オムニバス形式で綴られていくゆずソスケベ二次小説 作:水晶水
長くなりそうなので二本立てでイきます。できるだけ早く書くから待っててね。
「は、はい、えっと、実はお願いがありまして……。その、あなたとのこ、交尾の映像を撮って……俗な言い方をすれば、ハメ撮りというものをして頂きたく……♡」
緊張の面持ちであなたの目の前で正座をする少女の、開口一番のあまりにあんまりなオネダリに、驚愕と疑惑が一瞬で極地へと誘われてしまったあなたは思わず閉口した。休日に部屋まで呼び出されたと思えば、いきなりの性欲全開の懇願である。いくら少女──綾地寧々とあなたが
「な、内緒、というのはダメですか……?」
沈黙が続くこと数秒。一先ずほんの少し冷静さを取り戻したあなたは、話を聞かないことには何も始まらないと、突然のオネダリの理由を尋ねた。至極真っ当な問いである。
しかし、解答者たる寧々の紡ぐ言葉は黙秘を望むもの。極限まで赤くなった顔であなたを上目遣いで見つめ、もじもじと内腿を擦り合わせながら消え入りそうな声で発せられるそれから察するに、理由を話すのは恥ずかしいらしい。可能であれば、墓場まで持っていきたいほどに。
「う、あぅ……お、オオ、オナニー、のため、に……です……っ♡」
然れど、そうは問屋が卸さないとばかりに、あなたは願いの成就を盾にして再度同じ問いを投げかけた。それを受けて、寧々は迷うようにして視線を左右に暴れさせたが、結局は脳内の天秤は願いの方に傾いたようで、ゆっくりとその理由を語っていく。
一句進む度に顔が赤熱していく寧々曰く、代償が表出し、なおかつあなたの協力を得られない状況下において、迅速に事態を治めるために自分たちの乱れる姿をオカズにしたいとのことだ。代償発現の当初と比べると随分と激しくいやらしい行為が必要になったものだと、羞恥に染まった内心で寧々が独り言ちる。
「と、というわけで……いい、ですか?」
プレゼンの半ばで吹っ切れてしまって、微妙に清々しい表情をしている寧々の言葉に、あなたは一つ頷いて了承した。後で思い出して悶絶しないだろうかと内心では考えているが、言わぬが花という言葉もある。知らぬが仏とも言い換えれよう。
「えっと、それはこれを使います」
目に見えて想像出来る未来の寧々の姿はとりあえず脇に置いて、あなたが寧々に肝心の撮影はどのようにするのか尋ねると、彼女は待ってましたと言わんばかりに瞳を輝かせながら、自身の傍らに置いていたカメラと三脚を自慢気に見せつけてきた。なるほど、用意周到な計画であったのだなとあなたが思うのと同時に、寧々の想像以上の本気度にほんの少し引いてしまう。
「で、では、早速段取りの方を……♡」
そして、あなたが寧々の言葉に疑問が浮かび上がるのと同時に始まるのは、寧々が考え抜いたというプレイの内容の数々であった。どえらい方向に寧々が吹っ切れてしまっていることと、恋人がAV監督兼女優になってしまったことに、あなたは何とも言い難い思いが胸から溢れてくるが、寧々が楽しいなら良いかな、と一先ずその場は気を取り直す。現実逃避したとも言うが。
「えへ、えへへ……き、緊張してます……♡」
さて、そんなぶれぶれの思考もそこそこに、あなたは気持ちを切り替えてから、緊張の面持ちでベッドに腰かけている寧々へと手渡されたカメラを向けて、台本通りの台詞を投げかけた。寧々本人がアダルトなビデオを見て学んだであろう台詞の数々に、あなたは何を言わされているのだろうかと思いつつも、彼女の期待に応えるために口を動かしていく。
「は、はい、初めてですっ」
インタビュー形式で重ねられていくあなたの質問に、寧々は顔を赤らめながらも回答していき、彼女が直近で視聴したものをそのまま再現するような形で撮影は進んでいった。その作り物のような──実際作り物であるのだが──雰囲気に微妙な違和を感じつつも、あなたと寧々はじわじわと引き摺り込まれていく。
「や、優しく、お願いしますね……♡」
会話のキャッチボールを繰り返すこと数合。言葉によって既に高まってしまっている寧々に、あなたは前準備は終えたとばかりに行為の開始を促すと、タイミングは分かっていたはずなのに、寧々は緊張で喉を引き絞られたような声でそれに了承の意を返した。少し距離を取った位置からあなたが寧々に近づいていくほど、所在なさげにもじもじとしていた彼女のいじらしい動作も大きくなっていく。
「あ……♡」
手に持って寧々に向けていたカメラも三脚設置し直して、二人が並んで映り込むような位置取りであなたがベッドに腰を掛けると、寧々は緊張で声を上擦らせて期待を孕んだ音を零した。今まで何度も繰り返してきたことも、いつもとは違う状況では同じ心持ちではいかないらしい。
「ん、はぅ……♡」
しかし、自分から提案したにもかかわらず、緊張で心が飲まれている──これでは本当に素人物の様相のようであるが──寧々とは対照的に、あなたはあまり普段とは変わらぬ様子で寧々の身体へと手を伸ばした。いつもと同じように優しく触れて確かめてくるあなたの手付きに、寧々はそれがいつもよりもいやらしく感じてしまって、横腹に這うだけの手にいつもよりも大きな反応を示す。
「だ、出してないですっ、んっ♡」
もう喘ぎ声が漏れてきているというあなたの指摘に、寧々はあくまで否定の言葉を口にするが、異様な雰囲気に釣られて感覚が鋭敏になっている身体を誤魔化すことはできなかった。下から掬い上げるような手つきで胸を揉まれて、寧々は甘い吐息をカメラのマイクに拾われる。
「はぁ、あぅっ♡ な、何だかいつもよりやらしいです……♡」
あなたは横合いから寧々の腰を抱いて逃がさないようにしながら、あなたはいつもと反応が異なる彼女の肢体の具合を確かめるように乳房を刺激し続けた。ブラ越しに伝わってくる無遠慮な愛撫の感触に、寧々は息を荒くして抗議の声を上げる。
「あ、む……ちゅるる……っ♡」
しかし、言葉の割に忌避感はなく、心身共にあなたを求める寧々は遅々とした愛撫を行うあなたに対して蕩けた瞳を真っすぐに向けた。小首を傾げて向けられる可愛らしい寧々の顔を見て、あなたはゆっくりと口付けを落としながら手の動きを止めない。
「ん、ちゅっ♡ れろれろ……♡」
無意識の内にあなたの股間を優しく撫で回しながら、寧々は頭の中をあなたとのヴェーゼのことで埋め尽くして、熱く火照り切った身体を懸命に動かし続けた。楽しむようなキスも貪るそれへと変貌して、快楽に支配された思考は既にカメラの存在を半ば忘れさせているようだ。
「はぁ、はぁ……♡ あんっ♡」
しばらくの間布擦れの音といやらしい水音だけを響かせてから、寧々とあなたはどちらからともなくゆっくりと顔を離した。寧々の瞳の揺らめきに誘蛾灯のように視線を引き寄せられながら、あなたは準備は終えたとばかりに彼女の服を脱がせ始めると、緩く開かれたままの桜唇から甘い歓声が零れ落ちていく。
「ひんっ♡ い、言わないで、ください……っ♡」
あなたがリボンを解き、ブラウスのボタンを外していく最中、徐々に裸体を露わにする寧々は、機械仕掛けの瞳に見せつけるようにその珠玉の肢体を弛緩させていった。それはあなたに身を委ねるような所作で、つまりは完全に心が陥落した雌の姿を顕現させているようだ。彼女の頭にはもう撮影中だという意識は完全に残っていない。
「えへへ……っ♡ 興奮、してくれて嬉しいです……♡」
台本に乗っ取ったあなたの褒め言葉に、寧々は台本のこともすっかり抜け落ちて、完全に素の姿で微笑みを返した。それに対して、ある意味では彼女の清楚らしさで雰囲気は損なわれていないが、ここからは完全にアドリブだな、とあなたは内心で独り言ちる。撮影は続行だ。
「ひゃっ♡ あ、うぅ……っ♡ そ、そんなに必死に……ひぅっ♡」
少し背伸びしたブラから零れる寧々のおっぱいを、あなたは先程とは違って直接味わうために口を付けた。既にピンと存在を主張するように硬く隆起した乳頭を咥えられ、舌先で転がされて、寧々は嬌声に一際強い色を乗せる。
「お、おっぱいばかり……んっ♡ らめっ♡ イっちゃい、そうれひゅ……っ♡」
あなたがわざとらしく音を立てながら寧々の乳首を攻めていると、彼女はビクビクと身体を跳ねさせ始めた。身体の奥底を蝕むマントルの如き熱が、主たる寧々の快楽を増進させていく。媚熱で蕩けた理性が呂律も溶かしていく様子は、あなたの劣情をも掻き立てていくようだ。
「はぁ、あぁぁっ♡ イくっ、イくぅぅっっ♡♡」
それから、止まることのない吸い上げと愛撫に堪え切れず、寧々は腰をビクンと弾かれるように跳ねさせてから盛大に潮を吹いた。下着に堰き止められ、然れど、溢れ出してくる愛液の奔流が快楽の沼となり、どろりと寧々の下半身を包み込んでいく。
「ん、うぅぅぅっ♡ きょ、今日は何だかとってもイジワルです……っ」
絶頂の合間に何時の間にかスカートも脱がされて、寧々は自分自身の差し金だということも忘れてあなたに抗議の声を上げた。そういう台本であるというのに、一方的に犯されてしまっていることに不満があるようだ。
「ふ、ぁ……ん、ちゅっ♡ れろぉ……っ♡」
しかし、そんな抗議も何処吹く風とばかりに、あなたは再度寧々へと口付けを堕とした。抵抗も出来ずに舌を捻じ込まれた寧々は、瞳にハートの模様が浮かび上がらんほどにあなたの攻勢の虜になっていく。
「は、はひ……っ♡」
そして、完全に下準備を終えたあなたは寧々をキスから解放すると、挿入する意を端的に彼女へ伝えた。寧々も甘く蕩け切った声でそれに了承すると、あなたたちはゆっくりと後背位の体勢へと変わっていく。
「ひぅっ♡ はぁ、はぁ……キて、ください……♡」
あなたがちらちらと熱視線を送ってくる寧々の勝負下着を乱暴に膝までずり下ろすと、寧々は可愛らしい悲鳴を上げてから二つの
「ひぁ────っ♡♡」
やがて、十秒ほど息を荒げながら見つめ合ってから、あなたは寧々の愛液で舗装されたメインストリートに猛き一本鎗を奔らせた。快楽の中枢へと続く道を蹂躙しながら突き進むあなたに、寧々は堪らず喉奥から嬌声を溢れ出させる。
「へ、ぁ……っ? ちょっ、待ってくらひゃ、イぐっ♡ な、何で足首掴ん、ぅぅっ♡♡」
快楽の大渦に全身を囚われたまま、その身を駆け巡る電流に翻弄されていた寧々であったが、後ろから突き上げられている最中に突然あなたが自身の足首を掴んだことで困惑の声を上げた。しかし、それも一瞬のことで、気持ち良いという思考で埋め尽くされている頭では、その意味を考えることはできないようだ。
尤も、それはすぐさまその身を以て味わうことになるのであるが。
「んひぅっ♡♡ あっ、あっあっ♡ これ、らめっ♡ 奥に全部っ、はぁっ、届いちゃってますっっ♡♡♡」
足首を掴まれたことで変則的なバックへと変化し、それがあなたの突き上げの動作と噛み合って膣中の一番気持ち良い箇所に直撃して、寧々は悲鳴じみた嬌声を上げた。下半身で爆発的に膨れ上がる衝動に、寧々は頭をスパークさせながら必死にシーツを掴んで迫りクる絶頂の気配に備えることしかできない。
「イぐっ♡ はぁっ、らめぇっ♡ イくイぐイぐイ゛ぐぅぅぅっっっ♡♡♡♡」
軽微な拘束で快楽を逃すために身を捩ることさえ許されず、寧々は今までに経験したことも無いほどの快楽の荒波にその身を蹂躙された。その結果訪れるのは、言うまでもなく勢いよく潮を吹き散らすような大絶頂。理性を感じさせないような表情で、欲望に溺れた一匹の獣が、目を大きく見開きながら身体を仰け反らせて果てる。
「お゛ぉっ♡♡ か、ひゅ……っっ♡♡♡」
そこへ追い打ちをかけるような容赦の無い
「は……っ、は……っ♡」
あなたは身を投げ出すように倒れ伏す寧々の身体を抱き起こすと、深く呼吸をしながら瞳に虚ろな炎を燻らせる寧々と目が合った。涙と涎で塗れる赤い顔に、あなたは酷くどろりとした欲望を湧き上がらせる。
「れろ……♡ ちゅっ、れるれるっ♡」
その欲望に従ってあなたが寧々をカメラに見せつけるような体勢に動かすと、寧々はそれに伴って近づいてきたあなたの顔に自身の顔を寄せてキスを交わした。あなたが彼女の体位を変えさせても、彼女の一片の思考もままならない身体は本能に突き動かされてあなたのことを求め続ける。
「ん……こう、れひゅか……♡」
その連続するキスの合間にあなたが寧々に身体を預けるよう指示すると、彼女は身体中に蔓延する熱に蕩かされた媚びるような声色で、あなたに甘えながらその情欲で煮え滾る身体を擦り寄せた。それに満足気な反応を返した後、あなたは背面座位のままあなたを背もたれにする寧々の脚を抱えて大きく開かせていく。
「奥……コツコツって当たってて……気持ち良いです……♡」
そして、あなたの囁きに促されて、寧々は思考というフィルターを介さずに言葉を紡いでいった。視界に収まっているはずのカメラにその言動総てが記録されているということも忘れて。
「ん、ふぅ、ふぅ……♡ い、一回じゃ……まだ足りないです……♡ もっと、もっともっと
あなたが腰を休める小休憩の合間に、寧々は普段なら思っていても赤面して口を噤んでしまうような誘い文句で行為の再開を促してきた。自らゆっくり腰を動かす、完全に雄に屈服してしまった淫靡な雌の情欲は止まることを知らないようだ。
「
そして、内心でにこにこと笑うあなたの思惑も拾うことなく、寧々はついに自分自身で敏感なところを弄り始めた。寧々が陰核や乳首を弄るたびに蜜壺が切なそうにひくひくと収縮して、挿入されたままのあなたの竿に刺激が送られてくるのと共に血流が集まり始める。
「あんっっ♡♡ キたっ♡ キましたぁっ♡♡」
やがて、恋人のやらしさ全開のオネダリに耐えられるはずもなく、あなたはそれからすぐにピストン運動を再開させた。揺さぶる度に発生する衝動に、寧々は零れる涎もそのままに歓喜の声を上げる。
「イぐっ♡ イき、イきましたっ♡ はぁ、あぁぁっ♡♡ もっとぉっ♡」
リズム良く奏でられる肉打つ音に乗せられて、寧々はだんだん呼吸を荒げながら恥もかなぐり捨ててひたすらに喘ぎ続けた。後で見返したら顔面沸騰必至のリアクションも、今の寧々にとっては自らの快楽を深めるためのスパイスにしかなり得ない。
「はっ、あ゛ぁぁっ♡ ん゛ぉっ♡ イぎまひゅっっ♡♡♡ 何回もイかされちゃいまひゅっ♡♡」
何度も何度も突き上げられて、寧々は濁った嬌声を上げながら膣壁を肉棒で抉られる悦びを享受した。白みがかってきた意識で味わうのは、極上の絶頂の兆しのみである。
「イぐっ♡ おまんこに
それに釣られて愛液と潮を大量に噴き出す寧々の膣の締まりも激しくなっていき、再びあなたの腰回りに熱くねっとりとした感覚が纏わりつき始めた。乱れる乙女にトドメを刺す瞬間はすぐそこだ。
「──────っっ♡♡♡♡」
そして、寧々のヴァギナに白濁とした欲望が注ぎ込まれた瞬間、寧々は声にならない嬌声を上げながら大絶頂を果たした。トんでいった意識も戻ってこず、遅れて快楽を認識した大きく仰け反ったままの肢体がビクビクと激しく痙攣し始める。
数秒の間白雷が走る頭で呆然とした後、いつもよりも盛り上がったなぁ、などと荒い息のまま思考して、あなたは一先ず寧々の体液塗れの身体をベッドに横たわらせた。仰向けのまま断続的に跳ね続ける極上の身体を前にして沸々と湧き上がるモノもあったが、相手が気絶している以上は続行は不可能だろう、と大きく深呼吸をしてからどうにか心を落ち着けて、あなたはずっと録画機能を起動させていたカメラのモードを切り替える。
それから、如何なる仕上がりになっただろうか、と期待に胸と股間を膨らませるのはさておき、あなたは気絶する寧々と共に布団を被るのであった。此度の催しのメインはこれからだ。
脈絡もない話なんですが、この度、11/10(土)に開催されるゆずソフトオンリーイベント「恋愛する乙女たち」にて、私と同じくハーメルンでゆずソフト作品の二次小説を書いておられるしゃもじんさんが頒布する合同誌に、寄稿という形で私の小説を載せて頂くことになりました。同人デビューのための完全書き下ろしの作品となりますので、興味のある方は手に取ってくださると幸いです。
下記のURLからあらすじを含む詳細な情報が載ったページ(同サイト内の活動報告)へと移動できますので、少しでも興味がある方は是非目を通してみてください。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=197599&uid=235074