※この作品はR-18です。

二次元嫁世界   作:早見 彼方

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 ※『ハイスクールD×D』要素はキャラクターだけです。


グレイフィア・ルキフグス

 誕生して間もない一つの惑星に、その男はいた。地球という惑星ならばどこにでもいる平凡な外見の人間。だが、この世界には男一人しか人間はいない。人の文明はなく、惑星全土には海と自然豊かな大陸が広がっていた。

 ここは、女神と名乗る存在から惑星管理人という立場を与えられた男が統治する世界だ。

「この世界に住んでいれば、何をしてもいいって話だったが……」

 森の中で一人佇む男は、周囲を見回した。

 青空から降り注ぐ陽射しが、木漏れ日となって差し込む。周囲には木々が林立し、同じような光景が全方位に確認できた。

「いったいどうすれば……」

 男は両腕を組み、少し前のことを思い出した。

『私は女神。惑星の数が多すぎて管理し切れないから、手伝って? はい、以上』

 初対面で放たれた、女神の言葉。白一色の空間にあるソファーに寝転がって長い黒髪を垂れ下げ、テレビを見ている。アニメ番組のようだ。既に先ほどの一言で話が終わったらしく、言葉を続けずに声を上げて笑っていた。

 何という自堕落。確かに見た目は今まで見たことがないほどに整った顔と肉体の美女だったが、これが女神とは無理があるだろう。

 男はその不満を口には出さず、とりあえず話の続きを聞こうとした。

「あの――」

 瞬間、視界が暗転する。周囲の光景が歪んだかと思えば、別の景色へと変わる。

 広大な森。人の手が入っていない、大自然だった。見たこともない獰猛そうな大型の野生生物が男の横を通り過ぎるが、何故か男に頭を下げると何処かへと歩き去っていった。

 訳がわからない。状況についていけず、困惑する男。

 その男の下へ、頭上から一枚の紙が落ちてきた。顔に当たり、視界を塞ぐ。

「ん……?」

 その紙を指で拾い上げた男は、紙面に綴られた文面に視線を走らせる。

『命を落としたあなたへ。まだ若いのに死んでしまったあなたに同情して、惑星管理人の役割を与えることにしました。その役割とは、まぁ単純にその世界に住み込んで人類を栄えさせてもらえれば他に何をしてもいいから。え、繁殖するメスはどうするのかって? あなたには神羅万象全てを創造する力とか召喚する力を与えたから、メスを作ったり別の世界から連れて来ればいいんじゃない? ただ、一から創造すると疲れるから、力を使って人類を手っ取り早く創造するのはやめたほうがいいと思う。普通に交尾して、孕ませれば? はい、以上。それじゃあ、お役目よろし――』

 途中から言葉遣いが雑になった文章を読んで、男は手の平に火を生み出して紙を焼き払った。何か凄く腹が立ったと思ったら、火が手から生まれていたのだ。少し驚いて後ずさった後、試しに今度は水を出してみようと考えた。

「出た……」

 手の平を翳した空間から、前触れもなく水の塊が現れた。口に含んで飲んでみると、確かに水だった。それも、今まで味わったことのないほどの美味。乾いていた喉を潤し、心を落ち着かせた。

 口許を手で拭った後、男は周囲に取り囲む森を見回して少しの間呆然と立ち尽くした。

 それが、少し前の出来事。

 男は今も、どうすればいいのかと困惑したまま森に立っていた。

 女神のメモ書きによると、男は死んだという話だった。自分がどういう人生を辿って、どういう人間だったのかは覚えている。だが、死ぬ前の記憶はなかった。まるで、日常生活を送っていたら突然自称女神と出くわし、惑星管理人なる役割を与えられてこの世界にやって来たかのように唐突な流れだった。

 よくわからない。わからないから、これ以上考えても無駄かもしれない。

 さっぱりとした性格の男は答えを求めることを諦め、とりあえず生き抜くことにした。

「家とか、創れるのか……?」

 女神から与えられた創造の力。先ほど、火や水を生み出した力だ。

 あの力ならば、家も創れるかもしれない。考えた男は森の開けた場所に移動した。結構な広さで、日当たりは良好。物は試し、と頭に浮かべた家のイメージを基にその場所に家を創ろうと考えた。

 その瞬間、わずかな疲労感を全身に覚えたかと思えば、目の前に自分が思い描いた家が出現した。

「うわ……」

 何もなかったはずの場所に鎮座した洋館。石造りの外壁に囲まれ、男の正面には大きな門がそびえ立っている。イメージしたのは日本という国の一般的な民家だったはずだが、どういう訳かだいぶイメージとは離れた建物が生まれてしまった。

 首を傾げる男へと、再び舞い落ちた紙が視界を塞いだ。

『サービス。格好いい家にしてあげたわ。感謝しなさい。あと一人目のメスはもう私の方で用意して――』

 男は読み切る前に再び紙を焼き払った。

 あの女神と関わると、異様に疲れる。

 男はため息をつくと、門へと向かって歩いた。どういう原理か、門は家主である男を迎えるように勝手に開き、男を招き入れた後に再び重い扉を閉ざした。

 この程度ではもう驚くことはなかった。慣れとは怖いな、と男は思いながら家への扉を何の身構えもなく開いた。考えても仕方がない。もう大抵の超常現象を目にしたから、驚愕するような出来事は滅多に起こらないだろう。

「お帰りなさいませ。ご主人様。私の名前はグレイフィア・ルキフグス。あなたの子を産み、育てるためにこの世界にやってきました。元の世界に夫と息子がいる中古女ですが、それでよろしければ私を何なりとご利用ください」

 銀色の髪を三つ編みにした、色気漂う美女。身に着けたメイド服の上からわかるほどに胸と尻が大きく、腰はきゅっとしまっていた。左手の薬指には結婚指輪が嵌められており、彼女が人妻であることを証明していた。

「……は?」

 男は驚愕した。エントランスに立って頭を下げた美女、グレイフィアを見て。

 グレイフィア・ルキフグス。悪魔や天使、堕天使などの超常的な存在が入り乱れて戦いを繰り広げるライトノベル『ハイスクールD×D』のキャラクター。つまりは現実に存在しない架空の人物で、彼のお気に入りのキャラクターの一人でもあった。俗に言う二次元嫁だ。

 そして、彼女の言葉を頭の中で反芻した。彼女は今、子を産むと言っただろうか。

「改造装置という機械で、女神様にご主人様の素晴らしさを洗脳によって叩き込まれました。失礼なことに最初は抵抗してしまいましたが、改造装置によるご指導もあって私は自分の正しい役割を自覚いたしました。ご主人様のためならばどんなことでもいたしますので、子作りセックス以外でもしてほしいことがございましたら何でもおっしゃってください」

 子作りセックスは必ずするのか、と男は動揺した。

 心臓が高鳴る。二次元のキャラクターとは言え、美しい人妻の女性に求められ、男の心を大いに乱した。

 しかも、女神に洗脳されたと言う。本当にあれは女神なのかと疑う気持ちとともに、よくやったと思う気持ちも生じる。わりかしクズな性格でもあった男は、人妻の脳が操られて自分に好意を抱く現状に興奮を覚えていた。

 男の股間が膨らみ、ズボンを内側から押し上げる。

 慌てて股間を抑えたが、そのときには既にグレイフィアに見抜かれていた。

「私で興奮してくださり、ありがとうございます。まずは、一抜きいかがでしょうか?」

 その誘惑を拒絶できるほど、男は理性的ではなかった。

「ぐぢゅぶっ、ぶちゅちゅっ、ぐぶっ、ぐぶぅ、ぢゅぶ、ぢゅぶっ」

「ぁ、ちょ、すごっ……」

 男用に用意された部屋のソファーで、男はグレイフィアの口淫を受けていた。男の開いた股の間で彼女が正座をし、口に肉棒を咥えて頭を上下に動かしている。視線はずっと男を見つめ続け、口だけで肉棒の隅々までを奉仕していた。

「ぢゅぶっ、ぢゅぶっ、ぐぶぷっ、ぢゅるっ、ぢゅーるるるっ」

「ひっ、ぁ、やばい……」

 グレイフィアの技術は容易に男の興奮を高める。男は肘置きに両腕を置き、ソファーに預けた背を落ち着きなく動かして耐え続けた。

 だが、限界が近い。まだ始まったばかりだというのに、男の肉棒はグレイフィアの口内に弄ばれてビクビクと震えていた。ねっとりと温かな唾液に満ちた口内に絡みつかれ、気を抜けばあっという間に達してしまいそうだった。

「く、ぅ……」

「ぢゅるっ、我慢なさらないで、お好きなだけ出してください」

 肉棒から口を離し、裏筋を舌で擦り上げながらグレイフィアは言った。そして再び肉棒を根元まで咥えると、先ほどまでとは比べ物にならない速度で顔を動かした。

「ぐっちゅっ、ぶちゅ、ぐちゅっ、ぬちゅっ、ぢゅるるっ、ぐぶ、ぐぶっ、ぐぶぶっ」

「だ、だめだ、もうっ」

 男は我慢できなかった。

 腰をわずかに浮かし、グレイフィアの喉奥に亀頭を押し付ける。「ぉぇ」とえづいて目尻に涙を浮かべながらも優しく微笑む彼女を見て、理性のタガが外れた。男は上体を前に倒して彼女の頭を掴み、決して逃げられないようにした後、

「全部飲めッ……!」

 グレイフィアの口内に精液をぶちまけた。

「ん~~~!?」

 どくっ、どくっ、と肉棒が脈打つごとに強烈な快感の波が脳を襲う。やばい、これはやばい。男は全身を震わせ、睾丸に溜まった精液をグレイフィアに呑ませ続けた。

「ごくっ、んぐっ、ごくっ、ごきゅっ、ごくっ……!」

 人妻の口マンコを使い、果てる。その認識によって興奮はより高められ、尋常ではない量の白濁液がグレイフィアの口内を満たした。飲み切れず、溜まってしまったのだ。しかしすぐに彼女は美味しそうに喉を鳴らして飲んでいき、次々に胃へと精液が供給された。

 射精が終わり、男は息を吐きながらグレイフィアの口から肉棒を引き抜いた。

「最高だった……」

 射精後の賢者タイム。だが、それは一瞬にも満たない短い時間だった。

 すぐに男は肉棒を反り立たせ、グレイフィアの眼前に雄々しい肉棒を突き付けた。

「舐めろ」

 夫ではない男に忠誠を誓い、ご主人様と呼んだグレイフィア。彼女は口に溜まった精液を飲み干すと、幸せそうに微笑んで亀頭に舌を這わせた。粘着質な精液を舌で拭い、口の中にしまう。それを繰り返し、隅々まで唾液でコーティングを施した。

「もういいぞ」

 男が言うと、グレイフィアは名残惜しそうに口を離した。

 男が肉棒を左右に揺らすと、グレイフィアのうっとりとした視線が後を追う。

 本当に、心から男の虜になっているようだ。

「次はどうしてほしい?」

 男が聞くと、グレイフィアは唇を震わせた。

「私の子宮にご主人様の子種汁をください。絶対に、孕んでみせます」

 その言葉を聞いて、男はソファーから立ち上がった。夫や息子からグレイフィアを奪い、自分の女とするために。やはりかなりのクズイ性格だった男の手がグレイフィアの豊満な乳房をメイド服の上から鷲掴む。

 黒い欲望の眼差しをグレイフィアに注ぐ。それを受けた彼女は、恍惚とした表情をしていた。

 寝室にあるキングサイズのベッド。そこで、男は全裸姿でグレイフィアに覆い被さっていた。破かれたメイド服の胸元から零れ落ちる白い双乳に顔を近づけ、乳房の片側にしゃぶりついている。もう空いた手でもう片方の乳房を揉み解し、すべすべの質感でありながらもずっしりとした重みを堪能する。

 これはいい。最高だ。唾液で乳房を汚し、乳首をこりこりと甘噛みする。

 欲望の赴くままにグレイフィアの胸を口で汚し終え、唾液塗れになった胸を見てひとまず満足した男。その次なる手が伸びた先は、ロングスカートだった。生み出した鋏を使って切れ込みを入れ、そこから手を突っ込んで彼女の股間をまさぐる。

 下着と思われる箇所に指を当ててみると、湿った感触がした。

「濡れてる。期待しているのか?」

「はい。ご主人様にいつでもご利用いただけるよう、女神様に肉体も改造されました」

 何をやっているんだ、あの女神は。そう思いながら男の中で女神に対する株は急上昇していた。

「どうぞ、遠慮なくご利用ください」

 グレイフィアの言葉に甘えることにした男は、彼女の下半身へと場所を移した。長いスカートを捲り、健康的で白い生の太股が露わになっていく。ごくりと息を呑み、ゆっくりとスカートを動かし、その付け根にある黒い下着が目に入った。

「いやらしい下着だ」

 男は口元の涎をスカートの裾で拭い、黒い下着に鋏の切れ込みを入れた。

 男の肉棒差し込み口。そこへ指を突っ込んで少し大きく開き、中に見えた陰裂へと指を掛けた。左右に押し広げると、綺麗なピンク色のヴァギナが目に入った。既に愛液を垂れ流す膣口は、物欲しそうにヒクヒクと収縮している。

 しばらく、子を産んだ経験のあるグレイフィアの陰部に目を奪われていた男だったが、胸の内に溢れる黒い欲望を従えていられなくなり、肉棒を突き付けた。黒い下着の切れ込みを潜り、陰裂を掻き分けて膣口に触れる。

「いいのか、このままだと入るぞ」

「入れてください。ご主人様のチンポを咥え、子種を受け止めるための肉穴です」

 グレイフィアの言葉に満足した男は、彼女の太股を両手で掴んで広げながら腰を前に突き出した。子供を産んだとは思えないほどに綺麗な陰部で、狭い膣は男の肉棒と触れ合いながら大きく広がっていく。

 亀頭の先端が膣口に埋まり、その後ゆっくりと亀頭を呑み込んでいった。少しずつだがグレイフィアは男を受け入れ、膣壁を擦りながら肉棒は奥へ奥へと進行した。

 そして、ぷちゅっと子宮口と尿道口が口づけをし、グレイフィアの膣内が夫以外の他人棒をガッチリと包み込んだ。どろどろの愛液が広がり、肉棒と膣壁の間を満たしていく。

 滑りがよくなったそこを、男の腰振りによって我が物顔で前後に動き始めた肉棒。グレイフィアの膣内が記憶していた夫の肉棒を忘れさせるように、ずりずりと膣壁を擦り上げて臭いを刻み付けていく。

 人妻マンコは具合が良かった。男は夢中になって腰を振り、自分の女にしていく征服欲を満たしていた。

「お前は俺の物だ、グレイフィア」

「はい。私は、ご主人様専用の肉嫁です」

「絶対に孕ませてやる」

「何人でもどうぞ。ご主人様が望むだけ産むことができるよう、改造されております。ご主人様と同じく寿命も永遠で、ご主人様が飽きて私を捨てるまで傍に付き従います。愛します。服従します。ですから、お好きなだけ私で欲望を満たしてください」

 グレイフィアに求められ、男は腰をさらに速く動かした。1秒間に2回の突き。上半身を前に倒し、グレイフィアの胸に顔を埋めた男は上から下へと肉棒を出し入れした。男の尻が上下に揺れ、股間から伸びる男根がグレイフィアの膣口を出入りを続ける卑猥な光景がしばらく続いた。

 水音が響く部屋。そこへグレイフィアの甘い声が混ざり、男の荒い呼吸が聞こえ始めた。

 もうグレイフィアの膣内は男専用だ。臭いも形も覚え込まされている。

 あとは、味だけだ。男は昂ると同時に口角を吊り上げ、こみ上げてくる精液を感じてラストスパートをかけた。凄まじい速さ。グレイフィアの膣内を捲り上げる勢いで肉棒が飛び出したかと思いきや、すぐに全貌を膣内に隠す。

 誰がどうみても、激しい夫婦の交わり。

 男は、グレイフィアを本物の妻に変えるべく、亀頭による子宮の連続突きの末に、盛大に精液をどぷどぷとぶちまけた。

「あんっ、ぁ、熱いぃ……」

「おら、一発目だッ。よく味わえッ」

 男は声を上げると、グレイフィアに圧し掛かって抱き着いた。決して逃がしはしない。背中に回した手で締め上げるように密着し、彼女の胸を胸板で押し潰しながら結合した男性器から女性器へと精液を譲渡する。

 どぷどぷどぷッ! 精液が子宮へと殺到し、瞬くほどの短い時間で精液に満たされた子宮袋ができあがった。だが、男の射精は終わらない。詰める。ひたすら詰めて、子宮口に亀頭で蓋をして身動きを止めた。

 子宮の履歴を男の精液で塗り替える。この子宮は男の子供を育てるための場所。かつてここに宿っていた者のことをなかったこととするかのように、男の子種の味を覚え込ませた。

 そして、精液に含まれた男の遺伝子を持つおたまじゃくしの大群がグレイフィアの卵子を目指して泳ぎ始めた。これはまだ先遣部隊。これで孕まずとも、その後に続く軍勢で彼女の卵子を必ず堕として見せる。

「よし、2発目いくぞ」

「はい、ご主人様ぁ……」

 耳元でグレイフィアの声を聞き入れ、男は腰を再び動かした。

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