暁の堕姫~堕ちていく人妻~ 作:人妻大好き
綾瀬の店を利用した結果は想像以上だった。零菜は未知の快楽を知ってしまい、それが頭から離れなくなった。アナルをマッサージされるのが、そこまで気持ちイイとは思っていなかった。自分で触ったことすらない場所を、異性に穿り返されて、あまつさえ快楽に咽び泣いてしまうとは思いもよらないことだった。
そのそも排泄器官であって、異物を挿入する場所ではないにも関わらず、性的興奮を覚えるとはどういうことなのか。知識では知っていたが、到底信じられない行為であって、しかし、実際にしてみると女性器を弄ることに匹敵する、あるいはそれ以上の快感が得られた。
その感覚が忘れられない。
初めてのアナルマッサージで気持ちよくさせられたのもそうだが、初めてだからこそ、まだ性感帯としては未熟だったという。
「はあ……はあ……ぁ、はあ……」
もぞもぞと零菜はベッドの中で切ない吐息を漏らした。
すっかり膣口は潤っていて、頬は紅く上気している。自身の分泌液で細く、白い指先は濡れそぼっている。
「ふ――――ぅ」
身体が小さく跳ねた。
軽く絶頂した。
人差し指を膣内に挿入して、自分で乳首を愛撫して、気持ちイイことを繰り返している。すでに、三回イッているが、身体はまだ満足してくれない。
「はあ、ん――――全然、違う」
くちゅ、と膣口に指を押し入れて、中を乱暴に掻き回す。Gスポットも何度も刺激して、確かに快感を得ているが、綾瀬にされたときのような意識が飛ぶような気持ちよさには程遠い。
自分の身体なのに、自分では思うような快感が得られない。赤の他人の綾瀬がいとも容易く零菜を果てさせたというのにだ。
「ん、ふう、ぁ……そろそろ、いいかな」
ここまでのオナニーはあくまでも事前準備に過ぎない。
零菜はベッドの横に置いていた座卓の上の紙コップを手に取った。
その中には半透明な液体が入っている。触れてみるとプルンとした触感があり、コップをひっくり返して手に取れば、ひんやりとしたゼリー状であることが分かる。
「ちゃんと、固まってる」
これはスライムだ。
綾瀬の店から購入した新感覚の大人の玩具。家でできるスライムプレイを売り言葉にした新商品で、五回分が無料で配布されていたものを貰ってきたのだ。
作り方も簡単で、水道水に専用の粉を入れてかき混ぜるだけ。その混合液をしばらく放置すれば自然と固まって、玩具店でよく見かけるスライムに酷似した物体が完成する。
ホウ砂で作る玩具のスライムに比べて大分固い。スライムプレイ用なのだから、しっかりとした固さがなければならないのだ。
「これを、このままでいいのかな」
零菜は不安と期待を胸に、スライムを自分の尻に持っていく。取り扱い説明書によれば、姿勢も大切で、穴がよく広がるようにしているのがいいという。
零菜は自分の膝をついて、尻を上げた。オナニーで性感を高めたところで、アナルにスライムを押し当てる。すると、スライムが急に変形して零菜のアナルに入り込み始めた。
「はッ、あ、んん♡」
最初は細い筋にように変形してアナルの内部に侵入してくる。スライムは尻にへばりつきながら、少しずつその触手を零菜の直腸内に伸ばしていく。
「はあ、あ――――ん、来てる、ん、ふうぅ……」
若干の息苦しさを違和感。
アナルを広げられたことで生じたものだ。
異物が直腸に外から入ってくれば、当然起こる反応だが、自分で思っていたほどきつくはない。
「ふ、うう、んん……はあ、ぁ、はあ、はあ、んん! んふぅ! あ、くぅ……あ、あ、はう……くう、ふうう、う、う゛、んんっ」
スライムに意思があるわけではないが、零菜の反応を調べながら着実に性感を高めようと動いている。そのようにプログラミングされた使い魔なのだ。
半透明なスライムに少しずつ肛門が広げられていく。鏡で見れば、半透明なスライムを通してだらしない穴が見えることだろう。霊菜は布団を頭からかぶって身体を隠しながら、ベッドの中で煩悶する。
「あはぁ、んふぅ、ふう……あふ、んぁ……は、あ、んん、ふう……はあ、はあ、ふう、んん、ああ……どんどん、来る、これ、ふう、んんん……」
ぞりぞりと内側が舐められているような感覚。人間の手とはまったく異なる異次元の快感だ。弱い刺激が直腸全体に同時に与えられている。
このままで絶頂というものではないが、性感を徐々に徐々に高めていっているようだった。
「回ってる、ん、中で、少しずつ……ん、はあ、お尻、広がっちゃうよぉ……はあ、はあ、んはあ……はうっ、あ、あうぅ」
枕に頭を押し付けて、零菜は自分の意思によらない異形の愛撫に腰抜けになりそうだった。
自分では決してこうはできないだろう。
アナルを自分で弄ることには抵抗感がある。汚い場所というイメージはどうしても払拭できない。どれだけ気持ちイイ場所だと理解していてもだ。そこに人間の指では再現できないスライムの特殊な感覚が攻め寄せてきている。
まるでトンネルを掘り進むかのように零菜の中に押し入ってくるスライムはあるところで前進を止めた。そして、そのままそこで今度は横に広がり始める。
「はあ――――ああう♡ んあ、はあ、あ、お、大きく、なってるッ、んあ、はあぁ♡」
肥大化するスライムはその流動性を駆使して直腸内に同時に様々な角度から刺激を与えてくる。形状を変化させて、ペニスに似た形になってみたり、全体に粒を発生させて回転したりする。動きもピストン運動から回転運動、それらを織り交ぜた複合的な動きなどなど様々だ。
「あっ、あっ、あっ、あっ、ああっ、ん、これ、すご――――あ、はっ、すごい、気持ちイイ、何、これぇ、はあ、はあ、はあ、あ、あ、んあっ、あ、ひゃあ♡ はあ、強い、んん、わたしの中にイボイボが、いっぱい、あふれて、回ってるぅ♡」
びくんびくんと零菜は腰を跳ねさせる。
とても我慢はできなかった。
しっかりとほぐされた尻穴はスライムの責めをしっかりと受け止めてしまっている。排出しようとする自然な踏ん張りもびっちりと張り付いたスライムを押し出すことはできない。
むしろ、腹部に力を入れるほどにスライムとの密着度が上がって快感の度合いが高まってしまう。
「あ、うお――――んあ、んあ、あはあっ、はあ、ん、ふへあっ、あ、あふぅん♡ はあ、はあ、はあ、や、だ、これぇ、ふあ、ふあ、んふあ……ほんと、すごい、んん♡」
もぞもぞ、とベッドの中で身悶える。
アナルに入り込むスライムのおぞましい感触。ひんやりとした冷たさが異物感を煽っている。腹部にかかる圧迫感がなんとも言えず、息苦しさすら快感に変換されてしまう。
「は――――あ、がッ、んん、あふ、んあ、あ、あ、ん……ひいっ。は、あ、あ、んん!」
スライムの表面が泡立って、無数の粒が生じる。それが直腸の肉壁をぞりぞりと擦ってくる。零菜は初めての感覚にひいひいと言いながら、この悦楽に喘ぐ。
「イク、イク、イッちゃう……お尻で、スライムで、へあ、ん、ん、んあ、く、来るぅ」
ぞくぞくぞく、と絶頂の気配に身体が興奮する。高ぶる感覚。天上の一歩手前まで手をかけた。アナルの中でおぞましく暴れるスライムにイカされる。一瞬あとの自分を想像して零菜は悦に入る。
「零菜、ちょっといい?」
不意に、ドアの向こうから雪菜の声がする。
「え……? ママ? あ、なんで……!」
いつの間に仕事から帰ってきていたのだろうか。
零菜は一瞬で我に返った。
「零菜? いい、入るよ」
「んぁいっ……んあ、待って」
「え?」
零菜の静止を待たず、雪菜がドアを開けてしまう。
「ど、どうして開けるの!?」
「あなた返事したじゃない」
「ま、待ってって言ったのに……!」
「そんな、急に言われても」
そもそも部屋に入ることを許可していない。返事したように聞こえたのは、アナルでスライムが動いたことで出た不随意の声だ。雪菜はそれを返事と聞き間違えたのだ。とはいえ、ドア一枚を隔てた向こうで実の娘がアナルにスライムを入れて自慰に耽っているなどと、想像できるわけがない。
(危なかった。布団かぶってなかったらヤバかった……!)
零菜は冷や汗をかいていた。幸いなことに見られて困るものは外に出していない。自分の今の格好を見られればアウトだが、それ以外は大丈夫だ。
「こんな時間から布団に入って、どうかしたの?」
「何でもないッ、ちょっとうとうとしてただけだから」
と、零菜は慌てて言いつくろう。
「それで、な、何の用?」
「ああ、そうそう。これ、萌葱ちゃんが持ってきてくれたの。あなたの忘れ物だって」
「え、あ、それ」
雪菜が持ってきたのは携帯ゲーム機だった。異母姉の萌葱の家に忘れてきたものだ。
「後でお礼言っておきなさい」
「う、うん……んあうっ」
びく、と零菜は震えた。
アナルの中でスライムが形状をまた変化させたのだ。こうして雪菜と話している間もずっとスライムは活動し続けている。それこそ零菜を絶頂させるためにだ。懸命に声を押し殺し、努めて平静を維持しようとしていたが、ついに声を漏らしてしまった。
「何? 急に変な声出して」
「何でもない、から。ん……っ」
「顔も紅いみたい、風邪引いてるんじゃない? 大丈夫?」
「大丈夫だからっ、さっき、熱測ったけど別に、何ともなかった、から」
スライムの浸食が止まらない。
零菜に快感をすり込もうと躍起になっているように、アナルの中で蠢いている。その動き方は徐々に激しくなってくる。
(これ、本当にヤバい……しゃれにならないっ、こんなのママに知られたら、死んじゃう)
親にオナニーを見られるのは死んだほうがましというレベルの大災害だ。まして、それがスライムを使ったアナニーともなれば、なおのこと。恥ずかしいという次元を超えている。
零菜は反抗期を迎えて雪菜に厳しく当たってはいるが、内心では雪菜を尊敬しているマザコン気質。それゆえに雪菜から本当に失望されるのは恐怖でしかない。
(本当に、止まって……お願い……)
心の中で祈りながら、零菜はひたすら冷静さを装う。
「萌葱ちゃんには、後でお礼言っとく」
「そうね。ああ、それと」
「ま、まだ何かあるの……ふ、んっ」
雪菜があれこれと話しかけてくるが、零菜の頭には全然入ってこない。お腹の中に入り込んだスライムの責めが気になってしまう。
(何これ、変、身体が変……何で、ママに見られてるのに、こんなに感じるの、おかしい……っ)
背筋が快楽に震える。
雪菜が見ている前でオーガズムに達しそうになっているのだ。
「零菜、聞いてる?」
「聞いてる、聞いてるから」
(お尻、動かないでぇ。そんなにされたら、ほんとにイッちゃう。ママに見られて、わたし、そんなのダメなんだからぁ)
アナルが熱い。火傷してしまいそうで、恐ろしい快楽の熱がじわじわと零菜を内側から焙っている。アナルだけではない。もはや、前もぐちゅぐちゅに濡れている。子宮からジンジンしているような気がして堪らない。今すぐにでもオナニーに戻りたい。アナルを穿られながら、膣内を弄りたいとすら思ってしまう。
(や、ばい……ほんとにイクっ)
もう我慢の限界だった。意識が遠のいてしまいそうなくらい我慢したのだ。そろそろ耐え切れずに崩壊してもいいのではないか。そんな楽に逃げようとする心が動き出したころだった。
インターホンが鳴った。
「こんな時間に?」
外から運送会社の名を叫んでいる。どうやら、宅急便のようだ。雪菜は受け取りのために零菜の部屋を出ていった。
「は――――あ、は、は、んはっ、た、助かった……っ、んんあっ! あ、んふっ、う!」
雪菜が部屋を出ていったことで、零菜の心理的圧迫感が消えた。もちろん、雪菜が家に帰ってきているということは、声を聴かれてはならないということなので、何とか喘ぎ声は我慢しなければならない。
「やっと、イケる。はあ、はあ、はあ……ふ、ん、スライムで、イクなんて、わたし……ふ、ん、んん……っ」
零菜は汗の雫を浮かべて呻く。
淫らな笑みを顔に張り付けて、いそいそと前を弄る。乳首にも手を伸ばす。アナルはスライムが犯してくれているので、他の二点を手で刺激できるのだ。
「はあ……はあ……あ、はあ……んあ、はあぁ……ん……ふう、ふあ、あ、んん、あ……はあ、あはっ、あう、んあ、はあ、はあ、ふ……う、あ」
「零菜ぁ、あたなの荷物だって」
「ふぃ!?」
びくっと零菜は震えた。あまりに慌ててしまって思わず舌を噛んだほどだった。
雪菜も零菜のプライバシーには配慮してくれたのか部屋に突撃してくることはなかったが、それでもドア一枚向こうから声をかけてきている。
「荷物なんて、ママが受け取ってくれればいいじゃん」
「あなたが本人受け取りを希望したって言うから呼んだんでしょ」
「う……それって……あっ」
そういえばそうだったと今更に思い出す。
宅配サービスの中で本人だけが受け取れるようにした受取人指定のサービスである。あらかじめ通知された番号を伝えなければ受け取れない。零菜は雪菜に番号を伝えていないから、結局零菜が受け取りに行くしかない。
「零菜、早くしなさい。待ってるんだから」
「わ、分かってるよ」
零菜はやむなくパンツを履いて、手近なジャージを着た。アナルのスライムは今も懸命に役割を果たそうとしている。使用時間が終われば停止するが、そうでなければ容赦なく動き続けるのがこの商品の欠点であった。
(こんなことになるなんて……やばい、歩くだけでお腹が)
玄関に向かっていく間もアナルのスライムが動いている。
(もう少しでイケた……早く受け取ろう。お預け、きつい)
「はあ、はあ、はあ、まずい、これ……」
(気を抜いたら、すぐにイッちゃう)
ぶるぶる、と背筋を震わせる。
(もしも、宅配の人の前でイッたりしたら、わたし、終わる……)
ぞくぞくする。終わるという危機感を抱きながら、何故かその時を妄想してしまうのだ。赤の他人の見られるなんて、そんなことは今まで考えたこともなかったのに。スライムを入れたことで自分は変になってしまったのだろう。今だけだ。快感を与えてくるスライムが中に入っているから思考が変な方向に誘導されているだけなのだ。
零菜は我慢に我慢を重ねて、玄関にたどり着いた。
「あ、すいません、お待たせしました」
「暁零菜さんですね。こちらにハンコをお願いします」
「はい……んっ」
番号で本人確認をしてからハンコを伝票に押す。それから、段ボール箱を受け取った。
「ありがとうございました」
そう言って零菜は笑顔を張り付ける。膝が笑いそうになる。ぎゅるぎゅる、とスライムが回っているのが分かる。
(待って、待って動かないでっ、知らない人の前で、わたし、イクっから)
こみあげてくる快感に翻弄される。
早く終わってと祈りながら、必要な手続きを済ませた。
「は……あ、ん♡」
業者が帰っていった直後に膝ががくがくと震えた。堪えていた快楽が零菜を軽くイカせたのだ。
「何買ったの?」
「ちょっと、ね」
「あまり変なの買っちゃだめよ」
「分かってる」
零菜は母の言葉を聞き流して部屋に戻った。
そしてそのままベッドに潜り込む。
今度こそだ。待ちに待った、本気のオナニーだ。
「あ――――は♡」
我慢に我慢を重ねていたからだろうか。
気持ちが楽になった途端に、比較にならないほどの快感が駆け巡った。
「はふ、んあ……ふぐ、あう……んん、ふう、はあ、はあ、あふぅ♡ お尻、イイ、ん、あ、もう来ちゃう♡」
太ももをすり合わせて、股座に手を入れる。くちゅくちゅと愛液を掻き出しながら、スライムの動きにすべてを任せた。
「はあ……んは、はあ、あはっ、すご、ぉ、んぉ、おお♡ い、イクっ、はふ、んあ、あ、あ、あっ、んんっ」
アナルの中で暴れるスライムがごりり、と零菜の直腸壁を強く愛撫した。その瞬間を待っていたかのように、零菜の身体が歓喜する。
「ひぃあ――――あ♡ ん、んむううううううう♡」
身体が仰け反る。強烈な快感がアナルから身体中に伝播していく。頭が真っ白になって、何も考えられなくなる。
身体が言うことを聞かない。勝手に絶頂し、勝手にびくびくとベッドの上で跳ねてしまう。大きな快感の波が何度も押し寄せて来る。
この日、最大のオーガズムだった。
「ん、はあ、あ……これ、すごすぎる。超気持ちイイ……」
スライムは一定時間が過ぎると動きを止めて、動かなくなる。水溶性になるので、そのままトイレに行けばいいのだ。
でも、絶頂直後はトイレに立つ気力も湧かない。トイレまで行かなくてもいいような方法を考えたいところだった。
「まだ四個もあるのか」
お試し商品とは思えないほどよくできたグッズだ。使っているところさえ見られなければ、市販のスライムだと誤魔化せる。誰もアダルトグッズとは思わない。使ってみれば、普通のオナニーでは得られないような快感を得られる。アナルをこうも徹底的に虐めるのは自分では不可能だ。スライムでなければ得られない独特な快感は病みつきになりそうだった。
「ただのスライムでこれなら」
本当のセックスはいったいどれほどの快感なのだろうか。
性に関して強い興味を持つ年頃だ。恥ずかしいと思いながらも、止めることができない。快感という正の感情は負の感情よりも強く精神に働きかける。
しばらくは、このオナニーに嵌ってしまう。そんな予感に零菜は震えた。