※この作品はR-18です。

オムニバス形式で綴られていくゆずソスケベ二次小説   作:水晶水

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 夢で毎日琴里さんとセックスしてるので初投稿です。今回は付き合いたての琴里さんが恋人の営みにも興味を持つけど……な話です。
 時間が逆行している気がするけど、独立したお話なので何の問題も無いね。


すてっぷあっぷ!(伊勢琴里)

「ね、ねぇ、今から……時間、あるかな……?」

 

 陽光燦々と降り注ぐある日のことである。尤も、室内で炬燵に入って寛いでいる以上あまりそれは関係ないのだが、それはさておいて、あなたの正面に緊張の面持ちであなたを真っすぐに見つめる藤色の髪の少女が一人存在していた。

 

「え、えっとね、そういうわけじゃないんだけど……」

 

 そのただならぬ雰囲気に、あなたは何かイベントでもあっただろうかと少女、伊勢琴里へと疑問を投げかける。しかし、返ってくるのは要領を得ない言葉で、決意の色さえ見えていた瞳を羞恥に上書きされて右往左往させる琴里の姿に、あなたは更に頭に疑問符を浮かべた。

 

「その……わ、私たち、付き合い始めてから……結構経つ、よね?」

 

 とりあえず続く言葉を待たねばどうしようもないと、あなたは琴里に視線で催促していると、あなたの熱視線に根負けした琴里はそんなことを語り始める。実際にはまだ一ヵ月弱といったところであるので、実質的な時間経過的な意味ではそこまで経っているわけではないが、わざわざ話の腰を折ってまで指摘することではなかった。故に、あなたは首肯で相槌を打ちながら琴里の言葉を待ち続ける。

 

「だから、あの……え、ええ、えっちなこと! ……そ、そろそろ、シても……良い、頃合いなんじゃないかなぁ……なんて……♡」

 

 たっぷり待つこと六十秒。耳まで赤くして琴里が伝えたかったことは性行為に及びたいという実に本能に正直な欲求であった。確かに恋人同士にとっては大事なことかもしれないが、まるで戦に赴くのかと言わんばかりの様相でそれが放たれたことに、あなたは思わずゴンと額を炬燵の天板へと打ち付けて突っ伏しながら脱力する。

 

「あ、あぅ……♡ わ、私だって、人並みには興味はあるんだよぅ……っ♡」

 

 そんなあなたを見て思っていた反応と違っていたのか、琴里は赤みを濃くしながらあなたへと弱々しく抗議の声を上げた。

 生々しい猥談になるとすぐに顔を真っ赤にして止めさせようとする琴里であるが、それはあくまで羞恥心からくるものであって、そういう話に忌避感があるというわけではない。寧ろ、独りで恥ずかしさに悶えながらも調べる程度には興味津々で、早い話とんでもないむっつりスケベなのだ。

 

「だって、だってだって、は、はじゅ、恥ずかしいんだもん……♡」

 

 案の定、あなたから普段のことを引き合いに出されてツッコまれているが、琴里は羞恥のあまり瞳を滲ませながら弁解の言葉を紡いでいく。やはり、そこを指摘されると弱いようだ。

 

「う、ううぅぅ~~~~っ! も、もう知らない……っ!」

 

 今にも泣き出しそうな琴里を見て流石に罪悪感を覚えたあなたが謝罪すると、どうやら一歩遅かったようで、琴里はぷいっと顔を明後日の方に向けてからふて寝してしまった。その拍子に、もぞもぞと動く琴里の身体が二人で定員いっぱいの炬燵から脚だけちょこんとあなた側にはみ出てくる。

 

「ぴゃっ!? ひ、あはははっ! く、くすぐったいよぅっ♡」

 

 そんなすっかり拗ねてしまった琴里と無防備な足先をあなたが見ていると、沸々と悪戯心が湧き上がってきたようで、あなたは彼女の足の裏を擽り始めた。慮外の攻勢を受けて琴里はビクンと身体を跳ねさせてから笑いで震える声を上げる。

 

「ま、待ってぇ! こ、ひふっ♡ これっ、んふふふふふっ」

 

 一片の遠慮もなしに敏感な場所を擽られる琴里は、上擦った笑い声を上げながら必死に身を捩らせた。擽りに耐性がない乙女は床を叩いてどうにか身体に駆け巡るおかしな感覚に抵抗を試みるが、炬燵という動きにくい拘束空間ではそれも虚しく空振りに終わる。

 

「あっ、ひんっ♡ あははっ、んぅっ♡♡」

 

 そして、されるがままで擽られ放題の琴里は徐々に声に艶を混じらせ始めた。抵抗のためにくねくねさせていた肢体もびくびくと快楽を享受し始めているようだ。

 

「はぁ、はぁ……ち、ちがっ、か、感じてないよっ」

 

 徐々に妖しい雰囲気になり始めた頃、あなたが擽りを一時中断して琴里へと問いかけると、琴里はその問いを吐息混じりの声で否定した。笑い過ぎて肩で息をしながら行うそれは何処か色っぽい。

 

「ひふっ♡ あはっ、あはははははっ! ごめっ、ごめんなさいっ! 嘘っ、気持ちよくなってましたっ♡」

 

 しかし、その見え見えの嘘をあなたが見抜けないはずもなく、あなたが止めていた指の動きを再開させると、琴里は再び笑い出しながら嘘を吐いたことに対する謝罪を紡ぎ始めた。愛しい人に可愛がられることで発生するもどかしい感覚に、琴里は抗うことができない。

 

「ひっ、はぁ、はぁぁ……ふぅ……お、お腹痛い……」

 

 謝罪の言葉を聴き入れられて今度はすぐに解放されると、琴里は激しく呼吸を乱したまま天井を仰いで短く言葉を零した。未だその身に残る未知の感覚の残滓に強く心を惹かれながら。

 

「えっと、その……くすぐりは違うかなぁ……」

 

 気持ち良かったか、というあなたの問いに対して琴里は火照る身体に意識を向けてから、数秒の沈黙を経てやはり何かが違うという感想を漏らした。確かに性感は刺激されたものの、感覚的に自分が欲していたものとは微妙に異なっていることに気付いているようだ。

 

「ふえっ!?」

 

 ならば、と満足できていない琴里の様子を見たあなたは次なる行為へと移行した。先程まで擽っていた琴里の脚を両の手でしっかり掴むと、あなたは琴里を炬燵の中に引きずり込むように力強く引っ張っていく。

 気を抜いていた琴里は二度目の不意打ちにもあっさりと引っ掛かり、可愛らしい悲鳴を上げながらすっぽりと上半身を炬燵布団の中に埋もれさせてしまった。その代わりに琴里の足先からふとももまでがあなた側のスペースから引っ張り出されて、再度彼女の無防備な下半身があなたの目前に現れる。

 

「あんっ♡♡ 待ってっ、そこらめぇっ♡♡」

 

 そして、あなたは掴んだ琴里の脚を大きく広げさせると、自身の脚をその間に差し込むように伸ばしていった。当然、その先にあるのは炬燵の中に潜む琴里の身体で、程なくしてあなたの足は彼女の股間に下着越しに触れる。そこから伝わってくるのは天から発せられる人工の熱よりも強い媚熱の気配だ。

 

「んっ♡ んっんっんぅぅっっ♡♡♡」

 

 咄嗟に自身の口を抑える琴里と、そんな恋人の秘部を足先で擦り始めるあなた。双方にとっての初めてが、妙な形で幕を開ける。

 

「んっ、ふぅぅーっ♡♡ ふ、くぅ……っ♡」

 

 無理矢理にはしたなく脚を開かされたまま、琴里は今まで人に触らせたことが無かった不可侵領域を執拗に弄られて、羞恥と興奮が入り混じった嬌声を口の端から漏らし始めた。電気按摩で送られてくる快楽信号が、琴里の初心な身体と心を同時多発的に蹂躙していく。

 

「はぁっ♡ これっ、身体がふわふわして……っ♡ ナニかキちゃうっ♡♡」

 

 やがて、足による擦り上げや揺さぶるように何度も押し込まれることで、琴里の下腹部に浮遊感が伴い始めた。それは人生初の絶頂の兆し。経験したことのないナニかが身体の奥底からせり上がってくるのを感じた琴里は、緊張と興奮と期待で声を上擦らせていく。

 

「ん、んうぅぅぅぅっっ♡♡♡」

 

 そして訪れるエクスタシーの瞬間。電動マッサージ機のように高速で振動し続ける足を押し付けられたまま、琴里は脳天まで突き抜けていく快感に身を任せてその肢体を震わせた。反射的に上がる甲高い嬌声が炬燵越しにくぐもって伝わり、あなたの耳朶を震わせる。

 

「や、ぁんっ♡ 気持ち良いのっ、まら抜けきってないのぉっ♡」

 

 最高級の嗜好品さえ霞むほどの甘美な恍惚感を味わう琴里にあなたは容赦なくぐりぐりと按摩を続けると、彼女は快楽を上塗りされてその華やいだ声を更に蕩けさせた。しかし、静止の意思を含む鈴を転がすような声とは裏腹に、炬燵から下半身だけはみ出す魅惑の肢体は抵抗もなくただ捩り、寧ろその法悦に身を任せているようにも見える。

 

「はぁ、ふぅっ♡ 身体っ、びくびくってぇっ♡♡ 何も分かんなくなっちゃうっ♡♡♡」

 

 痙攣する身体と表出している意思のどちらが正直なのかは語るまでもなく、あなたは琴里の声を無視して脚を動かし続けた。必然、痺れるような陶酔を全身で享受することになる琴里は、抑えきれなくなった喘ぎを熱っぽい吐息と共に零していく。

 

「やらぁっ♡ またキちゃうっ♡♡ あっ、ああぁぁぁぁっっ♡♡♡♡」

 

 寄せては返す性衝動の荒波が琴里の細身の身体を飲み込んでいき、快楽に溺れ喘ぐ乙女は早くも二度目の高波に理性を流されてしまった。知識の上でしか存在していなかった未体験の連続に、無垢な少女は翻弄されることしかできない。

 

「ひ、はふぅ……♡ さっきと、全然違う……っ♡」

 

 連続で二度琴里をイかせたあなたは流石に三度目は控えたようで、一旦彼女を悦楽の呪縛から解放した。そして、自分の意志で動くこともままならない琴里に代わって、その軽い身体を熱の籠った炬燵から引っ張り出していく。

 

「やーん……えっち……♡」

 

 ずりずりと引き摺り出された琴里はスカートを履いていて、当然、柔らかいカーペットと摩擦しながら動かせばそれは捲れ上がってしまうわけで、炬燵の中から琴里の全身が外に出てくる頃には、秘密の領域を覆い隠す布地のヴェールはお腹が見えてしまうほどに裏返ってしまっていた。必然的に露になる、愛液と汗で一部が湿った可愛らしい水色の下着を見られていることに気が付いた琴里は、力が抜けきった笑顔を浮かべながら、掴まれたままの脚を弱々しく閉じつつあなたを揶揄う様な言葉を口にする。

 麻薬のような陶酔感であらゆる感情を麻痺させている琴里の表情は、普段では考えられないほど淫靡に染まっていて、それが上気して赤くなった顔色や、熱気溢れる空間で行為に及んだことで薄っすらと汗が浮かび上がる肢体も相まって、この上なく扇情的な様相を演出していた。荒い呼吸で大きく上下する豊満な胸を見せつけ、引き出された状態のまま万歳をするように上げられた腕で下着を隠すことを露ほども考えていない琴里の姿は、さながら性に貪欲な淫魔(サキュバス)のようである。

 

「ん……っ♡ もっと、もーっと、気持ち良くシて……♡♡」

 

 初めはあれだけ溢れていた羞恥心も何処へやら。すっかり快楽の虜囚になってしまった琴里は、覆い被さってくるあなたに甘く蕩けるようなオネダリを紡いだ。揺らぐ紫水晶(アメシスト)の奥には期待の色しか窺うことはできない。

 

「あ、んっ♡ ぬるぬる、してるだけで……こんなに違うんだ……♡」

 

 そんないやらしい恋人のお願いを聞き入れて、あなたは琴里の蜜壺から溢れる淫水を塗り広げるようにしながら下半身を愛撫し始めた。乙女の潤滑油は快感を余さず奥へと浸透させる媒体としての役割を果たしていく。

 

「ん、ふ……ぅ♡ え、えっと……脚でされる方が、好きかも……っ♡」

 

 焦らすような、はたまた労わるような手つきで愛撫を続けながら、あなたは琴里へと問いを投げかけた。手と脚どちらで弄られるのが好みかという問いに、琴里は炉心を灼熱で焦がしながらも正直に答えていく。羞恥の感情が消し飛んでしまっている今、琴里の心の箍はもう完全に外れてしまっているようだ。

 

「んっ♡ これからも、いっぱい気持ち良いこと、シたいよぅ……♡♡」

 

 いつの間にかすっかり濃い桃色に変貌した空間の中で、あなたはじっくりと馴染ませるように琴里の珠玉の肢体を可愛がり続けた。媚熱で思考が浮かされていく琴里は、自身の想定以上にドハマりしてしまった性行為に心が弾むのを隠せていない。素面では絶対に出ないような猫撫で声がそれを物語っていよう。

 

「下だけじゃなくて……胸もいっぱい触って……♡」

 

 スカートを取り払ってねっとりと愛撫を続行していく中、単一の刺激では物足りなくなってきた琴里は更なる要求をあなたへと重ねた。待ちきれないという極大の感情が琴里の浮足立つ言葉尻に表れていて、抱え続けていた劣情を惜し気もなくあなたへと見せつけていく。

 

「ひあっ♡♡ これっ、ひゅごっ♡」

 

 当然断る理由なんぞあるはずもなく、あなたは床に横たわる琴里の身体を抱き起こすと、すぐさまくびれのある腰に腕を経由しながら、彼女の二つの性感器官へと指を奔らせた。そして、柔らかさと硬さが混在する不思議な突起は更なる悦楽を琴里に齎す。

 

「あぁぁっ♡ さっきのよりっ、んぅっ♡ 頭ビリビリ痺れちゃうっ♡♡」

 

 二人の身体同士が密着して擦れ合うことで解放された下着から零れる乳房を、あなたは攻めの姿勢を強くしながら衣服越しに弄り倒した。爪弾かれる度に駆け巡る強力な電流に、琴里は意識も呂律もあっという間に蕩かしていく。

 

「気持ちいいっ♡ 気持ちいいよぅっ♡♡」

 

 口の端から零れ落ちていく涎もそのままに、琴里はただひたすらその身に暴れ狂う快楽の奔流に身を堕としていった。反射的に、ノータイムで実況するように喘ぎ叫ぶ琴里の姿が何よりもそのことを雄弁に語っていて、興奮で調子を良くするあなたの手は決して止まることは無い。

 

「またクるっ♡♡ キちゃうっ♡ 気持ちいいのキちゃうぅぅぅぅっ♡♡♡」

 

 そうすることで、分かり切っていたことではあるが琴里の身体を三回目のオルガスムスが襲いかかり、激しい痙攣と共に琴里はどろどろに蕩けた秘部から勢いよく蜜を噴き出させた。下着ではもう受け止めきれないそれはぬらぬらといやらしく琴里のふとももを濡らしていく。

 

「はぁ、はぁ……ん、ちゅっ♡ れろれろ……っ♡ は、ぁぷっ、じゅるる……っ♡♡」

 

 それから、密着する身体が一体となったような錯覚を覚えながら、あなたと琴里は短く見つめ合ってから熱い口付けを交わした。付き合い始めてから毎日欠かさず行ってきたはずのそれは、啄ばむようなキスから蹂躙するキスへと無意識に変貌していて、光が明滅する意識の端で琴里はあなたとの絆が更に深まったことを朧げに感じ取る。

 

「んぶっ♡ れろ、れるれる……♡ あ……むっ♡ ちゅるっ、ぢゅるるるっ♡♡♡」

 

 そして、琴里の桜唇に吸い付き、舌を捻じ込み、絡ませながら、あなたはゆっくりと琴里のショーツの中へと指を這わせていった。脂肪が薄いお腹を経由して侵入してくる蛇のようなそれに、琴里はその身を歓喜で震わせつつも、夢中であなたとの口吸いを楽しんでいるようだ。琴里の頭にはもうあなたに気持ち良くしてもらうことしか残っていない。

 

「んぷぁっ♡ はぁっ、あっ、あっあっ♡ 指っ、ぐちゅぐちゅするのっ、一番好きぃっ♡♡」

 

 程なくして肉を掻き分けて膣内へと突入してくる肉蛇の気配に、琴里は堪らず口を離しながら表情をだらしなく綻ばせていった。身体の奥底で渦巻くマグマ溜まりも、蓄積されたエネルギーを解放せんとばかりに琴里の子宮を熱く疼かせていく。

 

「あぁぁあぁぁっっ♡♡ 溢れるの、全然止まらないぃっ♡ 無理っ♡ これ、すぐイくっ♡♡」

 

 まだ自分の指さえ受け入れたことが無かった琴里の膣は、自身のそれよりも幾分か太いあなたの一本指を強く締め付けながらも受け入れていった。出し入れされることで何度も膣壁を抉られて、その度に琴里の身体を極上の快楽が駆け巡っていく。

 

「あ、ぅぐっ♡ 分かんないっ♡ もうナニも分かんないよぅっ♡♡ あ、はぁっ、あぁあぁぁぁっっ♡♡♡」

 

 今更ながら初物の肢体は特上の資質を秘めていたようで、あっという間に琴里は四度目の絶頂で下半身をビクビクと痙攣させた。投げ出された脚もピンと伸びてしまい、一切の抵抗を行わない琴里は蜜壺と薄桃色の蕾を弄り回され続ける。

 

「ひっ♡ やだっ、やらぁっ♡♡ あっ、んぅぅっ♡ おりっ、降りてこられなくなっちゃうっっ♡♡♡」

 

 その止むことのない攻め手は、考えるまでもなく琴里に快楽を与え続けるわけで、琴里に絶頂の余韻に浸らせる暇を与えずに、重ねて兆しを表出させ始めた。現時点でもいっぱいいっぱいの琴里は、数瞬後に襲い来るであろう極大の快楽の気配に目を見開きながら耐え忍ぶことしかできない。

 

「あっ、んくぅぅぅ────ッッ♡♡♡♡♡」

 

 尤も、力が抜けきって自らの意志では満足に動くこともできない琴里に取れる手段なんぞあるはずもなく、二重にその身を善がり狂わせる性の電流を受けて、大きく弓形に背中を仰け反らせた。一瞬で突き抜けていくキャパオーバーの情報に、脳神経が焼き切れるような感覚に陥るほど思考をスパークさせながら、琴里はお漏らしと見紛うほどに潮を盛大に噴出させる。

 

「はぁ、はふ……っ♡ はぁはぁ、へっ、へ……っ♡♡」

 

 息が詰まるほどの大絶頂の後、琴里は大量の快楽信号で狂ってしまったクレヴァスから滝のように愛液を零しながら、犬のように呼吸を荒げて激しく肩を上下させた。一段落着いたことで一気に押し寄せる極度の疲労のせいで琴里の瞼が落ち始めていることに、後ろから彼女を抱きしめるあなたは気が付いていない。体力が少ない琴里にとって、スタミナを要する性行為はまだ早過ぎたのだ。

 

「あ、れ……? 身体、重い……」

 

 思考の端から徐々に闇に侵食されていく最中、興奮状態で自身の状態に気が向いていなかった琴里もようやく自分が限界寸前であることに気が付いて、もう半分も開いていない瞳を緩慢な動作であなたの方へと向けた。あなたもそこで琴里の状態に理解が及んで、先程のイケイケモードも何処へやら、一転してあわあわと琴里の介抱へと意識をシフトさせる。

 

「んぅ……ごめんね……」

 

 意識の大半を黒い海に沈めていきながら、琴里は性交が中途半端な形になってしまったことをあなたに詫びた。あなたもそれに対して気にすることはないと言いつつ慈しむように琴里を抱きしめて、うつらうつらとし始めた彼女の頭を優しく撫で始める。

 

「ありがと……おやすみ……」

 

 そして、とうとう限界を迎えた琴里はこてんとあなたに頭を預けながら眠りに落ちた。ぼんやりとした頭で流石にこれはどうにかしないとなぁなどと考えながら。

 琴里が安らかな寝息を立て始めるのを見届けてから、あなたは独りほっと吐息を零す。それと同時に、次からは興奮のせいで琴里の具合を見逃さないように気を付けようと誓うのであった。他ならぬ、イキり勃ったままで発散する対象を失った自身の分身に。




 来夏には灼熱の中激しくセックスしても割と余裕になってるって考えると、相当頑張ったんだなって涙が出てきますね。まぁ、多分体力もセックスでつけたんだと思うんですけど(名推理)。
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