笛口ヒナミ。母親の髪が遺伝したのか、綺麗な茶色。よく似合うショートカットが、彼女の幼さを更に引き立てる。リョーコの幼少期は、このような少女だったのかもしれない。
母親譲りの雪のように白い肌。その白さへアクセントのように、ほんのり染まる頬の紅と、蕾から太ももへ滴り流れてゆく透明な液体が肉欲を奮い起こす。まだ穢れを知らぬ無垢な肢体が、幼い少女が好きで好きでたまらない男を、無自覚で
「あ、少し待ってください」
男は急に部屋から出る。戻ってくると、その手にはヒナミでも着られるサイズのメイド服。リョーコ用のゴスロリメイド服もある。つまり、彼は笛口親子にコレを着て欲しいのだろう。
彼から渡されるコスプレ衣装。リョーコは当たり前のように受け取り着替える。ヒナミは初めて着るメイド服に首を傾げつつも、楽しそうな表情だ。男は着替えた二人を見て、更に肉棒を硬くさせ、血管が浮き出るほど興奮し二人へ見せ付けている。
「ああ、素晴らしい……とてもお似合いです」
「あ、ありがとう……お兄さん……」
部屋はリョーコの汗の匂い、アイエキの匂いで鼻腔をも惑わせる。とても淫らな空間。ベッドのシーツに残る染み。母の花園と男の肉棒が激しくぶつかり合った跡。淫靡的な絵画。それは更に少女を深いトコロへと誘惑していく。
ヒナミは部屋の匂いに当てられているのか、メイド服に着替える事に忌避感は感じていないようだ。むしろ男に褒められ、照れている様子。
「すごいおっきい……痛くないのお兄さん?」
「少し痛いかもしれません。貴女を見てこうなったのです。腫れを治めてくれませんか?」
「えっと……」
まるで腫れているかのように怒張しているペニス。彼の肉棒を見てヒナミは少々心配する。男は治めてくれと話しかけヒナミは困惑しつつ母親の方へ振り向く。
「ヒナミ」
「お母さん?」
これからどうすればいいのか、ヒナミは縋るような目で男を見る。すかさずリョーコが助け舟を出す。母親に導かれるように男の肉棒へいざ向かう。笛口親子を迎え入れる準備は万端だとでも言うように、男は清々しいほどの笑顔で、ベッドに寝そべっていた。
ヒナミに肉棒を間近で、まじまじと見られながら男の肉棒から透明な液体が漏れる。精嚢腺から鈴口を伝わり、
「舐めてくれませんか」
「えっと……」
「こうするのよ」
男がヒナミへおねだりする。ようやく。ようやく叶うのだ。撒いた種が発芽する時を、母のように芽吹き、咲き誇る。その瞬間を、一日千秋の思いで彼は欲していた。
そんな男の懇願に、少々恥ずかしがるヒナミ。母親のリョーコがヒナミに教えるように、手でこねくり回しつつ肉棒を愛おしげに舐める。
「わぁ……」
母親が嬉しそうに肉棒へしゃぶりつく様を目にし、驚きつつもしっかりと食い入るように学ぶヒナミ。リョーコが男に教え込まれるように、毎日してきた舌淫。今はすっかり慣れ親しんだ行為。リョーコの舌が、彼の感じる場所を丁寧に刺激する。
「んっ……んちゅ……れろ。ふふふ、ヒナミ。こうやってしてあげるの。んふ、ぺちゃ……んふっ。気持ちいいでしょ?」
「ええ、気持ちいいですよ」
愛おしそうに母親が男の肉棒を舐める様をつぶさに観察する。そんなヒナミへ見せ付けるように、リョーコはいやらしく音を立てて肉棒の鈴口や、裏筋に舌を這わせては、男を上目遣いで眺めいる。リョーコが時折確認するようにかける睦言に、男もだらしない表情で答えるのも仕方が無いだろう。母親の真似をするように、ヒナミも意を決して男の肉棒をキャンディーのように持ちながら味わいはじめる。透明な液体に雄の味を感じながらも、ヒナミは興奮しながら先走り汁を口に含む。
「しょっぱいけど……不思議な味」
「ヒナミも美味しく感じるようになるわ」
彼女達の言葉に、グロテスクな肉棒が時折ピクピクと脈動し、嬉しさを表すように震えている。
肉棒を弦に触れるように、優しく二人は舐める。無垢だった母と娘が、交互に奏でる
「ああ……イイ……」
男はたまらず声を漏らす。
男の漏らす声に昂揚し応えるかのように、彼女達は舌で肉棒を撫でるように奉仕する。親子に着せているメイド服も相まって、とても淫らな光景だ。
ぴちゃぴちゃと、いやらしい水音を立てながらリョーコとヒナミは彼の肉棒を舐め続ける。リョーコは一旦ヒナミにやめるよう言い、次はフェラを教えるように男の肉棒を口内へと咥え入れる。寝たふりをしながらヒナミは、母親がフェラチオをしているところをチラリとは見ていた。だが、近くでしっかりと凝視するのは初めてで、恥ずかしそうにしつつも、まじまじと見つめる。
美味しそうに肉棒をしゃぶるリョーコの姿と、だらしない表情の男。じゅぷじゅぷと舌を絡めながら、リョーコは男の肉棒を喉奥まで飲み込んでは吸うように顔を動かす。
「んじゅ……じゅるじゅる。んふっ、カチカチね」
ヒナミはしっかりと母親から一通りの手順を学んだ。さあ、次はヒナミの番だと言わんばかりにリョーコは娘に言葉をかける。
「ヒナミ。一人でもできるわね?」
「う、うん。やってみる」
恐る恐る怒張する肉棒へ近付くヒナミ。ペニスへ口付けをするように、優しく咥えていく。
「あむっ……」
大きく全ては入りきらない肉棒。大きなフランクフルトを口に頬張るように、少女はしっかりと口内で包み込む。母親がやっていたように、上目遣いで男の表情を見る。彼はとても嬉しそうだ。
味わうように舌を鈴口や裏筋に這わせながら、拙いながらも一生懸命に、男の肉棒へフェラチオを施すヒナミ。気付けば男の涙が頬を濡らしていた。睾丸から鈴口へ伝わりあふれる液体。それと同じように、ヒナミを見つめていた眼光からも涙が流れているではないか。
そんな男の表情に驚き、噛んでしまった覚えは無いが、どこか痛かったか尋ねるヒナミ。
「違います。嬉し涙なんですよ」
気持ちいいです。続けてください。そう言う男の声はどこか穏やかで、安らぎを感じているかのような声色だった。ほっとするヒナミ。いつのまにか自慰に耽る母親に見守られながら、フェラチオを再開する。
「んじゅ……んんっ……おっきい……あむっ、じゅるじゅる……」
健気に肉棒にむしゃぶりつくヒナミを愛おしそうに見ながら、男は涙をあふれさせる。肉棒の鈴口から流れ行く涙を舌先で味わいながら、ヒナミは懸命に頭を動かしては彼を刺激していく。
肉棒から発せられる雄の臭いに、ヒナミは眩暈に似た感覚に襲われ頭がふわふわとしながらも、初めてのフェラに没頭している。もっとこの肉棒を味わいたい。あふれ出る我慢汁の味に頭がクラクラするも夢中にしゃぶり続けるヒナミ。
無垢な少女が行う、つたなくも丹念な口淫。いやらしい音を立てながら、熱い眼差しで上目遣いに
「んんんっ!? んぐっ、んむっ、んんんむっ!」
ほとばしる男のセイエキを受け止めるヒナミ。凄まじい量の液体が彼女の口内を突き抜けるように蹂躙する。
秘部から漏れゆく雫を感じながら、口から飲みきれなかったセイエキを垂れ流し、咳き込むヒナミ。喉奥へと吐き出された欲望と、初めての感覚に息も絶え絶えになりながらも、少女はどこか恍惚としていた。
「けほっ、けほっ……んんっ、んぷっ、んんんっ……はぁ……はぁ……」
「……気持ちよかったです。ありがとうございます」
男は慈しみを帯びた視線でヒナミを見遣りつつ、優しく彼女の頭を撫でる。小刻みに震えながらも、白濁液の化粧を口元に施され、雄と雌の臭いを発しているヒナミを褒めながら、次の段階へ移ろうとしている。彼の肉棒がセイエキを吐き出したにも関わらず、硬さを
「はじめてなのにすごいわ、ヒナミ」
「はぁ……はぁ……お母さん」
リョーコは独力で果たせなかった男の射精を、初めてのフェラにもかかわらず、達成した娘を手放しに褒め抱きしめる。リョーコも特別下手という訳ではない。普通の男性ならば余裕で勝てるポテンシャルを持っている。ただ男の性的嗜好が特殊だった為に、彼女は男に敗北し続けたのだ。
部屋の雰囲気に流され、どこか浮世から離れた感覚に昂揚している笛口親子。賭けの事などすっかり忘れているであろう彼女達へ、男は黙しつつも熱く脈動している肉棒をちらつかせ、次を所望している。
「すごい……まだカチカチ……ヒナミ」
「?」
男の肉棒を軽く握るリョーコ。お母さんと一緒に、ヒナミを苦しめた悪い悪いおちんぽを退治しましょう。悪戯っ子のような表情で、リョーコは思いついた事をヒナミに囁く。ヒナミは恥ずかしがりながらも、興奮を隠し切れない様子で母親からの提案に乗ってしまう。
リョーコは笑顔で男に跨り、母親に向き合うようヒナミも男の顔へ馬乗りになる。断りを入れながら顔面騎乗するヒナミに目を更に輝かせる男。ヒナミは断られるかもしれないと思ったが、男はむしろ大歓迎と言わんばかりに喜んでいた。
「手本を見せるわ」
そう言いながらリョーコは、ヒナミへ見せ付けるように男の肉棒を蜜壷へと再び導く。
「んんっ、さっきより……すごく硬い……んっ、あんっ!」
びしょ濡れの蜜壷へ肉棒が再び埋没する。膣壁から伝わるペニスの感覚は、まるで熱された鉄棒を彷彿とさせる硬さ。リョーコは挿入するだけで、軽くイッてしまう。
「お母さん、顔真っか……ひゃんっ!」
お手本のようにヒナミへ男との媾合を見せ付けるリョーコ。母と向かい合いながら、男の顔に跨るヒナミは、可愛い小ぶりのお尻を揺らしながら、突如感じる快感に驚き声をあげる。無垢な少女の未成熟な蕾を、指先であやすように動かす男の手マン。舌の動き。少女にとって初めての感覚の連続で、たまらず軽く絶頂を迎えてしまうが致し方ない事だ。
男からもたらされる快楽の奔流。それに抗う事は、最近自慰を覚えた少女であるヒナミには不可能。自分でするのとは訳が違う。他人の指や舌の感触。熱。こそばゆさから、すぐに快感へと変わるのは一瞬だった。
身体が熱いのだろう。せかっく彼が持ってきたコスプレ衣装を脱ぎ、踊り狂うリョーコ。母の真似をするかのようにヒナミも脱ぎだす。男はもう少し普段とは違う服で、踊る彼女達を見たかっただろうに、特に何も言わず好きにさせている。心地よい彼女達の肢体、蜜壷の感触に酔い痴れていて、それどころではないのかもしれない。
「きれい……っ、あんっ、ふぅ、はぁ……」
艶かしく動く母親の、普段は見せなかった淫靡的美しさに驚嘆しながら、未成熟な蕾から侵入する舌、膣内を刺激する男の舌淫。クリトリスを丁寧に優しく刺激する手マン。彼からもたらされる感覚に酔うヒナミ。
「ああんっ、ヒナミも……きれいよ……きつ、んんっ、あんっ」
「んっ、はぁ……お母さんのお腹、動いてる……ひゃんっ」
「だって……あんっ、こんなにも、大きいのが悪いのよっ……」
娘からの指摘に少し恥ずかしげにするも、そんな事は些細だと言わんばかりに男の肉棒を出し入れするリョーコ。ぱっと見でもわかるほど、リョーコのお腹の中に何かが入り動いている様子が、更にヒナミを淫らな気持ちにさせる。
笛口親子の嬌声を心地良さそうに聴きながら、リョーコには肉棒を、ヒナミには舌と指を奉仕するように動かす。男にとって彼女達の声は、クラシックでも聴いている時のような安心感を、もたらす音なのかもしれない。
「さっきよりもっ、気持ちいいのっ! はぁう……ああぁ、んんっ」
リョーコは完全に勃起している男の肉棒の虜になっている。
男にしては珍しく、無垢な少女の蕾が眼前にあるというのに、ヒナミの秘部から一旦口を離し、リョーコへ語りかける。
「二人目でも作る気か?」
「あ、んんっ、はぁ……あんっ!」
「聞いてねぇな……」
より激しさを増すリョーコの動きへと、肉棒と同時に突っ込むような男の声がリョーコを責める。だが、彼女は止まらない。より一層激しく上下しながら、膣内をきつく締め付け返すのみ。
安易な言葉よりも、喘ぎ声と身体で示すリョーコに、男は困ったような笑顔で肉棒の抽送を再開する。もちろんヒナミへのクンニも忘れてはいない。繕う事すらしなくなった男の責めは段々と強くなっていく。
「奥にガンガン当たるのっ!
未亡人の経験を未経験の快楽で上書きするように、肉棒の動きが激しさを増していく。軽く痙攣し続けるリョーコの肢体。下腹部がいやらしく上下する。記憶をしっかりと刻み込ませるように、男の肉棒も上下運動を辞めない。
「あふぅっ! まっ、まって……今イッたばかりっ! ひゃんっ!」
「ひゃぅっ……あんっ、お兄さんの舌気持ちいのっ!」
リョーコの喘ぎ声も大きくなっていく。それにつられるようにヒナミも遠慮なく嬌声をあげる。二人の声にビチャビチャと液体が飛び散るような音も交差する。
いつのまにか手を握り合っている親子。爛れきった表情の母と娘が奏でる音に応えるように、男の責めは激しさを増していく。褒美に己が白濁液で、膣内を塗りつぶしてやろうとでも言いたげな動き。
「今っ、
儚げな表情などさせてやらない。そんなモノは今必要無い。快楽に溺れ、酔い痴れる。
性に狂う姿。それこそが――この世で一番美しい。
言葉で彼が伝える事は無いだろうが、親子への熾烈な責めが雄弁に物語っていた。
「何か……何か来るのっ! こわい! お母さんっ! ひぅっ!」
身体の奥底から這い出てくるような感覚に怖がりながらも、ヒナミは母の手を握りながら来るであろう何かに備える。リョーコはしっかりと娘の手を握りながら、強く打ち付ける様に腰を動かし続ける。
「ああぁ……あっ! んっ、くっ、はあっ、ああああああああ!!」
「きちゃうっ……なにかきちゃう! ひぃああああああああ!!」
リョーコの膣壁が激しく痙攣し、蜜壷から蜜をあふれさせる。ヒナミも母と同タイミングで嬌声を叫び、未成熟な蕾を痙攣させながら絶頂を迎えた。粘着質な液体と共にアンモニア臭のするモノを男の口に垂れ流しながら。
男が肉棒と舌、手を使って掻き鳴らす。笛口親子が部屋どころか、マンションに響き渡るように奏でる声。それはまるで、
「熱いいいいっ! んああっ! あああああ!!」
無垢だった少女の聖水を飲み干しながら、男はリョーコの膣内を白く染め上げる。肉棒が彼女の脈動に応えるように欲望を吐き出す。吐き出し続ける。子宮に直接叩き込むように流れ込む、これでもかと言うくらいの量のセイエキ。母から一人の女へと戻った、リョーコへの贈り物だろうか。しがらみも悲しみも全て白く塗りつぶすように。
「はぁ……んんっ……はぁ……」
激しい運動の後のような息を整えながら、リョーコはぐったり横たわり、隣で娘に圧し掛かられている男の頭へと手を伸ばす。
「ふぅ……ん? 何を……」
するのでしょうか。男がリョーコへとかける言葉は続かなかった。続けられなかった。
「……よしよし」
何を思ったのかリョーコは男の頭を撫でる。
「貴方の事、勘違いしてました。噂通り怖い存在だと。ただ乱暴なだけの人だって」
何かに哀れんでいるのか、慈愛に満ちた表情で語りかけながら、彼の頭を撫で続ける。
「……ああ、いや、噂通りですよ。女性にとって乱暴で怖い存在でしょう」
「ふふっ。ううん。今ならわかります」
リョーコの表情に、ここへやって来た時のような怯えや不安は一切無くなっていた。代わりに、慈しむような顔で男をあやす。
「こう、されたかったのよね?」
「いや、あの……」
まるで母親が子を抱きしめるように、男の頭を胸に抱え込む。余計な言葉は不要。そう言いたげに優しく。
笛口リョーコは二週間弱、男の行動、言動全てを観察していた。この存在は果たして娘や自分に害を為す者なのだろうかと。だが、彼は何かを強制する事も無く、少々おかしな街だが比較的他の場所よりも安全な
住民達も癖はあるものの、昔よりもずっと良好な近所付き合いをしている。ヒナミが年齢の近い少女達と共に公園で遊んでいる様子を見ながら、リョーコは日々考えていた。
けしてリョーコ達に無理強いをしない。少し乱暴な所はあるものの、笑って許せる範疇。
それに――この区に住まう者達の表情。人間、喰種、皆生き生きとしていて、輝いていた。
ただ強姦するだけの乱暴者が居る巣窟が、こんなにも活気に満ち溢れるだろうか。
過去住んでいた場所は、皆毎日死んだような目をしながら仕事へ、学校へ、目的地へと歩いていた。この区に住まう者達、皆が皆満ち足りている訳では無いだろうが、それでも目が輝いていたのだ。たまに早起きをしたヒナミと、朝談笑する彼のように。
リョーコは思いの丈を彼にぶつける。溜まり溜まったモノが解消され、ソレを吐き出すように。
「あー……洗脳みたいなモノですよ。ストックホルム症候群みたいなモノです。勘違いも甚だしい。貴女の抱いているモノは幻想ですよ」
「ふふっ、幻でも夢を見させてくれるのでしょ? 優しい優しい夢を」
「……好きに解釈なさってください。ですが、ワタシのやる事は変わりませんよ」
「ええ、好きにします」
まるで
情に厚い店長、芳村もシビアな面があるのだ。トーカ辺りは若さ故に行動するかもしれないが。
最悪
男からもたらされる快楽に溺れつつも、リョーコはしっかりと観察していた。
彼の行動一つ一つが、何かを求めるように思えた。ソレはリョーコ自身が欲していたモノと似ている。その想いは、彼と夜を過ごす日々の中で強くなっていく。夫に先立たれ、娘と二人残され、明日さえ見えなくなり、失意のどん底から抜け出した彼女にしか気付けない。彼女だからわかる。かつての自身と同じように、分厚い壁で覆っている彼の心を。彼が描こうとする未来を。夢を。
凍てついた心を熔かした男と、共に過ごした日々は、まだ短いものの感じ取れてしまうのだ。
同類を見つけた。見つけてしまった。
いつからか、そんな想いで彼女は動くようになった。男が意図したモノとは少しずれたリョーコの行動。そして言葉。想い。
男は今の今まで気付けなかった。まるでサーカスのピエロのよう。母は強しと言うが、手のひらで踊っていた者に踊らされていたような感覚に彼は陥る。
吐き出したい事を吐き出して、満足そうに眠るリョーコを見つめながら、男は苦い表情で呟く。
「……これだから……」
「お兄さん?」
「……いえ、何でも無いですよ。貴女のお母さんは疲れて眠ったようです。起こさないように、続きは風呂場でしましょう」
「う、うん」
少々困惑している男だったが、落ち着きを取り戻したヒナミに話しかけられ、気持ちを切り替える。まだ満たされきっていない少女を、己の欲求を満たしつつ満足させる為に。
頭を撫でた仕返しと言わんばかりに、裸で眠るリョーコへ羽根布団を乱暴にかける。これから行う情事への期待へか、心臓が早鐘を打つヒナミと手を繋ぐ。夢でも見ているのか、幸せそうに眠るリョーコをよそに、彼はヒナミと共にプレイルームを後にした。
未亡人戦はマーラーがドビュッシーして終
次ヒナミ戦は来週投稿できればいいなぁ……いっぱい打ちたいけど時間が中々とれない
今後予定エロチャート
・痲ユとミザ連れてショッピング→オークション(ピエロ主催)→豪華客船でディナー(ゲスト嘉納先生)