それはともかく、唐突にやって来た国広ひなたブーム(個人の感想です)なので勢いそのまま書いてみました。あのルートは虎徹とかも真琴も好きだからR-18じゃない方でもまた書きたいです。
正式に「藤島匠」としてお付き合いを認めてもらい、ようやくひなたとの同棲を始めた頃。今の住まいは、あのお祖父さまから破格の値段で貸与された会社近くのマンション。あの蹴ったら開くようなドアの家は引っ越したものの、それでもひなたを住まわせることなんてできないと、半ば強引に引っ越してきたわけだが、二人揃ってこの広い家を持て余していた。
「お風呂場……室内干しに使っても広すぎますね」
「洗面所も洗濯機を置いてまだこんなに……」
生活は変わったというのに、ひなたの金銭感覚や価値観はまったく変わっていなかった。俺と同じように広すぎる家に戸惑い、無駄に開いたスペースにいらない不安を覚える、そんな小市民的なところは変わってない。
今日は風呂場の家具や家電を買って、使えるように組み立てていた。この暑い中、近くのリサイクルショップや家電量販店を回っていたものだから粗方終わる頃には二人共汗だくになっていた。窓は開けて扇風機はつけているものの、その程度で得られる涼しさはたかが知れていた。
「先輩、ちょっと暑くないですか」
「エアコンでもつけるか?」
「うーん、でもこのぐらいならお風呂に……」
見るとひなたのシャツにも汗がかなり滲みている。胸元あたりは汗で濡れ、色も変わっている。ちょうど俺もシャワーを浴びてさっぱりしようかと思っていた頃合いではあったが、ひなたのその様子を見て、少しぐらい我慢しておこうか。
「わかった、先にひなたが入ってから俺も入るよ」
「えっと、先輩も汗でびっしょりですし、一緒に入りませんか。せっかく広いお風呂だから……」
彼女の提案を聞いて、ちらりと風呂場を見る。あの影武者時代の風呂場に比べれば遥かに狭いものの、3人ぐらいなら同時に入っても問題なさそうな広さだ。もっとも、二人以上の人数で入ることはめったにないだろうが。
服はすでに汗が滲みていて、正直匂いもちょっと気になりはじめる位だ。この状況でリビングに戻るのも気が引ける。ここはひなたの提案に乗るしかない。
「それなら、お言葉に甘えて」
「お風呂、沸かしますね」
彼女が嬉しそうに風呂のパネルを捜査する。それからしばらくしない内に風呂が沸く音が聞こえてきた。
髪を下ろしたひなたはいつもの様子とはまた違って、ちょっと落ち着いて見える。あのドレスを着たときも同じように髪留めを外していたけれども、お風呂場で見る彼女はまた可愛らしい。
広い風呂桶だというのに近寄ってきてこちらに背中を見せて座っている彼女は、浴槽に肩までしっかり浸かって気持ちよさそうに腕を伸ばしている。健康的な白い背中を後ろからつーっとなぞってみたら、体をビクッと震わせて反応していた。
「――っ! 先輩、なにしてるんですか!」
「何って、ひなたが気持ちよさそうに背伸びしてたから」
歳不相応な体つきをした彼女を後ろから眺めていると、エロいというよりはむしろこういうちょっかいをかけたい気持ちのほうが先行する。もっとも好きという気持ちは変わることはないけれども、お陰で今も恋人同士でお風呂に入っているというのに、そういう雰囲気はない。
「むぅ……」
「どうした、何が不満なんだ」
「だって、さっきから先輩が背中つついてくるぐらいしかしてこないんですから。ボクみたいな魅力的な女の子と一緒にお風呂なのに何もしないなんて、失敬、失敬ですよ!」
「自分で魅力的だなんて言うのか」
突然後ろに倒れかかり、俺の胸元に頭をうずめてくる。髪が肌にぺたぺたと張り付き、ちょっとくすぐったい。更に見上げるようにこちらを見てくるものだから、これでドキドキしないわけがなかった。
彼女の乳房にそっと手を添え、ゆっくりともみほぐすように手でこねる。小ぶりながらもしっかりとした柔らかさが丁度いい。何度も触れたことがあるはずなのに、それでもなお触っていたくなる魅力がある。
「むー……」
「どうした、まだ不満か」
「だって、ボクのおっぱい触ってるのにずっと静かですしぃ……」
おっぱいの感触に気をとられていた、なんて言うわけにもいかずちょっと拗ねた顔をした彼女に何か弁明するのも難しそうで、ムスッとしたひなたを見つめる。少しして、何か思いついたのか彼女がニヤニヤしながら浴槽から立ち上がった。
「そうだ、今日は先輩の背中を流してあげますよ」
「嬉しいけど、突然どうして」
「にゃは、内緒です♪」
椅子に腰掛け、後ろの様子を伺う。ポンプを押してボディーソープを取り、ボディタオルで泡立てる音が聞こえる。それから少しして、背中にタオルとはまた違う柔らかな感触がピッタリと貼り付いた。
「今日はボクが先輩をろーらくしちゃいますから」
「籠絡も何も、もう俺はひなたが大好きだけどな」
「でも、ボクのおっぱいじゃ満足しそーになかったですよねっ」
しっかりと体の前面に泡立てたボディーソープをまとい、俺の背中でゆっくりと上下する。立てた膝に手をついて、ぴったりと背中におっぱいを押し付けてくるひなたの必死な様が、感触以上に興奮を誘う。
押し付けられたものの感触は前と変わらず、相変わらず小さいままだった。それでも、ヌルっとした感触とささやかながらも柔らかな膨らみを前に、自分のモノの方が先に反応しはじめていた。
「先輩、ボクのおっぱいでこんなにこーふんしちゃってるんですね」
「これは……その」
「いーですよ、もっともっと、大好きな先輩がボクで興奮してるの嬉しいですから」
こすりつける彼女の乳房が少し硬くなり、ツンと小さな蕾が主張してきている。それと肌が擦れるたびに少し色っぽい声を上げ、それにボディソープが泡立つネットリした音が重なり、視聴覚両方から刺激を加えられた。
「それじゃ、先輩にもっと気持ちいーことしちゃいますね」
前に伸びた手が、タオルで隠していたはずのペニスに触れる。水に濡れて張り付く布を押し退けつつ、下で既に痛いほどに膨張したそれをそっと触れ、ゆっくりと上下に動かし始めた。ヌルヌルした手で亀頭を撫で、竿をゆっくりとこする。しかも背中には彼女の双丘が押し当てられ、なおも全身で俺を気持ちよくしてくる。
「……っ、そこは」
「あっ、いま気持ちよさそうな声出しちゃいましたね」
嬉しそうな彼女の手は止まる事なく、なおも動き続ける。カチカチのモノを強弱つけつつこすられ続けているこの状況で、射精を我慢するのはかなり難しそうだ。早く気持ちよくなりたいという気持ちの反面、すぐに絶頂を迎えてしまっては勿体ないような気すらする。
ふと、ひなたの手の動きが止まる。そして前に回り込んできて、前にかけていたタオルを剥ぎ取り、そのまま俺を押し倒してきた。ちょっと寝転がるには硬い床面だったけれども、彼女に押されるがまま床に倒れる。
「ボクも先輩と、大好きな先輩と一緒に気持ちよくなりたいです」
ひなたの股の間はすでに石鹸以外のヌメヌメで滑りが良くなっていて、少し腰を動かすだけで気持ちがいい。俺が動こうとするとひなたはそれを手で制してきて、まるで今日は自分が主導権を握るんだと言わんばかりの様子だ。
彼女の秘部とこすれるたびに、口からは余裕のなさそうな吐息がこぼれる。表情もさっきまでの挑発的な様子から、いつの間にか苦しそうとも言えるような様子になっていた。少し手で敏感なところを刺激してみると、彼女がこちらに倒れ込んできた。
「あっ、っ……先輩、だめ、そこは!」
「ひなたのここ、もうこんなになって……大丈夫か?」
「ボクはへーきです、でも、もっと一杯先輩とえっちなことしたいです」
彼女の言葉を待たずに、倒れ込んできたひなたの体を抱きとめ、キスをする。そしてペニスを秘裂の間で擦り、そのたびに震える彼女の体をまた強く掴む。大きく動かすたびにペニスがそのまま吸い込まれていきそうになるけれども、焦らすようにまた擦る。
「先輩の……早く、ほしーかも、です」
目をトロンとさせたままそう懇願してくるものだから、腰を少しずらし、ゆっくりと彼女に挿入する。引っかかる事なく、ぬるりと入っていく彼女の膣内はお風呂のお湯以上に熱く感じられた。
「あっ……あ、んっ、先輩の、お腹の中で擦れて、気持ちいー……です。大好きな先輩と、こうやって、一つになれて」
小さな体で俺にしがみつき、つながることでまるでひとつになっているような感じすらある。愛でたくなるようなその華奢な体で、俺にこんなに好きだと表現してくれることが嬉しくて、またキスを続ける。
また少し、ゆっくりと腰を動かしては彼女の腟内をかき混ぜるようにしていく。肉棒に絡みつくような、そんな感触の中で前後するたびに、彼女がまた余裕なさげに声を上げる。挿入する前から興奮が高まっていた彼女も俺も、すぐに絶頂を迎えてしまいそうだ。
「ここ、中擦れて、奥ぐりぐりって、先輩のおちんちんが……んっ、は、ぁっ……ボク、もう、イキそ、んっ……」
彼女の言葉は絶え絶えになりながらも、絶頂が近いことを伝えてくる。俺もそろそろ限界が近い。奥をコツンと突き上げ、その後で一度大きく引き抜いてはまた突く。膣奥にあたるたび、彼女の声がまた小さく、細く、声にならない声になっていくのに合わせて、俺ももっと早く腰を上下させていく。
「ん、んぐっ……あ、あぁっ、いく、もう……イッちゃう……!」
「ひなた、俺も……っ!」
お互いが同時に絶頂を迎える。小刻みに痙攣する彼女の膣内で、パンパンになったペニスからすべて放たれていく。膣内を満たすようにすべて出しきった後は、もう二人ともクタクタになってしまっていた。
「にゃは、二人共、お風呂入り直さないといけないですね」
ニコッと笑ってそんなことを言うひなたをもう一度抱きしめ、ゆっくりと体を起こそうとする。もっとも、ヌメヌメの床では事後の体じゃ踏ん張りが利かず、立ち上がるまでに何度も滑ってしまったのだけれども。