暁の堕姫~堕ちていく人妻~ 作:人妻大好き
何ということのない日常は、雪菜との密通によって幕を閉じた――――ということもなく、秘密の関係を続けながらも綾瀬の生活は何ら変わるところがなかった。
雪菜の求めに応じて、あるいは時に綾瀬から雪菜を求めて快楽を貪るのは堪らない幸福であったが、それを表に出すことはない。
雪菜も綾瀬もそれぞれの生活があって、それを壊さないようにそういった話題を出す時と場所を選んでいたし、誰の目があるか分からないので、必ず行為に及ぶのは綾瀬の部屋と決めていた。
そんな折、綾瀬は別の女性とも関係を持った。
萌葱である。
零菜と同様に幼馴染であり、姉も同然の相手だった。
どうしてそうなったのか分からないが、互いに身体を貪り合った事実は動かしがたく、当初は気まずい関係になってしまった。
原因は萌葱が焚いたアロマキャンドルにあるという推論こそ立ったが、それまでだ。
「萌葱さん……どうしたんですか、今日は」
「お帰り、綾瀬君」
萌葱がいた。
家に帰ったら、何故か。
「どうやって?」
「零菜んとこと繋がってるじゃん、ここ」
「あ、なるほど……」
普段は零菜の自宅に戻り、それから自分の自宅に転移する。その魔法陣は零菜宅にある綾瀬の部屋に設置されている。
当然、零菜の異母姉である萌葱もその存在は知っているので、綾瀬宅の鍵がなくとも零菜の家から転移してこれるのだ。
「零菜は?」
「出かけたよ。あの娘も人気者だね。アクティブなのはいいことだー」
そう言いながら、萌葱はソファに仰向けに倒れた。
寝転びながら携帯ゲームをしている。
「ねえ、綾瀬君さ……この前の続きしない?」
と、不意に萌葱が言った。
視線はこっちに向いていないが、明らかに意識を綾瀬に向けている。
「する?」
萌葱は今度は視線を向けて誘ってくる。
淫欲の炎がその視線に滲み出ているのを感じた。
そうまでして誘われては、綾瀬も断る理由がなかった。
「萌葱さんから、こんな風に誘われるとは思わなかった」
「この前一回やったけど……あれは薬入ってたからね」
萌葱は頬を染めながら言う。
羞恥を感じてはいたのだ。
それでも、動じない風を装って綾瀬を誘ったのである。年上の意地であろうか。ソファで隣り合って座り、互いに手を取り、温かさを感じ合う。
萌葱の手は小さくて柔らかい。あの日は本能のままにむつみ合ったので、こうもしっかりと相手のことを見れなかった。
「萌葱さん……ごめん」
綾瀬のほうが我慢できなかった。
萌葱は美人だ。いい匂いもする。こんなに近くでこんなにも露骨に誘われたら我慢はできない。萌葱の唇を綾瀬は強引に奪う。萌葱は待っていたとばかりに綾瀬をあっさりと受け入れた。
「ふぅっ、んっ、んんっ――――ん……ん……ちゅ」
互いに唇を吸う。
「強引」
「すいません」
「ふふ、いいよ。それくらいのほうが、あたしも気兼ねしなくていいし」
と、萌葱は笑った。
それからまたキスをした。
今度は萌葱から。そして、綾瀬は萌葱に負けないようにしっかりとキスを返す。口づけは強く激しくなり、すぐに貪り合い、涎を交換し合うようになった。
「はあ、んっ、ちゅ……れる……れる……れる……んふ……はあ、れろぉ♡ はあ、はあ、綾瀬君、ん……ちゅ……ふう、はあ……あっ、あぁぁ♡」
萌葱は舌を伸ばして綾瀬の唇を舐める。その舌を綾瀬は吸って甘噛みし、舌で捕えてしまう。萌葱の口の中に舌を押し込んだ綾瀬は、歯並びのよい真っ白な歯列をなぞり、歯茎を愛撫し、上顎をくすぐった。萌葱は気持ちよさそうに目を細めて綾瀬の舌を堪能する。
「んふ……ふう……ん……ん……ちゅぷ、はぁう……ふう……れる、れる、れる、ん、ん……ふう、んっ」
萌葱も綾瀬に負けないように舌を動かしながら、手を綾瀬の股間に伸ばした。優しく触れると、そこだけ盛り上がっているのが分かる。服の上からでも分かるくらいに熱く大きく膨らんでいる。
「はあ、はあ、はあ、綾瀬君、もう我慢できないって感じ?」
「萌葱さんこそ、そんな感じじゃないか?」
綾瀬の手は萌葱の胸に伸びていた。
「あたしのそんなに大きくないから、つまらないよ?」
「そんなことないよ」
「もう……んっ」
二人はキスを再開する。
違いがあるとすれば、互いに性器を愛撫し合ったことだろう。綾瀬は萌葱をソファに押し倒し、ブラジャーの下から萌葱の小ぶりな胸を揉んだ。萌葱は綾瀬のパンツに手を入れて、さわさわとペニスを扱き始める。
「ん、ん、ん、ん……んん……はぁ、う……んちゅ……れる、れる……あ、んふぁ♡ ふ、ん、んんっ!」
萌葱は喉を鳴らしながら綾瀬の涎を飲みつつ、舌を伸ばして綾瀬を挑発してくる。
がっしりと唇を重ねて舌を絡ませ合う。
「ん、ふっ、はあ、あ、んはっ、あ……んちゅ、んんっ、んっ、ふう、はあ、んあっ、あ、はあ、はあ、はあ、ん……はあ、はあ……」
酸素を求めて萌葱が喘ぐ。
口を隙間なく塞がれての激しいキスは、萌葱の思考に靄をかけて余りある。
「ふう、ぁ、や……ん」
萌葱の首筋に綾瀬はキスをして、軽く舌で愛撫する。萌葱はくすぐったそうに身を捩る。
「ん、もう……綾瀬君、あたし、するから」
「萌葱さん……? ちょ……」
萌葱は身体を起こして、綾瀬を押しのけると綾瀬のズボンをずり下げる。パンツからペニスを取り出して、勃起したペニスをまじまじと眺めた。
「ふわぁ……こんなになるんだ」
「この前も見たじゃん」
「この前のは、ノーカン……アロマのせいでおかしかったから」
そう言いながら、綾瀬のペニスを軽く摩る。
萌葱の手に握られたペニスは、情けなくも次を期待してびくびくとしてしまう。
大きく膨らんだペニスに顔を寄せた萌葱は、少し怯んだ様子だったがすぐに意を決して唇を裏筋に押し当てた。
「ちゅ……ちゅ……ん、ちゅ」
柔らかい萌葱の唇が亀頭から棹に繰り返し押し付けられる。軽いキスを繰り返し、萌葱は綾瀬のペニスを手で握ったり扱いたりする。
「ん、ちゅ……ちゅ……ん、ふぅあ、んっ……れろぉ」
赤い舌が亀頭に触れる。
舌先で軽く敏感な場所を叩くと、それからぴちゃぴちゃと音を立てたフェラチオで綾瀬を昂らせる。
「ん、ぇう……れる……れる……んちゅぷ……れる、ちゅ……れる……れる……ちゅ……んふぅ……れるれるれる、ちゅぷ……れろ……ちゅぱ……んふぁ♡ あ、ん、ちゅぅ♡」
愛おしそうに萌葱の舌が絡みつく。
忽ち、ペニスは涎でべとべとになった。
萌葱はすぐにフェラチオに慣れてきたのか、様々な動きを見せる。舌で裏筋を繰り返し舐めてから、カリ首を丹念になぞる。棹に吸い付いてキスマークでもつけようとしているかのように強くキスをする。そして、先端を加えてちゅうちゅうと吸い立てる。
「う、あ……それ、いい」
「ん? ふふ……よかった。もっとするね。ん、あぁ♡」
綾瀬の反応に気をよくした萌葱は、髪を掻き上げてペニスを咥える。亀頭を頬張ってから、もごもごと舌で位置を整えて、それからゆっくりと口内に押し込んでいく。
「んちゅ……ちゅぷ……ん、ちゅぷ……れるちゅ……んふう……ふう……ん、ん……大き、ん、んぁう♡」
ちゅるり、と萌葱はペニスを吸い込んで根本まで咥えてしまう。
温かく湿った口内でペニスは弄ばれている。舌は変わらずに動いているし、口内粘膜のぬめりと舌のざらつきは、綾瀬の腰を蕩かすほどに気持ちイイ。
「ちゅぶ……ちゅぶ……ちゅぶ……ん、ん、ん……ん……ふう、んあ……れる……ちゅ……んちゅぶ……ちゅる……くぷ、くぷ……ん、んん……ふう、はあ、ん、れろれろ……ちゅ、ん、んん……ん……じゅるる」
萌葱はゆっくりと頭を動かしてフェラチオをする。
萌葱の口の中でペニスはなすすべなくねっとりとした愛撫を受ける。初めてに近いフェラチオであっても、知識そのものはある。萌葱は自分の知る限りの方法で口唇愛撫をする。
「う、ぅ……」
ペニスを咥えた萌葱の頭が揺れるたびに、感動的な快感がペニスに与えられる。腰が引けて太ももが震えるようだ。
静かな室内に萌葱の口から漏れる淫らな唾音だけがリズミカルに響いている。
「じゅぶ……じゅぶ……じゅぶ……じゅる……んふ……はあ、ふう……ん、じゅぶ、れるる……んん、ちゅ……んぁう……じゅるる」
綾瀬のペニスから先走り汁が溢れ出る。萌葱はその存在を味で感じ取り、ますます力を込めてペニスを啜る。
エラに掻き出された涎が棹を伝って根本に零れ、睾丸を濡らした。
時折、萌葱はペニスを口から抜いて、雫になった自分の涎を舐め取るように根本から先端まで舌を這わせ、そして再び咥え直した。その都度、綾瀬のペニスはびくびくと快感を伝えた。
「ちゅ、ちゅ……れる、れる、れる……ん、ふう、はあ、はあ、ん、んん……じゅぶ……んふう♡」
綾瀬を気持ちよくしようと萌葱も必死だ。口の中で膨らむペニスに息苦しさを覚えるくらいだ。それでも、自分の口で綾瀬が快感を得ているという実感が萌葱に充足感を与えていた。
はっきりと綾瀬の快楽が感じ取れる。ペニスが口の中で跳ねるのを抑え込んで、もっと気持ちよくしてあげようとしゃぶりつく。じゅるじゅるとはしたない音を立てるのも、気にならなかった。熱いペニスをどうにかして射精させる。その一心だった。
そんな萌葱の献身はすぐに実を結んだ。
ペニスがひときわ大きな反応を示した。
「萌葱さん、ヤバい」
「ん? ん、いいよ、いつでも……ん、んあぁ♡」
「う……ぅ」
萌葱は大きく口を開けて、ペニスを咥え込んだ。逃がさないように舌と上顎で固定して、射精を促すようにバキュームする。
これには堪らず綾瀬は呻いた。我慢の限界にもほどがある。萌葱の口内に溜め込んでいた精液を吐き出してしまう。
「んんっ、ん、んふうぅ♡」
萌葱は口の中で暴れるペニスにしゃぶりついたまま、満足げに笑みを浮かべた。そのまま口内の精液を飲みながら、尿道に残る精液も啜る。
「じゅる、じゅる、じゅる……ちゅぷ……んく……ん、ちゅ……ぷ」
精液を絞り出されたペニスは少ししぼんだ状態で吐き出された。
「ふう……ん……これが綾瀬君の精液。ん、はあ……ん……」
口元を抑えて萌葱はしっかりとその粘液を飲んでみせる。
「萌葱さん、そんな飲まなくても」
「綾瀬君のだから、ね」
萌葱の手が再び綾瀬のペニスを握った。涎で汚れた棹を構わず萌葱はシコシコと扱いてくる。勃起するのにそう時間はかからなかった。
「ねえ、このまましよ」
と、萌葱が言った。
綾瀬は断らなかった。もう理性の限界だ。萌葱という魅力的な女を前にして、これを犯さないという選択肢はなかった。
「ん、はあ……あ、もうちょっと」
萌葱は綾瀬の上に跨った。
天を突くようにそそり立ったペニスにゴムを付け、そのまま掴んで、自分の秘所に宛がっている。
「ん、んしょ……ん……はあ、じゃあ、いく、よ……ふ、んっ」
萌葱が腰を下ろす。
ペニスが膣口をこじ開けて萌葱の胎内に潜っていく。途端に優しい締め付けがペニスを襲う。ずぶり、と膣肉に包まれたペニスは全方向からむしゃぶりつかれる形になる。若い膣肉は力強く精に貪欲にペニスを求めてくるのだ。
「あ、はあ……ん、あ……綾瀬君のがあたしの膣内に……ん、はあ、はあ……あ、んん、ふう」
萌葱は呼吸を整えながら、腰を前後に軽く揺する。
にちにちと粘つく音を立てて、ペニスが擦れる。騎乗位の姿勢で、完全に根本まで結合したまま萌葱は腰をグラインドさせている。
「う……はあ……あ、はあ……ん、ふう……ふう……はあ……どう、かな……ん、ん……気持ちイイ、かな?」
「気持ちイイよ、萌葱さん」
「ん、そう? ん、じゃあ、このまま、続けるね……ふう、あっ、ん、ん……ん……ふう……ふう……はあ、あん♡ ん、あ、ふうぅ♡」
萌葱は汗を滲ませてセックスに耽る。
結合部を捩じるようにして腰を動かし、蠢く膣肉は瞬く間にペニスに吸着して快楽を与えてくる。精液を欲しがっているのがはっきりと分かった。早く射精しろとペニスを通じて綾瀬に訴えかけているのだ。
萌葱の腰使いは拙いが、それを補って余りある煽情的な表情であり、この赤みの差した美貌が自分のペニスで歪んでいると思うと、綾瀬のオスはますます元気になる。
「んあっ!? あ、ん……急に、大きくなって、ん、きゃっ、あ、綾瀬君!?」
「されてばかりだとよくないかなって」
「そんなことないから。あたしに任せてればいいんだって、ん、ひゃあっ」
萌葱の抵抗を無視して、綾瀬は彼女の腰を掴んで真上に突き上げた。
こう見えて性経験は豊富だ。
年上だからとリードしたいのだろうが、経験豊富な綾瀬のほうが萌葱をリードできる。
「あ、あ、あ、待って、んんっ、ふぐ……ああっ……う、そんな、突き上げたら、ん、ふう……あっ、ああっ、ん、ん、んんぅ♡」
萌葱はいやいやと首を振るが逃げはしなかった。しっかりと彼女の膣はペニスに食らい付いていて、綾瀬の突き上げにいちいち反応を返している。
「ああ、奥に、奥に当たって、ん、あ、ああん♡」
萌葱も膝を突いて体勢を整えて、体重移動を駆使した上下運動でペニスを扱く。ずんずん、と根本までペニスを押し込み、腰を打ち付けている。
「ふう、ふう、ふう、ふう、んんんっ、あっ、はあっ、くう、これ、イイ……ん、あ、んんっ、く、はあ、んあ」
萌葱は表情を蕩かせて腰を振る。綾瀬も萌葱に合わせて突き上げる。膣奥に亀頭がぶつかって、カリ首と肉襞がこすれ合い、ぞくぞくとした快感が押し寄せる。
「はあん♡ んあ、はう……ん、ん、んんんっ、ふあっ、あ、あ、あ、んあ、きもひ、ぃ、あふあ♡ あ、ああ、んあ、腰、止まんない♡ はあ、はあ、はあ、んあ、あ、あぁぁ♡」
ガクガクと震えながら萌葱はの膣肉はペニスにしがみ付く。
「あ、ヤバい、イクっ――――♡」
萌葱が喉を反らした。
声にならない嬌声を上げる。
込み上げてくる絶頂の予感が綾瀬の突き上げで不意に高まってしまい、我慢ができなかった。
「萌葱さん、先にイッたんだ」
「はあ、はあ、ごめん、綾瀬君も、すぐに気持ちよく、するから……ん」
「じゃあ、体勢変えよう」
「え、あっ……」
起き上がった綾瀬は萌葱をソファに押し倒した。
オーガズム直後で体力が戻ってない萌葱をうつ伏せに組み敷いて、尻を上げさせた。
「こ、この体勢、恥ずかしい」
「別に変わんなくない?」
「か、変わるし」
萌葱が一方的に身体を見られることになる。それも背中やお尻といった萌葱自身の目の届かないところを見られるのだから、羞恥心をそそる。
「この体位、挿入しやすいからさ」
「あ……まっ、んっ」
萌葱の膣に綾瀬はペニスを挿入する。膣口から膣奥まで、尻肉を鷲掴みにして腰を落として貫いた。
「はぐっ――――あっ!」
ずるり、と濡れた膣肉にペニスが入る。
騎乗位とは違う角度で押し込まれたペニスが萌葱の快楽ポイントを突く。
「ふひっ♡」
妙な笑いが漏れ出た。
後ろから組み敷かれて、綾瀬の全体重をかけてペニスを打ち込まれている。
「んは♡ はふ♡ はひ♡ んひぃ♡ これ、ひゅごっ、んあっ、あひぃ♡」
ずぷ、ずぷ、と一刺し一刺しを力強く、奥まで押し込んでいく。
萌葱の身体をソファに押し付けるようにして、腰を落とし、角度をつけて抜き出す。ぬめる媚肉にペニスを引っ掛けて、膣内を抉り広げるように抽挿する。
「はふっ、あっ、ひっ、んんっ、お、お、ふおぉ♡ あ、んあ、あ、あ、んぐっ、ぅ、んああぁ♡」
だらしない表情で萌葱は肘掛に顎を乗せて悶える。膝を立てて腰を振り上げ、綾瀬のペニスを求めるように腰振りしてしまう。
「うぐっ……ふぐぐぅ♡ あふっ、あ、はふぅぅ♡ んあ、あひっ、ひぐっ、あ、あ、んあぉ♡ んあああ♡」
萌葱は肘掛に爪を立て、頬を擦り付けて身悶える。縋るものが何もなく、とにかく掴める物にしがみ付いて悦楽で強張る身体を抑え込んでいる。
「萌葱さん、締まる。すごいよ……ん、これ」
「あ、ん、ふう……ふあっ、あ、あ、あっ、おちんちん、綾瀬君の、おちんちんもすごい……ぃ、ああ」
萌葱の意思に関わりなく、身体は綾瀬を求めている。
ペニスを絞り、締め付け、精液を吸い出そうと本能に任せて引き締まっている。
「あ、あ、あ、気持ちイイ♡ おかしくなる♡ あふ、イイ、あんっ、ああ、気持ちイイ♡」
「萌葱さん、俺、もう」
「うん、うん来てっ、あたしも、イク、からぁ♡」
綾瀬はずぶりと萌葱の膣奥を貫く。そのままぐりぐりとポルチオに鈴口を押し付けて形を変える。
「ひぃぃぃぃ♡」
萌葱の頭が快楽でスパークする。
強烈で深い快感が膣に伝わって、それがペニスを一層強く締め上げる。
「く……っ」
綾瀬が小さく呻く。
睾丸が破裂しそうな勢いで溜め込んだ精液を送り出し、射精してしまう。
「あ、あ、い、イクっ、ぃ、イ、あっ――――♡」
萌葱は白目を剥きながら、奥歯を噛み締めて膣の奥底から湧き上がる深いオーガズムに溺れた。萌葱の足がびくんと跳ねて、背中が反りかえる。筋肉の動きがまったく制御できず、絶頂の勢いがそのまま全身に伝わった。
「あ――――はっ♡」
(バックヤバい。年下おちんちん凄すぎる。弟に強引にされるの、気持ちよすぎて変になる。ホント、これ、好きぃ♡)
肘掛にぐったりと倒れ込みながら萌葱は快感の余韻を味わう。
いまだ、萌葱の膣内には綾瀬のペニスが挿入されたままだ。コンドーム越しに熱い精液と魔力を感じる。
「はあ、はあ、はあ……うぁ……ふあ、あ……」
萌葱は息も絶え絶えといった様子だ。
ぐったりした萌葱を綾瀬は仰向けにした。膣の中のペニスがそれだけで擦れて気持ちがいい。
「綾瀬君……? あ、ん……」
萌葱の唇を奪う。
キスをしながら萌葱を抱きしめて、綾瀬は再び抽挿を始めた。二度の射精で萎えたはずのペニスはすぐに固さを取り戻し、萌葱の膣内をもっと楽しみたいと主張していた。
「ふひっ、あ、まっへ、ちょ、休ませて……あ、あ、あ、無理、無理ぃ……こんな、きもひぃのぉ♡」
呂律が回らなくなった萌葱は言葉とは裏腹に抵抗もなく、むしろ自分から足を絡めてくる。
「萌葱さん。俺、全然収まらないんで、すみません」
「はへ、んぁ、あ、あ……んあっ……あひっ、あ、あ、これ、好き、気持ちぃ♡ あ、あ、あ……♡」
萌葱は綾瀬にしがみ付いて抽挿を受け入れる。
頭が回っていない。
杭を打ち込まれるようにじゅぶじゅぶと音を立てて押し込まれるペニスを、萌葱の身体は律儀に挟んで絞り、奉仕している。
身体が勝手に悦んでしまって、頭はそれに応じて快楽を追認する。好きだから仕方がない。セックスを誘ったのは萌葱のほうだ。
「ひぃん♡ あはっ、んあっ、あ、あ、あ、ああっ、綾瀬君、もっと、そこ、もっと、して、んんっ、ふあ、あ、ああ、イイっ、そこ、それ気持ちイイっ、あ、あ、あ、また、イク♡」
必死にしがみ付き萌葱は綾瀬の身体から離れないように密着する。
綾瀬の耳元でひたすらに悦楽を叫び、懇願し、膣肉を震わせる。
萌葱はすっかり綾瀬のペニスの虜になっていた。
(もう離れられない。こんな気持ちイイの、絶対に止められない)
「イグっ、あっ、あたし、また、ふぐっ、あ、ああああぁぁ♡」
萌葱の目の前が真っ白になる。
何もかもを投げ出して、ただ綾瀬とセックスに耽っていたい。
綾瀬の射精と萌葱のオーガズムは同時だった。ぎゅっと抱きあったままで二人は果てた。もう体力も限界に近い。動く気にもならなかったので、萌葱と綾瀬はしばらく繋がったままでじっとしていた。