暁の堕姫~堕ちていく人妻~ 作:人妻大好き
雪菜は、一児の母であると同時に一国の防衛を司る要職に就いているキャリアウーマンでもある。国際情勢は安定しており、当面、危機的状況は訪れないと見られているが油断はできない。
夜の帝国ではあるものの、魔族と人間では人間のほうが数が多く、吸血鬼はさらに少ない。年齢が一目では分からないのが幸いだが、雪菜はアラフォー世代ながら、若々しい外見をしている。日本本土ならば、若造と侮られてもおかしくない外見なのだ。
侮られないように気を張る毎日。
第四真祖の妻の一人としての立場もあって、外では人目を気にしなければならず、ストレス発散も思うようにはできない。オマケに家庭では夫は多忙と他の新しい女たちとの関係が深まっていて、今となっては長らく肉体関係はなく、仕事上のパートナーといったくらいの関係で、愛娘も反抗期に入ったのか、昔ほど会話をすることがなくなってしまった。
気がつけば一日が終わっていて、何となしに空しさを感じる日々であった。
そんな折、息子も同然に育ててきた綾瀬と関係を持ってしまった。
零菜と同い年の男の子だ。雪菜からすれば二周りも年下である。それまで子どもとしか思っていなかった綾瀬とのセックスは、想像以上の快感を雪菜にもたらした。
一度目は事故も同然で、二度目は贖罪だった。けれど三度目からは快楽を貪るためのセックスとなった。
(どうして、こんなことになっちゃったんだろう)
と、雪菜は思う。
悪いとは思っている。
何度も身体を重ねておいて、ふとした拍子に理性を取り戻す。若い男に好意を向けられていることが純粋に嬉しい。まだまだ自分も捨てたものではないと思えるし、何よりも綾瀬とのセックスは気持ちがイイ。趣味らしい趣味がなく、外でハメを外すことのできない雪菜にとって屋内でできるセックスはストレス解消手段としてもってこいで、綾瀬に向けた母性と情欲が入り混じって、もはや何も考えられなくなってしまう。
(ダメだって、何度も思ったのに……)
綾瀬のペニスが欲しくて仕方がなくなる。
今も、雪菜は眼前のペニスから目が離せない。
身体はすっかり綾瀬のペニスを覚えてしまった。パブロフの犬のように、ペニスを突きつけられると興奮する。臭いを嗅ぐと子宮が疼く。
「はあ、はあ、はあ、ん……ちゅ、んあむ……んふー……んふー……ちゅぶ……れちゅ……んむ、ちゅぶ……♡」
雪菜はベッドの上で綾瀬とシックスナインに勤しんでいる。
結局、何をどう反省しようにもすでに雪菜の理性も本能も綾瀬を受け入れているのだ。求められれば拒否できないし、自分からも求めてしまっている。
裸になって綾瀬の顔の上に跨って、そのままなら臍まで届かんばかりに膨張したペニスを頬張った。違和感も嫌悪感もまったく感じない。むしろ、口内に広がる熱と苦味に激しく雪菜のメスが刺激されているのが分かる。
「ふむ……ちゅぶ……ちゅぶ……ちゅぶ……ん、ん、ん、ん、ん……んふぅ♡ はあ、はあ、れろぉ♡」
積極的に雪菜はペニスにフェラチオをする。
ペニスの根元から亀頭まで舌で舐り、カリ首を丹念に舐めていく。
「はあ、はあ、ふう……ああ……やっぱり、今日も大きい……れろ、れろ、れろ♡」
うっとりとした表情で雪菜はペニスを見つめる。舌を伸ばして亀頭を舐め、鈴口を愛撫した。そして、慈しむように優しくキスを繰り返す。
そんな雪菜の奉仕にペニスは悦んでいる。雪菜が触れるたびにピクピクと震えるのだ。
(おちんちん、感じてくれてる)
「はあ、はあ、はあ……ちゅ……んむ、れる、ちゅ……んあぁ、れろぉぉ♡」
ねっとりと根元から先端まで舌を往復させる。
ペニスの先端を指で摘み、チロチロと小刻みに舌を動かす。熱く蕩ける舌技に綾瀬は思わず呻いてしまった。
「雪菜さん、すげえ気持ちイイです」
「ありがと……ん、ちゅ……れろ……綾瀬君も、お願い」
「はい……れろ……れろ、れろ」
「ひゃ、あ、ん……ちゅ……んあ……はあ、ふう……ん、そこ……あ、ん……イイ……ふあ、あ、ん、んむ、じゅるる♡」
雪菜の膣口を綾瀬は舐め始める。
顔の上で愛液を滲ませながらひくつく股がいやらしい。
雪菜の白い桃尻を鷲掴みにして、綾瀬は愛液を啜った。
「ふむ……んちゅ……れる、ちゅ……ちゅぶ……んじゅる……じゅる……じゅる……ん、んむ……んん」
雪菜は唇を窄めてペニスを喉奥まで咥えて、そのままの状態で舌を絡みつかせる。裏筋を舐めて、鈴口をつつく。
滲む先走りは少しも残さず吸い出して、涎と一緒に飲んだ。
「ん……んん……ふむ……んぁ……あ、ふあっ……あっ、ん、あん♡ 綾瀬君、そこ、そんなに、ん、んん♡」
綾瀬のを舐めるだけではなく、綾瀬に自分のものを舐めさせている。
息子の顔に股を乗せて、快楽に浸っている。
(なんて、いやらしい)
ゾッとする行為。
背徳的でおぞましいことである。しかし、だからこそ気持ちイイ。綾瀬の舌が懸命に膣口を穿り、クリトリスを舐めてくる。
刺すような快感が背筋を登ってきて、フェラチオが何度も中断させられる。
「ふう……ん、あ……気持ちイイ……ん、はあ、れろ、れろ……ちゅ、ん、んあぁ♡」
雪菜はカリ首の辺りを指で押さえて陰茎をペロペロと舐める。そうしながら、腰を思わず振ってしまう。綾瀬が雪菜の腰を抑えて、強引にクンニを継続する。
「ふあ、あ、ん、ちゅ……れろ……あん、あ、あ、あっ♡」
「じゅる、じゅる……れる……ちゅ……れろ、じゅるる」
「もう、ダメ。あ、ん――――ん、あ」
唐突に綾瀬が体勢を変えた。上半身を起こして、シックスナインを止めてしまった。
「雪菜さん、もうこのまま挿入れます」
「え? も、もう? このままって、あん」
雪菜の下から抜け出した綾瀬は、雪菜をうつ伏せにしたまま後ろに膝立ちになる。
そして、バックから雪菜の膣口にペニスを宛がった。
「あ、ん……もうするの?」
「はい……雪菜さんも準備万端って感じですから」
「それは……ん、綾瀬君が舐めるから」
「俺だってそうですよ」
雪菜が丹念にしゃぶったペニスは完全に勃起してそそり立っている。いつでも射精できるとばかりにたくましくなっていて、このまま挿入なしに果てることはできないと明瞭に主張している。
「雪菜さん、自分で広げてください」
「あ……」
雪菜の心臓が高鳴った。ぞくり、と震えてしまう。
以前は雪菜が主導権を握っていたセックスだが、最近は逆転することも多くなった。綾瀬がセックスに慣れて自信をつけてきたことと、夢魔の力が安定してきたことが背景にあるのだろう。そして、逆に雪菜のほうは綾瀬に強引に迫られて、悦んでしまっている。身体が心底から綾瀬のペニスに屈してしまいたいと望んでいるのだ。
「ん……はあ……はあ、これで、いい?」
今も、雪菜は期待感を込めた瞳で背後を振り返っている。膝をベッドにつき、腰を上げて両手で尻肉を掻き分けて、綾瀬が挿入しやすいようにぱっくりと膣口を広げた。
愛液が糸を引いて零れる。
生の鮑肉を思わせる淫靡な膣肉が、口を開けてペニスを待つ。
「雪菜さん、それじゃあ、行きますよ」
ペニスを雪菜の膣内に押し込む。
「は――――あひいん♡」
雪菜は背中を反らし、嬌声を挙げた。
(ああ、また、綾瀬君としちゃった)
ずぶり、とペニスが膣奥まで達する。子宮口を探り当てたペニスは、そこを着実にノックする。カリ首が襞をひっかき、極太の陰茎と亀頭が膣道を拡張する。
「ふぐ……んはあ♡ あ、あ、あ、奥、奥、届いてる♡ くはっ、んあ、ふう、はあ、ふぐ♡ あ、あ、んあ、ふあん♡ あ、あ、あ、気持ちイイ♡」
潤った膣肉が優しくペニスを包み込む。膣内は温かく湿っていて、滑りがいい。そして、それでいて締め付けはぎゅっとしていて、全体を満遍なく圧迫している。
「んあぅ、ふあ、あ、ん、ん、ん……ん、ふあっ、あ、あ、んあ、ああ、ふうあ、あはっ、んあ、はふ、あ、あ、あくう、んぉ♡ はあ、はあ、あ、イイ、イイよ、綾瀬君、もっと、突いて、ん、ああ♡」
雪菜は劣情を催した視線を背後の綾瀬に送る。
ギンギンに勃起したペニスは最大級の活力を得て、雪菜の膣を犯す。
「く……あ、雪菜さんの膣内、すごい絡みついてくる!」
「ん、は、ああっ、だって、これ、すごい……ん、あ、あ、気持ちイイから、は――――ん、ああ」
汗の雫を垂らして雪菜は啼いた。
二人が身体を揺らすたびにベッドが軋む。
「雪菜さんっ」
綾瀬は感極まったように雪菜を背後から抱きしめた。
体重が掛かって、ペニスの角度が下方向に変わる。膣肉が大きくうねり、強引に変形を余儀なくされる。その状態で腰を容赦なく綾瀬は打ちつけてくる。
「は、はふっ、あ、あ、んあ、あああ……感じ、変わって……んっ、あ、ゴリゴリ来るっ、んんぅ!!」
綾瀬は雪菜の口を手で塞ぎ、口内に指を押し込んだ。雪菜は突然のことに驚きながらも、綾瀬の指に舌を絡ませ、しゃぶり始める。
「ふむ……んちゅ……れろ……んん……ふぐ……んむ、ちゅむ……ん、ん、ふぁ、あ、ああ、んあ……あふあぁ♡」
(口、閉じれない。ダメ、こんな恥ずかしい)
子宮の奥がきゅんきゅんする。
指をしゃぶる雪菜の口からはだらしなく涎が流れ出て顎を伝って雫となる。
「はふ、んふむ……んちゅ……んん……あ、ふぁ、あ、いひっ、ひもひぃ♡ あん、ん、んぉお♡」
「雪菜さん、俺もう、射精ます」
「んん……ん、わらひも……ひ、ひぐっ、ん、ん、あ、ああ」
腰が内側から蕩けていくような熱を感じる。
自分では制御する事のできない圧倒的な快感が突き上げてくる。ラストスパートに入った綾瀬のペニスが膣奥をガンガンと突き抉ってくるので、雪菜は意識が朦朧としてくる。呼吸が乱れて内側で膨れ上がるペニスに翻弄されるしかない。
「ぐ、あ、イクっ」
「ふあ、あ、あ、あ、あ、あ、ああ、ひぐっ、わらしも、も、い、ひはぁあああああああああああ♡」
舌が口の中で玩ばれている。涎と愛液を零しながら、雪菜は激しく絶頂した。
ペニスを締め上げる膣肉。最高の圧迫感に焼け付くような熱を感じて、綾瀬は射精する。ポルチオ付近に思い切りペニスを捻じ込んで、征服の証を刻み込む。
「はあ、はあ、はあ……ぐ、まだ射精る」
びゅる、びゅる、と断続的に精液が出る。雪菜の膣肉が尿道に残った精液すらも欲しがって吸い取ろうとしているようだった。
「あっ、あっ、あっ、あ、ぁ~~~~♡」
尻肉をひくひくとさせて雪菜は気持ち良さそうに目を細める。
ぐったりと枕に倒れこんで、時折オーガズムの余韻で痙攣する。
そんな雪菜を愛おしく思う。
希に見る美女が、それも幼馴染の母親で自分の母代わりの女が自分のペニスで快楽に溺れている。そんな状況に興奮する。綾瀬は夢魔として徐々に覚醒してきた。雪菜を犯すことを通して、本能で女を支配する悦びを知ったのだ。
そして雪菜もまた義理の息子と破綻した関係になることの快感を知ってしまった。
雪菜と綾瀬の密会は二日から三日に一回のペースが基本になった。ある程度回数を重ねたことでお互いの感じるポイントもしっかりと把握し、ただ快楽を効率よく求めるだけの交わりに堕していた。とにかく気持ちよくなりたい。セックスするときには、それしか考えられなかった。
ストレスを強く感じたときは、より積極的に快楽に溺れた。一回のセックスで二度、三度の絶頂を味わうことは珍しくなかったし、休憩を挟みながら夜通し交わり続けることもあった。
そんな生活を続けてきたある日、皿洗いの最中に背後に気配を感じた。愛娘の零菜であった。
「どうしたの?」
と尋ねると、零菜はなにやら思いつめたような表情である。
「何かあった?」
常ならぬ気配を感じて、雪菜は怪訝そうに娘を見つめた。
零菜は周囲を見回して人目がないことを確かめた後で、口を開いた。
「ちょっと、家族会議。綾瀬君のことで」
「……え? 綾瀬君のこと?」
「……ママのことでもあるし、わたしのことでもあるけど。その、ママさ、してるでしょ。綾瀬君と」
言いにくそうにしながらも零菜は言った。
「……ッ」
さしもの雪菜もこればかりは口を噤むしかなかった。
外でも内でも清廉潔白のイメージを持つ雪菜が禁断の関係に嵌っているというのは大きなスキャンダルだ。娘には特に知られてはならないことだった。零菜の口振りから察すると、ほぼ真相を掴んでいる。
「あの、それは……」
「誤魔化さなくても、いいからね。わたし、大分前から知ってたし」
「な……」
雪菜は絶句した。
足元が崩れていくような錯覚をおぼえて、呼吸が乱れる。今まで感じたこともないような焦燥感に頭が真っ白になった。
「ど、どうして、それを」
「一緒に暮らしてれば、何となく分かるし……」
不服そうに零菜は唇を尖らせる。
母親と兄貴分が肉体関係を持っていたのだ。オマケに零菜からすれば、その兄貴分は幼い頃から慕っていた相手である。いくらでも言いたいことはあった。文句は枚挙に暇がないほどで、思春期真っ只中の零菜にとっては、心底から許し難いことであった。
「零菜、その、ごめんなさい。謝って済むことじゃないけど、悪いのはわたし……綾瀬君は、悪くないの。だから、このことは……」
「分かってる。もう、どっちが悪いとか、別に……わたしだって家庭を壊したいわけじゃないもん」
「零菜……」
「だから、一つ提案があるの」
零菜はにっと笑った。
悪戯を思いついた子どものように無邪気な顔で、白い歯を見せたのだ。
このとき、雪菜は零菜と綾瀬との関係が決定的に変わったことを実感したのだった。