暁の堕姫~堕ちていく人妻~ 作:人妻大好き
姫柊雪菜の治療に一定の成果が確認できた。
彼女の体内に蓄積した強大な霊力が安定化し、疑似天使から遠ざかったことがデータで確認できたのだ。これにより綾瀬の仕事に区切りがついた。調律師として多くの呪術師の霊力の乱れを整える役割を負う綾瀬は、その力を他からも求められている。雪菜への対応が終われば、次の依頼主のところに行くことになるだろう。
強い呪力を持つ呪術師の多くは見た目がいいという傾向がある。剣巫になるような者は総じて、その時代で好意を多く受ける外見になる。それも呪力の影響であるという報告もあるくらいで、綾瀬にとっては幸いなことではあるが、それでも雪菜レベルの美少女というのは珍しいのだ。
あくまでも仕事と割り切っているが、雪菜の身体の隅々まで味わい尽くせたのは僥倖だったし、男として離れがたい気持ちがあるのも事実だった。
「最後、ですか?」
綾瀬の工房を訪れた雪菜は、綾瀬からの説明を聞いて一瞬、戸惑ったような表情を浮かべた。
「そうなる。姫柊の身体が疑似天使から遠のいた。第四真祖の指輪もあるし、もう大丈夫だろう」
「そうですか。よかったです」
雪菜はほっとしたように呟いた。
覚悟を決めていたようであっても、彼女はまだ若者も若者だ。剣巫として命を懸け、この世から消える覚悟をしたとしても恐怖がなくなるわけではない。
「先生のおかげですね。ありがとうございます」
「仕事だからな。姫柊と気持ちよくなれなくなるのは残念だけどな」
「何言ってるんですか。もう」
恥ずかし気に雪菜は視線を逸らした。
そして、そうしながらも雪菜は自分のワイシャツにつけたリボンを解いている。首元のボタンから外して、シャツの前をむき出しにする。ほどほどに育った形のよい乳房が空色のブラジャーの下に隠れていた。
「今日が最後、なんですよね。学校はどうするんですか?」
「元の先生が戻ってくることになる。もともと俺は臨時。ピンチヒッターという扱いになっているからな」
「みんな、驚きますね」
「保険の先生が入れ替わったって、大抵の生徒は気にしないさ」
「どうでしょう。先生は、割と人気があるみたいですよ」
「そりゃ、そうだ。俺は魅力的だからな」
「……」
「なんか言えよ」
「すいません。そういうことを言う人に何て返事をすればいいのか分からなかったので」
ジトっとした目で呆れたように雪菜は言う。
雪菜はワイシャツもスカートも脱いで、ブラジャーとパンツも床に落とした。真っ白な肌にうっすらと赤みがかかる。何度見ても美しい健康的な身体つきだ。まだ学生だというのに、剣巫として鍛えた身体には一切の無駄がない。しなやかな雌豹のようであった。
「姫柊、それじゃあ総仕上げとしよう」
「はい」
雪菜は頷いた。雪菜と同じく服を脱いだ綾瀬の傍によって、そっと綾瀬に唇を寄せる。
「ん……ちゅ……ん……」
ゆっくりと口づけを交わす。
キスすることに抵抗はもうなかった。綾瀬の唇が自分の唇と重なる感触が、施術の始まりを実感させてぞくぞくする。
ベッドについた綾瀬の手の甲に雪菜は自分の手を重ねて、綾瀬の腰の辺り座り込んだ。綾瀬はそんな雪菜の唇の柔らかさを堪能するように啄む、吸った。
「ふぅ、ん……ちゅ……ちゅ……ちゅ……ん、ちゅ……ぁ……はあ、はあ、はあ……」
「姫柊、舌、出せ」
「はい……ぁ♡」
雪菜はうっとりとした表情で頷いて、言われるがままに舌を差し出した。
最初の頃は恐る恐るといった様子でしていたディープキスも今となっては慣れたものである。雪菜が伸ばした舌も、伸ばせるだけ伸ばしている。舌先を触れ合わせるだけの遊びのようなディープキスではない。
「ん……んむ、ちゅぷ……れるちゅ……んん、んふぅぅ♡」
雪菜の舌を綾瀬は吸った。舌フェラをしてたっぷりと可愛がってやる。ざらつく舌を口内に取り込んで、涎をたっぷりと絡めながら、唇までがっしりと密着させる。
「は……ん、む……ちゅっ、んむ、ちゅ……れる、ちゅ……んふう、ふう……んぁぁ……れるれる、んちゅぷ、ちゅぷ、んんっ、ふう……はあ、んん! ちゅ……れる、ちゅ……ん、はあ、はあ、ぅあぁ……」
唇を離した雪菜の表情は恍惚に染まっている。唇が二人の涎で汚れているのに、気にも止めず、荒れた呼吸を整えるように息継ぎをしている。
愛らしい雪菜の頭を撫でる綾瀬は、その手を頬に移して親指で雪菜の形のよい下唇を撫でた。
「先生……」
「俺も興奮してきた」
「ぁ……ん、ふふ……本当ですね」
雪菜の股下で綾瀬のペニスが肥大化している。大きく膨らんだペニスは、まだ完全に勃起しきっていないのに、十分に凶悪そうだ。
「わたし、しますよ」
雪菜は下がっていく。
ペニスを右手で擦りながら、しゃぶりやすいポジションを探して綾瀬の股の間に顔を持ってきた。黒く艶やかな髪を耳にかけて、ペニスを扱いて皮を下げ、真っ赤に充血した亀頭と裏筋を露出させる。
「すごい、臭い……ん……はあ……男の人の、綾瀬先生の臭いがすごいです」
「ちゃんと風呂には入ったぞ」
「知ってます。でも、それでこれなら……ん……はあ……先生、よっぽど興奮してるんですね」
雪菜が挑発的な視線をよこしてくる。
ペニスを扱きながら、じっとその反応を観察しているのだ。
優しい手つきでの手淫でペニスに血が集まり、熱を帯びる。またさらに肥大化したペニスを見て、雪菜は微笑み、そして唇を棹に押し当てた。
「ん……ちゅ。はあ……んぁ……れろ……♡」
手で棹の根本を摺り上げて、雪菜の舌は亀頭を重点的に動き回る。
舌のざらつきと卑猥な水音が綾瀬の興奮を積み増しする。
「はふ……れる……れる……ちゅる……れろ……んん……ぺろぺろ……ふふ、ぴくぴくしてる……ちゅ、ちゅ……ここがいいんですよね? れろぉ♡」
雪菜は裏筋を舌先で何度も弾き、それから鈴口に向けてゆっくりと舐め上げる。その間、じっと綾瀬の様子を窺うように上目遣いで見つめてくる。
「どこで覚えた、そんなの?」
「ん、ちゅ……れろ……先生の宿題で見た動画で……ん、ふう、れろれろ……それからネットとかで」
「自分で調べたのか」
「それは……その……ん、ちゅ……仕方ないじゃないですか。そうしないと、れろ、れろ……ちゃんとできないと思ったんですから……ふう、ぁ……ん……れろれろれろ……できてませんか?」
「いや、上手だ。びっくりしたぞ」
「んふふ……よかったです。ん、あ……んむ……」
雪菜は気をよくして口を開けて亀頭を咥え込んだ。
「んちゅぷ、ちゅぷ……れるちゅ……ちゅ……ちゅ……ちゅぷ……ちゅう♡」
亀頭を咥えたまま唇でペニスを固定して強く吸う。先走り液が尿道から強引に吸い出されて雪菜の体内を穢していく。
ペニスを吸ったら、次に雪菜は口の奥までペニスを押し込んでいく。
口内の熱ととろりとした涎が異常なまでの心地よさを伝えてくる。
「ん、んふう……ふう……あふ……んむ、ちゅぷ……おおひい……ん、ちゅ……ん、くぷ……ん、んん、はふぅ……ん、んん……」
(やっぱり、大きい。先走りもいっぱい出てきて苦い。これ、口が疲れるけど、でも、先生、気持ちよさそう)
綾瀬の様子を見る限り、嫌がってはいないようだ。それどころか、気持ちよさそうにしているのが分かる。ペニスもぴくぴくと脈打っていて、雪菜の奉仕を愉しんでいるのが分かる。
「んじゅる……じゅる……じゅる……じゅる……じゅる……れる、ちゅ……んちゅぷ……じゅる……じゅる……じゅるる……ちゅぷ、ちゅぷ、ちゅぷ……ん、じゅるるる♡」
鼻息を荒くして雪菜はフェラチオをする。
頭を前後に行き来させて激しくペニスを啜る。
唇で挟み、根元からカリ首まで扱く。舌と上顎でペニスを押さえつけて摺り上げる。時に顔を捻って変化を付けて、頬の内粘膜に鈴口を擦り付けた。
「んふ、ぅ……ちゅぷ……じゅぷ……ん、ふぁぅ……ん、ちゅ……れる……じゅぷ……じゅぷ……くぷ……れろれろ……ん、ん、ん……ふう……れる……じゅる……れる……じゅるるる……じゅるるる」
自分の口の中を出入りする大きな肉の塊が、自分の涎でぬるぬるに汚れているのを目の当たりにして雪菜はぞくりと身震いする。
妖しく燃えるような感情が心の内側から競り上がってきて、鼓動を加速させている。
口内に広がる苦みと獣臭い臭いが綾瀬の存在感を如実に示している。
もはや、男の排泄器官を舐めしゃぶることに抵抗はまったくなかった。突き付けられた凶器のようなペニスはまさに女を貫く槍も同然であり、雪菜はこれをより固く鋭く研ぐために口を使うのである。
唇を押し付けて、舌を這い回らせて、口内粘膜で涎塗れにする。ちゅるちゅると先端を啜った後は、口から取り出して棹の横側にキスをして、口を付けて啜りながらカリ首の辺りまでスライドさせる。
「じゅるじゅるじゅる……ちゅぷ……ちゅ、ちゅ、ちゅ……じゅぶるる」
雪菜は再び先端を咥える。
涎とは異なる味わいの粘液が垂れているのを、口ですべて受け止める。ペニスを頬張っていると、自然と涎が溢れてしまう。口に納まりきらなくなった涎はカリ首で掻き出されて、いやらしく顎を伝って糸を引いてシーツを濡らす。
「ふむ……ふむ……んむぅ♡ はあ、はあ、ん、ちゅ……ん、はあ、大きい……おちんちん、ん、ちゅぷ、舐めるだけで顎が疲れます、ん、ちゅ……れる、じゅるる」
「でも、舐めるのを止めないんだな」
「ん、ちゅ……それは、綾瀬さんがして欲しそうにするから、れろれろ……それに、なんだか、美味しくなって……はむ、じゅる……れるる」
生臭い精の香りに雪菜の頭がぼんやりとする。
男の味を覚えた。苦くてどろどろしてとても飲めたものではない精液なのに、ひとたびその魔性の味わいを知ってしまうと病みつきになる。
雪菜の舌が、喉が、胃が腸が、綾瀬の魔力を摂取したくて、早く精液を吸い出したいと渇望している。その思いが雪菜のフェラチオの原動力となって、ディープスロートに繋がっている。
「ん、ん、ん……んんぅぅ♡ じゅるるるる♡ はあふ……ん、じゅるる♡」
「すごい吸い付きだな」
「早く、らしてくらはい……れろれろれろ♡」
雪菜は舌先で射精を促すように裏筋を舐めまわした。鈴口をチロチロと愛撫して、尿道に尖らせた舌を押し込んで先走り液の分泌を促している。
「う……そろそろ、イクぞ」
そんな雪菜の誘いに綾瀬は乗った。我慢する理由はなかった。
「はい……いつでも、んあ♡」
雪菜は口を大きく開けて、舌を伸ばした。シコシコとペニスを扱き、舌先を亀頭に這い回らせる。射精を促す最後の仕上げである。
「う、く」
雪菜の後押しもあって、綾瀬のペニスは限界を迎えて白濁液を噴出する。
「あっ……んあっ、あああ♡」
雪菜の綺麗な顔に綾瀬の魔の精液が襲い掛かる。
多くは口内に注ぎ込まれた。しかし、狙いを誤り、勢いづいた精液が顔を汚した。
「あ、あ、あ……すご、い……」
雪菜の紅潮した肌を白く濁った粘液が汚す。
高揚感に雪菜は打ち震えた。口の中の精液を味わい、飲み、そして肌に纏わりつくものも拭って口に運んだ。
「身体が、内側から綾瀬さんの魔力の犯されてる……あ、はあ……う、ん♡」
夢魔の魔力を取り込んだ雪菜はあっという間に発情する。
自ら受け入れた魔族の魔力だ。綾瀬が施してきた軽度の催眠導入の効果もあって、雪菜の身体は綾瀬の魔力に強く反応する。精飲した時点で雪菜は全身が燃えるように熱く火照り始めた。
「はあ、はあ、はあ……あ、ふう、はあ……綾瀬先生、ふう、ふう、ふう、ぅ♡」
もじもじと股をすり合わせる雪菜。
白磁のような太ももをつう、と愛液が滴り落ちる。
「すっかり興奮しているな」
「先生の所為ですから。いやらしい、おちんちんが、はあ、はあ……いけないんですよ、ふう、あ」
雪菜は綾瀬を責めながら、ペニスを愛おしそうに眺めている。
「嬉しそうにしやがって、悪い生徒だな」
綾瀬のペニスはまだまだ枯れない。
それを見た雪菜は、精液を出したばかりのペニスに吸い付いた。
「うわ、お前」
「んんぅ、じゅるる……じゅる、ちゅるる、じゅるる」
口いっぱいにペニスを頬張って、頭を振って、固い雄の感触を楽しむかのように頬を窄めている。
調教の成果が如実に現れている。雪菜はフェラチオに嫌悪の念を抱かないどころか、味も行為もすべて楽しめるまでになっている。
それは、射精してその精を飲むことに達成感を抱くほどだった。
「んふうぅ、ちゅぶ、ちゅぶ、れるちゅ……んん、ふう、はあ、れろれろれろ……ん、ちゅぶぶ……ちゅぶ、ちゅぶ、ちゅぶ……れる、じゅるる、ちゅぶ、んはあ♡」
ひっきりなしにあふれる先走り液を雪菜は一滴も逃さず啜る。
「美味しい、おちんしん……はあ、ふ、ん、ちゅぷ……美味しいです……じゅる、もっと魔力、いっぱい注いでください……じゅる、んむ、んむじゅるう」
卑猥な音を立ててペニスを頬張る雪菜。
恍惚としてペニスを扱くことしか頭にない。
ぬるりとのたうつ舌が絡みつき、きつく唇がペニスを挟んで逃がさない。喉の奥まで飲み込んで、ゆるゆると吐き出し、頭を激しく振って乱れた黒髪を掻き揚げる。その仕草はとても学生とは思えない色香を漂わせていて、綾瀬のペニスに送り込まれる血流は二倍にも三倍にもなった。
「はむ、じゅる、じゅる……んん……ふう、はあ、んむ、じゅるる……れるれるれる」
「いいぞ、姫柊。そんなに飲みたいなら、もう一発射精してやる。受け取れ」
「んむ、じゅるる、じゅるる、ん、ん、んん」
雪菜は綾瀬の指示に従って口の中で精液を受け取る準備をする。口内に取り込んだペニスの亀頭を舌で舐りながら、口を締めて一滴も零さないようにした。
「イクぞ」
込み上げる射精感を堪えず、綾瀬は射精する。
びくんと脈打つペニスが容赦なく雪菜の口内を汚染する。
「ふむぅぅぅ♡」
射精しながら綾瀬はペニスに力を込めて、強引に精を注ぎ込む。吐き出される雄汁を雪菜は逃さないようにしっかりと受け止めて、飲んでいく。
「んく……ちゅぷ、ちゅぷ、ん、ん、ん、ふはっ、はあ、はあ、はあぁ♡ いっぱい、射精しちゃいましたね、はあ、ぁ」
うっとりとしながら雪菜は呟く。
嬉しそうな顔だ。
精液を注がれて気分が高揚しているのか。また、男を射精に導いたという達成感もあるのだろう。教えた技術をきちんと習得し、さらに自習して独自の性技を身に着けている。勉強熱心にもほどがある。
「姫柊、こっちに来て」
「はい」
雪菜は立ち上がる。
股は濡れていて、洪水のようだ。しかし、綾瀬の仕事は雪菜の純潔を奪うことではない。穢すだけなら、純潔を奪う必要はないのだ。
雪菜は綾瀬に背中を向ける。
整った尻肉のもっちりとした形がよく見える。綾瀬はそんな雪菜の尻に触れて二つに割る。見えてはいけない場所が丸見えだ。
「よく見えるぞ、姫柊」
「言わなくていいです、そんなこと。それに、そんなジロジロ見ないでください」
「そういうなよ。見られて嬉しいだろ」
「そ、そんなことありませんっ。も、もう、いいですか?」
「ああ、すまんすまん」
綾瀬は笑いながら、アルミのクリームケースの蓋を開ける。中のクリームを薬指に取って、雪菜のアナルに塗った。
「ひぃん♡」
雪菜が背中を反らした。
「あ、熱、熱いっ、お尻っ」
「そうだな。中にも塗ろうな」
「な、中って、あひっ!?」
もちろん、雪菜のアナルを犯すための薬だ。感度を高めて性欲を増進し、逃れがたい性の飢餓をもたらす。本来、秘所に使う秘蔵の薬だが、アナルでも効果を発揮する。これを塗られるとアナルでもクリトリスやポルチオといった強烈な性感帯に匹敵する快楽を味わえる。
「それは、やりすぎっ、ダメです。これ、こんなの、あ、あ、あっ、ひぐっ、あ、あ、い、何も入ってないのに、こんなっ」
がくり、と雪菜は倒れ込んだ。尻を綾瀬に向ける姿勢だ。そのまま痙攣してアナルをひくつかせ、悶絶している。
「どうだ? 俺特性の興奮剤は? 塗られただけで気持ちイイだろ」
「あ、ふあ、はあっ、く、ぅぅ……あっ、お、お尻、熱いです」
「ああ、そうだな」
「もう、我慢できないです」
「だな」
「ぃ、いつもみたいに、して……先生のおちんちんで、お尻、気持ちよくしてください。早く、ぅ」
尻をふりふりとして切なげに喘ぐ雪菜。
「そんなにエッチしたいのか。すっかり穢れたな、姫柊」
「お尻、お尻、早くっ、先生、は、は、早くっ、おかしくなっちゃいますからぁ!」
綾瀬の言葉に返事もせず、ただアナルセックスを強請る。
薬だけの効果ではない。これまでの積み重ねが雪菜を性に奔放にした。いつもの理性と真面目さに隠れた欲望を綾瀬の前で解放させたのだ。
「それじゃ、入れるぞ」
勃起したペニスをアナルに宛がう。
問答する余裕も雪菜にはない。これ以上焦らしたところで得られるものはないので、一思いに串刺しにしてやる。
「んぐぅ――――あああああああ♡」
ずるり、と雪菜のアナルはペニスを飲み込んだ。
亀頭のもっとも太い場所も簡単に通り抜け、根元まで刺さる。雪菜の身体が悦んで綾瀬を受け入れたのだ。
調教し尽くしたアナルは挿入に抵抗はなかった。しかし、がばがばになったかというとそうではない。挿入した瞬間に、きゅっと入口を締めて排泄のために括約筋が活発に動き始める。
「すごい、動きだな」
驚愕の動きだ。
まるで精液を搾り取る膣も同然の肉の動きをする。雪菜のアナルは第二の膣だった。綾瀬のアナル責めは、この短期間に雪菜のアナルをすっかり性を貪るために存在する器官にしてしまったのだ。
綾瀬は食らい付いてくる直腸からペニスを引き抜く。ずるずると外にペニスが這い出る。カリ首を締まる腸壁を引っ掻きながら腸内をこそぐ。
「う、お……んあ、あっ、ふぐぅ、で、る……おちんちんが、あっ」
腸内からペニスが抜け出る感触は我慢に我慢を重ねた後の排泄に近く、雪菜の額に脂汗が浮かぶ。何と汚く、いやらしい快感か。
(お尻の穴が気持ちイイなんて。こんなにすごいなんて。お尻におちんちん入れられるだけでおかしいのに、それで気持ちよくなってずぼずぼされてまた気持ちよくなるなんてぇ♡)
頭が狂ってしまいそうだった。
ありえないことを身体と心が覚えてしまった。
雪菜は自分の身体がおかしくなったことを自覚した。自覚して、それを不幸とは思わなかった。
「う、あ゛あ゛、入る、んあ、奥までっ……あ、あ、あぐぅ♡ はあ、はあ、はあ、ひぅ、ああっ、あ、ああっ、抜ける、今度は、抜け、あ、また、入って、ふぎぃぃ♡」
出る感触と入る感触が違う。
苦しいと気持ちイイが交互に襲い掛かってくる。
ペニスを押し込まれるときは息が止まるような苦しさがある。ペニスが出て行くときには排泄にも似た快感がある。しかし、完全に抜けきることはなくもうちょっとのところでペニスは逆方向に動き出し、また雪菜の息を止める。
「んあ、あ、あ、んぐう、はあ、はあ、ふぎぃ♡ き、気持ちイイっ♡ お尻、気持ちイイ♡ はあ、はあ、はあ、んはあ……あ、あ、んふう、はあ、ああぁ♡」
「気持ちイイか。ケツ穴犯されて、そんなに嬉しいのか、姫柊?」
「ん、はい。お尻におちんちん入れるの、気持ちイイです。ふあ、あ、溶ける、熱くて、気持ちよくて、あふ、ん、んああっ! ぃ、イクっ、すぐに、来ちゃいます!」
手で身体を支えることができない雪菜はベッドに突っ伏す。
その雪菜の尻を持ち上げて、体重をかけてペニスを打ち込む。
「あああああああああああああああああああああああああ!!」
雪菜の口から悲鳴が溢れる。
薬で敏感になったアナルがはち切れんばかりのペニスをすべて飲み込んで、削られ、打たれ、猛烈な快感を教え込まれている。
「ふひっ、あひっ、ひはあっ♡ あ、ダメ、これダメ、です♡ ああ、んああ、こんな、気持ちよすぎて、ひあっ、帰れなくなるっ♡ んあ、あ、あ、お尻、覚えてしまって、ぁ、ひゃあ♡」
「ああ、いいぞ。行くところまで行きつけ。そして、完全にアナル狂いになってしまえ」
「あああああ、嫌ぁ、お尻狂い、嫌です♡ はふぁ♡」
「そんな風によがっておいて嫌はないだろ」
「だって、そんな……お尻でなんて、変態、いやらしいこと、好きなんて、おかしいですから、あん、あん、んふあぁ♡」
ずんずんずんとペニスでリズミカルに雪菜を犯す。
ぎゅっと締め付けてくるアナルの感触を楽しみながら雪菜の耳から言葉で責める。
「ケツが好きだろ? 姫柊、隠すなよ。俺が教え込んだこの尻で、何回気持ちよくなったんだ?」
「それは……んあ、んふ……はう……あ、あ、あぁ」
「気持ちイイだろ。もうこれ以上なんてないだろ? 俺の前だけでいいぞ。本当の自分を曝してしまえ。楽になるぞ。快感に従え」
「んあ、んあ、んお……ふぐ、ひはっ、そんな、こと……んあ、ふぐ、んあ、ああぁ♡」
雪菜を責め立てながら卑猥な想像を膨らませてやる。自分の身体と心の変化を雪菜は自覚している。快感には素直になり、淫らな技術も自分から習得した。
アナルの快感をもっと徹底的に雪菜の心身に叩き込むためには、雪菜自らがすべての快楽を認めて、飲み干し、骨の髄まで浸透させる必要がある。
「ほら、これだ。この快感だ。アナルの快楽。堪らないだろ。これが欲しかったんだろ。さっき、あれだけ乱れておねだりしてきたのは、これのためだろ」
「ふあ、あ、あ、あ、言わな、言わないでくだらい。そんな、いやらしいこと、ふあ、あ、あ、あ、ひぐっ」
快楽で頭が真っ白になって飛びそうな意識が不意に引き戻される。
激しく腸内でのたうっていたペニスが動きを止めたからだった。
奥深くに突き刺さったままで微動だにしなくなった。
「へ、あ、なんで……」
「姫柊が意地っ張りだからだよ。アナルで気持ちイイってさっきまで言ってたのに、お尻狂いは嫌だなんていうからだ」
「な……っ」
信じられないといった表情で雪菜は振り返る。
もうちょっとで絶頂できたのに、急にお預けにされたのだ。
アナルは今も激しい快楽への飢餓状態だ。
オーガズム寸前で悦楽が止められた状態は、空腹で死にそうなときに手の届かない場所にご馳走を置かれたようなものだった。
薬の影響か、雪菜の快感は引くことがない。ずっとオーガズム寸前で止められている。自分で尻を動かそうにも、綾瀬が雪菜の尻を抑えて動かさず、ペニスは杭のように密着して雪菜の動きを固定していた。
「んふー、はあ、はあ、うあっ……ふう、んん」
「姫柊。もう一度きちんとおねだりできたら、もっと気持ちよくしてやるし、お前が満足するまで付き合ってやる」
「おねだりって、そんなこと……」
雪菜の理性がここにきて鎌首をもたげたのだ。
薬や雰囲気に流されない強い心だ。その僅かな逡巡が雪菜を踏み止まらせる。治療ではなく快楽のためだけに綾瀬を受け入れるのか否か。
「嫌なら無理強いはしない。姫柊の治療はもうほとんど終わってるんだ。その仕上げとしたかったが、今のままでも問題はないからな」
雪菜の耳元で囁いてから、綾瀬はペニスをゆっくりと引いていく。
「ふぅ、ああっ、あ」
その感触が待ちに待った快感で雪菜はまた昂ってしまう。だが、綾瀬は最後の一線だけは越えさせてくれない。その引き抜きのゆっくりとした動きは、残念ながら雪菜が望む閾値まで快感を与えてくれないどころか中途半端な刺激がさらに飢餓感を上乗せしてくる。
「う、うううぅ……」
(どうして、どうしてもっと激しくしてくれないんですか? 苦しい。こんな苦しいこと。早くお尻を)
「このまま抜くぞ。それで終わりだ」
「終わ……あ、待ってくださいっ」
カリ首を外に出る寸前に雪菜は声を上げた。
綾瀬の治療は今日で終わりだという。
この関係もこれで最後になるだろう。綾瀬は新天地に向かい、雪菜も今まで通りの第四真祖の監視役を継続する。
(このまま、イカせてもらえないままだったら)
アナルの快楽を覚え込まされた挙句に中途半端な状態で投げ出されたらと思うと、雪菜は恐ろしさに震えた。
身体はもう綾瀬のペニスを欲しがって仕方ないのだ。早く絶頂したくて堪らないのに、放置されたらそれこそおかしくなってしまう。
(あ、そうか……どうせ、狂うんだ)
すとんと雪菜の中に答えが下りて来た。
(このまま何もしなくても、犯してもらえても、どっちにしても狂っちゃうんだ)
後は、狂い方の問題だ。
犯されなくて欲求不満を抱えたまま、欲望を解消できずに狂うのか、それとも快楽に飲まれて満足感を味わいながら狂うのか。
どちらがいいか。明白だった。
「あ、はは……分かりました。認めます。わたし、お尻気持ちイイです」
自然と涙が溢れてきた。
あれだけ快楽に酔いしれながら心の奥底では治療だからと言い訳を重ねてきた自分がいた。今、まさに自らこの自分を切り捨てようとしていた。
「気持ちイイか?」
「はい。すごく、気持ちイイです」
雪菜は頷いた。
「もっと犯してください。綾瀬先生のおちんちんで、お尻を気持ちよく、イカせてください――――わたしを、お尻狂いにしてくださいっ!」
「もっと卑猥に、ケツ穴狂いって言えるか?」
「言えますっ! ケツ穴狂い! ケツ穴狂いですっ! ん、ふう、はあ……あは、ははっ、言った、言いました! 認めましたからっ! ケツ穴狂いっ! ケツ穴狂いっ! ケツ穴狂いっ! わたしは、ケツ穴狂いですっ!」
一度崩壊すると後はなし崩し的に崩れていく。
雪菜の心から快楽に飲まれ、口からどんな言葉が飛び出てきてもおかしくない心理状態に陥った。
やけくそになったように雪菜はケツ穴狂いと呪文を唱える。
「よく言えたな、姫柊。ご褒美だ、受け取れっ」
綾瀬は気をよくして、抜きかけのペニスを勢いよく奥まで戻した。
卑猥な言葉を発し、自らの立場を受け入れた雪菜はそれだけで興奮の頂点に立っていた。そこに待ち望んだペニスを打ち込まれた。一瞬で、意識が持って行かれて真っ白になった。
「はっ――――ぁ♡」
遅れて、強烈な快感が襲い掛かってくる。
「んあああああああああああああああ♡」
絶頂する。
オーガズム寸前の身体は、最後の一押しを受けて飛び立った。
ぎちぎちに締め付けてくるアナルに負けず、ペニスはガンガンと責め立てる。雪菜が絶頂しているのも関係なく綾瀬は腰を振る。
「ひぎぃ、んあ、んあ、んあっ、ああ、待って、先生っ、今、イって、イってますから、ああ!」
「止まっていいのか? またお預けされたいのか?」
「ひ、嫌、違います。もっと、突いて、ああ、でも待って、わたし、い、イクっ、イッて、んあ、ははっ、イク、止まらな――――ふはっ、んおおおおおおお♡」
野太い嬌声で雪菜は快感に流される。
「お尻、ケツ穴、気持ちイイ♡」
雪菜の表情が溶け落ちて、理性の欠片も感じさせないアへ顔になる。
白目を剥いて笑みを浮かべて情けなく腰を振る。
アナルを締めるのは排泄のためではなく精液を搾り取るためだ。教え込まれ、味わい尽くした精液を注ぎ込んでもらうためである。
「はあ、はあ、んあ、ふう、んんっ……あう、んあ、イクっ、はあ、あ、あ、んあ、綾瀬先生も、ふうあ♡ は、うぐぅ♡」
「ああ、いいぞ。姫柊。注いでやるからな」
「はいっ、う、あ、はぁう♡」
綾瀬は雪菜の望むままに腰を打ち付けた。
腸内を抉りながら射精感をたっぷりと味わいながら、その時を待つ。
「射精すぞ、ケツ穴狂い」
「はひ、ぁ、ありがとうございます♡」
どぴゅるるるるるるるるるっ!!
激しい灼熱の魔力が直腸に放出された。真っ白でどろどろで肉壁に張り付いてアナルのすべてを穢すご褒美だ。
「あひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい♡」
雪菜は思い切り痙攣した。
魔力と快感が身体中を駆け抜けて、雪菜は激しすぎる快感に酔いしれる。
「ふう、ふう、ふう、んあ、ふう……んふうぅ♡ あふ、んあ、んあ、ああ、んあ、あ、あ、あ、気持ちイイ♡」
雪菜は乳房を揺らしながら身体を上下に動かしている。
綾瀬は雪菜の小柄な身体を背後から抱きかかえるような姿勢だ。背面座位である。ベッドに座る雪菜が綾瀬に背を向けて、ペニスをアナルに突き入れたままで腰を振っているのだ。
「はあぁ♡ ああ、んあ、すご、い、ん、ん、ん、まだ固い……ふぐ、あ、いっぱい射精したのに、ん、あ、ふあっ、あ、またイクっ♡」
「そんなこと言ったら姫柊だってそうだろう。今日、何回イッたんだよ。まだするのか?」
交わり始めて早くも三時間が経とうとしている。その間、雪菜はひたすらアナルを愉しみ続けている。時に休憩を取りはしたが、それも小休止といった程度だ。快楽を完全に受け入れた雪菜は、綾瀬も驚くほどに貪欲だった。
「ふぅ、はあ、もちろんです……ん、だって、今日が最後なんですからっ。ふう、はあ、んあっ、ふうぁ、あ、あ、あ、ん、ぃぃぃ♡」
びくびくびく、と雪菜の腸内が震えるのが分かった。どうやらまたイッたらしい。汗の雫を垂らしながら、秘所からは愛液を流し、時に潮を吹きながらも雪菜は腰をぐりぐりと捩じりながら抽挿する。アナルセックスの虜になった雪菜はまだまだ収まらないようで、綾瀬を求め続ける。
「んはあぁ♡ もっと、もっとです♡ もっと抉ってください♡ ふう、はあ、ああぅ、気持ちイイ、ケツ穴、最高に気持ちイイです♡ はあ、はあ、はあ、んあ、あはぁ♡ すごい、すごい、また、あ、はぁうう♡」
恍惚の笑みを浮かべて涎を零す雪菜。
男の腰の上で卑猥に踊り続けながら雪菜はアナルの快楽を味わい尽くした。
IF学生編最終話です。
次回から続IF学生編になります。二十年ほど時間が飛びます。