「今日は暑いし、掛け布団要らないんじゃない?」
秋とは言え、温暖化の影響故かまだちょっと暑い夜があるこの時期。
3日目の夜がその時期にぶつかったのは、何かの運命を感じた僕が放ったその一言を春人は「確かにそうだな」と言う言葉で、今日は敷き布団のみの睡眠となった。
すぅすぅと三十分、一時間と時間が経つのが遅く感じる程に僕の感覚は研ぎ澄まされていく。
だが、まだ動かない。 いや、動けない。
何故なら消灯時間が過ぎてまだ二十分だ。
ご飯を食べて風呂に入って、最後の修学旅行の夜を満喫しようと提案してきた春人を明日の昼の自由時間を堪能しようと言って、春人の提案を拒否した。
そこに罪悪感がないのかと言われたらあるけれど、昨日鎮められなかったのは僕の中でかなり危険だったらしい。
チラリと自分のペニスを見れば、既に臨戦態勢で今か今かと春人の精子を胃が求めてる。
それをまだ、まだと抑えに抑え、ちゃんと寝てるかどうか確認してきた先生を寝た振りでクリアーする。
というか先生、「流石だな」とか「他も此処と同じように聞き分けが良ければ」とか愚痴は、起きてる他の部屋で呟いてほしい!! こっちは、もう我慢の限界なんだから!!
先生の抜き打ち確認二回ともクリアーして、漸く、漸く僕は寝た振りをやめて起き上がる。
目指すは当然、隣に寝てる春人。
暗い空間の中、春人を見ると掛け布団を使わず、ちゃんと仰向けに寝てる春人。
グッド!
思わず親指を起てる。
これを! この瞬間!! このシチュエーションを!! 夢にまで見てた。
誰にも邪魔されない、寝てる春人に気付かれないように慎重に、まだ時間は腐るほどあると自分に言い聞かせる。
何せ此処で失敗すれば何もかもが終わるからだ。
春人が目を覚ませばこの関係だって崩れるだろう。
誰かに見られれば、僕はまだしも春人にまで迷惑が掛かる。
それはダメだ。
それだけは耐えられない。
僕だけ被害が被るのはいいけど、春人にまで及ぶと僕は僕を許せない。
それなら夜這いをするのをやめろと言われるかもしれないけど、初日の夜と2日目の夜がいけなかった。
春人の汗の味を知った。
春人の濃厚な精子の味を知った。
春人の熱を知った。
これは麻薬だ。
こんなのを知ったら止められないし、止まらない。
でも、今日、今夜が最初にして最後の好機。
だから……
「ごめん、はると……」
春人の知らない内に、春人のファーストキスを、春人の童貞を奪う。
チュッと優しく春人が起きないように、春人の寝息に合わせて何度も何度もキスを繰り返す。
閉じきった瞼。
それが開いていたらどれだけ幸福か。
でも、仕方ない。
春人は男で僕も男。
春人は女が好きで、僕は春人が好き。
何度僕が女じゃないのかと世を恨んだか……。
「ごめんね」
ごそりと、春人の下半身へ移動し、春人のペニスが勃つまでフェラをする。
今夜は最後までするから、じっくり堪能する時間はない。
勿論、僕が春人を受け入れるのだ。
というかそれしか春人を起こさずにヤりきる事はできないし、もともと春人に挿入するより受け入れる事を妄想し自慰して、拡げていたから問題なしだ。
十分にそり勃つ春人のペニスからチュルルルルと吸いながら口を移動させ、チュルポンと下品な音を響かせてしまう。
起きるか?と若干焦りながら春人の顔を覗くが、春人が起きる気配はない。
ホッと胸を撫で下ろし、ごくりと春人のカウパー汁を飲み込んで、浴衣の下を脱いで春人のペニスを跨ぐように立つ。
僕のペニスの先からもカウパー汁が溢れ、ツーッと竿を伝い玉袋へと下がり、そしてピチャッと春人のペニスの先へ落ちて春人の竿を、玉袋を僕のカウパー汁が穢していく。
春人を自分ので穢すなんとも言えない背徳感に、僕はゆっくりと腰を降ろし、僕のアナルに春人のペニ……おちんちん。
「そう、僕は今夜はただの雌になるんだ。 ペニスなんて上品な言葉は駄目、だよね。 おちんちん……春人のおちんちん」
春人のおちんちんを僕のケツまんこにずぶずぶと受け入れる。
春人のおちんちんで拡がる僕のケツまんこは、きゅうきゅうと春人のおちんちんを貪るように根本まで飲み込んだ。
「んんぅ……ぁっ……はぁっはぁ……」
ヤバイ。
何がヤバイかと言えば真っ白な頭ではなんとも言えないけれども、例えば、そう例えばだ……この状況で腰を動かしたら僕のペニスは汚い精子を吐き出して春人の身体を穢すだろう。
だけど、このまま動かなければ僕のケツまんこは、春人のおちんちんに密着して、そう、時間が経てば経つほどに僕は動けず、動いてしまったら想像を絶する快楽に負ける。
「ぁ……」
負ける? 誰に? 春人に?
「そうだよ、勝つなんてそんな……」
春人が好きだから襲ってる。
春人を想いに想ったから、今の状況なんだ。
勝つ必要なんてない。
春人に勝つなんて愚かすぎる。
僕は最初っから春人に負け続けてるんだから、今更体裁なんて……。
まぁ、でも此処で不様を晒してしまえば春人に迷惑が掛かるから声だけは我慢しないと……。
ずりゅっ!
「~~~~~~ーーーーーーーーーっ!!!!」
腰を持ち上げた瞬間、ずりゅり、ゴリゴリとケツまんこの肉壁を遠慮なしに削る春人のおちんちんに負けて、どぴゅびちゃりと春人の体を穢す僕の精子。
そう、予想通り僕は一回動かしただけで、絶頂した。
これを春人が満足するまで腰を振るとか、声を漏らさないようにするとか無理すぎる……でも、でもだ、、、それ以上に気持ち良い。
最初の迷いとは裏腹に僕は腰を振っては、射精して春人を穢していった。
ずちゅずちゅと春人のカウパー汁のお陰か、潤滑油として滑り春人のおちんちんを扱いていく。
「んっ、んっ、ん! ん!! っぁーーーーーーーーーっ!!!!」
漏れる声を手で塞いで、春人のおちんちんを奥へ奥へと突き入れる。
そして時間にして何分だろうか? 僕のケツまんこが春人のおちんちんを最奥まで飲み込んだ時、あの日の夜のように春人のおちんちんが大きく膨張して、熱く、ドロッとした精子が僕のケツまんこを蹂躙した。
声にならない声、されど春人の為に声を圧し殺した私は、襲ってくる快楽の波と春人の精子の熱さに失神寸前まで行った。
いや、失神寸前ではなく失神したのだろう。
時間を覚えてないが、私の精神は完全の雌になってしまい、今までの一人称に違和感を覚える。
が、考えるのはその辺にして、後処理を完璧にしないと……。
「と、言う感じに気が途切れながらも、完全に完璧に後処理をして朝まで余韻に浸りながら眠りについたよ」
「お、おう……そうか」
これにて修学旅行編は終了とします。奏くんがエロいですね!