暁の堕姫~堕ちていく人妻~ 作:人妻大好き
夜、暗くなってから綾瀬の部屋に雪菜はやってくる。
転移の魔法陣を通って自宅から人知れず通っているのだ。
「雪菜さん、来てくれたんですね」
「綾瀬君が、シタそうにしてたから」
「ありがとうございます」
綾瀬と雪菜の関係は、義理の息子と母である。かつて、両親を亡くした綾瀬を雪菜が引き取り、息子として育ててきた。
しかし、その関係は半ば破綻している。
綾瀬は夢魔の本能から、雪菜は日々の淋しさから過ちを犯した。若く猛々しい夢魔の身体に雪菜の淋しさを抱える肉体は容易く虜になってしまった。
何度も引き返そうと思ったが、その度に失敗してしまった。愛欲の沼から抜け出すことができないまま沈み続けて、ついには綾瀬から離れられないことを心身に自覚させられてしまった。
「綾瀬君……」
雪菜は綾瀬の元に歩み寄った。
カーテンを閉め切って電気も消してある。薄暗い部屋の中で雪菜の白い肌が青白く浮かび上がる。しゅるり、と衣擦れの音がして床に雪菜が羽織っていたタオルが落ちた。
深く黒い瞳が綾瀬を見上げてくる。背が伸びた綾瀬は頭二つ分は雪菜よりも高い。そんな雪菜は綾瀬の頬に手を当てて、唇を寄せてくる。
「ん……」
唇が柔らかい感触に包まれる。ほんのりと香るシャンプーの芳香が鼻腔が鼻腔をくすぐる。雪菜の唇を堪能するように綾瀬もまた雪菜の想いに応える。
舌先で唇を舐めると雪菜もそれに応じて舌を出してくる。触れ合うだけだった口づけは瞬く間に舌と絡め合うディープキスに移行した。
「ん……ん……ん……れる、ちゅぷ……ん……ふうぁ……ちゅ……ちゅぱ……ちゅぱ……ちゅ……ぁ、ぅ、んちゅ♡」
ねっとりとした舌の動きで雪菜は綾瀬の舌を舐めてくる。熱くぬめる舌が涎を塗り込んでくるようで、綾瀬も負けじと雪菜の口内に舌を押し込んで、歯茎から上顎まで丹念に舌を這い回らせる。
雪菜は目を細めて、うっとりとした表情を浮かべた。自ら積極的にキスを強請り、綾瀬から送り込まれる涎を味わう。
「ふう、う、う、んん♡」
時に綾瀬が強く唇を吸ってくる。舌も涎も吸い出されてしまい、かと思えば綾瀬の涎と混ざり合って戻ってくる。互いの口の中を舌と涎が行ったり来たりする。くちゅくちゅと音を立ててキスをして、溢れた涎は雪菜の顎を伝い落ちていく。
「ちゅ……ぱ、んはぁ♡」
はあ、はあ、と口を離して息を整える。
(気持ちイイ……)
ぼんやりと雪菜は思う。
綾瀬との口づけに、なんら抵抗はなかった。
むしろ、ずっとしていたいと思うくらいで、ディープキスをすればするほど身体の芯が熱く火照ってしまう。
「綾瀬君、準備……もうちょっとかな?」
「そうみたいですね。してもらえます?」
「……ふふ、いいよ」
雪菜は綾瀬の前にしゃがみこんだ。
パンツを下ろして、ペニスを取り出す。むくむくと大きくなったペニスは、勃起の一歩手前といったところか。それでも、かなりの大きさだ。
「小さいころとは全然違うね。本当に立派になって……」
昔から知っている綾瀬の身体。しかし、ここ数か月で雪菜は彼が大人になっていることを正しく認識するに至った。
ペニスを手に取って、その熱を感じる。
(先端からもう少し出ちゃっている。それだけ、わたしに欲情してるってこと?)
手で扱いて皮を剥く。あらわになった亀頭の先端から分泌される雄汁を雪菜は舌先で掬った。ざらつく舌が敏感な鈴口を撫でたので、綾瀬の腰が思わず跳ねる。
「びくんてしたね。可愛い……もっと、するからね……れろぉ♡」
右手で棹を扱きつつ、雪菜は真っ赤な舌で裏筋を舐め上げる。それから、亀頭をぐるりと舐めて、棹の側面をペロペロし、カリ首を丹念に掃除した。風呂で洗っているので汚くはない。しかし、雪菜の魅力的な身体に発情した綾瀬のペニスからは、先走りが常に出ている。フェラチオの刺激で粘液とともに淫靡な雄臭が湧きたっている。
「れろ……れろ……れろ……れろ……れろ……れろぉ……れろぉ……ちゅ……ちゅぶ……んちゅ……ん、ちゅぶ……大きくなってきたね。どうかな? れろぉ……ん、ん……んあう♡」
全体に涎をまぶしてから雪菜は亀頭を咥えて、口の中で舌を使って甚振ってくる。
「くぷ……くぷ……くぷ……くぷ……ちゅちゅちゅ……ちゅ……んちゅ……れる……れる……じゅるる♡」
「うわ、く……吸われる」
綾瀬が危機感を覚えるくらいに雪菜の口技が射精欲を昂らせてくる。ペニスを介して精巣の中の精液を吸い出そうとしているかのようであった。
これではどちらが夢魔か分からない。
「雪菜さんの口の中、ぬるぬるで気持ちイイです」
「ん……? ちゅぷ……そう? よかった。もっと気持ちよくなっていいからね……ん、ちゅ♡ あーん……ん、ん、ん、んじゅるる……じゅるるる……ぶじゅるるるるるる……んぐ、んぐ、じゅるる♡」
綾瀬が気持ちよさそうにしているんで、雪菜も興が乗ったらしい。激しく音を立ててペニスを吸い立てる。
バキュームフェラをしながら雪菜は頭を振る。根本までペニスを咥えてから強く吸いながら頭を引いて、先走り液を啜る。
綾瀬の腰が逃げないように腰を掴んで離さない。
「ヤバい、雪菜さん。もうイク」
「ん、あ、待って」
射精間際のペニスを雪菜は離した。寸でのところで暴発を免れたペニスは、不満げにぴくぴくとしている。
「今日……するんでしょ?」
「はい」
雪菜は期待感を込めた瞳で綾瀬を見上げる。もちろん、綾瀬もそのつもりだ。夢魔に目覚めて絶倫になった綾瀬は、口内射精をしてもよかったが、雪菜の気分もある。
雪菜に促されて仰向けになった綾瀬のペニスは完全に勃起して破裂してしまいそうだ。ガチガチに固くなり、エラが張った一物を雪菜は指で摘み、その上に跨る。
「ん……ぁ……」
雪菜の秘所に、ペニスの先端が触れる。そのまま雪菜は腰を下ろして、ペニスを胎内に受け入れる。
雪菜の身体の中の熱を帯びた柔肉に包まれて、ペニスが最大級に勃起して痛いくらいになってしまう。
「あ、く……ぐ」
綾瀬は苦し気に声を詰まらせる。
油断をするとすぐに果ててしまいそうだ。雪菜の口で高められた射精欲はまだ引いていない。深呼吸をして気持ちを抑える。
そして、それは雪菜も同じだ。
綾瀬のペニスをしゃぶりながら雪菜もまた興奮を高めていた。ペニスをついに膣内に挿入して、今にも絶頂してしまいそうだった。
「あ……んん、んあ、はあ……ぁ、ん」
メリメリと身体をこじ開ける綾瀬のペニス。雪菜を征服したいと言う欲望に満ちたそれを、進んで飲み込んでしまった。結合部すら今は見えないくらいに深く繋がっている。
「やっぱり、大きい。ん……一番、深いとこに当たってる♡」
雪菜の子宮口にまで綾瀬のペニスは届いてしまう。
騎乗位で腰かければ、雪菜の体重で深々と身体に突き刺さる。それはまるで杭のように雪菜を串刺しにして動きと制限する。若く、太く、たくましい雄を迎え入れれば、雪菜の雌は無条件降伏してしまう。
「んく……は、はあ……っ、ふう……綾瀬君の、全部、入ったよ、はあ、はあ……」
「雪菜さん……すごい締め付け」
「ん……ふふ……そう? あ……ん、綾瀬君のも、大きくて、う、んんっ、すご、い……はあ、はあ、はあ、んん、生だとまたすごくよく感じる、んあっ……はあ、はあ、ん……ん……ぁ……」
ゆさ、ゆさ、ゆさ、と雪菜の腰が上下運動を始める。
腰が上がるとき、ペニスがぎゅっと絞られて引き上げられる。襞が絡みついてきて、堪らず綾瀬の腰も跳ね上がってしまう。
「ふう……あっ、んん……んっ! はあ、あっ、あ、はあ、ん、んあっ、あ、あ、あ、ん、あぁん♡」
雪菜は快感に染まった淫蕩な表情で腰を動かした。上下運動から膣奥深くに挿入したまま腰をぐりぐりと前後に動かす独特の動きに代わる。快感を味わうために、雪菜自身で腰を自在に動かしている。気持ちイイところを探っているのだ。
「はあう、んあ、んあ、ああ、はあ、はあ、あっ、んっ、気持ちイイ♡ はあ、はあ、ん、う、あっ、あ、イイ、んく……はあぁ♡」
雪菜は背中を反らして、重心を後ろに下げた。身体を大きく開いて、結合部を丸見えの状態にしたまま、綾瀬の膝の上に両手を置いて身体を支える。
円を描くような腰使い。綾瀬のペニスはずりずりと媚肉に摺り上げられていく。
「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、んはあ♡ あ、あ、あっ、ん、はあっ……はあああ♡」
雪菜は我を忘れて嬌声を上げる。
目を瞑り、艶めかしく悦楽に溺れている。
こうなると雪菜は綾瀬の存在すら忘れてしまったようになって、ペニスを求めてくるようになる。綾瀬から迫られた時、一つ自分の枷を壊した雪菜は、今まで以上に性に奔放になったようだった。
「んく……んく……は、ぅ……ん、ぐっ、はあ、はあ、ん、あっ、あっ、んぐ……ふう、はあ、あっ」
雪菜は小さく痙攣しながらも、腰を揺り動かしている。
挿入に角度がついているので、いつも以上にペニスにかかる負担が大きい。それだけ、強く刺激されるので綾瀬は我慢するだけでも大変だ。
「あ、ん、くふう……はあ、はあ、あ――――はあ♡ あ、あ、あっ、ん、あ、気持ち、イイ♡」
雪菜は快楽を貪りながら身悶える。
媚肉が愛液を垂れ流しペニスに塗りたくっている。ふわとろの膣内でペニスはぎゅっと締め付けられて、雪菜の腰を揺れ動くたびに、ぬらぬらと輝く棹を覗かせる。桃色の肉の割れ目にペニスが挿入されている。その光景だけで、いつでも射精してしまえる。
ぬちゃ、ぬちゃと粘質性のある音を立てながら、雪菜と綾瀬の結合は続く。
「はあ、う……んん……はあ、はあ、あっ……ん、はあ、ふう……んんっ……はあ、あ、ふぐぅ♡ あはっ、あ、あ、んん、あっ、あ、あ、い、イイ♡ あ、イイところ、当たる、んん、んんん♡」
雪菜は挿入角度を調節しながらピストン運動を続けた。
ペニスを使ってGスポットを刺激し、軽くイった。
「綾瀬君、ど、どう? 気持ち、イイ? あ、はあぁ♡」
「はい……ん、く……気持ちイイです。雪菜さんの膣内、すごく熱くて、く……っ」
「はあ、はあ……ん……いいよ。いつでも、イって。あ、ん。ふうあ……わたしも、もうすぐ……はあ、はあ、はあ、んんん♡」
雪菜は綾瀬と恋人つなぎをする。手の平を合わせて握り合いながら、腰を動かした。綾瀬も腰を跳ね上げて雪菜を突く。タイミングを合わせるのは慣れたものだ。子宮口を強く刺激して、電流のような快感が脳を焼く。雪菜は喉を反らして嬌声を上げ、髪を振り乱した。身体が奥のほうから熱くなって汗が噴き出て、艶やかな黒髪が頬に張り付く。しっとりと湿った淫靡な雪菜の表情に、自然と綾瀬も熱くなる。
「あ――――くあっ、あ、ん、大きく、はぐぅっ」
雪菜の動きに合わせて、むくむくと欲望を増した綾瀬のペニスが突き上げる。
パンパンパンと激しく肉を打ち合わせ、性欲が加速度的に上昇していく。
「あ、あ、ぐっ、雪菜さん……俺」
「うん、い、イイよ。わたしも、我慢できないから」
「ぐ、イク」
「あ……あ、ああああ♡」
ずん、と奥深くに突き込んだペニスから白濁液が発射される。それは瞬く間に雪菜の膣内を占領して、熱い魔力を送り込んだ。
「あ、ああ! イクっ! わたし、もっ!」
びくびくびく、と痙攣が雪菜の全身を駆け抜けた。
膣肉が不随意に震えてペニスを絞る。びゅる、びゅる、と精液が吸い出されていく。
「あ、熱い……綾瀬君の精液、いっぱい出たね」
膣内でペニスが精液を吐き出したのを確認して、雪菜は満足げに吐息を漏らした。
結合部は愛液でべたべただ。そして、ペニスはまだ固いままである。
綾瀬は繋がったまま起き上がった。
「綾瀬君? ――――ん」
綾瀬は雪菜の頬を抑えて、キスを交わした。雪菜が反応する前に舌を口内に差し込んで、反論を封じる。
雪菜の口内で涎を舌で掻き回して泡立てる。雪菜は目を細めてディープキスを受け入れ、自分から舌を絡ませてきた。
「ふう、ん……ちゅ……れる……れる……んん、く……ちゅぷ……ちゅぷ……れる……ちゅ……ん、はあ、ぁ……」
唇を離してからも舌と舌を絡み合った。舌先だけでぴちゃぴちゃと舐め合う。
「また、固くなった、ね」
「全然、イケます」
「若いなぁ、綾瀬君……じゃあ、もっと気持ちよくしてくれる?」
「はい」
「ん……あっ、はあ♡」
雪菜を抱きしめながら、綾瀬は体制を変えた。
座ったままの姿勢で抱き合って、ゆさゆさと腰を動かす。
対面座位である。
雪菜は両足を綾瀬の腰に回し、綾瀬の胡坐の上に座るようにして交わる。しっかりと両手を綾瀬の首に絡ませて身体を固定する。雪菜は顎を綾瀬の肩に乗せて上半身を安定させた。
ふんわりと香る雪菜の汗とシャンプーの香り。耳元で淫蕩な吐息が絶えず漏れ出ている。雪菜の形の好いハリのある乳房が胸の押し付けられているのも気持ちがいい。綾瀬の興奮がここにきて頂点に達していた。
「はあ、う、ん……はあ、はあ、んん……はあ、あ、ん、すご、い。二回目、なのに、固いまま、あ、あ、あ」
射精直後とは思えない固さを膣の中に感じる。
対面座位のままゆるゆるとしたセックスを時間をかけて行う。激しさはないが、ずっと膣奥にペニスが届いたままだ。ジンジンとする快感が、身体にどんどんと蓄積しているのを感じている。
「はあ……はあ……はあ……はあ……あ、あ、ん……くうぅ♡ はあ、これも、イイ♡ あ、ん、奥、ずっと感じっぱなし、はあ、あ、んんん♡」
感じる雪菜の顔があまりにも愛おしかったので、綾瀬はまたキスをした。下半身はゆるゆるとした微弱な抽挿を繰り返しながら、キスは激しく貪り合った。
「ちゅぷ……れる、れる、れる、れろぉ♡ んふっ、んはっ、はあ、ん、あ、ん、きもひ、い、イイ、ん、ちゅ……れる……れる……ちゅぷ、はふ、ん、ん、ちゅぷ、れろぉぉ♡」
(もうダメ、これ、何も考えられない。気持ちイイ……)
うっとりしながらキスを繰り返す雪菜。綾瀬の求めに応じて舌を動かし、両者の舌は互いの口内を行き来する。もはや、どちらが先に求めたかなど関係がなかった。しっかりと密着して、上から下まで余すところなく隙間なく交わった。
対面座位で高まった性欲を綾瀬は抑えられない。
このまま雪菜を押し倒して正常位を始める。
雪菜の両膝を支えて腰を上げさせ、体重をかけてペニスを押し込む。
「あ――――くうううぅうう♡」
呻くような声。雪菜は深い黒瞳を目蓋の裏に追いやって舌を突き出した。
膣内が激しく動揺しているのがペニスを通じて分かった。対面座位で高められた性欲が、強引な挿入で一気に開放されたのだ。
「ひぎ……んひ、はひぃぃ♡」
(今の、イッた。深い、中イキっ、すご、すぎっ)
「んぎ、んお、おお、おおおおおおおおおおおおおおっ♡」
喉を反らし、雪菜は過呼吸気味になって吼える。膣の締まりが一層強くなって、綾瀬の精液を欲しがっている。
「もっと、気持ちよくなってください、雪菜さん」
「んく……んはっ、あ、あ、あ、深いっ、あ、と、届く、気持ちイイところ、奥まで、すご、すごいっ、はひ、あはっ、あ、あ、あ、んふわあぁ♡」
雪菜は喘ぐ。
身体の中で太いペニスがごりごりと暴れている。膣肉が懸命に抵抗するが、微々たるものだ。あっさりとねじ伏せられて、容赦なく快楽を叩き込まれている。
(分かる。身体が綾瀬君を欲しがってる!)
「もっと、奥、深く、突いてっ!」
つい懇願してしまう。言葉すら雪菜の理性の管理下から離れてしまった。ペニスを突き込まれて、だらしなく舌を垂らして抽挿を強請ってしまうのだ。自分が自分ではなくなった。身体も心も滅茶苦茶になって、箍が外れた。
「分かりました。こう、ですね」
「あ、あひぃ♡ そう、そこ♡ そこ、もっとずんずんして♡ 綾瀬君のおちんちんで、滅茶苦茶に犯してください♡」
「はい、この……こうして、んくっ」
雪菜の締め付けに耐えながら、綾瀬は雪菜の求めに応じる。強く激しくペニスを打ち付けて、全力で腰を動かした。
パンパンパンパンパンパンパンパン!
肉と肉を打ち付ける音が激しく響く。雌汁を垂れ流し雪菜はペニスを締め付ける。綾瀬は固さを懸命に維持しながら、ラストスパートをかけた。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、ああああああああああああああああああああああああ♡」
雪菜がひときわ大きな嬌声を上げた。
角度をつけてペニスを一気に膣奥へ運ぶ。そこで、限界が来た。
「イキ、ます」
宣言してから、綾瀬は我慢に我慢を重ねた精液を解き放つ。
「ひぎっ!?」
雪菜は奥歯を噛み締めて腰を浮かせる。
ペニスが膣内で跳ねて、ねっとりとした精液を思い切り放ったのだ。強い雄の魔力に雪菜の膣が痙攣する。
「あ、い、ぎ――――イクっ、イクイクイクイクイクっ、あ、あ、あああああああっ♡♡♡」
雪菜も綾瀬もあまりの快感に放心状態になってしまった。
膣の中でびくびく震えるペニス。残った精液を膣に注ぎ込んでいる。
雪菜は小さな痙攣を繰り返し、幸せそうに笑みを浮かべている。
(すごく気持ちよかった。今日のは今までで一番よかった)
綾瀬は心臓の鼓動を整えながら、雪菜からペニスを引き抜いた。結合部から注ぎ込んだ精液の一部が流れ出る。
「はあ、はあ、はあ……ああ、すごい射精したね、はあ、すごい量、それに濃い」
「す、すみません。雪菜さんが気持ちよくて」
「ん……大丈夫。薬も飲んでるし、血の従者だとなかなか妊娠もしないから」
雪菜は自分の股から零れる精液を指で掬って、ぺろりと舐める。苦い。けして美味しいものではないはずなのに、綾瀬の精液だと思うと味わい深い。それに夢魔の魔力が籠っているせいか雪菜の身体を火照らせる。
「魔力も味もすごく濃い……ん、臭いも……はあ……綾瀬君、それ」
「え、はい」
「動かないで……綺麗にするから」
「あ、雪菜さ……ん」
雪菜は四つん這いになると綾瀬の股間に顔を埋めた。
口を開けて汚れたペニスを頬張って、じゅるじゅる吸い始めたのだ。
「う、すごい、吸われる」
「ん――――ん、じゅるる……ちゅる……れるちゅ……ん、ん、んん」
ペニスを頬張りながら雪菜は精液を舐め取り、啜り、飲んでいく。
お掃除フェラと言いながら、雪菜の口は明らかに次の射精を促している。堪らず、綾瀬のペニスは勃起し始めてしまう。
「ちゅぶ、ちゅぶ、ちゅぶ……じゅるる……ちゅぷ……ん、はあ、れろぉ♡ まだ、射精したりなそうだね?」
「雪菜さん、それ、気持ちイイです」
「ん、んむ……れる、じゅるる」
「あ、く、イク」
「ん――――ん……んく……じゅるるるぅ♡」
雪菜は精液の放出を口内で受け止めて、一滴も漏らさず味わい尽くした。
尿道の精液まで吸い出して、ちゅぽんと音を立てて口からペニスを引き抜く。
「ん、はっ、はあ……ふふ、三回目……全然濃いままだね」
喉に絡む精液を全部飲んだ雪菜は綾瀬に身体を寄せた。
「ちょっと疲れちゃったね」
「はい」
「このまま寝ちゃおうか」
「あ、はい」
「ふふ」
雪菜に促されて綾瀬はベッドに倒れ込んだ。
雪菜は綾瀬に密着したまま添い寝をする。
まるで恋人に甘えるように雪菜は手足を綾瀬の身体に絡ませてくる。
疲れたと言いつつも、雪菜はまだまだ欲望の火を絶やしてはいないようだ。ほんの少しの休憩時間を取ってから二人はセックスを再開する。汗と体液を混ぜ合わせ、様々な体位を試しながら、母子という立場を越えて、互いに快楽を貪り尽くした。