その後、手を変え品を変え8回も中出しされた挙句、最後にお掃除フェラを強請る凪咲を強引に振り払い、ようやく運営に通報できたのであった。
凪咲のあの無尽蔵の性欲は一体どこからやってくるのか、不思議でしょうがない。いや、そもそも絶倫すぎるだろあいつ……計9回も出しておいて、俺が強引に突破しなかったらまだやる気だったからな。亜鉛などのサプリでドーピングしまくってようやく4回が限界の俺からしてみれば、その倍以上やってる凪咲には恐怖せざるを得ない。つくづく、あいつが女、俺が男で良かったと思った。仮に凪咲が男だったとして、あの絶倫に付き合う女は大変だろうなと身をもって思い知らされた形だ。
さて、本筋に戻るが、この凪咲の要望通りにアバターが書き換わってしまった現象についてだが。
運営に通報してみると、アカウントを精査するので一度ログアウトしてほしい、とのことだった。勿論プログラム的なバグも考えられるが、現実世界、つまりVR装置側に何か細工された可能性もあるので、すぐに警察も行きます、とも言われた。時間はかかるかもしれないが、一先ずこれでこの騒動は落ち着きそうである。
体全体が浮かび上がる感覚の後、パチリ、と電源が切れたようにねっとりと全身に絡む精液の感覚が途絶え、次の瞬間には水の中に沈んでいるかのような感覚が蘇った。現実世界に意識が戻ったようだ。
カプセル型のVR装置に満たされた、生命維持に必要な要素が全て凝縮された、特殊な液体が少しずつ抜かれていく。
はぁ、酷い目にあった。最初の1回はともかく、後の8回は地獄だった。イキっぱなしでまともに頭が回らないし、そのせいで凪沙の良いように好き勝手台詞言わされ続けるし、散々だ。何が悲しくて、あいつをお姉ちゃんと呼ばないといけないのか、全くもって意味がわからない。仮に俺が呼びたい呼称があるとすれば、それは妻だとかそっち方面であり、そもそも俺は女ではない。あの時の惨状を思い出すだけで、また顔から火が出そうだ。
ピー、と音がなり、カプセルの上蓋が自動で開き始める。液体の排出が完了したようである。
俺は、けほ、と肺の中に溜まった液体を吐き出しつつ、上半身を起こした。
ぺったりと背中に張り付いた髪の毛が気持ち悪い。前髪もそれなりに伸びていて、目にかかって鬱陶しかった。確か、ログアウトするのは半年ぶりだったか。前回メンテナンスの設定をした覚えが無いので、カプセルが散髪してくれずに、髪の毛が伸びっぱなしになってしまっているようである。
フィードバックのせいか、突かれまくった腰が痛い。そう思いながら、いやに滑らかな髪の毛を搔き上げつつ、起き上がろうとカプセルの床に片手をついた、その瞬間。
起こした視界の中に、あまりに見覚えのありすぎる、か細いと称するのがあっていそうな白く細い手足が目に入る。デジャブに首を捻っていると、どこで見たのか思い至り、さあっと血の気が引く。
「嘘だろ……?」
呆然と呟いた声色が、疑いを確信に変えてしまう。若干舌足らずな、声変わり前の高い声。メタリックなカプセルの内側に映っているのは、可愛らしい容姿を青ざめさせた小さな女の子。つまりは、先程まで俺がVR空間にて操っていた、凪咲が欲望のままにカスタマイズしたロリ娘そのものだった。
VR空間でのアバターばかりか、現実世界の冴えない容姿の俺まで、可憐な女の子の姿になっていたのである。
「マジで、女の子の身体だ。アバターじゃなくて、リアルの……!?」
限りなく現実に近づいたVR空間の五感再現技術も、やはり現実と比べると多少の雑音が混じる。比べてみると、一目瞭然だ。
そう、液体で湿った肌の感触や、夢なら覚めろとばかりに思い切り引っ張ってみた頬の痛みは、間違いなくここが現実世界だと証明していた。
「は、え、何で? いやいや、アバター変更がリアルに反映される訳が……!?」
カプセルの生命維持装置には、例えば手術を含めた高度医療を行うだけの機能は備わっている。いるのだが、だからと言って元の身体を跡形もなく変えてしまう程の高度な整形技術まで備わっているなんて話、今まで見たことも聞いたことも無かった。いや、これは整形なんて生易しいものじゃない、意識が別人の身体に移し替えられたようなもんだ。
そう思い至ると、誘拐や人身売買、果ては人体実験など、嫌な想像がばかりが頭の中を駆け巡る。
「ここは……!? あれ、家だ……」
慌てて周囲を見回すと、見慣れた内装。壁のハンガーに掛けられた男物の服は俺の物だし、見覚えのある家具の配置に、凪咲にばれないように、カプセルの上蓋の裏に飾っている凪咲の写真。どれも最後にVR空間に没入する前に見た光景のままであり、ここは間違いなく俺の部屋のようだった。
「そうだ、凪咲は……!?」
次に心配になったのは、愛する恋人の存在だ。そもそもの発端はあいつであるが、凪咲自身もある意味被害者である。まぁ、その割には誰よりもエンジョイしていたのだが……
だが、凪咲への被害も無用の心配だった。すぐに、元気な凪咲の叫び声が聞こえてきたからである。
「アキィィィィィィ!!」
ドガシャァ!! とドアを蹴破る勢いで部屋に入り込んできたのは、さっきまでVR空間にて過ごしていたアバターと、全く同じ姿をした凪咲だった。
そう、全く同じ。アバターを弄っているとかいないとか、そういう話ではなく。さっきまで俺と淫蕩に耽っていた時と、そっくりそのままの姿なのである。
無事を安心するよりも前にとんでもない事実に気付いてしまい、ビシリと固まる俺。
「大変なんだよぉ、お別れしたはずのおちんちんが、こっちにも、生え、てて……」
俺の姿を見てぽかん、と口を開けた凪咲と、視線が交錯する。
お互いにゆっくりと視線が下がっていき、隠すものの無い股に差し掛かる。
凪咲は俺の変わり果てた女の子の穴で、俺は電子空間で散々蹂躙してくれた凪咲の息子の辺りで視線が止まる。
目をこすっても、現実は変わらなかった。強いて言えば、萎えていた肉棒がむくむくと起き上がり、サイズが増大したことくらいか。
「成程、成程……」
「……!?」
時既に遅し、とは正にこの事か。俺が我に返るよりも早く、にやりと笑った凪咲は、じりじりと距離を詰め始めた。
凪咲の行動の意味を察して、俺は再び血の気が引く。
「待て凪咲、話せばわかる!!」
「ふへへ、それは聞けない相談だよ!! アキ、さっさと観念して、そのロリボディを私に差し出せぇ!!」
夢が現実に。その事実に気付いてしまった凪咲は、もう手が付けられなかった。
タダでさえ唯一の出口を塞がれているというのに、そもそもVR装置の中から出られていない俺が凪咲の淫欲の手から逃れる術などあるわけがなく。
拒絶するように掌を突き付けるも、あっけなくつかまれ、固いVR装置の底に押し倒されてしまった。抵抗も虚しく、あっさりと両足を押し広げられ、濡れそぼったあそこを露にされてしまう。
「もう濡れてるじゃん。えへへ、10回戦の後は、念願のお掃除フェラして貰うからね……!! 愛情たっぷり込めるんだぞっ♥」
「マジでそれだけはやめて、それやったら戻れなくなりそうだか、らあぁぁぁッ!?」
ずぶ、と問答無用で挿入された快感であっという間に気をやってしまった俺は結局、家に警察が訪れるまでの間、たっぷりと種付けされ続けたのであった。
視界の端で点灯する、アカウントへ送られたメールの受信ランプ。おめでとうございます! というタイトルで始まるメールが届いていることを知るのは、ずっと先の事だった。
最後までお読みいただきありがとうございました。
相も変わらず進歩の無い作者ですが、良ければご感想等よろしくお願いします。
(もし、書くとするなら)次のうちどの蛇足が見たい?
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幸平と美衣
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慶介と恵里佳
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アキと凪咲
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真尋と亜美
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TSしちゃった連合の飲み会話