いて行かざるを得なかったのだ。一年という短いようで長い時間、二人は電話とメールのやり取りで何とか寂しさを凌いでいたのである。
「待たせてごめん。もう一人にしない」
一輝は晴れてプロ騎士になり本戦への出場が確約された。予選ほどハードスケジュールではないので東京に居られる時間も取れるし、綴の勉強が終われば連れて行くことも出来る。
また、本戦で結果を出せば一回の出場で一軒家を買っても余りあるほどのファイトマネーを貰える。通常のファイトマネーでも人一人養うだけなら十分なものだ。経済面も安定する。
二人を引き離す原因は全部解決したのだ。紛れもなく一輝の弛まぬ修練の賜物である。
綴は一輝への惜しみない愛情で胸がいっぱいだった。これほど立派な事を成し遂げていながら、その全てを自分に捧げて愛を示してくれている。愛しい人と心を通わす幸せに、女として生まれて良かったと噛み締めた。
そして自分も愛しい人の心を存分に満たしたいという想いに駆られる。今感じている幸せを感じて欲しい。注がれた以上の愛を捧げてどこまでも奉仕したい。
衝動に突き動かされ、一輝の顔に自らの顔を寄せた。
ちゅ、と秘めやかな音をたてて、ほんの少しだけ離す。
至近距離からとろんとした曖昧な視線を寄越す綴。
ほんのりと浮かんだ笑みはもっとしてほしい? と挑発しているようにも見えるし、もっとしてもいい? と窺っているようにも見える。
一輝はすぐに形の良い唇を奪い、細い腰を引き寄せた。
触れ合うだけのキスからどちらともなく啄ばみ合うキスに変わっていく。
綴の熱っぽい気配に一輝も当てられていた。
異性の魅力を味わうために互いの体をまさぐり合い始めた。
「一輝君」
綴が愛おしむように名前を呼ぶと回していた手で円を描くように撫でる。
一輝も綴の胸が半分に潰れるくらい強く抱きしめ、離れないよう細い腰を抑えた。
「ん……」
綴が小さな溜め息のような、鼻にかかった声を漏らす。服越しに男性の象徴を感じたからだろう。
嫌がる素振りは欠片もなく、ただ恥ずかしそうに仰ぎ見てくる。
「えっち」
「そんな顔で言われても」
上気した頰と濡れた瞳。寂しそうに尖らせた唇は完全に雄を誘うそれだ。
指摘された綴はそれを隠そうともせず、見せつけるように微笑む。
「ボクも我慢してたから、ちょっと嬉しい」
「綴さんも大変だったもんね」
お互い《魔人》という特殊な身分ゆえに相応の煩事が付きまとう。この一年綴も面倒な事情に振り回されていたのだ。
寧音の助けがあったため一年で抑えることが出来たらしい。素直に感謝を述べていたのは記憶に新しい。
面倒事で束縛されるのを嫌う綴にとってこの一年は溜め込む物があっただろう。気分の解放の一役になれればと思う一輝だ。
だからこそ本戦が始まるまで綴が大好きなコトを目一杯やる気満々である。愛する女を幸せで満たしてやることに快感を覚えるのは男として当然の性だろう。
その気配を感じ取った綴が小さく喉を鳴らした。
これから一輝にされるコトを思うだけで顔がにやけそうになるがしかし、今日こそは一輝に尽くしたい綴。
いつも気が飛んでしまうほど丁寧に愛されているのだ。今日という日は愛する男が嫌と言うまで満足させてやりたかった。
そのために恥を忍んで寧音からイロイロと教えてもらった訳だし。
一輝は知らない一年間の側面である。
「その前にシャワー浴びてきていい? ボクまだ入ってなくて」
そのためにも一旦流れを断ち切らなければ。
そう思って言ったのだが、
「じゃあ一緒に入ろう。帰ってきたばかりだから僕も入りたいと思ってたんだ」
「えっ」
一輝の提案に目を見張る。布団を共にすることはあっても風呂に一緒に入ったことは無かった。
綴が初めてのことに戸惑いを見せるが、不安げに伏せられた目に好奇心か期待の色が見え隠れしていた。
一輝は小さな顎を優しく持ち上げてキスをした。
「んぅっ」
唇に感じた熱く蠢く体温に綴が喜色を含んだ甘い声を口内で響かせた。
とんとんと舌先で濡れそぼった唇を叩くと、綴はゆっくりと口を開けた。
喜んで侵入を許した舌を自らの舌で出迎える。意図しなければ決して触れ合うことのない部分をくっ付ける感覚が、求愛行動としてこの上ないもののように思えた。
綴の目尻が下がり、蕩けきった顔で舌を絡めてくる。すっかり不安は消え失せていた。
認めた一輝は小さな舌先を軽く吸うだけに留め、前触れもなく離した。
「あ……」
小さく開いた口から舌先を覗かせて、綴が名残惜しそうな声を出した。
その縋るような顔にえも言えぬ感覚を覚えたが、このまま続けていれば止まらなくなるのは目に見えている。
「続きはお風呂の後で。ね?」
「……うん」
一輝が辛うじて平静を装って言うと、こくんと一輝を見つめながら頷いた。
やっぱり今すぐ押し倒してもいいんじゃないかな? と思いつつも綴の要望を優先して脱衣所まで連れて来る。
二人入るには狭いが不都合はなかった。
「脱がしてあげる」
綴がネクタイに手を掛ける。スルスルと解かれていく様を何となしに眺めていると、綴がふと目線を上げ、にこりと笑ってみせた。
彼女らしい清々しい笑み。先ほどの雄を焚き付ける淫靡なそれとのギャップが堪らなかった。
一年ぶりに見る綴の二面性にドギマギしているうちに上裸になっていた。
自分で剥いだ一輝の胸に掌を置いて、綴は口角を緩めた。
「服の上からだとわからないけど、やっぱり筋肉質だよね。全然変わらないね」
「そういうトレーニングをしてるから」
「うん。なんだか安心するよ」
そう言って体を寄せた。全幅の信頼を置いた仕草が誇らしげだ。
細くて冷たい手がペタペタと確かめるように体を触わる。
大切そうな手つきで肌を撫でながら首筋にそっとキスをした。いやらしさは感じられず、ただただ純粋な敬愛が込められていた。
綴はひとしきり堪能した後ズボンに手を掛けた。
「あ、ちょっと待って」
「ん? どうしたの?」
「僕も綴さんを脱がせたい」
いくら恋人とは言え全裸の男が女性の服を剥ぐ光景は見苦しいだろう。
言外に漂ったそのニュアンスを拾った綴は仕方なさそうに笑いながらも「じゃあお願いしようかな」と脱がしやすいよう両手を挙げた。
爪を引っ掛けないように慎重に裾を持ち上げると、縦に細い臍が露わになった。
丸みを帯びた下腹部が照明に照らされて妖しい光沢を放つ。指でなぞるだけでも気持ち良さそうだ。
今にもむしゃぶりつきたくなる思いを抑えて、一気に服を脱がせた。
すると柔らかく弾んだ二つのふくらみと、それを美しく飾るブラが目に飛び込んできた。
「わぁ……」
その姿に一輝が思わず声を漏らす。綴の胸を隠すブラの意匠は明らかに視覚的な愉しみを際立たせるためのもので、男の想像を大いに刺激する物だったのだ。
反応の通り、初めて見る姿だった。
「どう、かな」
綴が腕を後ろに組んで素肌を惜しみなく晒し、恥じらいと期待の入り混じった瞳で訊ねる。
煽情的でありながら一種の芸術のような美しさが伴っていた。
「すごく、綺麗だ。ほんとうに」
思考と目を奪われたため言葉に詰まったが、それゆえに気持ちがストレートに乗っていた。
十分すぎる回答に綴はくすぐったそうに身をくねらせ「ありがとう」とはにかんだ。
「本当はお風呂の後で見せるつもりだったんだけどね」
「あー……。それはごめん」
「いいよ。キミが喜んでくれたから満足だよ」
「また後で着けてくれないかな? 今の綴さんすごくムラムラする」
「ほんとだ。ここ、こんなにしちゃって」
悪戯な笑みを浮かべて、一輝のズボンの尖った部分に手を乗せて静かに上下させた。
明らかに挑発する手のこなし方で撫でられ、一輝の下腹にもどかしい快感が燻る。綴の姿と顔が小さな火のような快感を大きく煽り立てる。
大きく息を吸い何とか耐えようとするが、掌だけのものから指と手首を使った丁寧な一方で容赦のない円の愛撫に変わり、呻き声と共に息を吐き出される。
焦れったい快楽に一輝の頭が焼かれ茫洋とする。いつまでも浸り続けられるような甘い刺激はしかし、いずれ大きな爆発を引き起こすことを予感させた。
その瞬間が来るまでこのまま待とう。そう一輝が思った矢先、下半身をいたぶっていた刺激がすっと消え失せた。
「え……」
口をついて出た一輝の困惑の声に、綴はゾクゾクと体を震わせながら目を細めた。
「とっても気持ち良さそうだったけど、そういうのはお風呂の後なんでしょ?」
自分がやったことをそのままやり返されたのだと気づき、一輝は苦いのやら甘いのやらわからない笑みをこぼした。
綴はやられるのも好きだがやるのも好きな女の子だった。
「そんな寂しそうな顔しないで。後でいっぱいしてあげるから」
耳元で甘く囁き、残った余韻を忘れさせないように先端を一撫でして離れた。
完全にその気にさせられたのに放置を食らった下半身が今すぐ目の前の雌に全部ぶちまけてやれと怒号をあげるが、一輝は鋼の精神力でそれを耐えた。
その代わり、ここで溜めさせられた分以上の快感をじっくりと味わわせてやると決意する。
というか、綴がそうされることを望んでやってきているのを知っているのである。男としての我慢の見せ所だろう。
それからお互いの下半身を脱がせ下着も取り払った。
相変わらず鎮まない一輝の男根を目の当たりにした綴がごくりと生唾を飲んだ。
ピンと上を衝く姿がとても雄々しく、激情が自分に向けられているのだと思うと下腹部の奥が締め付けられる。
ソコに溜められたものを全部体の中にぶちまけられたら一体どれほどの快楽が襲ってくるのか、想像しただけで達しそうになってしまう。
早くその苛立ちを吐き出させてやりたい。快楽に呆然としながら存分に愛し合いたい。
次々と淫らな欲望が脳裏に掠め、その度に股から熱い液が溢れ出す。
それを隠すように内股を擦り合わせるが、一輝の目はその様子をしっかり捉えている。
「我慢出来るかな……」
それは誰に向けて溢した呟きなのか、綴本人にもわからなかった。
綴はSMどっちもイケるクチかなぁっていう妄想。
どっちも大好物だけどどちらかというと受けがイイ的な。
ボクっ娘は何でも合っちゃうから最強だよね(個人的偏見)
読み返して思ったんだけど、これ本当にR15に留っているのかね……
でもねちっこいエッチが好きだから……(言い訳と供述は紙一重)
私個人としては原作の前戯描写とどっこいどっこいの内容で止めたと思っているのですが、アウトのようでしたらメッセージか活動報告のコメントでそっと教えてください……