暁の堕姫~堕ちていく人妻~ 作:人妻大好き
四方を海と運河に囲まれた水の都、ヴェルテレースは、北欧の魔導技術大国アルディギア王国の王都である。
街並みは機能的で、時代とともに拡張したものではなく、一から都市を設計して作り上げたのだということが一目で分かる。
アルディギア王国は、第一真祖の帝国と長らく戦争状態であった。その影響で王都もたびたび戦火に見舞われ、幾度も焼けた。そういった事情から今の王都を作り上げるのに統一した都市設計が可能だったのである。
美しい街並みに相応しい美しい王宮に、一人の女が足を踏み入れた。色素の薄い髪が多数を占めるアルディギアにあって、彼女の髪は深い赤だ。血のような赤色の髪は、魔族であっても珍しい。その髪を彼女はポニーテールにして纏めている。顔立ちは南欧系ともアジア系とも見える。目鼻立ちがしっかりしていて、日に焼けた肌は褐色に近くなっている。健康的でスポーティな美女だ。アルディギアにはあまりいないタイプの外見は、人目をよく惹いた。
外見からも推し量れる通り、彼女は決してアルディギア人ではない。王宮への出入りが叶ったのは、きちんと許可を取っていたからであるのは言うまでもない。
彼女が訪れたのは、王宮の中の一室で、間違いなく一般人が足を踏み入れていい場所ではないところだ。
「いつ来るのかと首を長くして待っていましたよ、綾瀬」
白銀の長い髪に、青く澄んだ瞳の美しい女だった。
ポリフォニア・リハヴァイン――――アルディギア王国の王妃である。そして、彼女が待っていたこの部屋は、まぎれもなく王妃の私室であった。使用人はおろか、夫である国王ですら許可なく入ることはできない完全なるプレイベートルームであった。
「すみません、飛行機が遅れに遅れて」
綾瀬と呼ばれた女は、大きな旅行鞄を置いて謝罪する。
「ふふふ、飛行機が遅れたのは知っています。そして、せっかく遅れたのだからとまっすぐここに来ずに
最近オープンしたばかりの人気カフェで一時間ばかり寛いでいたことも知っています」
「……わたしなんぞをよくそこまで観察してますね」
「ええ、もちろん。三十年来の友人ではないですか。何かあったらと気が気でないのですよ」
綾瀬とポリフォニアの出会いは三十年前に遡る。お互い、まだ小学生だった。
「綾瀬は相変わらず若いままで羨ましいわ。わたくし、もう寄る年波には敵わなくて」
「何を言ってるんですか。お会いするたびにポリフォニア様の美しさには磨きがかかっているじゃないですか。以前よりも遥かに若々しくなったんじゃありません? まるでそう、吸血鬼か魔女のようにね」
「そこは精霊の加護を受けた乙女と言ってほしいところですね」
吸血鬼も魔女もアルディギア王国にとっては遺恨のある相手だ。といっても、聖域条約が制定されて二十年余り。長らく敵対していた第一真祖とも和平交渉が進む中、人間と吸血鬼の隔たりはかつてほどではなくなった。
「あなたの種族はかなり個体差があると聞きますけれど、その若さを見ると、あなたはその中でも相当の変わり種なのですね」
「お陰様でね。何せ、いろいろとポリフォニア様から恵んでもらっているので」
「あなたの毒牙にかかっているのは、わたくしだけではないのでしょう?」
「毒牙って、そんな言い方はよしてくださいよ。わたしはわたしの仕事をしているだけなんですから」
「そうですね。そのついでに、わたくしたちから力とお金を吸い上げているわけですからね」
「仕事ってそういうもんですから」
「ちなみに、わたくしとも仕事だけの間柄ですか?」
「まさか。ポリフォニア様は別ですよ。親友ですから、お安くしておきますよ」
「そこは無料で引き受けてくださってもいいのではないですか?」
「仕事という建前がなければ、ここに入ることすらできないじゃないですか。ただの親友程度で入れるほどザルな警備じゃないでしょう」
「それもそうですね」
クスクスとポリフォニアは笑う。
こうして会うのは二年ぶりくらいだろうか。
王族に生まれ、王妃として政務に勤しむ彼女には本音で語れる相手はそう多くない。
三人の子どもも大きくなってきて、近況報告するだけでもかなりの時間を要した。
「お仕事のほうは今夜、さっそくお願いしますね。わたくし、もう待ちきれませんわ」
ポリフォニアは頬を赤らめて言った。
日が暮れて、夜の帳がアルディギアを包む。
日暮れは早く、夕方になると肌寒くなる。夏が終わろうとしているのが肌感覚で分かった。平和の時代、アルディギアは避暑地として有名になった。夏には世界中のセレブが一時の清涼を求めてやってくる。冬は冬でウィンタースポーツが盛んになる。夏と冬は、観光業界の書き入れ時だ。
右肩上がりのアルディギア王国もかつては貧しい国だった。戦争で荒廃し、滅亡寸前まで行ったこともあったらしい。
もしも、その時にアルディギア王国が滅んでいたら、この出会いもなかったかもしれない。
「どうでしょうか。その時は、一市井の者として友誼を交わしていたかもしれませんよ」
と、ポリフォニアは語る。
部屋は薄暗くベッド脇のランプの明かりだけが光源となっている。妖しいオレンジ色の光が揺れる中で、王妃は澄んだ白い肌を曝していた。薄絹一つ纏うことなく、ベッドの上で寝そべっている。
王妃の美しい肢体に綾瀬は触れる。彼女の手はぬらりと光る液体に浸っていて、これを王妃の身体に薄く伸ばし、塗っていく。
手の平で人肌に温めた特性のオイルだ。薄っすらとバラの香りがする。
間近で見ても、とても四十に近いとは思えない身体だ。歳を重ねて妙齢の落ち着きある女性の雰囲気を持っていながら、肌の感触は二十代のそれだ。瑞々しくハリがあり、余計な贅肉もない。たるみ、皺、染み、世の女性が年齢とともに感じる老化の症状とは無縁であるかのようだ。
こういう女を世の人は美魔女と呼ぶのだろう。永遠の若さを持つ吸血鬼でなく、魔女でなく、正真正銘のただの人間であるはずのポリフォニア。これで十七歳になる長女を含む三児の母というのだから驚きだ。
多くの女の肌艶を見てきた綾瀬からしても、彼女の若々しさは脅威的だった。無論、友人がいつまでも変わらない若さを保っているというのは嬉しいことではある。
「ふふ」
「何いきなり笑ってるんですか?」
「いいえ、あなたに触られるのも久しぶりで、少し昂っているみたいです」
「嫌らしい王妃様ですね」
そう言いながら、綾瀬はポリフォニアのつま先から太ももまでを揉み上げる。ぎゅっと掴んで、不純物を絞るようにして、それから腹部を軽く摩り、大きな乳房の下を愛撫した。
「ん……あっ」
いやらしい王妃様の胸を綾瀬は重点的に責めた。
まるで二十代の胸を揉んでいるようだ。柔らかいのに型崩れしない。アロマオイルの美容成分を根こそぎ吸って自分の美に還元しようとする貪欲な肌には呆れるくらいだ。
「はあ……ん……ぁ……んんっ……あ、はあ……」
白皙の肌は紅く染まる。
血流は加速し、乳房から伝わる快感は時間とともに増していく。
ゆったりとした愛撫の刺激は強すぎず、弱すぎず。ポリフォニアに確かな性的快感を与えながらも、絶頂は届かないところをキープしている。
「ふう……ふう……ふう……あ……ん……ああ……ぁ」
切ない声をポリフォニアは漏らす。
色艶のある唇が物欲しそうに開いては閉じる。
「王妃様、声が漏れてますよ?」
「意地悪言わないでください。綾瀬の手つきのいやらしさに問題があるのですから……あっ!」
乳首を軽く抓るとポリフォニアは腰を弾ませた。
乳首と腰の動きがまるで連動しているように、ポリフォニアは腰と股をひくつかせる。
「んん……ん……あ、はあ……んんっ……あっ、んっ、ふう……はあぁ♡」
とろんとした表情を浮かべるポリフォニア。
紅潮した頬と薄っすらとかいた汗が色っぽい。
ポリフォニアの乳首を虐めた後で、綾瀬は右手を彼女の股に伸ばした。
太ももの内側の柔肌を撫でてから、指先で秘所をつつく。
「あ……んふっ、ああん♡」
ポリフォニアは敏感な反応を示した。
「王妃様。ここ、最近使いました?」
「そのようなこと、聞かないでください」
「わたしとあなたの仲じゃないですか。どうなんです?」
意地悪く笑みを浮かべながら、綾瀬はクリトリスを優しく捏ねる。じっくりと性感を刺激する。子どもを三人も産んだ膣口にも指を伸ばし、筋に沿って撫でてやる。膣口を軽く弾くように愛撫して、しかし奥には指を入れない。
「ああぅ……酷い……綾瀬、そんな風に虐めないで」
「虐めてませんよ。お仕事です、お仕事。ポリフォニア様の余剰霊力と性欲の発散。親友のわたしにしか頼めないお仕事でしょ?」
「んん……んあっ、はあ……ん、ふうぅ♡ あ、ん……ああっ、ゆ、び、がっ、はあう♡ ん、ああう、んん、んん♡」
ポリフォニアの唇は震える。
膣口を撫でる指にしっとりとした手触り。愛液が滲み出て、指に絡んでいるのだ。
「それで、どうなんですか? ここ、使いました?」
「ん……んん……ここのところは、全然……はあっ、ん……でも、あなたが来ると聞いたから、はあ、はあ……ん、一人でシタことは、あります、ん、ふぁあ♡」
言葉を紡ぎながら、ポリフォニアは昂っていく。自らの恥部を曝し、言葉で羞恥心を煽っていく。自分の口で自慰の秘密まで明かして、ポリフォニアは欲望の火を燃え上がらせる。
「あはっ、はあっ、ん……んあっ、あ。ふぅああ……♡ ん、あ、綾瀬……もっと、奥……♡」
「このまま?」
「ん、はあ……ん……舐めて、くださる?」
「はい、王妃様……ん」
綾瀬はポリフォニアと唇を重ねる。舌で挑発するように彼女の唇を撫でる。それだけでポリフォニアの気分が高揚する。子宮がきゅんきゅんと若かりし頃に戻ったように期待感に震えるのだ。
そして、綾瀬は要望の通りにポリフォニアが開いた股の間に移動した。
M字に開いたポリフォニアの股の間から除く、桃色の瑞々しい膣口。指で十分に濡れて光るそこを綾瀬は両手の親指で広げた。
「あ……ん……ふうぁ、あ」
綾瀬の吐息がかかっただけで、ポリフォニアの快感は得難いものになってしまう。
「ひくついてますね。いやらしいおマンコですよ、何度見てもね……れろ」
「あん♡」
ポリフォニアから甲高い嬌声が漏れ出る。
ざらつく舌が鋭敏なクリトリスを舐める。
円を描くような舌の動きでクリトリスを重点的に責められる。ポリフォニアは唇を噛んで悦楽を堪えたが、身体のほうは我慢ができない。何度も小さく痙攣したように腰を弾ませてしまう。
「れろ……れろぉ……れろ……れろ……ちゅ……まだ舐め始めたばかりなのに、こんなにとろとろにして……れろぉ……ちゅ、じゅるる」
「あ……はぁぁ……あっ、いきなり、激しく吸うのは……んあ、あ、ああ」
「ちゅ、ちゅ、れろ、れろ……じゅる……れろ……ちゅ、れろれろれろ」
「ひあ……んあ、んあ、あ……あ、ああ……んくう……ふう、はあ……はふ……んあ、んあ……あう……んんぅ♡」
気持ちよさそうにポリフォニアは表情を蕩かせる。
友人の舌が気持ちのいい場所を愛撫している。愛液がたくさん零れ出ているのを感じているし、それを綾瀬が舐め取っているのも分かってしまう。
身体の内側に溜まった余剰霊力も綾瀬が吸い出している。程よく力が抜けていく感覚が心地よい。体内の無駄が削がれて、血流が安定する。
「じゅるるるるるっ!」
「あ、あっ、強いっ、んんんぅ♡」
腰を反らして、ポリフォニアは快楽が逃れようと反射的に動いてしまう。それを綾瀬は逃がさずに太ももの下から回した腕でがっちりと固定し、自らの顔を股に密着させる。舌を膣口に押し込んで、媚肉を舐め回し、愛液を霊力と一緒に啜るのだ。
「あは、んあ、あ、あ、あ……イイ……ん、イイ、それ、すごく……ん、ふう、はあ……あ、綾瀬、もっと、吸って、もっとぉ♡」
だらしのない笑みを浮かべて霊力の吸収を強請る。綾瀬に霊力を与える代わりに送り込まれる悦楽は、あらゆる娯楽を上回る。身体も脳もしびれるくらいに気持ちイイのだ。この快感に嵌って二十余年になる。若かりし頃は、性欲も強く毎日のようにむつみ合ったものだ。
「ふぐ……あ、イクっ、ん、イク……あ、あ、あ、い、イクっ、あああっ!」
ポリフォニアは勢いよく腰を跳ね上げた。大きく三度痙攣し、膣を激しく震わせた後で脱力した。
「はあー……はあー……あ、ん……すごい、イイ……はあぁ」
「相変わらずのイキっぷりですね、王妃様」
「あなたの所為、ですからね……はあ、ん……」
息を整えるポリフォニアは恨めしそうに綾瀬を見てくる。そうは言っても、絶頂の程度は人それぞれ。気心の知れている綾瀬が相手だと、ポリフォニアは思い切り絶頂できるということもあるのだろうが、綾瀬の所為とまでは言えないだろう。無論、綾瀬の技術が並外れているということもあるだろうが。
「ねえ、綾瀬。わたくしもシテさしあげますわ……ふふ」
けだるげに身を起こしたポリフォニアは、舌なめずりをして綾瀬に這いよる。
「いいんですか、王妃様?」
「ふふ、もちろんですわ。わたくしを見事に果てさせたお礼をたっぷりとしてさしあげますわ」
そう言いながら、綾瀬のズボンに手を伸ばす。
綾瀬も手早く上着を脱いだ。
平均よりも大きめの膨らみのある胸が露になった。そして、綾瀬のズボンを下ろしたポリフォニアは、「まあ」と楽しそうな声を出す。
「そんなにじっくりと見るものじゃないですよ」
「そんなことありませんわ。とても、貴重ではないですか」
笑みを浮かべて、ポリフォニアは綾瀬の股間を見つめる。
そこには、何と人間の男性についているべき一物がついていた。紛うことなき、本物のペニスである。姿かたちは紛れもなく人の女性でありながら、綾瀬には男性器がついているのだ。両性具有、とはまた違う彼女の種族の特性であった。
「本当に見れば見るほど男性のそれにそっくり」
ポリフォニアは興味深そうにペニスを手に取った。まだ柔らかく下を向いているが、これが固くそそり立つことを彼女は知っている。
綾瀬の種族は女性の性を啜って自分の力に変える。そのため、他種族の女性を絶頂させるための器官が男女関係なくついているのだ。女性の綾瀬も生殖能力こそないものの、ペニスがついている。見た目はフタナリと同じだ。生殖器ではなく、女性を虜にするためだけに存在する凶悪な器官であった。ちなみに、この「男性器」は隠すこともできる。男女どちらも相手にできるのが、この夢魔の亜種である綾瀬の特性だった。
「はあ……久しぶりの蒸れた雄の臭いがしますわ……味も……れろ」
ポリフォニアは舌を伸ばして、亀頭をねろんと舐める。
「れろ……れろ……れろ……れろ……ん、ちゅ……れろぉ♡」
ざらつく舌の感触で腰が溶け落ちてしまいそうだ。
ポリフォニアはペニスを舐めながら綾瀬の様子を窺う。この辺りはよく心情を理解している。身体を重ねるのは若いころから。結婚前どころか、ルーカス王と知り合う前からの関係だ。互いに互いの身体を知り尽くしている。二年のブランクは、何の障害にもならない。
「ん……ふ……はあう……んちゅ……れるぅ……ん、ん、んふうぅ♡」
ポリフォニアはペニスの根本を手で扱きながら亀頭を咥えて頭を軽く前後に揺する。ちゅぷ、ちゅぷ、と音を立てながら、涎の中を泳がせる。
亀頭を吸いながら、頬を窄めて滲み出る先走り液を味わう。
「んくふっ……んちゅ……れるちゅ……ちゅぶ……ちゅぶ……れちゅ……んふぁ……あふ……ん……れる……れる……ちゅ……ちゅ……ちゅぶ……んじゅる」
ポリフォニアの熟練の舌技で堪らず綾瀬の身体が悦楽に飲まれる。ペニスを吸いながら舌先が裏筋を愛撫し、右手で棹の根本を扱きつつ、左手が睾丸を優しく揉んでいる。力加減が絶妙で、綾瀬のペニスはあっという間に勃起してポリフォニアの熱い口内で自己主張を始めている。
「んふ……逞しい……。すう、はあ……れろれろれろれろ……ふふふ、立派ですわね」
舌先で鈴口を舐めるポリフォニア。
がちがちに固まったペニスの棹はポリフォニアの手に納まらないくらいに太くがっしりとしている。
「ちゅ……れる、れる、れろぉ……んむ、ん……んじゅるる……ちゅ♡」
棹の横を舐め、裏側を舐め上げて、頬張る。全体をたっぷりと愛してから、ポリフォニアは自分の尻を綾瀬に向けるのだった。
「さあ、綾瀬。わたくしを、今一度果てさせてくださいませ」
淫蕩に耽る淫らな王妃は、瞳に明確な欲情の色を湛えて綾瀬に懇願した。
腰を突き上げて、綾瀬に動物のように振って見せる。
愛液が太ももから雫を零し、まさに発情の体を成しているのだ。
「いやらしい王妃様。子どもの頃のあなたとは別人ですね」
「そんなことを仰って……綾瀬だって、わたくしの中に入りたがっているではありませんか」
「そりゃ、あんなに熱心にしゃぶられたらね」
そう言って、綾瀬は王妃の熟れた秘所にペニスを宛がった。桃尻を揉みしだきながら、ペニスの先端を膣口に挿入する。
「あ……ふあん♡」
ずるり、とポリフォニアの膣は綾瀬のペニスを飲み込んでしまう。まるで、自分から吸い込んだかのようにあっさりと膣内に入ったペニスだったが、押し込まれたペニスに反応して媚肉が一斉に絡みついてくる。
「く……締め付けの強さは変わらないな」
「ふあ、ぅ……あなたこそ、この固いおちんちん……ん……はあ、ふ、あ、大きい♡」
うっとりとポリフォニアは腰を揺する。
挿入は簡単だが、むしゃぶりついてくる膣肉のために外にペニスを引きだすのは力がいる。四十に近い人間の女とは思えないほどの食いつきのよさは、呆れるほどだ。
綾瀬は体重をかけてポリフォニアの膣内をペニスで押し広げる。
細かく腰を揺すって膣肉を解しつつ、時に角度をつけて中の形を変えてやるのだ。
「あふっ、きゃ、んあ……あ、はぁあ♡ あん♡ あ、あ、ああ、んあ、あ――――んあ、はあん♡」
ギシギシ、とベッド揺らす。
大きな乳房が前後に揺れる。
膣肉をこじ開けて、絡みついてくる襞を引っ掻き、綾瀬の抽挿はリズミカルに力強くなっていく。
パンパンパン、と肉を打ち付ける音がする。そのたびに、ポリフォニアの淫猥な嬌声が響く。
「あん、あん、あん、あん。んああ……ああ、はあう……あ、あ、あああ……イイっ、イイ、ですわ、んあ、ふぐぅぅ……う、あ、んぉぉぉぉお♡」
夫にすら聞かせたことがないような野太い声でポリフォニアは呻く。悦楽がそのまま喉を通って声に現れたような淫らな声は、普段の彼女からは到底想像もできないような声だ。
昔馴染みで身体を知り尽くした綾瀬だからこそ引きずり出せる王妃の一面だ。
「おおん、んほぉ♡ おお、んおぉあ♡ ああ、あああ、んおぁ♡ ああ、ああぁう♡ イイ、イイですわ♡ はあ、んあ、んぉあ……ああ、ああ、あああ、もっと、もっと突いて♡」
ポリフォニアは綾瀬を振り返り、懇願する。
自らも腰を動かして綾瀬を誘いながら、犬のように舌を突き出して吠える。
「お望みとあらば、いくらでも」
「ふああっ、う、嬉しいっ、ん、くふ……はあ、あ、あ、ああっ、ん、ふひゃあ♡」
ポリフォニアは身悶えして涎を零し、歓喜に湧いた。
「お、お、おおおっ、んおおぁ♡ あ、ふぐぅあ♡ ああああ♡ 大きいっ、大きいっ、の、生のおちんちんが奥まで来て、ああん♡」
「ずいぶんと激しいですね、ポリフォニア様」
「それは、仕方がないのです。だって、二年も、待ったのですからっ、あ、ふぐ……んあぁ♡」
二年ぶりの霊力調整セックスにポリフォニアは愛液をだらだらと零して酔いしれる。
綾瀬は膣奥を貫き、リズミカルに攻撃を繰り返す。ポリフォニアの膣は反撃とばかりに締め付けて、綾瀬の射精を促してくる。それでも、綾瀬は射精を堪えてポリフォニアを徹底的に嬲る。
王妃でありながら夫とは別のペニスを突き込まれて歓喜する卑猥な膣にお仕置きを加えるのだ。
「あふっ、んあ、深ぁ……あ、あ、ああっ! ふ、お、おおっ!?」
ずんずん、と膣を占拠するペニスの律動を速める。
「王妃様はこうしてバックから体重をかけた種付けセックス大好きですよね?」
「はぐ……い、あ、んあっ、い、言い方に悪意を感じますわ、そんな、んぐっ、あ、あは♡」
ポリフォニアの弱弱しい抵抗はあっさりと快楽に押し流される。
膣を責める綾瀬のペニスは王妃の反論を封じ、問答無用で綾瀬の言葉を認めさせる。
パンパンパンパンパンパンパンっと激しく高速で体重を乗せて繰り出されるピストンに、ポリフォニアは嬌声を上げることしかできなくなる。
「おお、おお、おお、おほっ、んほぁ♡ あ、あ、あああ、ああああああ♡ んぐ、い、ああ♡」
ポリフォニアはシーツを握り占めて、激しく膣を痙攣させる。
もはや抗いようのない快楽に屈し、我慢をすることも忘れて絶頂の階段を昇りつめつつあるのだ。
「さあ、行きなさい、ポリフォニア。派手に、盛大に、情けなくっ」
「はぐ……んぐ……お、おおおっ、おおおおおっ、イ、イグっ、イグイグイグ、イグゥうううううううう♡」
ポリフォニアの身体を抱きしめて、ペニスを奥深くまで押し込んで射精する。種付けするかのように思い切り流し込んだ疑似精液がポリフォニアの理性を決壊させた。
「おっ、おっ、おふっ、んおおおんっ」
びく、びく、と王妃は無様に痙攣する。
顔は嬉しそうに破顔して、口から涎を零している。
日ごろから重圧に曝されているポリフォニアは綾瀬の前でのみ「無様」を曝す。幼馴染であるからこそ、すべてを曝け出せるのだ。
王妃という立場で鬱屈した精神は、綾瀬に屈服することで大きな快楽を得るように歪んでしまった。若いころに味わった
「ん、お、お……」
ポリフォニアの膣からペニスを抜く。
びくん、とポリフォニアの尻が跳ねる。拘束ピストンで抉られ、膣奥にたっぷりと射精された膣口からだらだらと白濁液が垂れている。
「王妃様、わたしはまだまだ全然イケるんですけど、王妃様はどうですか?」
「うあ……」
仰向けになり、悦楽に溺れて茫洋とした視線をペニスに向けるポリフォニア。
そしてうっとりと笑みを浮かべた。
「ふお、お、おおおおおおおおおお♡
互いに抱きしめ合いながら、綾瀬とポリフォニアは身体を貪り合う。ポリフォニアは両手と両足を使って綾瀬の身体にしがみ付き、綾瀬はポリフォニアの膣深くをペニスで叩く。
唇を重ね舌を絡め合いながら、二年ぶりとなる愛欲を思う存分に味わい尽くす。
膣に射精したら、フェラチオをして勃起させて、またセックス。王妃という立場を忘れて一匹の雌に堕したポリフォニアは久しぶりのセックスに汗を流したのだった。
新キャラ
綾瀬(女)
夢魔の一種。ポリフォニアの幼馴染で、性行為で魔力や霊力を吸い上げる性質を持つ。女の相手をするときに女を発情させるための男性器に似た器官を有するが男性の相手をするときには隠せる。便利。
普段は整体師。魔力や霊力の淀みを解消するプロとして活躍する。かっこいい系美女なので男女両方にモテるし刹那的な関係を持つ相手は多数。