異世界から帰った俺は銀髪巫女になっていた【R18番外編】 作:瀬戸こうへい
お兄ちゃんが修学旅行中に行方不明になって一年程過ぎたある日のこと。
お兄ちゃんは、アリシアという女の子の身体になって、ひょっこり家に帰ってきた。
異世界で死にそうだったところを、アリシアの魔法で身体を譲って貰って助かったらしい。そして、身体にはアリシア自身の魂も残っていて、感覚を共有しているという話だ。
何もかも信じられない出来事だけど、これがお兄ちゃんに起きた現実だった。
それから、いろいろあって、お兄ちゃんはあたしの義理の妹のアリスとして、家族の一員になった。
アリスになったお兄ちゃんは、ちょっと尋常じゃないほどかわいい。それなのに、今まで男の子だったアリスはいろいろ危なっかしい事ばかりで、見ていてハラハラさせられる。
だから、あたしはアリスのお姉ちゃんになってアリスを守ろうって心に誓ったのだった。
行き場の無くなったお兄ちゃんへの想いは、そのまま想い出に変わっていく。それは仕方ないことだったし、あたしはそれでいいと思っていた。
だけど、アリスが翡翠姉の手に掛かってエッチしちゃった事でおかしなことになる。
精神的に不安定になってしまったアリシアの悩みを解消する為、何故かあたしはアリスとエッチをする事になってしまった。
そのとき、あたしの気持ちに気がついていたアリシアに促されて、私は秘めていたお兄ちゃんへの想いを告白することになる。
お兄ちゃんは、あたしを拒絶せずに受け入れてくれた。
――そして、今に至る。
※ ※ ※
「……だからね、お兄ちゃん。あたしのこと抱いて下さい」
あたしは自分の兄にこれ以上ない程に背徳的なお願い事を言った。自分で言ってゾクゾクするくらいに。
あたしはこれから、お兄ちゃんとエッチする。
と言っても、お兄ちゃんはアリスになっちゃっているから、おちんちんは無くて、だから、あたしの
逆にそれで良かったのだと思う。もし、本当に全部お兄ちゃんに捧げちゃっていたら、多分、もう戻れないところまで行ってしまう。
そうしたら、パパもママも悲しむし、世間から後ろ指をさされながら、生きていかなければいけなくなる。
多分、お兄ちゃんがあたしを受け入れてくれたのも、女同士なら致命的なことにはならないからという打算があるのだろう。
それは、あたしも一緒だった。
お兄ちゃんの顔が迫ってきて、唇に柔らかい感触がする。さっきしたディープキスとは違い、触れるだけの開始を告げる口付け。
それから、あたしの身体を包んでいるバスタオルに手を掛けて……って、お兄ちゃん緊張でがちがちになってる。
あたしの裸なんてお風呂で飽きるほど見てるはずなのに……それでも、ちゃんとあたしのことを意識してくれてるっていうのは嬉しかった。
たどたどしく、バスタオルの前が開かれると、生まれたままのあたしがお兄ちゃんの目の前に晒される。
『ユウナ、綺麗です……イクトさんも何か言って下さい』
「あ、ああ……綺麗だよ、優奈」
アリシアに促されてそんなことを言うお兄ちゃんは、ちょっと情けない。
仕方ないことだけど、お兄ちゃんの身体にはアリシアも一緒だから、なんだか保護者同伴でするみたいで、ちょっと居心地が悪い。
「お兄ちゃんも脱いで。あたしだけ裸なのは嫌」
「わかった」
「あ、やっぱりあたしが脱がせたい……今日くらいいいでしょ?」
普段お風呂のときあたしがアリスを脱がせようとすると嫌がって自分で脱いでしまうのだ。
だけど、今日はあたしが脱がせたい!
「……仕方ないな」
苦笑混じりにお兄ちゃんは言う。あたしは喜び勇んでお兄ちゃんの後ろに回った。そして服を脱がせていく。
「お兄ちゃん、ばんざいしてー?」
ワンピースを裾からたくし上げて、掲げさせた両腕から抜き取る。なすがままアリスはキャミソール姿になる。着せ替え人形遊びをしているみたいで心が踊る。
アリスの小さい両肩に手を置いて、指を這わせてキャミの肩紐を引っ掛けて落とした。キャミソールがばさりと音を立てて落ちる。
その下から現れたのは、見憶えのあるピンクのレース入りのブラ。肩越しに覗き込んで思わず二度見した。
「お兄ちゃん、勝負下着つけてくれてるんだ。それ、あたしが選んであげたやつだよね?」
あたしが指摘するとそれまでされるがままに着せ替えされていたアリスは、慌てて前屈みになり、両腕を胸の前で交差させブラを隠す。
「こっ、これは……その……」
「嬉しい、お兄ちゃんもちゃんと意識してくれてたんだね。お兄ちゃんったらいつもの部屋着だったから、意識してるのあたしだけかと思ってた」
「そりゃ、意識もするさ。だって優奈みたいなかわいい
あたしは嬉しくなって思わず顔がにやけるのを止められない。
「えへへ、嬉しいな。お兄ちゃんがあたしの事を女の子として見てくれるだなんて……大好き」
「お、俺も……好きだぞ、優奈」
お互いの好きには少しずれがあるけれど、これ以上はあたしも望まない。
「の、残りは自分で脱ぐから……!」
自分の言葉が恥ずかしくなったのか、お兄ちゃんによって、あたしはベッドに押し倒されてしまった。
私はおとなしくそのままベッドに横たわってお兄ちゃんの準備を待つ。気分は完全にまな板の上の鯉だ。
「……おまたせ」
一糸纏わぬお兄ちゃんが、遠慮がちにあたしに覆さって来た。圧迫感は無い。お兄ちゃんの体はアリシアのもので、本来のお兄ちゃんは元より、あたしよりも大分小柄だった。
アリスの肌は透き通るように白くて、銀の髪と相まって芸術品のような趣がある。少女らしい小ぶりな胸も、小さい桜色の胸の先端も背徳的に美しかった。
だけど、そんなアリスの中身であるお兄ちゃんはあたしの胸をガン見していて、外見と違ってやっぱり男の子なんだなぁと実感させられる。
「お兄ちゃん、あたしのおっぱい好き?」
お兄ちゃんの視線には、今まで感じたことのない熱が含まれていてくすぐったい。
「お、おう……」
「じゃあ、触る?」
お兄ちゃんは顔を赤らめて頷く。
そして、恐る恐るといった風にあたしの左胸に触れて揉み始める。
「柔らかい……」
「んっ……おにいちゃん」
お兄ちゃんは優しいタッチで触れてきて、意外に上手だった。
ティーン誌の体験談では、男の子はがっついて胸を乱暴に触ってくる事が多いってあったけど、お兄ちゃんはそうじゃなかった。多分、自分のを触っているから加減を知ってるのだと思う。
ふわふわとした心地よい快感が身体に伝わってくる。
『ユウナの心臓すごくどきどきしてます……』
アリシアに指摘された通り、さっきからあたしの鼓動は早鐘を打っていている。お兄ちゃんがあたしにエッチなことしてるって思うとドキドキが止まらない。
「んっ……♡」
乳首を摘むように触れられて、全身に快感が走り身体が震えた。お兄ちゃんはあたしの反応を見ながら小さな手を動かして愛撫してくる。すこしもどかしくなるくらいに丁寧だ。
「おにいちゃん、気持ちいい……♡ もっとぉ……♡」
感情のままに出た、甘ったるい声でおねだりする。
お兄ちゃんはあたしの胸に顔を近づけてそのまま吸い付いて来た。お兄ちゃんの口に含まれたおっぱいの先から甘美な感覚が伝わってきて思わず声が漏れてしまう。
「んんぅ……♡」
お兄ちゃんはあたしのおっぱいをちゅぱちゅぱと音を立てて吸い、舌先で乳首を円を書くように
「あぁ、おにいちゃん……♡ んんっ、あかちゃんみたいだよぉ……♡ くぅ♡」
思わず手をお兄ちゃんの後頭部にやって軽く抱く。必至になってあたしの胸に吸い付いて気持ちよくしてくれているお兄ちゃんが愛おしい。これが、母性本能というやつなのかな?
「んっ……♡ あぁ……♡ ふわっ♡ くぅん……♡♡」
あたしは喘ぎながらお兄ちゃんの頭を撫でる。アリスの特徴である銀の髪はすべやかで触り心地が良い。落ちた髪が邪魔そうだったので、手ですくって髪を耳に掛けてあげる。
……くちゅり
「んんんっ♡ ふぁぁ……♡♡」
かすかに、けれど確かに聞こえた水音と、そこに与えられた感触にあたしは悲鳴のような声をあげる。
いつの間にかお兄ちゃんの右手は胸から移動してて、あたしの一番えっちなところに触れていた。
『ユウナのここ、もうこんなに濡れてます……ああ、すごく熱い……♡』
お兄ちゃんと意識を同調しているアリシアも興奮しているようで、声が艶っぽい。
彼女に指摘された通りあたしのそこはもうえっちなお汁で
「こ、これは……違うの! あたし……」
思わずあたしは否定する。
こんなに濡れちゃってるのは予想外で、自分自身の反応にあたしは戸惑っていた。
『大丈夫ですよ、ユウナ。大好きなお兄ちゃんに触られているんですから。そうなっちゃうのは自然なことです』
優しい声が頭に響く。まるで、耳元で囁かれているようなくすぐったいアリシアの声。
お兄ちゃんの手が、あたしのえっちになっているところを優しくなでなでするように動く。
「あぁ……♡」
『だから、気持ちよくなって下さい。ユウナのえっちな姿をお兄ちゃんに見て貰いましょう?』
「でも、軽蔑されちゃう……妹なのに、あたしお兄ちゃんにこんなに感じちゃってる」
今も優しく動くお兄ちゃんの手は、あたしの体液でもうびちょびちょに汚れてしまっている。
『軽蔑なんてしませんよ。だってイクトさんもユウナに負けないくらいえっちになっていますから……わたしもですけど』
「……お兄ちゃんも?」
「……ああ」
お兄ちゃんは頬を赤らめて顔をそらしながら頷いた。
『ユウナも触ってみてください……』
アリシアに誘われるがまま、あたしに馬乗りになっているお兄ちゃんのそこに指を這わせる。
……くちゅ
無毛のそこは遮るものなく、濡れそぼった粘膜が直接指に触れる。
『「んっ……♡」』
そこは、火傷しそうなくらいに熱をもってトロトロになっていた。
お兄ちゃんから滴るお汁で、あたしのお腹のあたりがぬるぬるになってしまっている事に気がついた。
「お兄ちゃんのここすごくえっちになってる……」
指を動かすと、くちゅくちゅといやらしい音がする。
『「んんっ♡ くぅ……♡」』
あたしの手の動きに合わせて二人の嬌声が響く。
中途半端な姿勢であたしに跨っていたお兄ちゃんは、刺激で身体を支えられなくなって、あたしのお腹の上にぺたりと腰を落とした。
その結果、お兄ちゃんのあそこに触れていた手はスルリと抜けてしまう。
「今は優奈を気持ちよくしてあげるときだから!」
お兄ちゃんはそう宣言するとあたしへの愛撫を再開した。
あたしのえっちになっているところに触れて、お汁をたっぷり指につけながら、探るように指先を
「ふあぁぁぁ♡♡」
お兄ちゃんの指がクリトリスに触れて、身体がびくんびくんと反応してしまう。その様子を見たお兄ちゃんは、円を描くようにあたしのクリを責めてきて、その都度私の身体は跳ねてしまう。
「……あっ、んんっ♡ あぅ♡ ……くぅん♡ おにいちゃぁん……♡♡」
お兄ちゃんが唇を合わせてきて、舌があたしのお口の中に侵入してくる。
同時に、指がスルリとあたしの
「んんんっ♡♡」
上と下同時にされるがままに蹂躙されてしまう。
あたしのお口の中をお兄ちゃんの舌で掻き回されて、私もただひたすらに舌を絡めさせて快楽を貪る。
あそこに入ってきた指はあたしの中の上の部分を優しく探るように撫でてくる。気持よくて身体が反応してしまったところを観察してお兄ちゃんはそこを的確に責めて来る。
「んん♡ ……んくぅ♡ ふぁ♡ ……んんんぅ♡♡」
『ああ、ユウナ素敵……♡ すごく気持ちよさそうです……』
アリシアの陶酔したような声が頭の中に直接囁かれて思考が溶けていく。
お兄ちゃんは左手でおっぱいを強く揉みしだいてきて、固くしこっている乳首をきゅっと摘んだ。少し乱暴に扱われるのも、お兄ちゃんも興奮しているんだって思うと嬉しくなる。
口が開放された。身体が空気を求めて呼吸が荒い。
お兄ちゃんが私あたしのおっぱいにむしゃぶりついてくる。あたしの身体は悦びに震える。
「ふああああああぁ♡♡♡ くぅ♡ ふぁっ♡ あっ♡ ふぅ……♡ おにいちゃん……♡ くふぅ♡ 大好きぃ♡ おにいちゃぁん♡♡」
部屋にはあたしの喘ぎ声と、身体から出ているえっちな水音が響いている。
お兄ちゃんによって身体中に与えられる刺激に頭が真っ白になっていく。
「んんんぅ♡ だめぇ!? 変になっちゃうよぉ……」
「いいよ、優奈……大丈夫だから。エッチな姿を俺に見せて」
「あたし、妹なのに……おにいちゃんで感じちゃうよぉ!」
『良かったですね、ユウナ。おにいちゃんに気持ち良くして貰って』
今まで感じたことのない何かが押し寄せて来る。
本能のままに感情のままに声をあげて、それに身を委ねる。
大好きなお兄ちゃんが与えてくれるものだから、不安は無い。
あたしのおっぱいに吸い付く愛しいお兄ちゃんをギュッと両腕で強く抱きしめた。
……おにいちゃん、おにいちゃん、おにいちゃんっ!
『ユウナ、イッちゃえ……♡』
アリシアのいたずらっぽい囁きをきっかけにして、
「おにいちゃんだいすきぃぃぃ♡♡ ふぁぁぁああああぁぁぁ♡♡♡」
我をなくすほどにすがりつきながら、あたしはお兄ちゃんにイかされた。