※この作品はR-18です。

オムニバス形式・ヒロインたちのその後   作:しゃもじん

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和奏ちゃんスポブラ概念、なんていう思いつきで一本書いちゃいました。正直スポブラのくだり2000字ほどしかない、というツッコミは受けそう。
でも和奏ちゃんのあの小ささならブラなしでもなんとか誤魔化せそう......なんて思ったこともありますが、かつて聞いた話だとやっぱりtkbがこすれて痛いらしいですね。男ではそんなことないのに。


恥じらい(和奏)

 今日はテスト前の勉強会。オカルト研究部で前にやったことはあるけれども、今日はそんな大々的なものではなく、うちに和奏がやってきて一緒に勉強するだけだ。テスト前という事もあって、普段なら2人きりになったらギター練習するかイチャイチャしているかだが、そういう雰囲気にはなりそうにもない。

 

「柊史、数Ⅱのワークの答え貸して」

「ん、これか。はい」

 

 勉強中に交わされる会話は恋人同士でも少ないもので、たまに答えの貸し借りが起きる程度だ。学力も同じぐらい、学年も同じとなればある意味当然かもしれないが。それにお互いに邪魔しちゃいけないという緊張感もあって、話しかけないほうが賢明とも言える。

 

「ふぅ……ちょっと休憩。何か飲む?」

「アタシは持ってきたから大丈夫。それにしても、静かだと落ち着くね。家だと誘惑が多いからさ、集中しづらくて」

「まぁ、オレの趣味のものはそんなにないしな……」

 

 ざっと見回して、リビングに置かれたものの殆どが親父と、あとはお母さんの趣味と思わしきものだということに気づく。オレも、ベースを始めてから少しは音楽に興味を持ったし、あとは和奏の好きなことをもっと知りたいとCDを買ってみたがまだ追いつけそうにはない。前にそんな話をしたら、「そんなすぐに追いつかれるほど、ギターやってないさ」って少し胸を張って返されたが。

 しばらくの休憩を挟み、そして再開。お互いのペンが小気味よく音を奏でながら穏やかな時間が過ぎていく。一人なら少しだらけてしまいそうなところだが、目の前で和奏が真面目に問題を解き続けているのを見て、恥ずかしいところは見せられない気持ちになれる。真面目に問題を解く和奏の横顔に見惚れそうになってしまうこともあるが、今はそんなことを言ってられない。

 

 

 

 ふと窓の外を見ると突然の雷雨。今日、雨が降るなんて聞いてなかっただけにちょっと想定外だ。和奏も傘なんか持ってきているわけもなく、とりあえず止むまでは帰るのを待つことにした。ふいに携帯が鳴る。発信元は親父だ。

 

「あー、柊史。すまん、今日はちょっと帰れそうにない」

「なにかあったの」

「仕事が長引いて、しかもその後飲み会に連れて行かれることになってな……。翌日休みだから、おそらく朝まで付き合うことになりそうだ」

「それじゃ晩御飯はこっちで済ませておくよ」

「おう、すまんな」

 

 電話を切って、和奏の方を見る。すでに電話の内容は大体察しているらしく、顔を赤らめてこっちの出方を伺っているようだ。もはや言うまでもなく、ということか。

 

「あっ、あの……アタシもこの雨だから泊まっていっていいかな?」

「親父は帰ってこないし大丈夫、晩御飯も買い置きがあるから作れるし、2人前なら用意できるよ」

「そっか、それならよかった。それじゃ好意に甘えさせてもらいます」

 

 親父が帰ってこない日、一人で晩飯にも少しは慣れたが和奏がいるならそれが一番嬉しい。それに、親父が帰ってこない日に和奏が泊まるということはつまり……。いかん、本人を目の前にしてそんな妄想ばかりが頭に広がる。自分で自分をたしなめながら、台所に向かい晩御飯の準備をする。

 

「あっ、アタシも手伝うよ。今日は何作るの」

「冷凍庫に肉あるし、肉じゃがでも作ろうかな。和奏は米を炊いておいてくれると助かる」

「わかった」

 

 2人で台所に立つ、なんて日がこうもすぐ訪れることになるなんて、予想こそしていなかったが少しうれしかった。まるで夫婦みたい……なんて感想を抱いていたら、横の和奏からも少し恥ずかしさに似た感情が伝わってくる。もしかしたら同じことを考えていたのかも、と思うとくすぐったくなってきた。

 

 

 

「柊史、お風呂沸いたよ」

「先に和奏入っていいよ、オレはあとからでいいや」

「……ねぇ、一緒に入らない?」

「えっ」

 

 食器を洗っている間にお風呂が沸いた。もう少し掛かりそうだから先に和奏に入ってもらおうと思ったら、少し予想外の返事が帰ってきて思考が止まる。このあと、ベッドではそういうことをするとわかっていても、一緒にお風呂に入るのは初めてだから少し緊張してしまった。

 

「嫌なら良いけど……」

「いや、全然、むしろ一緒に入りたいぐらい!」

「そんな突然がっつかれるのも気になる。まぁ、でも一緒に入ってみたいな」

「ただ、もうちょっと洗い終わるのに時間かかるから先に入っておいて」

「ごめんね、ありがとう」

 

 そう言って和奏を先に風呂に向かわせ、あとからお風呂に向かう。幾度も体を重ねているのだからお互いの裸体は見ているのに、お風呂で一緒というのは初めてだ。脳裏に前抱いた時の姿がよぎって下半身を熱くする。いかん、今はとにかく急いで食器を片付けなければ。

 

 

 

 脱衣所で服を脱いで気づいた。今日のアタシはこうなることを予想してなくて、ブラをスポーツブラのままにしてしまっていたことを。

 

「あちゃー……どうしよう。こんなんじゃ色気も、何も……」

 

 一人脱衣所で胸を見てため息をつく。こんなことなら、きちんと身だしなみを整えて置くべきだったかな。とりあえずは一旦脱いで、服の山に隠す。あとでセックスするときに、柊史にこれを見られちゃうのがいいのか、それともブラを付けないほうがいいのか……。答えは出ないまま、とりあえず体を流し、湯船に肩まで浸かって柊史を待った。

 

「柊史って、あんなこと言ってるけどホントはもっとおっぱい大きいほうが好きなのかな……」

 

 前に聞いてみたときは、これでも良いって答えてくれたけれども、やっぱり男の人はおっぱいが大きいほうが好きなのだろうか。もちろんそのサイズだけで選ぶような人ではないとわかっていても、好きな人の理想に近づきたいって思うのは自然なことだ。

 

「はぁ……どうすればいいんだろう」

 

 そこそこ広い浴室に、一人つぶやいた痛切な悩みは反響する。手でむりやり寄せてみたり、下から持ち上げてみたりしても大して形もサイズも変わらないそれを前に、その苦悩は強まっていくばかりだった。

 

 

 

 片付けが終わり、脱衣所に向かうとすでに和奏の服が積まれていた。その生々しさが、ここに来てオレの興奮を更に高めてくる。お風呂入った時点で下半身をギンギンにしている、というのもちょっと恥ずかしいからと、脱衣しながら必死で抑えようとしてもなかなか収まるものではない。言うことを聞かない体をなんとかごまかしつつ、風呂のドアを開けた。

 

「お風呂……先に頂いてます」

「ごゆっくりどうぞ、オレが入ると狭くなるけどごめんね」

「そ、そんなことないよ。アタシが一緒にって言ったんだし」

 

 すでに湯船に浸かって、少しくつろいだ様子の和奏を見つつ体を流す。湯で屈折し、湯気で隠れているおかげでその裸体はしっかりと視認できないが、今目の前で、少女が無防備な姿を晒しているという事実には興奮を禁じ得ない。またしても屹立しそうになる股間をなんとか抑えつつ、そして湯船に入った。

 

「柊史の家のお風呂、結構広いね」

「2人入っても思ったより狭くないね、これなら大丈夫そう」

「こうやって2人で入るの、なんだか落ち着かないね。でも、ちょっと楽しいかも」

 

 眼の前の和奏は髪を下ろしていて、さらに風呂の温度で少しばかり顔を紅潮させていた。普段は見ることのできないその姿に、改めてドキドキしてしまう。お互いに少し見つめ合うような形になってしまい、耐えかねた和奏が先に動いた。

 

「先に身体洗って出ちゃうね、このままだとのぼせちゃいそう」

 

 言い終わるか否か、和奏がさっと立ち上がりそのまま身体を洗い始めた。見慣れた裸というのに、何故か風呂ではいつも以上に見惚れる。それもつかの間、体を洗い終わった和奏は先に風呂から上がっていった。

 

「……もうちょっと見たかったかもな」

 

 脱衣所の和奏に聞こえるかどうか、わからないけれども独り言をポツッと呟いた。

 

 

 

 半ば柊史から逃げるように風呂から出てきてしまった。アタシから誘ったのに、いざ一緒にお風呂に入ってみるとこれが意外と恥ずかしい。しかも今日は、さっきのブラ問題もあるから一緒に風呂に上るタイミングだけは避けたい。

 

「とはいえ……どうしようかな」

 

 軽くため息を付きつつ、そのスポブラを眺める。つけずに過ごす、というのも全く無理な話ではないが、柊史にどう思われるか全く想像もつかない。ブラをつけない痴女、と思われるのも甚だ心外だが、同時に柊史にこれを見せたくないというのもまた事実だ。

 

「まぁ……柊史ならきっとこれでも、いやでもやっぱりアタシが納得できないかも」

 

 完全に一人で問答を始める変な人になってしまっている。もしかしたら風呂場からその様子を見られていたりして……。恐る恐る後ろを振り向くと、すりガラスの向こうで人影が動いた。急いで着ないとこの姿のまま鉢合わせてしまう。それだけは避けないと。

 

「和奏、着替え終わった?そろそろ上がろうと思うんだけど」

「うん、大丈夫。すぐ出るね」

 

 結局、ブラはつけることにしてしまった。制服で寝るわけにも行かないから、偶然持ち合わせていたジャージを着ることにしたのはいいとして。後で服を脱がされて、そしてこの姿を見られると考えるだけでかなりモヤモヤとした気持ちになってきた。やっぱりこんなスポブラなんて見せないほうが良いのかな……

 

 

 

 風呂から上がり、着替えてリビングに向かうとジャージ姿の和奏がいた。学校ではたまに見かけたことがあるけれども、その姿でリビングに居るのはちょっとばかり不思議な気持ちになった。それにしても、さっきから和奏から無言の圧力を感じるのはなんだろうか。決して拒絶ではなくて、ただただ酸っぱさやくすぐったさ、言ってみれば恥じらいのような感情が続いている。

 

「……和奏、もし今日そういうつもりじゃないなら」

「そ、そんなことはない……よ。ほら、早く行こ」

 

 少し不審に思うものの、誘われるがままにベッドへと向かう。そして、いつもどおりキスをして服を脱がせようとしていく。

 

「あっ、んんっ……んぷっ、ぷはぁ。もう、いきなりだと苦しいって」

「ごめん、かわいいからキスしたくて」

「またそんなこと言って……それじゃ今度はアタシから、ちゅっ、んっ」

 

 強引なキスを交わしあいながら、お互いの服を弄るように脱がせていく。最初にズボンから、そして上着、インナーシャツ、最後にブラというように一枚一枚、丁寧に脱がせる。まるで花びらを一枚ずつめくるかのように、お互いの身体を生まれたままの姿に戻していく。

 

「あっ、ちょ、今日はアタシが自分で脱ぐから」

 

 いつもの手順でしていたはずが、今日はイレギュラーで止まってしまう。もしかして、普段の脱がせ方が悪かったのか。理由は気になったが、ここはあえて聞かず、今は和奏がその殻を脱ぎ捨てていく姿を見てみたいとも思えた。

 

「ちょっと後ろ向いててくれると嬉しいな……今日、その……」

「どうしたの?」

「いや、アタシのおっぱいこんなに小さいから、とくに体育があるときはその……」

 

 言われて察した、上げた服の隙間から見えたその飾りっ気のないデザインはいわゆるスポーツブラだ。和奏が何かを隠そうとしていたり、恥ずかしそうにしたりしていたのはそれが原因だった。

 

「まだそんなこと気にしてたんだ、オレは和奏のおっぱいが好きだって」

「そんなこと言っても、大きいほうが好きなんでしょ」

「言う事聞かないなら……」

 

 押し問答になる直前で、和奏を一気に押し倒す。めくりあげられたお腹はすでに顕になり、後はそのスポーツブラを外すだけだ。顔を近づけ、ゆっくりとめくり上げるようにして脱がして、顕れた可愛らしい乳頭をそのまま咥える。

 

「ちょっと、いきなりそんな、あっ……強引すぎだって、それにまだ脱げてないからっ、ああっ」

 

 舌先でくすぐられ、しかも脱ぎかけの服に身体の自由を奪われた和奏が身悶えする。その様子を楽しみつつ、そのまま強引に両乳房を交互に愛撫した。先端の敏感なところに触れるたびに、身体が跳ね上がり、行きどころのない快楽を全身で発散していくその様子が見ていて可愛らしい。

 

「ちょっと、こんな強引にされたらっ、ああああっ、おっぱいだけでこんなにきもちよくなっちゃって」

「こんなに感じちゃうおっぱいだから、オレは和奏のおっぱいが大好きだよ」

「そんなこと、いま言わないでっ、っあ、はあっ!」

 

 2つの突起の片方を甘噛みすると、和奏は声に鳴らない悲鳴を上げ、身体を大きく反らせた。しばらく震えて、その後ゆっくりと弛緩していくその身体を抱きしめつつ、今度はショーツへと手をかけた。

 

「もう……柊史にいじめられる……アタシだけ、まだおっぱいしか触られてないのにイッちゃうなんて」

「さっきのでイッちゃったんだ、でもそれだけ気持ちよくなってくれて嬉しいな」

「でも、でも……まだ柊史は気持ちよくなってないでしょ」

「和奏が気持ちよさそうなのを見ているだけでもオレはいいから」

 

 すでに湿り気を帯びた割れ目にゆっくり指を沿わせつつ、オレも自分のモノを取り出す。さっきまで我慢をしていたが、今はもう我慢する必要などない。さっきの絶頂ですでに受け入れる準備のできた秘密の園に、ペニスを挿れた。

 

「ああああっ、くぅっ、いきなり、おちんちん入ってきちゃうと声がっ」

「今日は我慢しなくて良いんだよ」

「そんな、こんな声やっぱり柊史に聞かれたく……はぁ、んんっ、聞かれたくないもん」

「オレは感じている和奏も見てみたいのに」

「それはっ、ああっ、もう、だめっ、こしゅっらないで、アタシばっかり、んっ、はぁっ」

 

 話を遮るように腰を動かし、強引にその膣内をかき混ぜる。一突きするたびに身体を震わせ、そのたびに締め付けてくるその身体を味わいつつ、少しでも和奏を気持ちよくするために腰を動かし続ける。

 

「ああっ、もう、ダメッ、そんなところ、っ、っ、あああああああっイッちゃう」

 

 身体を震わせ、仰け反ったまま動かなくなる。口を大きく開け、必死で身体が酸素を取り込もうとするもまともに呼吸ができそうにない。しばらくしてからようやくぐったりと寝そべり、そして荒い呼吸に戻っていった。

 

「はあっ、はぁ……またアタシだけイッちゃった……」

「和奏が気持ちよくなってくれて、オレは嬉しいよ」

「柊史とのセックス、好きだけどアタシばっかりイッちゃって、ほんとにそれでいいの?」

「それじゃ、そろそろオレも」

「って、ちょっと、さっきイッたばっかりだから!あああっ、敏感過ぎて、いやぁっ!」

 

 2回の絶頂でどこもかしこも性感帯になった和奏の身体を使い、今度はオレが気持ちよくなるために腰を動かす。蜜壺はすでに溢れ、和奏の愛液だけで股間の間をひどく汚していく。そんなことに気も留めず、今度はオレが中で果てた。お互いの体液の海で性器を汚し合う、そんな激しいセックスは一晩中続いた。

 

 

 

 翌朝、日が昇った頃に目が覚める。あれから何度もお互いの身体を貪り、絶頂を経験した。少し頭が痛い。隣の和奏も目が冷めてしまったみたいで、二人でシャワーを浴びに行くことにした。親父が帰ってくる前に色々片付けをしないと……。いや、とりあえずは和奏を送っていくか。外は清々しいほど晴れていて、昨日の夜の大雨はどこへやら、といった感じだ。

 シャワーから上がり、今度はオレが和奏を家まで送っていく。休日の朝から制服で歩く少女、というのは少し目立つかもしれないが、部活動と思ってもらえるだろうか。

 

「今度の勉強会はちゃんと、その……」

「オレは全然気にしてないよ」

「いや、これはアタシが気になるの」

 

 まだブラの件を引きずる和奏をよそに、少し笑ってごまかそうとする。たまにはああいう生活感のある服装も良いかも、なんて思ったとしても言ったらどんな目に遭うか。

 

「あっ、ちょっとコンビニ寄っていいかな」

「どうした」

「いや、さっきから昨日のが垂れて……って恥ずかしいこと言わせないでよ!」

 

 少し理不尽な気もしたが、恥じらう和奏も見ているととてもかわいらしく思えた。

 




和奏ちゃんにスポブラをつけたイラスト、いつかあがらないですかね......まぁ色気はあまりないですが......
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