※この作品はR-18です。

オムニバス形式・ヒロインたちのその後   作:しゃもじん

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茉子ちゃんとおうちで勉強するはずが、お風呂上がりの彼女があまりに色っぽくて興奮のあまり押し倒しちゃうお話です。
風呂上がりってかっこよさも色っぽさも2割どころか3割増しに見えちゃいますよね。



我慢なんて(茉子・千恋万花)

 繁忙期のこの頃、廊下からはせわしなく歩き回る仲居さんたちの足音に混じっては旅行客らしき話し声も聞こえる。仮住まいの俺に文句を言う権利などあるわけがないが、それでもやはりこの喧騒から距離を置きたいときだってあった。例えば、目の前に迫ったテストに向けて出された課題、ギリギリまで後回しになった科目の勉強。こっちに引っ越してきてからというもの、比較的真面目に試験は受けて高得点は取れていたはずなのに、住まいが変わったお陰か週中がかき乱されることも増えてきた。

 

「なら、今日はワタシの家で勉強なんてどうですか」

「気持ちは嬉しいけど、親だっているだろうに」

「いえ、今日は街まで買い物に行ってるので」

 

 いつもより早い放課、どうやら宿泊客の受け入れ時にぴったり重なってしまったみたいで、このままでは勉強なんて言えるような状況ではない。彼女の申し出をありがたく受ける他なさそうだ。

 

「それなら、今日は茉子の家で勉強するよ」

「荷物は大丈夫ですか? 取りに帰るのも面倒な距離ですから」

 

 制服姿の彼女が立ち上がり、ふすまに手をかける。かばんの中身を軽く確認して、すぐに彼女の後を追った。やってくる人波の中でも彼女は軽々と前へと進んでいき、むしろここの住民であるはずの俺が置いていかれそうになるほど、茉子の軽快な足並みは止まることを知らない。

 夕方には戻ると女将さんに伝え、茉子の家へ。まだ日は高く、今から集中して勉強すればこの課題帳を終わらせる程度には進むだろう、そんな皮算用をしつつ、少し駆け足になる彼女の手を握って家まで急いだ。

 

「ちょっとワタシはシャワー済ませてきますね。エアコンはつけときましたから、将臣さんはゆっくりしててください」

「えっ、ちょっと」

 

 部屋に入ってから、すぐに彼女は着替えを手早く掴んで浴室へと消えていく。こうやって彼女の部屋に上がるのは初めてではないけれど、茉子以外に住人の居ない家の中、彼女の部屋に放置されるというのも少し緊張してしまう。

 

「……これって」

 

 彼女のコレクションと思しき漫画、勉強の合間に読んでいたのか机の上に積み重なって放置されてあった。普段なら良心が咎めて手をつけなかっただろうが、今はむしろ落ち着きを取り戻すためにパラパラとめくらずにはいられなかった。

 前に読んだ少女漫画とはまた違い、少しだけ大人向けなのか。表現がどことなくいかがわしく感じられた。落ち着くために読んだつもりが、むしろそんな漫画を読んでしまったお陰でいっそう冷静さを失ってきたように思える。

 

「すみません、お待たせし……って、なんで読んでるんですか!?」

「ご、ごめん」

「読みかけで置いていたワタシもワタシですけど、その本は……!」

 

 開かれたページはちょうど濡れ場を描いていた。そこだけ折り皺がついているのは気のせいか、お風呂上がりで少し紅潮した彼女の顔がいっそう紅く染まり、目線を合わせようとしてくれない。

 

「とにかく、その本から離れて下さい。でないと」

「わかった、わかったから」」

 

 彼女から並々ならぬ殺気を感じ取り、ゆっくりと床に置いて机へと戻る。とりあえずで開いたテキストの文字もまともに読めるような心境ではなく、自然と彼女の顔に目線が移る。

 

「見たん、ですね」

「……はい」

「テストだからって、将臣さんと触れ合えないからこれで誤魔化してた、なんて言ったらワタシの事どう思いますか」

 

 想定外の質問に、答えに窮してしまう。てっきり、漫画を勝手に読み漁っていたことに怒りを向けられるかと思っていたのに、彼女はなおも顔を赤らめ、まだ完全に乾ききっていない頭髪を揺らしながら顔をそむける。正直、色っぽくて今すぐにでも襲いたくなるぐらいだ。

 

「それは、俺も同じだから」

「同じって、そんな、将臣さんがこっそり、え、えっちなビデオとか」

「そうじゃなくて、茉子とちゃんと話せなくて寂しかった」

 

 誤魔化しからでた言葉じゃなくて、本心から出た言葉。自分で言っておいてかなり恥ずかしいと理解っていても、それでも口からはそんなロマンチックな言葉が溢れてくる。彼女の体がふいに近づき、ふんわりと漂うシャンプーの香り。部屋に充満する茉子の匂いを前に、俺の理性は限界を迎えていた。

 

「あっ……」

 

 いつしか、彼女に抱きついたまま床へと押し倒す。まだ何が起こっているのか理解が追いついていないのか、頬を赤らめたまま目を白黒させる彼女だったが、それでも抱きついた俺を拒絶する素振りを見せるどころか、むしろ受け入れてくれた。

 

「正直言って、もう限界だった」

「あ、はぁ……将臣さんったら、えっちなんですから」

「そんな誘ったような目をした茉子だって」

 

 彼女のしっとりとした肌に手を添わせ、ゆっくりと恥部へと手をやる。ショーツの下で湿り気を帯びたヴァギナは、ただ水気を帯びているだけでなくすでにねっとりとした愛液で満ちていた。薄手のシャツの下には何もつけておらず、めくりあげると白く大きな乳房が現れ、ぷっくりとピンクの乳頭を立てていた。

 

「あっ、はぁっっ、あひっ、そんな乱暴にされたら……っ」

「茉子だって、期待してたんでしょ」

「それは、だって、今日は一人だって分かって誘って……あっあっ、んぁぁぁっ」

 

 指先でツンと立ったクリトリスをつつく。興奮のあまり包皮がめくれたそれは、俺の指先でわかりやすいほどに主張してきていた。指の腹で撫でるたびに、茉子の口からは吐息に混じって嬌声がこぼれていた。

 強引に押し倒し覆いかぶさった姿勢のまま、彼女の大事なところを指で弄ぶ。寝転がってもなお大きく主張してくる乳房を少し乱暴な位に揉みしだき、同時に肉芽をつつく。そのたびに茉子は大きく体を震わせ、クレバスからはとろりとした蜜を垂らす。指先ですくい、また塗りたくるように彼女の性器を弄んだ。

 

「あ、はぁっ……んいっ、クリトリスばっかり、責められたら……っ」

 

 足を閉じ、抵抗しようとする彼女の自由を強引に奪う。股の間に膝を差し込み、股を閉じようとした彼女の動きを封じた。筋肉質ながらも、それでいて女の子の柔らかさがあるその太ももが膝に当たり、一層いじめたくなってしまう。

 

「あっあっ、はぁっ……はっ、んんっ……気持ちいいから、そんなにされちゃ……っ」

 

 彼女の膣奥から溢れ出る愛液はいっそうの粘り気を帯びていて、床に溢れることなく太ももを伝って臀部へと流れていく。今すぐこの中に自らの劣情を挿し込みたいと思うまで、そう時間はかからなかった。

 

「んっ、んんんんっ……中に、奥まで入っちゃってます……将臣さんのおちんちん、もう形を覚えちゃったみたいに、奥まで」

「茉子の中……こんなトロトロになってる」

「だって、ワタシだってこうやって……したかったんですから」

 

 正常位で交わっていることで、お互いの表情がはっきり見える。恥ずかしげに顔をそむけた彼女に、どこか嗜虐的な感情が呼び起こされて、手頃な姿見にその痴態を見せつけるかのように映す。組み敷かれ、ひたすらにペニスを受け入れる自分の姿を鏡の中に見つけた彼女は、一層顔を赤らめてみせるも、それもまた俺の興奮を呼び起こすスパイスにしかならなかった。

 

「あっ、はっ……はぁぁっ……んんっ、あそこ、広がっちゃって、ちゃんと、気持ちいいですか?」

「正直、気を抜いたらすぐに出そうなぐらい」

「あは……それなら、んんっ」

 

 いつの間にか、恥ずかしさを乗り越えた茉子がゆっくりと腰を動かす。ペニスが膣奥のいろんな所に当たり、まるで中をかき混ぜるようにくちゅくちゅと音を鳴らしている。繋がったところからはなおも愛液がこぼれ、お互いの体を汚していた。

 突然キュッっとしまったかと思えば、力が抜けゆっくりとペニスを追い出すような動き。やってくる絶頂の波に抗おうとしても、茉子は意地でも俺に射精させようと腰を動かして、そして緩急をつけながらその秘部を締め付けてくる。

 

「房中術……って、ワタシは知らないですけどこうやって……んんっ。将臣さん、早く出しちゃって良いんですよ」

「それは、ちょ……って」

 

 彼女が突然体を起こし、耳元で俺の名前を呼びかける。突然のその行動にくすぐったいような、あるいは興奮のような、なんとも言えない快感が体を伝って流れる。睾丸から精液が駆け上がり、彼女の膣中を真っ白に染めていく。まるで彼女に子種を宿したいかのような、そんな勢いすらあるその絶頂、震える俺の体を彼女はしっかりと抱きしめて、最後の一滴まですべて膣内で受け止めようとしてくれる。

 

「あっ、あああっ、いっぱい、出てます……こんなに出されちゃったら」

「くっ、ん……」

 

 突然の抱擁、彼女の柔らかな乳房が胸板に押し当てられ、一度止まった射精の勢いがまた一度その力を取り戻す。二度、三度と体が震え、そのたびに今まで感じたことがないほどの虚脱感に襲われた。陰茎から膣内へ、彼女の中を満たすには十分すぎるほどの白濁が送り込まれていった。それすらも愛おしそうに受け止める茉子を前に、まだ硬さを失っていないそれは膣内で暴れ始めた。

 

「んんっ、今、出たばっかりなのに……っ!」

「ちょっと我慢できそうにないかも」

「それって」

 

 一度出した精液すらまとめてかき混ぜるようなピストン、彼女の中にしっかりとその子種を染み込ませるようなその動き。膣内はもうぐちゃぐちゃで、何度目かの絶頂を迎えたらしきそれは震えながらも俺のペニスを捕まえて離してくれない。それでもなお、本能のまま動き続け二度目の射精を送り込む。茉子の体が大きく弓なりになりながら、それを受け止めてくれた。

 

「は、ぁっ……こんなに、溜まってたんですね」

 

 元の目的すら忘れてしまいそうな熱い愛を交わし、疲労困憊になった俺たちはゆっくりと体を横たえる。しっかり効いてきたはずのクーラーも、今の俺たちの情欲だけは冷ましてくれそうになかった。

 

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