前回(六十八話☆)の続きです。
ベッドの袖に腰を下ろして静かに息を吐く。さながら就活の面接待ちの状態。いや、正直なところ今の会社の面接の時の数倍は緊張しているかもしれない。未だかつて俺の人生の中でここまでの緊張感があっただろうか。どうして結衣や雪乃との初夜よりも切羽詰まったような心情になっているんだ俺は…。
洗面所から彼女がシャワーを浴びる音が聴こえてくる。じっくりと入念に洗っているのか、思ったよりもずっと時間がかかっていた。それとも向こうも緊張して中々出てこられないのか。どちらにしろ、お互いに気持ちを高め合うには丁度いいのかもしれないが、俺個人としてはもう高まりすぎて本番できちんと勃つかどうか心配になってきている。いや、どどど童貞ちゃうわ…。
けたたましくなっている換気扇の音が緊張を紛らわせてくれる。自分の僅かな動きで軋むベッドの古びた音でさえ聞きたくなかった。それを聴いてしまったら、今から自分が何をしでかそうとしているのか冷静に見つめ直してしまいそうだったからだった。
轟音の隙間に微かに聞こえる扉の開閉音。いろはが浴室から出てきたことがわかった。
呼吸が早くなる。心臓の鼓動が砲身で波打つ脈動が彼女を今までと違った形で意識させられる。ずっと、可愛い後輩としてでしか見てこなかった。今その関係を壊そうとしている恐怖と高揚。一歩を踏み出そうとすることがこんなにも勇気の要ることだったのかと勘違いしてしまう。こんなのが当たり前のはずがない。
彼女は…、一色いろはは特別なのだから。
他の誰にも代えがたい、歪んだ関係をどこまでも受け入れてくれる女性。壊れてしまう自分をどこまでも見捨てない女性。堕ちていく自分に付き添って、寄り添ってくれる女性。
大切にしたいという愛情と、どこまでも壊したいという欲望がないまぜになる。この体の中に収まりきらないほどの感情が一色いろはという一人の人間に対して注がれていくような。
そんな初めての感覚に畏怖の念を抱いたほどだった。
「……先輩。お待たせしました」
バスローブを身にまとったいろはが顔を覗かせた。てっきり、バスタオルを巻いて出てくるのかと予想していたがそうではなかったようだ。やはり彼女の方は初めてということもあってかなり緊張している様子だった。
「暗くしたほうが良いか?」
「そ、そうですね…。ちょっとだけ」
ゆっくりとした足取りでこちらにいろはが近づいてくる。それにつれて体中の血液が湧き上がるように踊っている。
「わかった。どこを点けておいたほうが良いとかはあるか?」
「先輩におまかせします」
「はいよ」
ベッド脇の操作盤で明るさを調節する。ベッドの上は微かに明かりが差す程度にして、ソファ付近や玄関のライトを少しだけ明るいままにした。ベッド上の壁ライトはOFFにした。
「これが先輩がする時のいつもの設定ですか?」
「マイセットみたいに言うなよ…。場合によって変えてるわ。今回はこれが良いかなと思ってやっただけだ」
いろははようやく隣に腰を下ろした。腕を胸の前で組んで膝を揃えたままそっぽを向いている。肩に力が入ったままで時折、目だけをこちらにちらちらと動かして俺の様子を窺っている。さっきまで俺のものを好き勝手に扱いていたあの余裕はどうしたんだ。
「先輩、勃ってないじゃないですか」
いろはがおそるおそる手を伸ばした。バスローブ越しに俺の股間を撫でて感触を確かめている。
「してもないのにいきなり勃つのもおかしいだろ…」
「わたしとセックスできると思ったらバッキバキになってるんじゃないかなって期待してたんですけどね~」
「それについては正直、滅茶苦茶興奮してるし俺だって期待してる」
「へぇ~」
いろはは調子を取り戻してきたのか、ようやく身体をこちらに向けた。
「そんなにわたしに挿れたかったんですか?」
「まぁな」
俺は股座にあった彼女の手にそっと自分の手を添える。そしてローブの隙間に差し込むようにして、その中へ導いた。
「あ…」
「もう固くなってきてるのわかるだろ?」
「あ、熱いですね。さっきは無我夢中で、やってたのでそこまで意識してなかったんですけど、改めて触ると凄いです…」
「逆にいろはは…これを挿れたいって思ってたか?」
「え!?」
「いや、その。いろはもそういう事考えてくれたりするのかなって。俺を誘うときにはそういう言動するけど、普段は違うんだろうなぁと思ってるから」
「ふぇ!?……あ…、え~と…。その、ですね…」
ん?
急にいろはがそわそわし始めた。いろはは何かマズイといったような顔をしている。
「寧ろ逆ですね…」
「ん?逆って言うと?」
「ぎゃ…逆に普段の方がよっぽどエッチな妄想してます…」
「ぉ……ぉう…」
マジで性欲旺盛なのねこの子。それはそれで凄く男としては嬉しいけど。そうなるとやっぱり聞きたくなるのがこの質問。
「因みに、おかずは?」
「先輩一択ですね。というか先輩以外をおかずにしたことがないです」
「………」
いや、ここまで即答されると流石に恐怖を感じる。ちょっとくらいおかずで浮気とかなかったのか?
「こんな事聞くのも愚問だとは思ってるんだけどさ、俺ばっかりで飽きないのか?」
「そうですね~。おんなじシチュエーションばっかりだと飽きるので毎回変えてました。おかげで結構マニアックなのも先輩と脳内でヤりまくりましたよ☆」
このタイミングでそのあざとい笑顔は狂気を覚えるんだが。なんか急に寒くなってきた。あれ?エアコンの温度は湯冷め対策で一時的に上げたはずなのに…。
「なんか全然エッチな気持ちになってませんね、先輩」
いろはがジト目で睨みつけてくる。なんというかあざとい鬱陶し良い後輩の期間があまりにも長すぎて、きちんと責任を取るとは言ったもののイマイチ感情が付いてきていないのかもしれない。
「はぁ~…ホントヘタレだよなぁ…童貞かよ」
「わざとらしく本人に聞こえるようにため息をつかないでくれませんかね?あと童貞ちゃうわ」
「先輩」
「えっ?」
呼ばれた時には既にいろはにベッドの上に押し倒されて、彼女は俺の腰の上に馬乗りになっている状態だった。何か据わっているような目つきでこちらを見下ろすと、一気に顔を目の前にまで近づけてくる。
「もぅこのまま、先輩のことレイプしてもいいですか?というか今からレイプします」
「え?ちょ?え?待って。どういうこと?」
あまりにも話についていけなさすぎて、まずは『レイプ』を辞書で調べたいレベル。俺、今からいろはに犯されるってこと???
「だって、先輩このままだとわたしのこと結局抱いてくれなさそうだし。わたし、茶化してますけど、実のところかなり性欲爆発しそうで限界ギリギリなんで今から先輩の身体使って全部発散しちゃいますね」
いろはは後ろ手に愚息を扱き始めた。そしてバスローブの紐を解いて、みずみずしいハリのある大きな胸を俺の目の前に露出させた。
「……っ!」
綺麗な形だ。乳首もピンク色で均整が取れている。芸術品のような双丘を見て感嘆の声を思わず漏らしてしまった。
「意外でした?わたし、意外と着痩せするんですよ?」
俺の中に生まれた嬉しい誤算を表情から察したのかいやらしく彼女が微笑む。いろははその胸の若々しさを見せつけるように腰を上下前後に振ってみせた。同時に自らの陰核を俺の身体に擦り付けるようにしているらしく、甘い声が彼女の口から出ている。
「ん…ぁ……ふぅ……あ…。ぁん。先輩の…身体だぁ…」
縛るものが無い今、解き放たれた両胸は弾けるように踊っており、俺の中の理性の壁をグズグズに崩壊させていく。程なくして彼女が俺の顔に倒れ込んできて、視界が柔らかい乳房で覆われた。
「ん…んむぅ。ん…。む、んぐ……」
「えへへ~♡せんぱいの大好きなおっぱいですよ♡ちゅーちゅーしても良いですよ♡ほら、はやく吸ってください♡」
乳首を口元にあてがわれる。そんな甘い誘惑に耐えられるはずもなく俺はその乳凸と優しく口に含んだ。それは、記憶もおぼろげな幼少時代を省みるかのように、唇に刻まれた赤子としての本能を呼び覚ました。年下の女性から母性という慈愛を施されていく。
「んん……。そ~ですよ~。そのままいっぱいちゅっちゅしてください♡もっと、もっとダメになって、えっちになって、わたしに犯されてくださいね♡」
頭を撫でられながら愚息を扱かれる。今の所レイプというよりは(赤ちゃん)プレイという方が近いのではと思いつつも、いろはに甘えることがあまりにも気持ちよすぎてそんなこともどうでも良くなってきている。もっと甘えたい。もっと淫らになってみたい。結衣や雪乃相手では出し切ることが出来なかった醜い欲望が顔をのぞかせてきている。
俺は乱暴にいろはの胸を掴んで好き勝手に揉みしだいた。
「あ、ふぅ…、ぁん。あ…んんん!ぁ、ぁ、せ、せんぱ…ふぁ〜。嬉しい…。ずっとこうして、ほしかった…」
いろはが頭を抱きしめる。
「せんぱい、もう舐めてください…♡濡れ過ぎちゃって、はやく……おねがい…」
いろはは膝立ちになると秘所を俺の目の前に持ってきた。彼女の蜜壺は既にだらだらと愛液で満たされていて、内ももをつたるようにして、膝近くまで垂れている。見上げると部屋の怪しげな光に照らされたいろはの蠱惑的な笑みがこちらを見下ろしている。それはこれまでの長い付き合いの中で、一度も見たことのない情欲と慈愛に溢れた彼女の魅力あふれる笑顔だった。
湧き水のように流れ出る秘裂に口をそっと近づける。近くで見るとそこがヒクヒクと動いて今か今かと俺の侵入を待ちわびているのがわかった。
控えめに生えている彼女の陰毛をそっと撫でる。彼女の地肌には触れないように毛先だけをなんども手のひらで左右させた。いろはにはそれが微弱な愛撫となって振動して、焦らされるかのようにもどかしい快楽をもたらす。
「ん……ふぁ…せんぱい…なんで…いや…。おねがい…舐めて……」
いろはが腰を前に突き出す。その度に俺は頭を後ろに少しだけ下げて距離を取った。ベッドが軋む音が心地よい。段々と切ない表情になる後輩が可愛くて、嗜虐心が高まる。
「ふぁ。あ、あぅ。も、もぅ。いじわるしないで……ください…!」
そんな遊びを繰り返すうちにとうとういろはが俺の後頭部を持って、自分の陰唇に押し付けてきた。
「んぐ…!んむ…!じゅ…」
「ん……く……ふぁ…せんぱい…舌入れて…クリも舐めて。ちゅ~って吸って…!ん…!あぁ!」
いろはは唇に自身の突起を滑らせる。まるで俺を自慰行為の道具扱いするように乱暴に擦り付けて離さない。息が苦しい。俺が苦悶の声を漏らしても一向に彼女はそれを止めようとはしなかった。もしかすると、自分が絶頂するまでは解放する気が無いのかもしれない。自分の為にも必死に舌を動かしていろはの秘所を貪った。
「んちゅ…れろ…じゅる…ちゅ。くちゅ、んむ、ちゅ、じゅ、じゅ…」
「ぁん…!…ぁ。……ぁぁ、せんぱぁい♡」
俺もいろはの腰に手を回しつつ、尻の柔肉をもみほぐす。初めて触れる彼女の臀部は引き締まっていていつつも、程よく肉感を残しておりとことん男を飽きさせない。
いろはの甘い声を聞くたびに脳髄が麻痺するかのように快楽で埋め尽くされる。呼吸が苦しくて酸欠になりそうだというのに、今も俺は彼女との行為のことしか頭にない。硬直がはちきれんばかりに膨張して、繋がりたいと蠢いている。
「はぁ…、はぁ…、ぁん♡」
ポールダンスのように滑らかに動く彼女の腰が離れる度に息を大きく吸って自分の唇と彼女の下の唇を合わせる。その度に水滴が水たまりに落ちるような静かな接着音が響く。直後に淫蕩に溺れた美女のあられもない嬌声が鼓膜に届いてきた。まるで地震の余震と本震のような関係。繰り返される度にその波は大きくなって理性や体裁という最後の壁を尽く飲み込んでしまう。
「はぁ……ぁぁ……、せ、せんぱい……。今度はわたしが舐めても良いですか?」
いろはが懇願するように口奉仕をしたいと言ってきた。当たり前だが、これを拒むわけがない。俺は彼女から少し距離を取って仰向けに寝ると屹立した愚息をいろはの目の前に差し出した。
「ぁぁっ……♡これがせんぱいの……おっきい…、かたい」
つんつんと指先でつついたり、手のひらで亀頭を転がすように弄ばれる。その度に静電気が走ったような感覚に陥って悶てしまう。
「せんぱい…フェラしますか?それとも手コキの方が良いですか?♡」
「……出来れば咥えて欲しい」
「はぁ~い♡じゃあじゅぼじゅぼしてあげますね~♡……はむっ」
「ぅぐっ!」
パンパンに怒張した砲身がいろはの小さな口の中に飲み込まれる。肉竿は彼女の温かく柔らかな感触に包まれて愛撫された。
そして、じんわりと広がるその感覚は得も言えぬ快感をもたらしてくれた。絶頂とまでにはいかなくともずっとこうされていたいと思えるような優しさに満ちた奉仕。初めてだというのに全く歯に当たるような感じがしない。彼女が一人でずっと練習していたんというのは案外本当なのだろう。
いろはは丹念に舌を使って先っぽの鈴を転がしている。刺激が強くなりすぎないように極限にまで気を配られたそれは男にとって何よりの幸福と快感を連れてきた。
「ちゅ、ちゅ、ちゅ、ん…、じゅる、ちゅ、ちゅる、はむ…、ちゅ、ちゅ」
「やたらキスが多くないか?そんなところにしたって、何も返ってこないぞ?」
「わたしが幸せになるから良いんですよ…ちゅ…、ちゅ、ちゅ。ん…」
いろはは尚も陰茎にキスの雨を降らせた。俺は彼女がそれで満足するなら構わないと思い、落ち着くまでは一通り彼女の好きにさせてみることにした。
気づいた時にはいろはをベッドの上に押し倒し、むしゃぶりつくように彼女の蜜壺を味わっていた。
「ああああああ!んん!ぃっ……あぁ!ふぁっ!あぁん、い、せ…せんぱ…あぁ!」
口をつける度、舌で彼女の陰核を舐める度に彼女の秘裂から愛液が溢れ出る。どこまでも可愛くて、愛らしい。秘所だけじゃない。初めてまじまじと見る彼女の太ももだって、お腹だって魅力的でずっと見ていたいほどだ。ツーっと指をつたらせると、いろはは身体をくねらせて応えてくれる。そうして、彼女は俺の顔をじっと見て『もっと激しいことをしてほしい』という目で懇願するのだ。それを何度も何度も繰り返して、彼女をとことん焦らしていく。下準備は大切だ。焦らせば焦らすほど後にくる快感が高まって狂ったように淫蕩に溺れやすくなる。
「せんぱい…。顔が見たいです…。もっと抱き合いたいです…。ちゅーしたいです…」
いろはが手を広げる。こんな最低な自分をどこまでも求めてくれる彼女を愛おしいと思わないわけがない。
「んちゅ…ちゅ、れろ、ちゅ…。れろ、ちゅ、ちゅ、ちゅる、ちゅ…ん…せん、ぱい…んむ…ちゅ、れろ…」
導かれるように彼女の唇へ飛び込んでひたすらに堪能する。舌を彼女の口内に差し入れると上顎をねっとりを舐った。彼女はビクビクと反応した。彼女はここが弱いらしい。今度は舌の付け根を狙ってつつくと俺を抱きしめる力が更に強まった。そのまま彼女の耳を塞いで、周りの世界を遮断する。淫蕩の粘着音だけが彼女に届くように、彼女が姦淫の世界に没入できるようにリードした。
「ん。ふぁ…、ちゅ…。んむ、ちゅ。ぁぅ、ぁぁ…ん…すき…」
いろはが慣れないなりに懸命に俺に合わせようと頑張っているのが可愛くて仕方ない。自主トレの成果なのか、彼女は決して受け身一辺倒ということはなく俺のことを気持ちよくしようと終始努めていた。結衣や雪乃には無い、際限ない奉仕の精神。思わずこちらも彼女の思いやりに負けまいと必要以上に前戯の時間を長く取って出来る限り彼女の身体を解すことに専念した。
「はぁ…はぁ…はぁ…せんぱい…」
「どうした?」
「舐めあいっこしませんか?わたしが上になります」
いろはは返事も待たずに俺の顔に跨ると体液でドロドロになった陰唇を俺の顔に落とした。突如、抗いようのない淫猥な香りが広がった。柔らかな彼女の秘所に顔を埋めて欲望の限りを貪っていく。
「んん!んむ、じゅる、ちゅ、ちゅる…ん、ぁああ!」
快楽の渦に飲み込まれながらもいろはは必死に口を動かした。入りきらないであろう俺の愚息を懸命に全て口に含もうとしている。肉棒全体が温かい感触に包まれると同時にいろはの苦悶の声が聞こえた。
しばらくして、起き上がると俺は胡座くようにベッド近くの壁により掛かるとその股ぐらにいろはを座らせた。
後ろから抱きしめるようにいろはの体を抱き込む。そして、彼女のたわわに実った果実を両の手で包み込んだ。
「ふぁ…ぁ、ぁん、あぁ」
いろはは蕩けるような声を上げながら俺の右手を手に取ると指の一本一本を丁寧に口に入れてしゃぶり始めた。快楽に身を委ねながらも脚を交差させたり、脚をピンと伸ばしたりを繰り返している。くねくねと腰をいやらしく動かしているのが扇情的でたまらない。
首筋に舌を這わせてみた。今度はいろはの体から力が抜けるように体を俺に預けてきた。甘い吐息が彼女の口からこぼれ出ている。そのまま彼女の首や肩を舐め続けながら柔らかい双丘の感覚を楽しんだ。
しばらくするといろはが自分から自らの秘所を手で弄り始めた。ついに我慢できなくなったのか、淫らな嬌声を上げつつ手を動かしている。
「いろは、そのまま」
「あああ、ぁ、はぁう!ぁ、ぁぁああん!せ、せんぱい…だ、だめ…!ああああ!」
いろはに変わって彼女の蜜壺の入り口を解すように刺激した。自慰を多くしているとはいえ、中はまだ慣れていないはずなので、入口付近と陰核を重点的に責めた。案の定いろはの感度は良く、瞬く間に快楽の頂点へと上り詰めていった。
「はぁ…はぁ…」
いろはが息を乱しながらベッドに倒れ込み、部屋のライトの調整版を触る。玄関やソファ付近のライトが切られて、ベッドの上の照明だけが取り残された。暗闇の中、俺たち2人を照らしていた。紅潮した美女の顔がよく見える。まだ繋がってもいないのにお互いに玉のような汗をかいており、蒸気が出るのではないかと思えるくらい身体が熱い。
「ねぇ……先輩…」
俺はおもむろに枕元にあったゴムの袋を空けてそそり立つ硬直にしっかりと取り付けた。
包装が破られる様子をいろははまじまじと見つめていた。
そして、次に彼女が言う言葉と俺がしたいと思う事が一緒であることを願いながら、俺は自身の肉棒を彼女の秘所にあてがった。
「ん……」
いろはの身体が一瞬大きく跳ねた。
ほんの僅か触れただけで彼女の下の口がとてつもない熱を帯びているのがわかる。同様に彼女もまた俺の槍先がまとっている熱量に驚いたに違いない。
「……挿れて……く……あああああっ!」
その言葉を最後まで聞くことなく俺は一思いに彼女の中を貫いた。
続く
次回の投稿は来年の元日ですね。
こちら今年最後の投稿になります。
改めて、一年間の休載(サボり)前からずっと読んでくださっている方々。最近新規で読み始めてくださった方々全ての読者の皆様ありがとうございます。毎週びっくりするくらいのアクセス数。その御蔭でモチベーションを保てています。本当に感謝しかないです。
来年も引き続き、同じペースで投稿予定です。どうぞよろしくお願いいたします。