暁の堕姫~堕ちていく人妻~ 作:人妻大好き
綾瀬との浮気旅行とも言うべき別荘での時間を雪菜はただ性欲を解消するためだけに費やした。綾瀬を迎え入れてからというもの、寝食を忘れてとは言わないまでも、時間を見つけては交わり続けていた。
その果てに、野外セックス、放尿プレイなどという極端な行動に走ってしまったのだから本能の暴走というのは恐ろしい。冷静になって考えてみれば、浮気自体が普段の生真面目な雪菜からはかけ離れた行動だというのに、野外で獣ように交わるなど、ありえない。
だが、そのありえない行動にこそ、快楽が潜んでいた。
雪菜は綾瀬の店に通いつめて身体が快楽に順応し、この浮気旅行で本能が理性を超越した。セックスへの忌諱感はまったくない。快楽を貪ることに躊躇はなかった。
股から精液を垂らしながら、リードを引かれて別荘に戻ってくる。恥ずかしいと思いながら、それがとても気持ちイイのだからどうかしている。
首輪を外して、シャワーを浴びる。
犬になりきっていた時間は、自分が自分でなくなったかのようだった。興奮したし、雁字搦めになっていた暁雪菜という女そのものが、解き放たれたかのような開放感があった。
もう普通のセックスでは満足できない身体になってしまったということを強く実感させられた。
性欲に餓えた身体を満足させてくれるのは、綾瀬のペニス以外にはない。もはや、綾瀬とのセックスのない日常など、想像もできない。日がな一日、綾瀬に抱かれていたい。ペニスを味わい、貪り続けていたい。そんな貪欲な感情が次々に湧き上がって来て、どうにかなってしまいそうだった。
雪菜の中で、感情の制御ができなくなっているのだ。肉体的な欲望が理性を上回っている。これがいけないことだと分かっているのに、止めることができない。
これで最後にしよう――――そう思っても、今回だけはと毎回特例を作って綾瀬に身体を開いている。
そして、今日、ついに犬の真似までしてしまった。
どうして、あんなことをしてしまったのだろうと自問自答し、気持ちイイからと単純な回答が返ってくる。
そう、気持ちイイのだ。
綾瀬とのセックスは、どんなプレイでも気持ちイイ。雪菜を極楽に連れて行ってくれる。日常のあらゆる不満も不安も全部取っ払って、暁雪菜という人間をまったく別物にしてくれる。
雪菜はシャワーから上がって、脱衣所で用意した服を着る。
白と黒のメイド服だ。
これから、雪菜は綾瀬のメイドになる。
犬になったように、普段の雪菜とは別の姿に変身することで、日常の雪菜と今の雪菜を切り離せると学んだのだ。
この別荘にあるコスプレできる衣装はメイド服しかなかったから、とりあえずこれを着ることにしたのだ。
「雪さん? それ……メイド服ですか?」
突然、雪菜がメイド服を着てきたから、綾瀬も驚いた。
メイド服を着た雪菜は、とても清楚可憐な少女に見えた。しっとりとした黒髪が、メイド服の色彩とマッチしている。
「はい……変、ですか?」
「いいえ、大変よく似合っています。しかし、どうして?」
「昔、わたしの先生が好きだったんです。それで、付き合いでいただいたものが……パーティ用に、ここにとっておいたんです」
「そうなんですね。王道を行くメイド服ですね」
「そうなんですか? わたし、あまり詳しくなくて」
雪菜のメイド服はロングスカートだ。最近、コスプレ業界でよく見るミニスカートとは異なる、本場のメイド服をリスペクトしたデザインであった。
「コスプレなんて、もう何年ぶりか……学生の頃に少ししたくらいです」
「それでも、したことがあるんですね。意外です」
「文化祭とか体育祭で……そういう出し物って、あるじゃないですか」
「ああ、なるほど。確かに、私も意味もなく女装させられたりしました」
「本当ですか? ふふ、あまり、想像できませんね」
「似合わなかったんでね。あまり、いい想い出ではありませんよ」
雪菜はメイド服を着たことに何と言われるかドキドキしていたが、思いのほか好評でほっとした。
「それじゃあ、この後は、この格好でしていいですか?」
「はい、願ってもないことですよ」
「ふふ……」
カチューシャまでつけて、本格的なコスプレをした雪菜。衣装を着ることに以前は羞恥心を持っていたが、今はそれ以上にメイドとして振る舞うことに爽快感があった。
いつもと違う自分がここまで気持ちイイものだとは思わなかった。少しずつ、綾瀬との関わりの中でそういった自分を育てていた雪菜が、ここにきて変身願望を自覚させられたのである。
雪菜と綾瀬は寝室に移動した。ベッドの上に座った綾瀬に雪菜は微笑んだ。
「それでは、今度はわたしが綾瀬さんを気持ちよくします」
「雪さん、せっかくメイドさんになったのですから、そこはご主人様と言って欲しいですね」
「え……ぁ、はい。分かりました、ご主人様」
雪菜は照れながらも、確かにと得心して呼び方を変えた。
今の雪菜はメイドだ。
それほど知識があるわけではないが、出来る範囲でなりきるのなら呼び方を変えるのも一つの手だろう。
「ご主人様、寒くはないですか?」
「大丈夫です。ちょうどいい室温ですね」
「良かったです。そうしましたら、ベッドに横たわってください」
服を脱いだ綾瀬を雪菜は気遣った。
空調がきちんとしていて、温度管理もできている。しかし、暑い寒いは人の感覚にもよるものだ。
仰向けに寝転んだ綾瀬に雪菜は覆いかぶさるようにベッドに登った。
程よく鍛えられた身体を目の当たりにして、思わず生唾を飲む。
思えば、自分からこうして積極的に綾瀬に向かうのは滅多にないことだった。いつも求めてばかりで、雪菜から綾瀬に快感を与えるというのは少ない。フェラもセックスもしているが、展開が能動的か受動的かで雪菜の気持ちも違うのだ。
「では、キスから……しますね……ん、む」
雪菜は髪を耳に掻き揚げて、綾瀬の唇に自分の唇を重ねた。
啄ばむように様子見のキスをしてから、唇の柔らかさを確かめように押し付ける。
「ちゅ……ん、ちゅぶ……ちゅ……ん、ふう……ん……れる」
雪菜から綾瀬の下唇を舐めた。
それから、綾瀬の口内に舌を滑り込ませる。
ゆっくりと舌を動かして、口内粘膜を舐めていく。
「はぁ、はぁ……ん、れろぅ、れろ……ん……ふぅ……ふぅ……んぁ……れろぉ……んちゅぅ、れろ……はむ、んちゅ♡」
綾瀬からの貪るような動きがないだけで、いつもとは違う口づけのようだった。
今回、綾瀬は雪菜に身を任せるようだ。だから、あまり積極的に舌を絡めてこない。それを少し寂しいと思いながら、雪菜はディープキスを続ける。
「ん、ん、んん……ふう、ちゅぶ、れろ……はあ、れろぉ、んん、ふう……れろぉ、れろぉ、んぉ、ん、ん、じゅるる♡」
綾瀬の涎を吸い出して、唇を離す。それから、愛おしそうに唇の周りを舐めた。
雪菜は自分の舌を思い切り使って、綾瀬の身体をマッサージする。
「このまま、舐めさせてください。ふう、ん、れろぉ♡」
雪菜の舌が綾瀬の耳たぶから首に移動する。
惚けた表情のまま、メイドは丹念に舌を動かして綾瀬の身体を味わっていく。
「ちゅぴ、ちゅぷ、れろ……ん、ふふ、れろぉ……あむ、じゅる、ちょっと、塩辛いです……れろ、れろ、れろぉ……ちゅ、ちゅぴ、ちゅる……」
雪菜は綾瀬の左側の乳首にキスをして、それから執拗に舐め回した。舌先でペロペロ舐めたかと思えば、キスマークができるくらいしっかりと吸い付いた。
それから、柔らかい手の平を使って腹部を優しく撫でて、ついにペニスに右手が届く。
「はあ、はあ、ん……ふふ、もうこんなに大きくなっていますね、ご主人様……ぺろ、れろ……」
綾瀬の乳首を口で攻めながら、雪菜は手淫を始める。
焦らすように優しい手つきで、細くしなやかな指を艶めかしく裏筋を這わせる。
「ちゅぶ、れる……ふむ、れろれろ……ん、ふう……れる……んむ、ちゅ……ん……ふぅ……」
手の中で綾瀬のペニスがどんどん膨らんでいるのを感じる。
棹を掴んで、上下に擦る。
「はあ、はあ、はあ……ふう、ん、れぉ……ん、ちゅ……ふう……ぁ、ん、どう、ですか、ご主人様」
「はい……気持ちイイです、雪さん」
「ちゅぶ、んふふ……よかった、です、れろ……はあ……ん、お好きなときに射精してくださいね」
雪菜の手の中に擦られて、腰が抜けそうなくらいに気持ちがイイ。
雪菜も雪菜で綾瀬のペニスの扱いを心得ていた。力加減は絶妙で、痛みを与えることなくペニスに快感だけを蓄積させている。
亀頭を手の平で包んで、揉む。鈴口は触れるくらいで刺激を弱め、裏筋やカリ首は重点的に愛撫する。大きなストロークで棹の根元から扱き、玉袋もときにマッサージする。
「ん、あ……今、ぴくんてしましたね。イキそうなんですね」
くちゅくちゅ、と先走り液が垂れている。雪菜は自分の手に天然ローションが付着するのも気にせず愛撫を続ける。
(綾瀬さんが興奮しているの、こんなに間近で見てるとわたしも……)
自分の奉仕で男性が快楽を得ている。そう思うと、雪菜も興奮してしまう。
雪菜は手淫を続けながら、綾瀬の唇を再び奪う。
「ん、ちゅぶ……れる……んふぅ♡ ちゅぱ、はあ……ぁ、ん、んん……♡」
(キス……熱い……溶けてしまいそう)
「ふう、ん、ちゅぶ……れる……れる……れろぉ……ん、ふう、ちゅ……ご主人様、ぁ……ふう、んんぅ♡ イッへくだはい、れろ、ん、ふうん♡」
ディープキスをしながら激しさを増した雪菜の手淫。
ついに耐えかねたペニスは大きく脈打ちながら、精液を放出してしまう。
「ふう……ん、ちゅぶ……ちゅ、れぉ……ちゅ……ん、はあ……ぁ」
頬を紅潮させて唇を離した雪菜は、自分の奉仕の成果を確認して微笑んだ。
綾瀬の身体に飛び散った精液が、雪菜の奉仕活動の成果である。
「外であんなにわたしに射精したのに……まだこんなに……もうすっかり回復してたんですね」
「雪さんが魅力的過ぎるからですよ。こんなことをされて、射精さない男がいるわけないんですから」
「……ありがとうございます。綺麗にしますね。じっとしててください」
雪菜は綾瀬から離れると、髪を整える。
それから、綾瀬の腹部に顔を近づけた。
「はあ……ご主人様の精液の臭い……ん、はあ……すごい……こんなに濃い臭い」
散々雪菜の膣に注ぎ込まれてきた精液だ。雪菜の身体はすっかりこの味も臭いも覚えてしまっている。いまや臭いを嗅ぐだけで、雪菜の女の部分が目覚めてしまうくらいだった。
(わたし、臭いだけで濡れてる……)
自分の身体の変化にはもう気付いている。すっかり変わり果てて雪菜の身体は、綾瀬の身体に合うように淫らになった。
「これ、綺麗にしていきますね、れろ……」
腹部に跳ねた精液を雪菜は舐める。
舌に触れた瞬間に電流のように苦味が脳に届く。舌の上でぬるりとした臭みが弾ける。
「ん、ふむ……れる……れろぉぉ……ん、ふう、れろぉ、れろぉ……ちゅぶ……ふ、ん……はあ、ん、れろ、れろ、れろ……ふう、はあ……はあ……んぁ、れろぉ」
雪菜は紅い舌を何度も往復させて、綾瀬の身体を綺麗にする。淫蕩な表情で精液を舐め取っていく姿は、綾瀬をますます興奮させた。
「精液、どうですか?」
「はい、れろ……美味しいです……ちゅ……れろ、ご主人様の精液、とても美味しいです」
雪菜は舌先で精の雫を掬って口に運ぶ。口内でしっかりと味わってから飲んでいく。
(どろどろで苦くて喉に絡む……こんなの、最初はダメだったのに、今でも不味いはずなのに、止められない。わたし、どうしちゃったんだろう)
自分でも不思議だった。
味覚が変化したわけではないはずだ。精液の苦味を不味いと認識もしている。だというのに、臭いを嗅いだら口に入れたくなる。味わってみたくなって舌に乗せたら、そのまま飲んでしまいたくなる。綾瀬がきっと喜ぶだろうと思うとますますそうしたい。
(これが女になるってことなのかな。メス犬扱いされても身体が喜んでしまった。この堕ちていく感覚……堪らなく、気持ちイイ)
「んふぅ、んぅ……れろ……れろ……ぺろ……ん、ふう、はあ……チンポ……チンポ、いただきます」
一頻り身体を綺麗にしたら、雪菜はペニスに狙いを定めた。
茫洋とした瞳のまま、雪菜は鈴口に舌先を付けた。
「れろ、れろ、れろ……れろぉ……ん、ふう、れろぉ……ぺろ、ん、ちゅ、待っていてください。今、チンポも綺麗にしますから」
卑猥な言葉を呟きながら、雪菜は亀頭を舐め回し、棹から玉袋まで舌を伸ばした。
射精直後で半勃ちだったペニスは、すぐに大きくなる。雪菜の舌遣いに擽られて、ピクピクと脈打った。
「はあ……あ、すごい、また大きくなりました。ん、れろれろ……ちゅぶ、れろぉ」
「雪さん……そのまま咥えてください。次は口に射精しますよ」
「はあ、はい♡ ん、ん……んじゅるう……んふう、んふう……ん、くぷくぷ……じゅるる」
雪菜は命令どおりにペニスを咥えた。
音を立ててしゃぶりついて頭を上下させる。舌を絡めるのも忘れない。先走り液を吸い出しながら、口を大きく使って激しいフェラをする。
「ん……気持ちイイです、雪さん。とても上手だ」
「んふう、んふう、んじゅるるッ、ふう、あ、ちゅくちゅく……れろ、んぶじゅるる、じゅる、じゅる……苦いの出てますよ……ご主人様の精液……んじゅる、いっぱいください……はあ、んふう、れろぉ……じゅるる♡」
少しでも早く射精に持っていこうと雪菜の奉仕は加速する。
根元まで咥え込んだ雪菜は、涎塗れの口内でペニスを徹底的にしゃぶりまくる。
頭を前後に動かして、口内に溜め切れなかった涎が次々と流れ出てくる。零れた涎が棹を伝って玉袋まで汚している。
「ふっ、んぐ、じゅる……じゅる……じゅる……ぷはっ、はあ、れる、れる、れる……んぶ、じゅる、くぷ、くぷ……んふう、はふ、ん、ん、んぐぅ、じゅるる♡」
一生懸命に雪菜はペニスをしゃぶる。
舌と唇を駆使して、息を荒げて奉仕する。
その様子を見ているだけでも、十分に性欲を刺激するというものだ。綾瀬はぞくぞくと登ってくる射精欲を必死に堪えていたが、いよいよ我慢の限界を迎えた。
「雪さん……イキますよ」
「んぐ……ん、ん、んんっ!? ん、ん、んんんんん!!」
口の中でどびゅるるっ、と勢いよく射出された精液。どろりとした粘液が口内に溜まっていく感覚が雪菜の子宮を切なくさせる。
「ふ――――ん、ん」
一頻り射精が終わった後で、雪菜はペニスから口を離した。
数回に分けて精液を胃に送り込み、それからペニスを舐めて掃除する。
「ふう、ふう、ん、ぺろ……ぺろ……ん、これで、綺麗になりました。如何でしたか、ご主人様」
「はい……最高でしたよ、雪さん」
「ありがとうございます」
誉められて、雪菜は嬉しそうにはにかんだ。
「でも、まだ足りませんね。ほら、私の、まだこんなです」
「はい……逞しい、です。本当に、すごい」
雪菜が見ている前で、綾瀬のペニスがどんどんと膨張して立ち上がった。二度の射精をしていながら、この固さを維持する凄まじさに雪菜は震えた。
「今度は、わたしのオマンコでご奉仕しますね」
雪菜はスカートの下から下着を脱いで、ベッドの端に置いた。
「はあ……はあ……はあ……ん、綾瀬さんのチンポ……ふう」
生唾を飲んで、雪菜は綾瀬のペニスを掴む。
そして、寝そべる綾瀬の股に自分の腰を移動させる。
「ん? ふふ、さては雪さん、フェラでスイッチが入ってしまいましたね」
「……ん、ぁ……ふう、それは……」
「どうしましょうか。雪さん、きちんと言ってくれないと、挿入してあげませんよ」
「え? あ……そんな……」
挿入禁止をちらつかされて雪菜は戸惑った。
精飲してからというもの身体が昂ぶっているのだ。
すでに秘所は愛液を滲ませていて、子宮が下りてきているのを感じている。
今すぐに挿入して快楽を貪るつもりでいたのに、それがお預けとなると辛い。
「どうしましたか? メイドさんですよね? きちんと答えてください」
「そんな意地悪……ん、ふう……分かりました……わたし、ご主人様にフェラして、感じてました。はあ……ふう」
雪菜は綾瀬のペニスに素股を始めた。辛抱できなくなってきたのだ。腰をくねらせて、オナニーのような感覚で股をすり合わせる。
「はあ、はあ……ふう、ん……ご主人様のチンポ、ん、ふう、はあ……今すぐ、入れてしまいたい、です……ん、ふう、はあ……ぁ、はあ……精液、欲しい、です……ふう、ふう」
子宮からの要求が強い。
雪菜はもう下半身で物を考えてしまうようになった。綾瀬のペニスを膣口にこすり付けられると、それだけで頭がダメになってセックスのことしか考えられなくなってしまう。
「そんなに欲しいんですか?」
「うぁ……ぁ、ほ、欲しいです。お願いします。意地悪、しないでください。セックス、セックスしてください♡」
甘えるように雪菜は綾瀬に懇願する。
そんな雪菜の態度に満足したのか、綾瀬は雪菜の尻肉を掴んで、腰を引く。
「そこまで仰るのなら、いいですよ。ほら、腰を上げて」
「あ……ぅ」
綾瀬のペニスが雪菜の膣口に狙いを定める。
そして、そのまま雪菜は腰を下ろす。
ぬるり、と何の抵抗もなく雪菜の膣はペニスを飲みこんでしまう。
「ん――――ぁ、ああああああっ!?」
電流のような快感が雪菜を襲う。
全身がびくびくと反応している。
「挿入しただけでイッたのですか?」
「ん、あ……申し訳、ありません。あ、あ……我慢していたので、ずっと、き、気持ちよくて。でも、これからはわたしが、綾瀬さんをイカせてあげますから、んん」
雪菜は唇を引き結び、腰を上下に動かし始める。
ゆさゆさと衣擦れの音がして、ベッドが軋む。
「んふ……ふう……ふう……ふう……ぁ……ん……ふうぁ……はあ……あう……ん……ぁ……ぁ……んぁ……はう、ん……んあ……あん……うう、ぅ、んあ……あん」
小さく嗚咽のような声を漏らしながら、雪菜は頬を上気させて腰を動かしている。
まずは小さく細やかな動きから、自分の膣と綾瀬のペニスを馴染ませるようにしている。
「ふぅ、あ……ん、ぐ……ぁ……はあ、ん、気持ちイイ、ですか? わたしの膣内……ん、ふう、ご主人様」
「はい、とてもいい心地ですよ。床上手なメイドさんですね」
「ん、ふう……ん……そんな……まだ、上手なんて、んん……ふう……ん、ん、ふう、はあ……もっと、動きますね」
上手だと言われて、雪菜は嬉しかったのか頬を緩ませる。
それから腰の動きを変化させた。
単調な上下運動だけでなく、ぐりぐりと膣奥を擦り付けて円を描くような動きを取り入れる。
ペニスに与えられる刺激が変わって、綾瀬が呻いた。そして、ポルチオを刺激するその動きは雪菜にも大きな快感を与える。
「は――――ぁ……ん、ふう、んああ♡ あん、ん、ふう、んくぅぅ♡ ふはっ……んあ、あ、んんん♡」
「雪さんが気持ちよくなっているんじゃないですか?」
「す、すみませ……ぁッ……ん、ふうぁ……ご主人様のチンポ、が……あ、ん、き、気持ち、よくて、ん、腰、止まらない……ッ。ん、はあ、ひぁ、ふう、んん、んぅ……ッ」
汗を滴らせて雪菜は腰を振り続ける。
快楽に思考が支配されていく。
膣から脳に届く性的興奮が、心拍数を上昇させて、頬を紅潮させる。
「ご主人様ぁ、んあ、んあ、んあぁ……イイです。チンポ、チンポ気持ちイイですぅ♡ はあ、んあ、はぁん♡」
「これはいけないメイドさんですね。雪さん、私より先にイッたらダメですからね。しっかり我慢して、私をイカせてください」
「ふぐぅ、あ、う、そんな……わたし、もうイ、キ、そうなのに……んぎぃぃ♡」
ご主人様からの無体な要求に雪菜は困惑し、しかし、同時に大きな快感を味わっていた。
攻め上ってくる絶頂の気配を必死になって押し留めて、綾瀬をイカせるために全力を尽くす。
(綾瀬さんをイカせないと、イっちゃだめなんて辛すぎる……こんな大きなチンポ入れられたら、誰だってすぐイクのに)
「ふう……んふぅ……はあ……ん、ぃ、あ……ダメ、です……ふう、んは、あ……ご主人様、う、動いたら……わたし、先にイって、しまいます♡ は、は、んあ……ああん♡ ふう、あ、あうぅぅ♡」
綾瀬も上下運動を始めた。
雪菜が自分が絶頂しないようセーブしていたのに、綾瀬が動き始めるとそれができない。突き上げられて、喉を反らして喘いでしまう。
「はへッ、んへぁ♡ あ、あ、ああッ!? ん、ふあ、ふぎぃ、や、止め、い、イク、イク……」
「ダメです、雪さん。私より先にイッたらダメです」
「そんな……あ、んあ、んあ、ふぐ、んあ、あ、が、我慢、します、ふひぁ♡ んはっ、はっ、んあ、あ、あ、あ、あ、気持ちイイ♡ 気持ちイイ♡ お、ぉお♡ 大きな、チンポ、固くて、イイ♡ はひぁぁ♡」
雪菜は我慢しなければならないという持ち前の真面目さで懸命に快楽を押さえ込む。しかし、身体のほうは綾瀬との長い付き合いの中ですっかり快感に弱くなっていた。綾瀬のペニスを悦んでしゃぶり、精液を注がれるのを愉しみにしている。心も身体もすっかり綾瀬に蕩かされている雪菜にとって、絶頂を堪えるというのは拷問に等しいのだ。
「んく……ふぐ……ぅく……んひぃ、あい、い、イク、ダメ、んんっ、ふ――――ぁぐ……んぎぃ、ああ、あ、ああっ」
ギシ、ギシ、ギシ、とベッドが軋む音がする。
膣肉を押し分けて奥深くに侵入するペニスが、子宮の入口をノックしている。
(ご主人様が、わたしの奥に入りたがってる。わたしの子宮を精液で満たしたがってるのが分かる……全部、受け入れたい。受け入れて、イってしまいたいっ)
甘く苦しい誘惑が下腹から登ってくる。
いっそ、イってしまえればと何度思ったことか。
熱い精液を胎内に受けて、激しい快楽の中で溺れてしまいたい。何度も味わってきたあの感覚を今すぐにまた味わい尽したいと本能が訴えている。
「んふ、んぐぅ――――ああ、ダメ、ダメ、んぃ、イク、あん、ふぐぅ、んあ、んふぁっ……あ、は、んふう、んあ、あ、あ、あ、んぐぅぅ♡」
奥歯を噛み締めて全力で絶頂を堪える。本能に抗う強い意思は、綾瀬の命令を守るという一念で搾り出したものだ。
しかし、そんな雪菜の奮闘をあざ笑うかのように綾瀬のペニスは大きく固く雪菜の身体にオスの力強さを教えてくる。
「ふひぃぃ、んひぃぃ、んあ、あぎ、ふぅ、んいい♡ はあ、はあ、んああ♡ く、く、んくぅぅ♡ はあ、ん、ん、んん」
(このままだと、わたしのほうが先にイッちゃうっ、何とかしないとっ)
雪菜は快感で靄がかかる思考で必死に考えた。腰を振り、膣肉でペニスを擦り上げているのだ。綾瀬にも快感がないはずがない。
雪菜は綾瀬の身体に枝垂れかかった。
腰を打ちつけながら、綾瀬の乳首を舌でチロチロと舐める。
「んひぅ、んふう、んふう、ぇお、れろ、れろ……ん、ちゅぶ、れろぉ……ふう、んん、んあ、あ、ふう、れろ……ちゅ、ふー♡ ふー♡ はう、ん、れろぉ♡ はあ、はあ、どうですか? ご主人様、ん、ちゅぶ……気持ちよく、なってますか?」
雪菜は綾瀬に口と舌で奉仕しながら尋ねた。
ペロペロと綾瀬の身体を舐めると、男の体臭が鼻に掛かる。それが何とも言えず雪菜を興奮させる。
「んふう、ふう、ご主人様の臭い、ん、好き、ふう、れろ……んん、んふう、大きいの、ん、まだ……あう、ん、れろ……」
「いい、ですね。雪さん……最高ですよ。ん、もっと激しく」
「え、ん、んんん♡ ひぎい、あふ、んひえッ、あふ……んひぁっ、はひっ、んひぃ、それ、ダメっ……あ、あ、あ、奥、ズンズンするの、ひ、響く、頭に響いて、んひ、はひ――――♡」
雪菜の表情が法悦に蕩ける。
綾瀬の猛烈な突き上げが雪菜の表情をコロコロと変えた。快楽に曝され苦悶と苦痛に歪んでいた顔が、繰り返される抽送の中でだらしなく法悦に蕩けて、淫らな笑みに変わっている。
「我慢して、もう少しですから」
「は、ひっ、我慢……我慢、しま、す……我慢我慢我慢んんん――――ひ、ひあ、あ、ああ、い、いあぁ♡」
ずっちゅずっちゅと大きなストロークで腰が跳ねる。
激しく綾瀬の抽送が行われ、膣肉をカリ首を削り、膣奥を鈴口を貫く。
パンパンパンと大きな肉を打ち付け合う音が寝室に響く。
「んあ、んあ、んあ、んひぃ♡ ひはっ、あ、あ、ああ♡」
「雪さん、セックスの感想教えてください。そうしたら、一緒にイキますからね」
「か、感想? ん、ふう、ふう、んふうう♡」
綾瀬からの責めは増す一方だ。
甘く辛く蕩ける快感で頭の中は一杯になっている。
雪菜の感想など初めから決まりきっていた。
雪菜の中で、ぶつんと何かが切れる音がした。
「ご主人様のチンポが、一番、き、気持ちイイです。い、イキ、たい……早くこのチンポでイキたいですぅ♡」
白目を剥きながら、舌をだらりと垂らし雪菜は綾瀬に懇願する。すでに昇りつめている。オーガズムの一歩手前で懸命に押し留めている間に雪菜の理性は焼き切れたのかもしれない。
「分かりました、ならイキましょう。思い切り、中出ししますからね」
「は、はいぃ♡ んひぃ、はあ、はあ、はあ、んはあぁ……激しい、激しいの来た、はひっ」
嬉しそうに喘ぐ雪菜の膣を綾瀬が突いて突いて突きまくる。
膣肉の締め付けを物ともせず、剛直が雪菜の秘所をメスに堕とす。
「んぅぅッ」
渾身の一突き。
雪菜の膣深く、子宮口を突いた刺突が止めとなった。
深々と肉を抉ったペニスが射精する。熱と快感が雪菜の身体に強烈な悦びを叩き込む。
「は――――ひ♡」
雪菜は信じられないといった表情で愕然とし、遅れてやって来る絶頂の荒波に意識が押し流される。
「んぎぃいいいいいいいいいいいいいいいいぃいいいいい♡」
これまで我慢に我慢を重ねてきた。
積みあがった快楽が一瞬にして弾けて、雪菜の全身を激しく打ち据える。
身体中を掻き毟りたくなるような猛烈な快感の暴力。
「あ、あ、あ、イグっ、んぃ、い、イグ、んあ、あ、はあぁぁ♡ ご主人様の精液、ぉ、奥でいっぱい感じるぅ♡」
心底から気持ち良さそうに雪菜は喘ぐ。
うっとりと膣内で跳ねるペニスの感触を味わい、精液の熱を堪能する。
膣が何度も収縮を繰り返している。
注がれた精液を逃がさないように、奥へ奥へと運んでいるかのようだ。
「は――――ぁ、ふう、あっ」
雪菜はそのまま前に倒れこんだ。
ペニスは相変わらず膣に刺さったまま、雪菜の膣肉はなおも精液を搾り取るためにペニスを圧迫している。
そんな雪菜を綾瀬は抱きしめた。頭をなでて、背中を摩る。
「はあ……ふう、ん……どうでしたか、わたし」
「すばらしかったです。雪さんのコスプレセックスは、最高ですね」
「ふふ、ありがとうございます。わたしも、すごく興奮しました。ふう、んちゅ……」
無性に愛おしくなって、雪菜は甘えるように口付けをねだった。
綾瀬は雪菜のキスを受け入れて、舌を絡ませあう。
自然と腰が動き出した。
精液を溜め込んだままの子宮を綾瀬のペニスが犯し始める。
「ふう、んちゅ、れる……んふ、んふぅ、ふあ、あーー♡ ふぅー、ふぅー、ん、ちゅぶ、れろぉ♡」
雪菜はディープキスをしたまま綾瀬にしがみ付き、ペニスを膣で扱く。
もうどうなってもいいと思った。
綾瀬が射精できる限り、すべて受け止めよう。それだけ、気持ちよくなれるのだから。雪菜はメイド服を精液と愛液で汚しながら、善がり狂った。嬌声を上げて、快楽の沼に溺れていったのだった。
そろそろ零菜の出番かなって