※この作品はR-18です。

暁の堕姫~堕ちていく人妻~   作:人妻大好き

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9話

 快楽というのは、嵌れば抜け出せない底なし沼のようなものだ。

 精神的にも肉体的にも強靭な剣巫である雪菜にとって多少の苦痛や疲労は無視できるし対策も取れる。努力家で真面目な性格だから、こつこつと壁を乗り越えていける。

 しかし、性感マッサージ店で得られる快感は、まったく別次元の代物だった。

 それまで経験したことのない、圧倒的な多幸感は他の何もにも勝るもので、そういった娯楽を知らなかった雪菜はあっという間に虜になってしまった。

 これが決して誉められた趣味ではないと知りつつも、ついつい足を運んでしまう。深みに嵌った自覚がありながら、止められないのは麻薬中毒にでもなったかのようだった。

 二十代前半の若い身体を持ちながら、夫とのセックスレスとすれ違いの日々の中で無意識に蓄積された性欲と肉体的な寂しさもあったのだろうが、今となっては、後ろめたい気持ちすらも本番行為をする上でのスパイスになっていた。

 だから、もう綾瀬の店に行くことに躊躇はなかった。

 人目を避けて、急ぎ足で階段を降る。予約はすでに済ませているので、後は扉を潜るだけ。

 いつも雪菜は使うのは深夜になってからだ。人目に付きにくいのと、仕事帰りに立ち寄るからというのが主な理由だ。

 受付も支払いも慣れてしまった。この店を利用する事に対する羞恥心はもうなかった。雪菜は、個室に案内され、そこで綾瀬とシャワーを浴びてベッドに向かう。

 火照り、雫を残した身体をタオルで包み隠し、ベッドに腰掛ける。

 赤ワインを口に含んで、気持ちを盛り上げる。

 

「これ、美味しい」

「アルディギア産のワインです。珍しいでしょう」

「初めて聞きました。あの国は、ワインに適した風土ではないように思いますけど」

「はい。何せ北欧ですからね。まあ、その辺は魔導技術大国の面目躍如というところでしょう。ハウス栽培でも、いいものが作れるということですね」

 

 雪菜はワイングラスに注がれた、真っ赤なワインを眺める。

 まるで血のように綺麗な色をしたワインは、香りからしてかなりの上物だ。

 立場上、高級な酒類に触れる機会の多い雪菜は、自然と舌が肥えている。その雪菜からしても、このワインは名のある銘柄に比肩するように思えた。

 甘さと苦さのバランスがちょうどいい。芳醇な香りが鼻に抜け、心地よい酔いが気持ちを和らげる。

 雪菜はワイングラスをテーブルに置いて、鏡に視線を向ける。酔いでほんのりと頬が染まっている。まるで、恋でもしているかのように、顔は紅くなっている。その扇情的な姿は、綾瀬のオスを刺激する。

 

「綾瀬さん」

「はい」

「今日もお願いします」

 

 雪菜と綾瀬は、互いに抱き締めあい、身体の感触を確かめ合った。挨拶代わりに身を寄せて、密着させる。体温の温かさとほんのりと漂い汗とシャンプーの混じった香りが興奮の度合いを高めていく。

 雪菜の黒髪を撫で付けながら、綾瀬は雪菜の白い首筋にキスをする。

 

「あっ……ん。くすぐったいです」

「お嫌で?」

「いえ。嫌ではないです。ん……」

 

 さわさわと触れるか触れないかという程度の愛撫が雪菜の腹部から背中をくすぐっていく。抱き合いながらも綾瀬は雪菜の太ももに触れ、乳房を揉んでいた。

 

(……ああ、わたしもう……昂ぶってる)

 

 綾瀬の身体の匂いを雪菜は覚えていた。この匂いを嗅ぐと、すぐに身体がセックスの準備を始めてしまう。それに、愛撫も上手い。さすがにその道のプロなだけあって、どこを触れられても気持ちよく感じてしまう。マッサージのように筋肉を解すような触れ方もできれば、肌の感度を高めるような触れ方もあった。ともかく、事前の入念な準備を綾瀬は雪菜の身体に仕込んでいく。

 

「ふ、ん、はあ……ん……ん……んあ」

 

 愛撫をされながら、雪菜はベッドに押し倒された。ぎしり、とベッドが軋む音がして、綾瀬が覆いかぶさってくる。

 綾瀬の唇が雪菜の耳たぶを挟んだ。吐息がかかり、耳を犯されているような気持ちになる。そうしながら、彼の右手は雪菜の太ももを摩っている。大陰唇の辺りを優しく撫でながらも、直接触れてくれない。

 

「あん、ん……ふう……ぁ……ぁ……ん、ふう……はあ……」

 

 切ない吐息を漏らし、雪菜はじりじりと責め苛んでくる快感の気配に震える。

 綾瀬の唇と舌が耳を犯し、その指が敏感な部位を意図的に外しながら弄ってくる。

 激しさはなく、優しく、ゆっくりと快感を高めていく。

 まるで、快感という薬を全身に塗りこんでいるかのように、雪菜は徐々に身体の芯から熱くなってくる。

 

「ふう……あっ。ん、ぁ、ぁ……ぅ、綾瀬、さん……はあ、ん、あの……」

「何でしょうか?」

「もう、そろそろ……触ってください」

 

 恥ずかしそうにしながら、雪菜はそう頼んだ。

 

「分かりました。では、そうします」

 

 雪菜から直接頼まれたとあっては、断わるのも無粋だ。綾瀬は雪菜の膣口を指先で掻き分ける。

 

「もうすっかり濡れてますね」

「ん、はう……ぁ、ぅ……言わないでください……ん、ふっ、ぅ」

 

 綾瀬に指摘されたとおり、雪菜の秘所はすでに濡れて愛液が滲み出ている。

 ひくひくとものほしそうにしている媚肉のメスの匂いが堪らない。綾瀬は両手の親指で大陰唇を広げて膣口を露にして、滴る愛液を舐め始めた。

 

「はうっ♡ う……ぅ……あ、はあ……ん、ぁ……あん……」

 

 ゆったりとした舌使いが、雪菜には堪らなく気持ちよく思えた。綾瀬の舌のざらつきが膣口からクリトリスまでを舐め上げている。

 ただでさえ敏感なクリトリスは、すでに勃起していて、雪菜の意思に関わりなく快感を貪っている。

 

「はあ、んん……あっ、はあ……んふぅ……ふああ、あ、ん……ぁ……ん……んあ……ああ……ふあ、はあ……」

 

 綾瀬は滴り落ちる愛液を啜り、舐め取り、膣内にまで舌を押し込んで内部を解していく。雪菜は綾瀬の舌技に翻弄されて、気持ち良さそうに喘ぐばかりだ。

 

「んあ、あ、んんん……はあ、あ、ぅ……気持ちイイ……はあ、ん、イイです。そこ、ん……はあ、ぁ……ぁ……」

「ここ、好きですよね」

「ふ、う……ぁ、はい……クリ、舐められると、背中からぞくぞくしてしまって……ぅ、ん、ふうあ♡」

 

 身じろぎをする雪菜のクリトリスを綾瀬は何度も舐めて責め立てる。

 せり上がってくる快感の波に雪菜は懸命に抵抗しながら、それでも与えられる快楽を貪ろうと膣肉が勝手に動き回る。自分の身体が自分のものではなくなってしまうような感覚。異姓に舐められるという屈辱も、今は最高の快感だ。

 

「ふひ、ん……んん……ああ……んあっ、あ、あぁぁ♡」

 

 ため息のような声で雪菜は絶頂を迎えた。緩やかなオーガズムは、導入としては上々だろう。雪菜の身体は、男を迎え入れる準備を完全に整えている。

 

「ふあ……はあ、もうイってしまいました。はあ……はあ……んふ……ん」

 

 雪菜は身体を起こしてキスを強請った。

 綾瀬は雪菜の求めの応じて、彼女の唇を奪う。どちらともなくディープキスを始める。

 

「ん――――ちゅう……れろ……れろ……れろ……ちゅぷ……ん、ふう、ん……あ、ぁ……ぁ」

 

 雪菜は口を開けて綾瀬の舌を受け入れる。口内に入り込んだ綾瀬の舌は、上顎を舐め、歯茎をなぞり、雪菜の舌を捕まえて涎を刷り込んでいく。

 綾瀬のなすがままに口内を蹂躙される雪菜は、とろんとした表情でそれを受け入れる。流し込まれる涎も、喜んで飲んだし、自分で舌を絡みつかせてびちゃびちゃと淫らな音を立てた。

 呼吸すらも忘れてキスにふける雪菜は、綾瀬の唇を味わいながら彼の股間に手を伸ばした。直接、見なくても分かる。息づかい。粘性を帯びた涎。オスの瞳が、綾瀬の性的興奮が高まっていることを教えてくれる。

 雪菜は慣れた手つき、綾瀬のパンツの中に手を滑りこませた。熱いペニスは、すでに固くなっていて、手の平が火傷してしまいそうだった。

 

「ふふ、大きくなってますね」

「雪さんのおかげで」

「お上手。でも、ありがとうございます」

 

 女として誉められたような気がして嬉しいと思う。

 

「わたしもしますね」

 

 綾瀬に横になってもらい、雪菜は彼の股の間に身体を移動させる。

 パンツを脱がせると、大きなペニスが天上に向けてそそり立っている。

 

(何度見ても、すごい立派……)

 

 思わず、じっと見つめてしまう。張り出たエラは、まさしくオスの象徴だ。何でも、他者の精液を掻き出して、自分の精液だけを子宮に注ぐための構造だとか。女を妊娠させるための合理的な機構と言える。そして、雪菜たちにとっては、肉襞をこそぎ、快楽を与えてくれる部位でもあって、雪菜は生唾を飲んだ。

 

「はあ……すんすん……ん、もうこんなに臭う……はあ……」

 

 雪菜はゆっくりと手淫を始める。熱いペニスを手の内に収めて、上下運動を行う。手を動かしていると、亀頭の先端からぷっくりと雫が滲み出てくる。気持ちよくなっている証拠だ。雪菜は睾丸を優しく揉みながら、先走り汁に口をつけた。

 

「れろ……れろ……れろ……ちゅろ……ちゅぶ……ん……れろ、れろ、れぉぉ♡」

 

 何とも嬉しそうにフェラチオをしている。

 ペニスを舐めて、先走り汁を味わうことに興奮を覚えているのだ。

 雪菜は上目遣いで綾瀬の表情を確認しながら、ペニスにしゃぶりつく。ちゅうちゅうと吸いながら、舌でべろべろと涎を塗布していく。

 

「んちゅる、じゅる、じゅる……あふん……ん、じゅる……れろ……れぉろぉ……んぁぁ♡ ん、ふぅ、れろ……♡」

(おちんちん……わたしの涎でべとべと。でも、感じてくれてるみたい)

 

 基本的に世話焼きの雪菜は、こうした場面でも男が感じてくれるのが嬉しく思えてしまうのだ。人にしてもらうだけでなく、自分もしたいというのは生来の性格だろうし、飲み込みが早く試行錯誤もしっかりと行うので技術をすぐに高めていく。

 フェラチオの技術も、初めてした時に比べて別人のように上達していた。

 

「ん、雪さん。ずいぶんと、上手くなりましたね」

「ちゅぶ、ちゅぷ……本当ですか?」

「はい。間違いなく。もしかして、ご自宅で何かされているので?」

「え? まさか、フェラの練習なんて、家でできませんよ。最近は、もう綾瀬さんとしかしてないです。ん、ちゅ……くぷ、くぷ、くぷ、ん、じゅる、ちゅぷ……んんぅ♡」

 

 口の中でピクピクと跳ねるペニスを押さえ込んで、喉奥まで誘導する。じゅぶじゅぶといやらしい音を意図的に出しながら、雪菜は激しく頭を前後に揺らす。

 

「じゅぶ、じゅぶ、じゅぶ、んんんん……ちゅぶ、れろ、れる……ん、あむぅ、ん、んふぅ、んん……あぁぁ、れろれろれろっ……れろぉ」

 

 ペニスを口から出した雪菜は、先端を手の平でこねながら睾丸から亀頭までをねっとりと舐めていく。時に棹にキスを落とし、尿道を舌先で責め、おもむろにむしゃぶりついて口内全体で愛撫をする。

 熱い涎の海に放り込まれたペニスは、絡みついてくる舌に翻弄されて我慢どころではない。

 

「雪さん、今日は一段と激しいですね」

「んふ、そうれすか? れろれろ、じゅる……ん、ふう、ん、ちゅぷ……いいれすよ。好きなときにイって。んむ、くぷくぷ、るちゅ、れる、んふぅ、ふぅ、ふぅ、ん、んん、ちゅるる、じゅる、んんぅ」

 

 吸い付いて離れない雪菜の口内で、綾瀬のペニスは限界を迎えつつある。舌先が亀頭の裏筋をぺろんと舐めると、腰が蕩けそうになる。

 綾瀬の反応を伺いながら、しっかりと奉仕する雪菜は、どこまでも淫らな表情を浮かべている。そんな雪菜と視線を絡めて、綾瀬の我慢は限界となった。

 

「ふぅ、んっ」

 

 びっくん、と雪菜の口内でペニスが射精してしまう。流し込まれる白濁液は、雪菜の口を犯し、染め上げていく。

 

「んふぅ、ん、んん……ちゅぶ、じゅるる♡」

 

 雪菜は射精したペニスをそのまま咥え込み、舌を絡ませてお掃除フェラを始める。当然、最初に出た精液は残さず飲んでいる。

 

「んじゅる、じゅる、ちゅぶ、んんッ。ふう、ふう、はあ……れろ、れろ、れろ……ちゅぶ、ん、んんッ!」

 

 尿道に残った精液をすべて吸い出して、雪菜はやっとペニスを解放した。

 

「ん、ふう……はあ、濃い、精液……すごいです」

 

 どろりとした苦い液体が舌を焦がした。凄まじい臭気のそれを、雪菜は飲んだのだ。

 

「飲んだんですか?」

「はい……ふふ、全部飲みました……」

 

 まだ口の中に精液の感覚が残っている。

 嫌な味とは思わなかった。味だけでなく臭いも口当たりも、慣れたものだ。そして、彼のペニスがただ一度の射精で満足するようなものではないということも理解している。

 

「まだまだ、元気……」

 

 指先で裏筋をなぞるだけで、綾瀬のペニスは勃起してくれる。それだけ、雪菜が発するフェロモンが刺激的ということでもある。

 今となっては雪菜はされるがままの客ではなかった。

 コンドームをつけたペニスの切先を、自らの秘所に導いている。

 横たわる綾瀬の腰に跨って、所謂騎乗位でセックスを愉しもうとしているのだ。

 様々ある体位の中でも、女性が腰を振るのは少ない。騎乗位はその数少ない体位の一つである。

 

「ん――――ん、く……ぁ♡」

 

 雪菜は熱い息を吐き出しながら、ペニスを胎内に迎え入れる。ぎっちりと締まった膣肉が、太い綾瀬のペニスに拡張されている感覚に酔い痴れる。

 

「はあ、あん……ん、ふ、う、ぁ……全部、入りました。綾瀬さん……ん、ふ、ぅぅ」

 

 雪菜の膣内は何時にも増してギチギチに狭い。雪菜がそれだけ興奮しているからだろう。綾瀬のペニスを締め上げ、精液を搾取しようと全力を挙げている。

 

「はあ、はあ、はあ、はあ……ああっ、ん、ん、ふう……それでは、動きます、ね? んっ……!」

 

 雪菜は熱病に浮かされた病人であるかのように頬を紅く染めて、腰を振り始めた。

 上下運動で肉襞とカリが擦れて、言葉にならない快感が生まれる。ペニスは瞬く間に固さを増して、睾丸は精液の生産を早めていく。

 

「ふぐッ、んはっ、あ、あ、あ、あ、あ、ああッ。あはぁ、ん、ふう――――ん、ふわっ。あ、あ、ああ、あ、あ、あ、あ!」

 

 雪菜は綾瀬の上に跨ったままで、腰をグラインドさせる。挿入されたペニスが奥を小突き、子宮口が蕩けそうになっている。ぐりぐりと腰を捻り、捩り、上下させて快楽を貪る。まるで、雪菜のほうが風俗店の姫であるかのようだった。

 

「はあ、はあ、はあ、ああん♡ んふう、ふう、ふあ、あ、あ、あ――――あ゛あ゛、ん、はあ、はあ、あ、あ……く、ふぅ、んふう、はあ、い、イイ、これ、気持ちイイ、です。ん、はあ、はあ、あああぁ……」

 

 今にもイキそうな声で、雪菜は悦んでいる。

 そんな表情を浮かべられたら、綾瀬も本気になってしまう。一先ずは雪菜の気が済むまで好きにさせる。固さを維持するのは困難だが、できなくはない。

 

「今日はどうされたんです? こんなに積極的になられて」

「ん、はあ、別に、どうもしてません……はあ、ん、あん、ただ……あ、ん、ふう、はあ、綾瀬さんと、したかっただけで、んん♡ ああ、固い……んん、ああ……奥、届いてるの、好き♡」

 

 雪菜は嬌声を上げながら、綾瀬を交わり続ける。

 膣肉の襞はまるでイソギンチャクのようにペニスに吸い付いていて、激しく雪菜が腰を上下させるたびに吸着した膣肉がペニスをしゃぶりたてる。恐ろしい吸引力で必死に吸着してくるのは、さすがの名器だ。

 

「雪さん、ほんとに、すごい」

「んは、あ、あ、ああっ。ん、綾瀬さんも、すごい、です。んふう、ふう……こんなにすごいの、ん、自分じゃ、できないから……はあ、ん、ん、んんっ」

 

 ぐちゅぐちゅと結合部が泡立つ。

 愛液が撹拌されて、腰が打ちつけられるたびに糸を引いた。

 重力に従って雪菜の身体はペニスを深いところまで押し込まれてしまう。膣奥、子宮の入口まで届くようなペニスの挿入は、容赦のない快感を雪菜に与えてくれる。

 

「雪さんは、奥が本当にお好きだ」

「ああ、はい。ん、ふおっ!?」

 

 まだ余裕を見せる綾瀬は雪菜の腰を掴んで、勢いよく自分の腰を跳ね上げた。唐突な反撃に雪菜は驚愕し、想像以上に深く打ち込まれたペニスの刺激に一瞬、気が飛んでしまう。

 

「ん、あぉ♡ はあ、それ、すご、お、んん! あん、あん、や、あ、綾瀬さんッ。あ、はげし、ん、ふう、はあ、あ、んあ、んあ、んお、ふお、お。あ、あああぁ」

「奥がいいのでしょう。私がしっかりとマッサージして差し上げます」

「ふぐ♡ あ、ああ、奥、奥におちんちん、届いてます♡ ん、ひい、い、イイっ。んあ、い、いあ、あ、あ、あ、んふお、お、んおあ、ああ、んああ、あああああああ♡」

 

 頭の中に星が飛び跳ねそうだ。

 雪菜の膣肉を抉じ開けて、ガンガンと綾瀬が突き上げてくる。雪菜はひいひい言いながら、荒波にもまれる小船のように腰をグラインドさせる。

 

「あ――――ん、んん。ふぎっ。ひい、あふん♡ お、んぉお! ん、んん、んあ゛。し、子宮に届きそう。お、んあ、ふあ、ああ、気持ちイイ♡ 綾瀬さん。もっと、もっと突いてください!」

「分かりました。ペースを上げますよ」

「んひいいいいいいいい! あああああああ、イイぃ! い、イクッ! すご、い、んん、んんんんん、あい、イグッ。んふん、んぎ、いい、いいいいいぃいぃ♡」

 

 パンパンパンと雪菜を責め立てるペニス。

 それに応じる雪菜の膣肉は、あっという間に感度を高めてオーガズムに達してしまう。ぎゅっとペニスを締め上げる膣肉の痙攣具合で、綾瀬は雪菜が果てたものと理解した。

 

「あ――――あぇ……ふいぃ♡ またイキ、ました……はあ、ん」

 

 雪菜はうっとりとした表情で、綾瀬に枝垂れかかる。

 

「ふう、ふう、綾瀬さん……上手……んふうぅ、あ、んん……」

 

 絶頂の余韻を愉しみながら、雪菜は腰をぐいぐいと綾瀬に押し付ける。彼のペニスはまだ挿入されたままだ。絶頂直後から、雪菜はさらなる快楽を求めていた。

 結合したまま、雪菜は綾瀬にキスをする。

 

「ふむ、ん、ちゅ……れる、ん、んん……んあ、んちゅ……動いて、くらはい……ん、ちゅ、はあ、もっと……欲しい、です。んれる、ちゅ……んふぅ♡」

 

 雪菜の求めに応じて、綾瀬は腰を突き上げる。

 

「ふあっ。あ、あ、ん、敏感……なのに、ん、激しい。ん、ひあッ。はあ、はあ、んあ、ああ、あ、あ、ああああ」

 

 笑みを浮かべて綾瀬の突き上げを愉しむ。ペニスの形をすっかり覚えてしまったかのように、膣肉は満遍なくペニスに絡み付いている。

 二度、三度とイカされて、雪菜は腰が立たなくなる。荒く息を吐き出しながら、綾瀬に体重を預ける。

 そんな雪菜を受け止めながら、綾瀬は、

 

「体位、変えますか?」

 

 と尋ねる。

 雪菜は、二の句なく頷いた。

 そうして、雪菜が選んだのは後背位だった。四つんばいになって、尻を綾瀬に向ける。

 

(今更だけど、この格好――――やっぱり、恥ずかしい。お尻も全部見えちゃってる)

 

 羞恥心が刺激される姿勢だ。何よりもアナルが丸見えなのが恥ずかしい。すでに前よりも先にアナルは綾瀬に開発されているわけだが、それでも人に見せる部位ではない。

 

「はあ、はあ、はあ……綾瀬さん、ください」

 

 それでも、雪菜はこの状況に興奮している。

 卑猥な格好も、刺激される羞恥心も綾瀬しかいないこの環境ならば存分に愉しめる。

 

「はい、いきますよ」

 

 綾瀬は雪菜の腰を掴み、ずっぷりとペニスを膣内に押し込んだ。

 

「あ――――は、あ♡ んひっ、お、おん、ん、んん!」

 

 ごり、とおなか側が抉られたような気がした。

 

「う、んん、これ……角度、違うと、んん、当たるとこも違う……くぁ、はあ……んん」

「前回、いろいろと試しましたからね。男としては、こちらが責めやすいということもありますが」

「ふぐッ。はあ、んあ、あ、あああ……ん、ふう、はあ、あぁ、あ、んあ、んんんッ」

 

 雪菜の膣内を犯すペニスの律動が始まる。

 熱い鉄杭を押し込まれたかのようで、雪菜は身体の自由が利かなくなる。男のペニスを受け入れた女の身体は、あっという間にその男に合わせて変わってしまうのだろうか。そんなはずはない。そう思いながら、しかし雪菜の身体は確実に綾瀬に染められている。

 

「ひあ、あ、あ、あ、あ、あっ。ん、ふぐぅぅ♡ はあ、んあ、ああ、んああああ!」

「どうです、こちらの体位は?」

「ふぃ、ふひぃ、んあ、あ、い、イイ、です♡ こっちも、イイ。気持ちイイです。はあ、もっと、もっとぉ……おちんちん、突いてください♡」

「はい、喜んで」

「ふひいいいいいいいいいいいッ」

 

 絶叫する雪菜。

 白目を剥きそうになりながら、手放しかけた意識を繋ぎ止めている。

 快感で意識が飛びそうになるなんて滅多な事ではない。少なくとも自慰では経験できていない。綾瀬の店でのみ、得られる至高の快感だ。

 

「ひい、ひい、んあ、んあ、んおおお……これ、この感じッ。これ、好きッ、はあ、んあ、と、飛ぶ、の、ほああ、あ、あ、んあ、ん――――んんッ」

 

 嬌声を響かせて雪菜は身体を前後に揺すられる。乳房がゆさゆらと揺れて、尻肉を揉みしだかれながら、雪菜は前後不覚のまま涎を垂らす。

 そんな雪菜の痴態をさらに悪化させるように、綾瀬が取り出しのは極太バイブだ。

 

「はあ、はあ、んあ、綾瀬さん? それ、どうするんですか?」

「せっかくこの体位になったのですから、二穴責めなんてどうでしょう」

「ふ、二穴? それ、あ、まさか……」

 

 雪菜の背筋を悪寒が走り抜ける。

 挿入する場所は二つだ。一つはペニスが埋めているので、残る一つ――――アナルだ。

 

「ど、どうじですか?」

「大丈夫ですよ。ローションで滑りをよくしてます」

「それは、そういうことではなく……」

 

 しかし、と、雪菜は逡巡の中で期待感が鎌首を擡げる。

 確かに恥ずかしいことではあるが、それが今更なんだ。

 雪菜のアナルを開発したのは、他ならぬ綾瀬だ。その綾瀬がバイブをアナルに挿入するといっているのだ。ペニスだけでこんなに気持ちがイイのに、バイブでアナルまで同時に責められたらと思うと、期待感のほうが勝ってしまう。

 

「お、お願いします! それ、入れてください!」

 

 舌なめずりまでして、雪菜は自分のアナルを両手で広げてしまう。

 もはや恥も外聞もない。綾瀬にならすべてを曝け出せてしまう。隠すようなものが何もなかった。

 

「では、入れますね」

「ん――――ん、お、あ――――ふぐぅぅぅ……あ、かはッ」

 

 ぐりっと捻じ込むようにバイブがアナルに入ってくる。

 ペニスを膣穴で咥えたまま、アナルが広げられている。

 

(何これ……す、すごい。圧迫感が段違いッ。おちんちんまで、しっかり感じてるッ)

 

 苦しさもあるが、それ以上に異物をよりしっかりと感じ取れている肉体の神秘に驚愕する。

 

「ふぐあ、あ、んあ、入っ、た……? ん、しゅ、しゅご、ほおお……」

 

 突き出した舌先から涎が糸を引く。

 雪菜の恍惚とした表情が、彼女が快楽を感じ取っていることの証だ。

 

「二穴責め。気に入っていただけたようですね」

 

 雪菜がアナルも受け入れたことに安堵し、律動を再開する。アナルのバイブの電源を入れて、高速震動させる。

 

「あ、あ、あ、あ、ああ、あ、あ、ああああああああああ! 何ッ。なに、これ、んん! お尻、動いて、はあ、んあ、あ、ああ! おちんちんも激しい、はん、んあ、んお、おお、うぉ、んお、むおぉ、おおおッ。んあ、あ、あああッ」

 

 想像以上の快感だった。

 開発されたアナルはバイブの震動をしっかりと快感に変えてくれている。そこにペニスの抽送が加わって、雪菜を翻弄している。

 

「ひい、んひい、ひいぃ、あ、あ、ああああ! い、イギッ。ひぎぃ、んお、んお、んおおおおおお♡ ひい、んあ、ああ、お、お、おおおおッ」

「どうです、雪さん。いつもとはまた違うでしょう」

「は、はい、はいぃ、んあ、すごい、すごいの、来てる! んあ、あ、気持ちイイの、あ、あ、あ、ん、んん! こんあ、ダメ。変になる♡ はあ、お尻もオマンコも、変になります♡ 動物みたいな格好で、こんな、こと、してぇ……!」

「そうですね。動物みたいというと、そのまま交尾しているわけですが」

「ふぐ、ん、交尾……はあ、そうですね。んあ、確かに、交尾してます……ん、はあ、綾瀬さんとぉ、ん、はあ、はあ……んふ、んふあ、あ、ああ」

 

 卑猥な表現を口に出すと、それだけ興奮する。

 交尾なんて動物的な言葉で自分たちの行いを表現する。これが堪らなかった。今の体位がより野生的なのもあって、雪菜は被虐的な快感に襲われる。

 

「ふぐ、はあ、んあ、ああ、ああ……ん、ふぐ、ふぎぃ、はあ、あは♡ ああ、ああ、あああ……!」

 

 綾瀬のペニスが雪菜の膣奥を抉っている。

 締まる膣肉をごりごりと責め立て、ポルチオを圧迫するペニスの圧力に子宮口が開いてしまう。

 完全に綾瀬のペニスを雪菜の身体は受け入れていた。

 

(全身が熱い。猛々しい雄が、わたしの膣内を支配してる……ッ)

 

 まるで征服されたかのようだ。

 ペニスを挿入されてからというもの、それしか考えられなくなっている。

 

「んん、んん、ん、んんん……! ふうー、んふうぅ、ふうー……あ、はぅっ。ん、んあ、あ、あ、んん、んぐぅ♡」

 

 雪菜は枕に顔を押し付ける。ちょっとした動きが快感に繋がる。身体中が燃えて、頭が蕩けてどうにもならない。くぐもった声はすべてが快楽を表現していた。

 リズミカルな抽送。

 意識のすべてが、女性器と男性器の接触部に集中する。見えないソコが、今どのような状態なのか……想像するだけで猛ってしまう。

 アナルに押し込まれたバイブが高速で震動する。どうも、強に上げたらしい。

 

「んッ!? んん、あ、ああああっ、お、お尻っ。ん、んひぃ!」

 

 ビリビリとした震動は、膣内にも伝わる。

 アナルと膣の間の肉が押し潰されそうだ。ペニスを挿入している分だけ圧力が強まって、震動をしっかりと感じてしまう。

 

「くひっ……んあ……あーー♡ あーー♡ あーー♡ んあぁーー♡」

 

 大きく開いた口からだらしない嬌声が垂れ流される。雪菜は姿勢を虚空に彷徨わせたまま身体を前後に揺する。

 

「雪さん、そろそろ、ですね」

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あーー♡ んあ、あ、ふぅ、あ、あはっ……ひぃ、はあ、あ、もうだめ、気持ちイイ……あ、あ、あ、んあ、んお、ほあ、あ、あ、あああああ~~~~♡」

 

 雪菜は綾瀬の言葉を聞いていなかった。与えられう快楽だけが頭を支配していた。二穴挿入をされて、徹底的に快楽を与えられた身体は、すでにこの野生的な感覚に敗北していた。

 

「あー、あー、あー……あーぁ、あ、イクっ。ん、ふ、う、んん。あ、き、来、ちゃう……!」

 

 雪菜の中で昂ぶった性感が容赦なく彼女の身体をオーガズムに導いていく。

 その感覚をペニスを通して知った綾瀬は、ピストンのペースを速めて雪菜を追い込んでいく。

 

「ん――――くはっ。はあ、あ、あ、あ……あ、い、んんっ……くひっ。はあ、んあ、い、イク、イクイク、イ……んっ、ふ、あ、あああああああああああああああああああああああっ♡」

 

 綾瀬が射精すると同時に雪菜は絶頂を迎えた。

 意識がチカチカとするほどの快感に襲われた雪菜は、身体を反らして雄叫びを上げた。日常生活では決して出すことのない絶叫だ。

 

「うあ、うあ、ああ、あああーー。あ、あ……」

 

 どさっと雪菜は脱力して枕に倒れ込む。

 ぜえぜえと荒い息を吐きながら、茫洋とした表情を浮かべる。その顔はとても淫靡で満足げだった。

 

「イキましたね」

「はあ、はあ、はあ……はい、イキ、ましたぁ……あ、これ、すごい。はあ、馬鹿になりそうです」

 

 ごろりと仰向けになる雪菜。

 引き抜いたペニスからコンドームを外した綾瀬は、精液の溜まったゴムの口を結んで捨てる。

 

「綾瀬さんも、一杯出しましたね」

「雪さんの膣内が気持ちイイからです」

 

 心地よい倦怠感に襲われる身体を起こして、雪菜は綾瀬に身を寄せる。

 

「気持ちよくしてくれたお礼……です」

 

 雪菜は綾瀬の股に顔を埋める。

 可憐な唇からとろりとした涎を垂らして、精液と絡める。そして、ペロペロと汚れたペニスを舐め、掃除し始めた。

 

「れろ……れろ……れろ……ちゅぶ……ん、ん、ん……れちゅ……ん、んんぅ♡」

 

 綾瀬の精液が舌の上で蕩けている。まだ熱いペニスの熱。酷く臭い、苦い精液の味が頭に響いてぼうっとする。

 

「また、固く……ふう、はあ……ぁぁ……れろ……れろ……れろ……んむぅ」

 

 熱い吐息は発情の証。雪菜はあれだけ激しく絶頂したにも関わらず、さらなる快楽を望んでしまっていた。オナニーをしながら、フェラチオを繰り返す雪菜。性欲に墜ちた瞳には、ペニスは魅力的なものして映っている。

 

(この味、熱、臭い……全部、好き……こんなに、身体がもどかしい……すごい。もっと、欲しい)

 

 精液をもっと飲みたいと思った。

 唐突に湧き上がってきた欲求に従って雪菜はフェラチオに集中する。射精した精液は舐めとって、尿道の精液も吸いだした。

 

「雪さん、もう」

「はあ、はあ、はあ、もっと、出してください。れろ……れろ……ちゅ、ん、綾瀬さんの精液、もっと欲しいです。もっとぉ……れろ……れろ……わたしにください……んむ、ちゅぶ、ちゅぶ、ちゅぶ、んふぅん……れろぉ♡」

 

 髪を掻き揚げる姿も熱いため息を吐く姿も色っぽい。雪菜は淫らな音を立てて綾瀬のペニスにむしゃぶりつく。

 性欲に理性を溶かされて、衝動のままに精を求める。

 雪菜は、それをよしとした。

 こくこくと口内に溢れる白濁液を飲んでいく。それだけで、満たされるような気がした。

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