※この作品はR-18です。

暁の堕姫~堕ちていく人妻~   作:人妻大好き

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13話

 雪菜が滞在する別荘は、その周辺から完全な私有地である。結界が敷き詰められており、他者が足を踏み入れる余地はまったくない。そんな環境なので、雪菜もまた大いに寛ぐことができたし、綾瀬を連れ込んでも誰にも見咎められることがなかった。

 人工的に移植された木々は鬱蒼とした林を形成し、物理的にも別荘を隠してしまっている。

 いつも綾瀬と交わるのは店の個室なので、別荘という広いプライベートな空間というのは、新鮮だった。

 プライベートな時間を、綾瀬と過ごすのは本来好ましいことではない。それは雪菜も自覚している事である。かつての雪菜であれば、当然に忌諱したであろう不貞行為も今の雪菜はむしろ積極的に受け入れる姿勢を取っている。

 欲しいのは快楽である。

 自分は人に言えない淫らなことをしていると思えば思うほど、かえって雪菜の興奮は高まってしまう。 

 休暇の初日の夜から、綾瀬と身体を交え、疲れ果てて眠りに落ちるまで、どろどろに溶け合った。こんなリスクのある誘いに綾瀬が乗ってくれるとは思っていなかったが、綾瀬が応じてくれたことで雪菜の欲望に歯止めが掛からなくなったのだった。

 頑なに守り通した最後の一線も越えてしまい、今となっては綾瀬から守るものは何もなくなった。

 正午前に目を覚ました雪菜は、綾瀬と共にシャワーを浴びて新しい一日を始めた。といっても、何をするでもない。食事をして談笑をして、ある程度してから再び交わるだけだ。

 まるで、それしか娯楽を知らない猿のようだった。綾瀬に股を開き、そのペニスを受け入れることになんら抵抗はなく、今となってはこれこそが唯一の娯楽だった。

 

「綾瀬さん……ああ、すごい。昨日、あれだけしたのに」

 

 雪菜の視線は、綾瀬のペニスに釘付けだ。

 ソファに腰掛ける綾瀬のジーンズから雪菜はペニスを取り出した。雪菜の熱い視線を受けて、そのペニスは期待に膨らんでいる。

 

「本当に、精力バツグンなんですね」

「そうでもなければ、あの店を経営することはできませんからね」

「ふふ、素敵です」

 

 雪菜は心底からそう思う。

 そそり立つペニスをまじまじと眺める雪菜。

 もう何度も見た綾瀬のペニスは、相変わらず凶悪な見た目である。太く長く、そして緩やかに反っている。カリは広く、ハブの頭を思わせる鋭さがある。

 この赤黒く、おぞましいペニスが雪菜をストレスから解放する玩具だ。ここから得られる快楽は、他のどの娯楽よりも大きく、堪らない。雪菜の肉体は、この肉の棒に嵌ってしまったのだ。

 

「それでは、失礼しますね」

 

 雪菜は綾瀬の前に跪いた。

 それから、乳房を持ち上げて、ペニスをその二つの双丘の間に挟みこむ。

 

「あまり、自信はないのですけど……」

 

 そう言いながら、雪菜はパイズリを始めたのだった。

 

「ん……ん……ん……」

 

 二つの胸の間に挟まれたペニスは、その優しい刺激に包まれてほどよい快感を得る。

 

「ん、固い、ですね。ふう……どうですか?」

「はい、とてもお上手です」

「……ありがとうございます。ふう、はあ……あ……もう、先走りが」

 

 綾瀬のペニスは雪菜の乳房では隠しきれないほどの大きさである。顔を出した亀頭の先端から、オスの臭いがしたかと思えば、透明な粘液が滲み出ているではないか。

 

「あはあ……ふう……ん、この臭い……だめ……好き……れろぉ♡」

 

 至近距離でオス臭を嗅いでいた雪菜は、頬を上気させて舌を伸ばした。パイズリだけでは我慢ができなくなったのだ。

 伸ばした舌先で、精の雫を舐め取る。

 

「れぉ……れろぉ……れぉ……あふ、ん、苦い……れろ、れろ……れろぉ……ん、ふう……ふう……れろ……んうぅ」

 

 胸で挟み、雫を搾り出すようにしつつ、ペロペロと懸命に亀頭を舐め回す。

 舌だけでは足りなくなって、口をあけてペニスの先端を頬張った。

 

「んじゅぐ、じゅる、くぷ……んじゅるる……じゅる……れる、れる、れる……じゅる……ん、ふうぁ……ろんろん、れてきまふね、じゅるるぅぅ♡」

 

 激しくペニスを吸い立てる雪菜。フェラ顔で表情が歪むのも関係ないとばかりに、雪菜の口淫は激しさを増していく。

 生温かい口にしゃぶりつかれて、ペニスが今にも爆発してしまいそうだった。

 

「あふ、んふ、れるる、じゅる……れる、れる……んんっ、ふう、れる、れちゅ、んん、ちゅぶ、れる、れる、じゅるるっ」

 

 顔を捻るようにして前後に動かして、口全体で愛撫をする雪菜。技術力はここ数ヶ月で急激に上昇している。綾瀬と繰り返した様々なプレイの中で、綾瀬の感じる場所を雪菜は覚えていたし、それを刺激する最適な方法を身につけていたのだ。

 

「はあ、はあ、はあ……れろれろれろれろれろれろぉ♡」

 

 口を離して、素早く舌を動かして先端を愛撫する。ざらつく舌の腹が幾度も敏感な場所を往復するので、綾瀬の腰が砕けそうになる。

 

「あふ、んちゅ、んふぅ、れる、んああ……ん、じゅるる、ふう、ん、あ、もう、イキそうですか?」

「はい、さすがです、雪さん」

「ふふ、ん、いいれふよ。思い切り、ん、じゅるる、らしてくらはい。んん、じゅるる、れぅ、じゅる、ちゅぴ、じゅる、んふ、じゅるうるる!」

「ああ、ん……イイ、それは……イキますよ」

「んっ! んん、ぅ……!」

 

 どぴゅっと口内に白濁液が放出されて、雪菜は眉根を寄せる。

 どろどろとした精液が舌から喉まで絡みついていく。

 

(なんて、すごい量。それに濃さ。昨日の最初のときと変わりがないなんて……本当に、すごい人)

 

 雪菜は綾瀬の精力の強さに唖然とする。

 最後に交わってから十時間と立っていないのに、全回復しているのではないか。

 精液の量も濃度も、まったく衰えていない。

 雪菜の膣に男を刻み込んだときのままの、元気な状態だ。

 

「んく……ふう……あはぁ……はあ……ん、全部、飲みました♡」

 

 雪菜は濃厚な精液をすべて飲み干した。

 夫以外の精を味わうことに、罪悪感はなくなっている。

 

「雪さんのような美人が私の精を美味しそうに飲んでくれるのですから、感無量ですよ」

「ふふ、苦くて濃くてどろどろで……最初は美味しいなんて思いませんでしたけど、今は……もう嵌ってしまったみたいです」

 

 口の中に残った精液の味わいを愉しむように、雪菜は涎を何度も飲んだ。

 喉を通っていく精液の感触が何とも言えない。

 男を受け入れてるという事実を認識し、雪菜はぞくぞくと震えてしまう。

 

「それじゃあ、雪さん。このまましますか? それとも、いつもとは違うプレイをしてみますか?」

「いつもと違うプレイ?」

「はい……雪さんのご利用状況から、あなたの性癖がM属性だというのは承知しているところです。なので、その方面を突き詰めてみるのも一興かと」

「M、ですか……いや、はい……」

 

 自分の性癖を真正面から言われて、雪菜は口篭った。

 しかし、綾瀬の店に通ってから、雪菜が選ぶオプションやコースは、雪菜が一方的に責められるものばかり。綾瀬の店のラインナップが、そもそもマゾ向けということもあるが、それにド嵌りした雪菜には確かにMの才能がある。

 

「そういうことで、こんなのを用意しました」

「これは……犬のカチューシャ?」

「はい。いわゆる、コスプレです」

「コスプレ、ですか……」

「ええ、はい。より、マゾに成りきってもらう、そのためのものですね。形から入るというのは、大事ですよ」

 

 雪菜はその場の勢いに流されやすい気質だ。それを綾瀬はよく理解していた。本質的に「いやらしい」というのもある。

 雪菜の生来の真面目さと生来のいやらしさ。今までは真面目さが勝っていたが、それを取り払ってしまえば、残るのは本能的な情動である。

 

「雪さん。メニュー表のお散歩プレイをちらちら見ていましたよね?」

「あ、いや、そんなこと……」

 

 カッと雪菜は頬を紅くした。

 図星を突かれて困惑する。

 確かに、お散歩プレイに興味があったのは事実なのだ。ただ、それを言い出す勇気がなかった。それに、どのようなものかいまいち分からなかったということもある。

 限られた時間で確実に気持ちよくなるのを優先するのなら、奇抜なプレイを堪能することはできない。お散歩が直接の快楽にどう繋がるのかイメージできなかったので、今まで選びはしなかったのだ。

 

「ここで、新しい世界をまた一つ体験してみませんか?」

 

 綾瀬の悪魔のような囁きに雪菜の心は大いに揺れた。

 そして、頷いた。

 時間の縛りがない今、綾瀬の言う新しい世界を試しても何も不都合はない。

 かくして、雪菜は犬耳のカチューシャをつけて、首輪とリードを装着した。四つんばいの姿勢で、リードを持つ綾瀬を見上げる。

 

「これで、お散歩プレイ、なんですか?」

「まずは初歩的なことですが、犬を演じてください。単にはいはいしているだけで、犬になりきっているとは言えませんよ」

 

 そう言われても、どうしていいのかいまいち分からない。

 

「雪さんは犬と聞いてどんなことを思い浮かべますか?」

「それは、可愛くて従順で、後は、お手とか……ですね」

「なら、それをしましょう。はい、お手」

「え、えぇと……」

 

 差し出された手をしげしげと眺める雪菜。

 それから、ゆっくりと綾瀬の手に自分の手を重ねる。

 

「はい、よくできました」

「本当にこれでいいんですか?」

「もちろんです。導入として、完璧ですよ」

 

 困惑する雪菜を他所に、綾瀬はまたお手と言って手を差し出してくる。仕方なしに雪菜はそれに応えた。

 

「それでは次は伏せ」

「あ、はい」

 

 まるで攻魔官の演習のように指揮官の命に従うが如く雪菜は綾瀬の命に従って床に伏せる。

 日頃から訓練をしているので、上の命令を的確にこなすのはお手の物だった。

 

「お手」

「はい」

 

 伏せを解いて手を重ねる。

 何度もしていると、徐々にゲーム感覚になってくる。

 綾瀬の命令も伏せとお手を交互に速く繰り出されるが、雪菜は持ち前の反射神経で完璧にこなしてみせた。

 

「ちょっと愉しくなって来ましたか?」

「その、軽い運動だと思えば……」

 

 瞬発力を連続して使ったので、少し汗ばんでいる。

 首につけた首輪が多少の息苦しさを感じさせるが、大した影響はない。

 

「では、次はちんちん」

「へ……?」

「どうしました? 犬になりきってください」

「ぁ……は、い」

 

 顔から火が吹き出そうなくらいの恥ずかしさを覚えながら、雪菜は「ちんちん」の姿勢を取った。蟹股で身体を起こし、無防備に秘所から乳房までを見せ付ける。

 

「そのままの姿勢を維持してください」

「ぁ……」

 

 ぞくり、と背筋を何かが這うような感覚がする。

 急にドキドキしてきたのだ。

 恥ずかしい姿勢を強要されて、雪菜は確かに興奮している。

 

「どうしましたか? もしかして、感じてきましたか? まだ、私はどこにも触れていないのに」

「ち、違いますっ。これは、その……」

 

 綾瀬は皆まで言うなとばかりに肩を竦め、それから雪菜の背後に回りこんだ。取り出したのは、犬の尻尾のアクセサリーがついたアナルビーズである。

 それにローションをたっぷりとつけて綾瀬は言う。

 

「さあ、四つんばいになってお尻を向けてください」

「あぁ……それ、ん」

 

 雪菜は言われるがままに四つんばいになって、尻を綾瀬に向けた。

 雪菜の秘所から愛液が滲み出ているのが見て取れる。

 

「雪さん、期待しちゃって、もう濡らしているんですか?」

「ぅ……これは……ぁ」

「ふふ、力を抜いてください」

 

 綾瀬はアナルビーズの先端を雪菜の肛門に押し込む。七つあるビーズが、一つ、また一つと雪菜の中に入っていく。

 五つ入ったところで、唐突に綾瀬は一つだけビーズを抜いた。

 

「あっ、あん♡」

 

 急に括約筋を擦られて、雪菜は甘い声を漏らした。

 

「き、急になんて……」

「ただ入れるだけでは面白くないでしょう」

 

 S気のある声音で囁きながら、挿入を再開する。

 綾瀬は二つビーズを挿入して、一つ抜く。

 

「んく……ひぁん♡ あふ、う、んん、ぅ、ぅぐぅ……ん、あん♡ あふ、んあ……く、ぅ、あぅ……あぉ……ふぐぅ……!」

 

 力む雪菜の直腸に、アナルビーズがすべて挿入された。犬のふさふさとした尻尾を生やした姿に生まれ変わった雪菜は、腹部の違和感を覚えながらも股を濡らしてしまっていた。

 

「普段は弄られない場所を弄られて、考えられないポーズをさせられて、しっかりと感じていますね」

「はあ、はあ……あ、ぁ……こんぁ……こと、んん、ふう……」

 

 アナルを丹念に虐められたため、雪菜は足腰ががくついている。

 綾瀬との関わりの中で雪菜のアナルはれっきとした性感帯に仕立て上げられている。

 雪菜の秘所に綾瀬は指を入れる。

 興奮して濡れた膣内から愛液を掻きだすように指を曲げで出し入れした。

 

「は――――あ、あっ、ん……ああん♡」

 

 雪菜は堪らず嬌声を上げた。

 膣肉が指を締め付けてくるのが分かる。すでに大分餓えていると見える。

 

「あの、綾瀬さん……わたし、その……もう……」

 

 はあはあと息を荒げる雪菜は、期待感に溢れる視線で綾瀬を見る。

 

「もう、何ですか?」

「あ、あ……う、もう、したいです」

「もうですか?」

「……はい。お願いします……はあ、はあ……」

 

 発情した雪菜は我慢ができないとばかりに懇願する。

 そんな雪菜の膣内を弄りながら、綾瀬は、

 

「まだダメです」

 

 と言った。

 

「え、ふぅ、ん……どう、して、ぁ、ですか? わたし、んん」

「まだお散歩してないじゃないですか。まだ、形を真似ただけですよ」

「それは……ふう、なら、どうすれば……」

「それは、もちろんお散歩ですよ」

 

 

 

 はあはあと荒い吐息が止まらない。

 別荘の扉を開けて、雪菜は外に連れ出された。そこで、断わればよかったのだが、この周囲一帯が雪菜のプライベート空間だ。別荘の中だけでなく、人工林に至るまでが私物であり、他者が入り込む余地がないというのが後押しした。

 冷静になってみれば、どうかしている行動だ。

 いくら大小様々な結界と林の木々で人目を憚る必要がないとはいえ、陽光に裸体を曝し、首輪をつけ、リードに引かれて四つんばいになって出歩くなど正気の沙汰ではない。

 しかし、雪菜はそれに応じてしまった。

 今、こうしてはいはいを強いられているのに、不思議と嫌とは思えなかった。

 それどころか、下腹部がきゅんきゅんと緊張しているのが分かる。今すぐにでも、始めてしまいたいという強い欲望を抱いているのだ。

 

(嘘……わたし、こんなことで感じてるなんて)

 

 ありえないことではあるが、どこかから誰かが見ているのではないかと思うと、それだけでぞくぞくしてしまう。

 風を肌で感じ、木々の囀りを耳で聞く。ここが外なのだと実感するたびに、雪菜は異様な緊張感に支配される。

 綾瀬は雪菜の動きに合わせて隣を歩いている。

 雪菜の首から伸びたリードをしっかりと手に持っている。

 

(綾瀬さんが飼い主みたいに……わたし、このままだと、またどうにかなってしまう)

 

 悦楽の予感に雪菜は震えた。

 深い林の中は薄暗い。別荘から半径五百メートルをぐるりと巡る遊歩道だが、長らく手入れをしていなかったので落ち葉がそこかしこに降り積もっている。そこを、雪菜ははいはいの姿勢で歩いた。幸い、地面は柔らかいゴムチップ舗装である。膝をついても傷つくことはないし、魔術による強化もあってすり傷一つつくことはない。そういった配慮はきちんとされていた。SMは不用意に相手を傷付けないようにするものも大切なことだという。

 

「ぁ……ふう……う……はあ……あの、人、いませんか?」

「大丈夫です。見渡す限り誰もいません。誰かいたら、あなたが気付くでしょう?」

「それは、そうですけど……ん、ふう……」

 

 雪菜の結界を、雪菜に悟られずに抜けることは不可能だ。

 今のところ、誰も敷地内に入っていないし、どれほどの痴態を曝そうとも誰にも知られることはない。よって、99パーセントは安心だ。だが、残る1パーセントはどうだろうか。世の中に絶対ということがないのなら、万が一もありえるのではないか。そんな不安が、雪菜に強い緊張を強いている。

 直腸に入れたままのアナルビーズが擦れて、何ともいえない快楽を与えてくる。

 膣口からはじゅくじゅくと愛液が滴り、太ももを汚している。

 こんな状況でも、雪菜はしっかりと感じている。

 裸で外に出たからだろうか。それとも、水を飲みすぎたのか雪菜は不意に尿意を催した。

 

「あの、綾瀬さん……わたし、その、おトイレに……」

「おや、おしっこですか?」

「ぁ、う……はい……すみません」

「ええ、いえ、ちょうどいいです。ここで」

「え……」

 

 一瞬、綾瀬が何を言っているのか分からなかった。

 

「あの、ここって」

「お忘れですか? 今はお散歩プレイの真っ最中で、雪さんは犬に成り切っているのですからね」

 

 と、信じられないことを言う。

 

「そ、そんな、嫌です。さすがに、それは……そんなこと、できません」

 

 顔を真っ赤にして雪菜は抗議した。

 今更と思われるかもしれないが、人前で放尿するというのは強い羞恥心を煽られる。あまりにも恥ずかしい行いだ。裸でお散歩プレイに興じている雪菜ではあったが、放尿プレイには二の足を踏む。 

 

「そうですか。では、お手伝いしましょうか?」

「へ、え?」

 

 雪菜は目を見開いた。

 犬の尻尾が、不意に振動し始めたのである。アナルビーズは、バイブレーション機能がついていたのだ。

 

「あっ、あっ、あっ、あっ!?」

 

 がっくりと肘を突く雪菜。

 アナルが甘く蕩けるような刺激に曝されて、気が遠くなりそうだった。

 

「こ、こんなときに、これ、あっ、あふっ、んんっ……っ!」

 

 アナルビーズの振動はさほど強くない。

 しかし、尿意を堪えている雪菜にとっては強烈だ。膀胱に伝わる刺激が、排尿を促している。懸命に堪えているが、このままでは到底堪えきれない。

 

「はっ、はっ、はっ、はっ……ふうっ、あ゛、う、んんっ……ふう、ふうぅ、はうっ……はあ、はあ、はあ、うぐぅ♡」

 

 雪菜は、奥歯を噛み締めて尿意と快感に抵抗する。

 目の前がチカチカしてきた。

 力を込めて、漏らさないように気を張っているがアナルを責めるバイブレーションは緩急がついているので抵抗も難しい。せめて振動が一定の単調な振動であればまだ耐えられようものを……。

 

「ひっ、ひっ、ひっ、ひ、ぃ、う……あ、やめ、て、くらは、あ、あ、ああ♡ き、きちゃ、あ、ああ♡」

 

 土下座でもするような姿勢で悶絶する雪菜。突き上げられた尻からはピンと尻尾のアクセサリーが揺れている。

 そんな雪菜の背後に回りこんだ綾瀬は、雪菜の肩を掴んで体制を変えさせた。

 

「綾瀬、さん?」

「はい、そのまま」

 

 綾瀬は地面に座り込むようにして雪菜を抱きかかえた。

 そうすると、秘所が思い切り露になってしまう。

 たっぷりと水分を含んだ雪菜の秘所を綾瀬は指で弄り始める。

 

「あっ、やめ、それ、そこ今、触られたら、わたしっ!」

「はい、いいですよ。好きなタイミングでお漏らししてください」

「嫌、ですっ。そんな、やめてくださいっ。わたし、お漏らしなんてっ、は、あ、あ、んんっ」

 

 ぎゅっと羞恥心で心が軋む。

 越えられない一線のギリギリのところに立っている感覚だ。

 この一線を越えてしまうと、何かが壊れるような気がする。

 女ではなく、完全にメスになってしまう。そんな確信がある。

 

「ひぃ、ひぃ、ひぃ、あ、うう、おトイレに、い、行かせてぇ、はっ、はっ、はっ、ふぐっ」

「我慢はダメですよ、雪さん。ここは雪さんの敷地なのですから、思い切りしてしまいましょう。ほら、ここも早く楽になりたがっていますよ」

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あああ……!」

 

 尿意を堪えるのが、こんなに苦しいことだとは思わなかった。

 息苦しいし、お腹も苦しい。痛いとすら思えた。そして、この苦しさから抜け出す方法も分かりきっていた。

 

(だ、出したい。このまま、今すぐに楽になりたい……!)

 

 尿意は、我慢すればするだけ強くなる。

 排尿しなければ、いつまで経ってもこの苦しみからは逃げられない。それだけは事実である。

 

(なら、いっそ、このままっ)

 

 くちゅくちゅと愛液を掻き出されて、敏感になった秘所が悲鳴を上げている。

 

(苦しい苦しい苦しい、でも、出しちゃえば、すっきりする……綾瀬さんの言うとおりにっ)

「はっ、はっ、はっ、はっ、あ、あ、ああ、あああああ、や、やだ、出る、出ちゃう、我慢、できない……っ」

 

 ほんの一瞬、我慢するという意志が崩れた瞬間に身体が反応してしまった。

 膣内を出入りする指に導かれて、締まっていた尿道が開いてしまった。排尿器官が限界を突破して、尿が一気に流れ出す。

 

「あ、あ、あ、ああ~~~~~~~~~~~♡」

 

 ガクガクガク、と雪菜の膝が揺れ、腰が跳ねる。

 そして、じょぼぉぉぉ……と、黄金色の液体が流れ出す。

 

「あ、あ、やだ、ん、ふう、あぁぁ」

 

 羞恥と快楽で雪菜はうっとりとした表情を浮かべた。

 

(何これ……すごく、気持ちイイ♡ 限界まで我慢して、無理矢理、おしっこさせられて、こんなに気持ちイイなんて……♡)

 

 排尿という絶対に他者に明かせない瞬間を綾瀬に導かれて、見せてしまった。それも、秘所を彼に曝した姿勢でだ。恥ずかしくて死にそうなのに、苦しみが取り除かれて爽快な気分になってしまう。

 絶頂と排尿の爽快感は別のものだ。しかし、今の雪菜はそれが連動してしまっている。アナルの快感も秘所の快感も排尿の爽快感も、すべてが綯い交ぜになって不可分のものと感じてしまうのだ。

 

「は、はひ♡ はあ、あああああああああ♡」

 

 がくんと雪菜の背中が沿った。

 排尿後の秘所を綾瀬が指で弄って、追い討ちをかける快感が強烈な絶頂を導いたのである。

 

「は――――あ、あ、また、イッた……あ、こんな、はしたないにもほどがある……♡」

 

 脱力する雪菜は、自分の変わり果てた身体に絶望し、同時に昂揚感を覚える。

 

「おもらし、気持ちイイ、なんて……」

「ね、いいものでしょう。こうして、自然の中でありのままの姿でいるのは」

 

 はあはあ、と息を荒げる雪菜を背中からそっと抱き寄せる綾瀬。その手は優しく雪菜の柔肌を愛撫し、乳房を包み込んで、柔らかく解している。

 

「ぁ……は……ん、こんなの、初めて……はあ、恥ずかしい、いけないことのはずなのに、どうして」

 

 浮気セックスを容認してしまったこと以上の困惑を雪菜は覚えていた。生まれたままの姿で外に出て、排尿して快感を覚えるなど、倒錯しているにも程がある。だというのに、現実として雪菜は快楽を得ていた。

 

「いけないことだから、気持ちイイのです。普段の抑圧された、真面目なあなただからこそ、正反対の行動が開放感に繋がっているのです」

「正反対……?」

「はい。厳格で完璧な母であり、妻であり、悪いことなどまったく関わりのない清廉な人柄。それが、あなたの外面でした。しかし、人間は一面的な生き物ではありません。所謂、変身願望に近いものです。普段の自分とかけ離れた、別人のような振る舞いが、ストレス発散に繋がるのは珍しいことではないでしょう?」

「なる、ほど……」

 

 説得力のある話である。

 雪菜もまた、お堅い性格で肩肘張って生きてきた。今でも日常生活はそうなってしまう。綾瀬に嵌ったのは、あの店が掲げる非日常空間の提供というフレーズの通り、いつもとは違う自分になれたからだろう。

 

「いつもの雪さんでは、こんなことはできない。絶対に。しかし、ここでなら、思い切り解放できる。私が、そのお手伝いをして差し上げます」

 

 綾瀬は雪菜の頬を掴んで振り向かせた。

 そして、無理矢理キスをする。舌を口内に押し込み、涎を飲ませた。

 

「あふ、んちゅ……れろ……れろ、ちゅぶ」

 

 雪菜は一瞬だけ固まって、すぐに綾瀬の舌を受け入れる。目を瞑って、気持ち良さそうにキスをする。

 

「ふう、ん……ちゅ、れる、んちゅぅ、れろれろれろ……はあ、はあ、れろ、んちゅ、ちゅ、れろぉ♡」

 

 雪菜自身が深々と綾瀬にキスを強請った。自分から綾瀬の舌を吸い、涎を舐め取って、唇を咥え込んだ。じゅるじゅると淫らな音を立てた激しいキスで息を荒げた二人は、見つめあいながら唇を離す。

 

「はあ、積極的ですね、雪さん」

「綾瀬さんがしてきたんじゃないですか」

「そうですね。ふふ、それでは、そろそろ行きますか」

 

 立ち上がった綾瀬がリードを弾いて歩き出す。雪菜も役割に従って四つんばいになってその後をついていく。

 やがて東屋に辿り着いた。四方を木々に囲まれたそこは、長らく人が使っていなかったので薄汚れていたが、屋根もあって落ち葉は少なかった。

 綾瀬は魔術で埃を払い、ベンチに腰掛けた。

 

「さ、雪さん。わんちゃんらしく、私のこれを元気にしてください」

 

 綾瀬は自分の股を指差して、雪菜に命令する。

 

「あ……」

 

 綾瀬の股間が膨らんでいるのが見て取れる。ジーンズの外からでも分かる。

 

「取り出すところから、口でお願いしますね」

「口、で」

 

 雪菜は、言われるがままに綾瀬の前に屈むと、両手で綾瀬の太ももを押さえて、顔を股間に潜りこませた。

 

「すんすん……はあ、おちんちんの臭いがします、はあ……ぁ……この臭い、好きです、ん、すう……はあぁ」

 

 雪菜は鼻を鳴らして股間の臭いを嗅いだ。散々焦らされて、虐められて、そうしてやっとペニスにありつけるというのに、ジーンズとパンツがそれを阻んでいる。臭いだけでも、かなりキツイ。身体がペニスを求めているのが分かってしまう。

 

「はあ、はあ、はあ……今、出しますね。れろぉ……」

 

 雪菜は舌を伸ばして、ジーンズのチャックを弄る。チロチロと巧みな舌遣いで、チャックを起こして、それを噛むと、ゆっくりとチャックを下ろしていく。

 

「はあ、はあ、はあ、ぁぁ……ん、く」

 

 口を開けての作業で、涎が溢れてきてしまう。小分けに生唾を飲んで、作業を続ける。ジーンズのチャックが下りると、もわっと蒸れた男の臭いが顔にかかる。

 

「あ――――はぁ、ふわぁ♡」

 

 腰が抜けてしまいそうになる。ガタガタを震えていて、臭いだけでイってしまいそうだ。

 

「まだ、パンツがあるんですよね。はあ、待っていてください。今すぐに、ん、あぅ、ん、れろぉ、んん」

 

 パンツの窓から舌を差し入れて、雪菜は懸命にペニスを取り出そうとする。半勃ちしたペニスの棹を舌先で操りながら、男の股間に顔を突っ込んでごそごそとしている。

 そんな雪菜の黒髪を綾瀬はいとおしそうに撫でた。

 

「その調子ですよ」

 

 と、声かけもする。言うことをよく聞いた犬にそうするように、誉めて撫でるのだ。誉められて喜ぶのは、犬も人間も変わらない。こんなことでも、雪菜は嬉しさを感じてしまうのだった。

 

(もうちょっと。舌の上におちんちんは乗ってるんだから。もう少し、もう少しで)

 

 舌を蠢かして、雪菜はペニスを舐める。棹に舌を絡みつかせて、窓から引っ張り出そうとする。思いのほか引っかかりの強いペニスはなかなか出てこなかったが、最後には亀頭を引っ張り出す事に成功した。

 

「は、あ……あ、出ました、綾瀬さん」

「ふふふ、すばらしいですね雪さん」

 

 飛び出したペニスは勃起に近い状態だった。びんびんに固くなっていて、緩く反っている。カリがしっかりと傘のように広がっていて、血管が浮き上がっている。グロテスクで男らしい綾瀬の巨根だ。

 

「舐めたいですか?」

「あ……ぁ、はい……はあ、はあ」

 

 雪菜の目はペニスに釘付けだ。

 

(舐めたい、ううん。今すぐにでも、これを思い切りしゃぶって味わいたい。もう、あそこも我慢できなくなってる。なんて、いやらしい臭い、形……ああ、挿入されたら、気持ちイイに決まってる)

 

 雪菜は舌を鈴口に伸ばす。

 

「ここは待てと焦らすところですが、まあ、いいでしょう」

「あふ、んんっ♡」

 

 雪菜は待ち切れなかったとばかりに思い切りペニスにむしゃぶりついた。すっかり発情した身体は、フェラチオだけで絶頂してしまうほどに敏感になっている。

 

「じゅるるる、じゅるるる、んぅう♡ あふ、ちゅぶ、ちゅぶ、ぐぷっ、ん、んん、はぅ、じゅるる、んぶじゅうるる♡」

 

 激しくペニスを吸いたてる雪菜。

 頬を染めて舌を棹に絡みつかせ、睾丸から精液を吸いだそうと頬を窄めて、頭を前後に揺らす。

 

「んふう、んふう、ふう♡ あふぅ、れろれろれろれろれおぉ……んぐぷ、じゅぷ、じゅるる、じゅぷ、ちゅぶ、れろれろぉ♡」

 

 時折、口からペニスを出しては、棹から裏筋までをペロペロと舐め回し、それからまた頬張る。

 雪菜の口の周りはあっという間に涎塗れになっている。

 顔を捻るようにしてディープスロートを繰り返す。

 

「はあ、はあ、はあ、れちゅ、ちゅぷ、んん♡ はあ、あふ、逞しい、ちゅ♡ れろぉ、ちゅうう♡」

 

 先端から滲み出る先走り液も、味わうように吸い出した。

 

「う、ふう、すごい吸い付き。雪さん、そんなにされたら、すぐに射精してしまいますよ」

「はい、いいれすよ。れろれろれろ、いつでも、ん、ぐぷぐぷ、じゅぷ……」

 

 亀頭を舐る舌の動きは、もう玄人じみている。

 綾瀬との交流は、雪菜の性技を急速に成長させたのだ。

 ぴちゃぴちゃと音を立ててカリ首を舐める。

 

「ふむ、ちゅぶ、れる、れる、れる、ちゅぶ、ん、んぶっ、んんっ!!」

 

 綾瀬は雪菜の頭を掴んで、喉奥にペニスを挿入する。そのまま、乱暴に頭を前後に揺らし、ペニスを抽送し始めた。

 

「ふむぅ、んじゅ、んじゅ、じゅる、じゅる、じゅる、んぶぅ、ん、んんん、んじゅる、んぶ、じゅる、じゅぐ、んぶじゅるぅ♡」

(チンポの先が、喉に届いてるっ。苦しいのに、気持ちイイ)

 

 意識が飛びそうな快感の中で、求められるがままに喉を開いてペニスを受け入れる雪菜。舌を蛇のように絡みつかせるのも忘れない。

 

「じゅぶじゅぶじゅぶ、ふぐ、んじゅる、じゅるる、じゅる、んっ!? ん、んんん~~~~~~~!!」

 

 びくんびくん、とペニスが口内で弾ける。

 喉に突き立つペニスが、容赦なく精液を吐き出した。ねっとりとした精の奔流が、雪菜の口の中を白く染め上げていく。

 

「ふぐ、んふう、じゅる、んく、んく、ん、んん、じゅるる……あ、ぅ、んん、ちゅ」

 

 ゆっくりと雪菜はペニスを口から引き抜いた。

 精液を零さないように口を引き締めて、きちんと全部飲んで見せる。

 

「はあ、はあ、はあ、はあぁ、あふぅ、んちゅぶ、んく……はあ、美味しい、綾瀬さんの、魔力」

 

 蕩けたように雪菜は熱い視線をペニスに送る。

 綾瀬の精液を飲んで、身体の火照りは収まるどころかさらに強くなってしまった。今ならば、いくらでも精を味わっていられる。

 

「雪さん、お尻向けて」

「はい……」

 

 雪菜は嬉しそうに四つんばいになって、綾瀬に秘所を向けた。尻尾のアクセサリをそのままに、自ら秘所を両手で開き、膣口を見せ付ける。

 

「はあ、ぁ、ぁ……ん、ください。わたしのメス犬マンコに、綾瀬さんの立派な……立派なオスチンポ入れて、掻き回してください♡」

 

 卑猥な台詞を口にして、とろりと愛液が滴った。

 自分で言葉を口にするというのが、とても被虐心を揺さぶった。

 

(ああ……男の人にお尻を向けて、こんなことを言うなんて。なんて、いやらしい……ここ外、なのに、こんな……♡)

 

 綾瀬は、いきり立つペニスを雪菜の膣口にこすりつける。柔らかく弾力のある尻肉をむんずと掴み、揉み解しながら、焦らすようにペニスを擦り付けていく。

 

「あ、あ、あ、ん、ふー♡ んふー♡ は、早く、そんな、虐めないでください……♡」

「そんなに我慢できませんか?」

「で、できません。無理です。今すぐに、お願いします。もう、何でもいい、ですからっ」

「分かりました。そうですね、これ以上は、私も我慢できませんよ」

 

 ずっぷり、と雪菜の膣内に綾瀬はペニスを挿入する。ゴムなしのナマ挿入だ。雪菜の膣肉が強烈な圧力で綾瀬のペニスを吸い込んでいく。

 

「ひ、あっ――――あ、来たぁ♡」

 

 雪菜は一突きで絶頂してしまう。

 斜め上から腹部を押し広げるように突き刺される。膣内が歓喜に湧いて、ペニスを強引にしゃぶろうとする。

 

「相変わらずの締め付け。すばらしい」

「あん、あん、あん、んあぁ、あ……ぎい……ふん、ん、ふあ、あ、あ、あ、あああ……んあ、ああ、んああ」

 

 ペニスの抽送を始めると、雪菜は動物的な喘ぎ声でそれに応えた。

 

「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、んひっ、ひあ、あ、あ、イイ、気持ちイイ……んふ、ふぐ、ふはぁ♡ ん、ぐぅぅぅう♡」

 

 じゅぼじゅぼじゅぼ、と雪菜の蜜壷を激しく掻き回す。角度を時に変えて、雪菜を征服していく。

 

「はあぐ、んぐぅ、ふひっ……あ、あ、んあ、あ、ぎ、持ちイイ……しゅご、お、おほあお♡ 外、外なのに、声、我慢でき、ない、あふ、んあ、ひいいいいいい♡」

「そうです。それで、いいですよ。いつものあなたでいる必要はないのです。いつもと違う、別のあなたになりきってください」

 

 語りかけるように綾瀬は言う。

 膣奥を突いて、引き抜いて、また突く。悶える雪菜は、汗と涎と愛液を垂らして身体を前後に揺さぶられる。犬のような格好で、犬のように鳴いている。

 

「私の前で、真面目でいる理由はありません。自分を解放するのです」

「ひう、んふ、はあ……かい、ほう、する……んふ、んふあ、あ、あ、分かりました。ん、ひう、ふうあ、あああああ!」

(綾瀬さんのチンポが、子宮口までしっかり届いてる。このチンポすごい。本当に、わたしの膣を征服しようとしてる♡ 何度も何度も何度も目茶苦茶にされて、精液を注ぎ込まれるぅ)

 

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン! 肉を打ち付ける音が軽快に響いている。ペニスが打ち込まれるのも、引き抜かれるのもすべてが堪らない法悦をもたらしてくれる。雪菜は綾瀬に征服されたまま、ただ喘いでいればいい。

 

「気持ちイイ、気持ちイイ、気持ちイイれす。あふ、これ、すごい、の、ひう、あふ、もっと、もっとください♡ チンポ、チンポイイです! はあ、ふう、んふう、あふ、チンポで、全部、忘れます♡ はあ、いつもの、全部忘れて、ただ気持ちよく、なります! だから、もっと、シテ、ください!」

 

 四つんばいの雪菜の膣壁を背後から抉るように突く。綾瀬のペニスの緩やかなカーブが、膣内を押し広げていく。

 激しく動かしていた腰を、綾瀬は急に止める。それから、ゆっくりとペニスを棹の半ばまで引き抜いてから、今度は雪菜に覆いかぶさるように前傾姿勢になる。背後から雪菜を抱きしめて、ぎゅっとペニスを深く刺し込む。

 

「ふぐ――――♡ あ、あ、あああん♡」

 

 背後から抱きしめられた雪菜は、悦楽に浸った快楽の声を上げる。

 ペニスの角度が変わって、また新しい快楽が生じた。

 

「雪さん。すごく、気持ちイイです」

「んふぅ、んあ、あ、わたし、も……イイ、ですぅ♡ はあ、んあ、あ、そこ、それ、イイ……ふぐ、んふう、ふはあ♡」

 

 暖かい綾瀬の身体の熱を、背中に感じて落ち着く気持ちになる。

 性的快感だけでなく、男に抱かれて安堵感すら得ているのだ。

 綾瀬の手が前に回り、雪菜の乳房を軽く揉む。体重をかけて膣を腹部側に広げようとペニスがぐりぐりと押し付けられる。

 

「ふっ、んふっ、はあ、はあ、んあ、ん、ふぐぅぅ♡ あ、はあ♡ あ、あん、んあ、ん、んん、んぐ、あふ、ふ、んふぅぁ……ああん♡ あ、あぐ、んあ、んあ、あん、んんん♡ ひう、んあ、あああ♡」

「ん、ぐ……雪、さん。イキます」

「はいっ、綾瀬さんの精液、そのまま、くださいっ」

 

 情欲に彩られた瞳を虚空に彷徨わせ、条件反射的に雪菜は叫んだ。

 ペースを上げる綾瀬の腰使い。

 ペニスを打ち込まれるたびに雪菜は嬌声を上げて、汗と涎と愛液を滴らせる。

 

「あん、あん、あん、あん、あん、ああ、あ、あ、あ、あん、ん、んんっ! あ、ああ~~~~~~~!!」

 

 ぎゅっと、雪菜は地面に突いた両手を握り拳にする。

 びくん、とペニスが跳ねたのを感じた。

 どびゅるるるっ!!

 強烈な熱と魔力が雪菜の膣内に溢れた。

 

「ん、はああああああああああああああ♡ あ、ああ、あああ、射精、してるっ。わたしの子宮、綾瀬さんの精液、また、いっぱい飲んじゃってます♡」

 

 最高の快感と共に雪菜は絶頂した。

 膣内に迸る白濁の粘液を感じる。がくり、と肘から力が抜けて雪菜は地面に突っ伏した。

 

「あはぁ、んあ、はあ……はあ……はあ……ん、ふうぅ♡ あ、ん」

 

 綾瀬のペニスが膣から抜ける。

 白い精液が、膣口から零れ落ちる。

 雪菜は、疲れた身体をごろりと仰向けにした。

 

「はあ、あ……すごい、こんなに……」

 

 自分の股を指で拭う。愛液と混ざり合った精液が、雪菜の指を汚している。たっぷりと注ぎ込まれた腹部は未だに熱を持っているようだ。

 

「綾瀬さん。……もっと、できますか?」

 

 誘うように、雪菜は自らの膣口を広げる。淫蕩な瞳はサキュバスのようだった。

 

「ええ、もちろん」

「やっぱり、すごいですね……ん、ちゅ」

 

 雪菜の誘いに乗った綾瀬は、雪菜と唇を重ねる。

 ねっとりとした舌が絡み合って、卑猥な水音を立てる。

 

「んむ、んちゅ……ん、れる……ちゅぷ……ん、んふぅ、れろ、んちゅ♡ あん、ん、ふう……そのまま、挿入してください。ん、んん、あ――――ぅ、ん、んむぅ♡」

 

 ずっぷり、と精液を押し込むようにしてペニスが再度挿入される。雪菜の膣はほどよく解されていて、抵抗らしい抵抗はなく、それでいて逃がすまいとしっかりと締め付けてくる。

 

「あはっ、また……ん、はう……あ……ん……ふうー、はあぁ……んあ、あふ、ん、ん、ぅあ」

 

 ずんずんとリズミカルに抽送が行われる。

 雪菜は押し上げてくる快楽を堪能するように相好を崩した。

 

「はへ、んへぁ、あん、あ、あ……ん、んあ、あ、んあ、はぅ、ぅふ、んあ……あ、あ、あああ♡ あ、あ、んあ、あん、綾瀬さんの、しっかり感じます。んあ、ふう、奥、届く、んあぁ♡」

 

 蕩けきった表情で、雪菜は綾瀬にしがみ付いた。中出し以外は認めないとばかりに両足を綾瀬の腰に絡めて、深いキスと抽送を求めた。自分からも腰を動かして、快楽を貪り食らう。ここが屋外であることすら、頭から消えているかのように激しく、淫らに交じり続けた。

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