ともかく、新年一発目の連載は流石に推しで更新したかったので和奏を書きました。
今年も色々小説書いていくのでよろしくお願いします
彼女と付き合い始めて数年ほど、いろんなことがあったけれども今年も無事新年を迎えることができた。年末も忙しそうな親父は年明けの瞬間も帰ってこなかったが、お陰で和奏と年明けすぐに初詣に行けた。
「あけましておめでとう、柊史」
「おめでとう、今年もよろしく」
「……なんだか、改めていうと結構照れるね」
きっちりと着込んだ彼女と家の前で合流する。綿がしっかりと詰まっていそうなコートを着ているとはいえ、やはりその立ち姿はかなり小柄で、いつものことながら抱きしめて可愛がりたい衝動に駆られる。しかしこれからの行動を考えればそんなことは叶う訳もなく、とりあえずその小さな手をとって神社へと歩を進める。
「やっぱり和奏の手、女の子って感じがしないなぁ」
「うわ、新年いきなり失礼だなぁ……悪かったよ、アタシの手がそんなで」
「逆だよ、むしろこれだけ頑張ってギターの練習してるって伝わってきて」
「そんなこと言われても……素直じゃないんだから。バカ」
そんな何度も交わしたような会話を続けながら夜道を往く。口ではこう言ってみたものの、その小さな手を握るたびに、やはり彼女が可愛いという思いばかり募っていく。こんな小さな手で、オレを導いてくれたと思うと、それだけで心が熱くなる。何年も前の事なのに。
「ちょ、ちょっと柊史、強く握りすぎだって。アタシは子供じゃないんだよ」
「ごめんごめん、意識してなかった」
「もう……気をつけてよね」
そう言いながら、ちょっと声色は弾んでいた。そしてすぐに、彼女の手が強く握られる。さっきの仕返しとでも言わんばかりのその力は、程よい痛みとなって彼女の存在を伝えてくれた。
「さっきの仕返しに……んっ」
そんな他愛もない小競り合いをしていると、すぐに神社にたどり着いた。辺りには屋台も出ていて、それなりに賑わっている様子だ。確かここの神社は子宝に恵まれるなんて効果だっただろうか。いや、別にそれを意識してここを初詣に選んだわけではないけれども。
「……柊史、なんかエロい目してる」
「そんなことない……よ」
「あっ目が泳いだ! 何か考えてるんだ」
ジトっとした目でこっちを見てくる。隠し事はできないというわけか、彼女の前ではオレも素が出てしまう。別にそういう意識をしていたわけではないにせよ、そんな彼女の眼差しを受けてはちょっと邪な想像もよぎってしまう。
「この神社のご利益……知ってる?」
「えっ、ええと……金運、とか?」
「確か前に聞いた話だと子宝とか、そんな感じだったと思う」
「それは……」
彼女の動揺が五感を伝わって感じられる。もう何度も肌を重ねて、もっと言えばそろそろ和奏との関係を考えて行かなければならないということを思っていたけれども、やっぱりそのことを考えるとお互い動揺を隠せない。
「と、とにかくお参りしてから考えようよ。せっかくの初詣なんだし、ちゃんと神様にお祈りしないと失礼だから!」
「そうだな、行こうか」
強引に話を打ち切り、そのまま真っすぐ鳥居をくぐっていく。周りの露店をもうちょっと見たかったような気もするが、今の彼女にその言葉は通らなさそうだ。たこ焼き、肉まん、たいやきに甘酒、寒さで凍えそうなオレにそのラインナップはかなり刺さったが、今の和奏を止めることは難しそうだった。
初詣を済ませてまた帰路を歩いていると、ふと空から何かが降ってくる。今日の予報は雨なんて聞いてなかった……と思ったのもつかの間、黒いジャンパーにひっついたそれはきれいな雪だった。そういえば初雪はまだだった、なんてことを思いつつ、彼女とこの雪の中を歩ける特別感をひしひしと感じ始めていた。
「雪、降ってきたね」
「確かこの地域の初雪はまだだったっけ」
「そうだね。なんだか、特別なタイミングで柊史と一緒に居られるの、ちょっとうれしいな」
暗闇の中だから、よく顔は見えなかったがそれでも声色や、口の中に満ちる甘みから彼女の表情は容易にわかった。握る手はより一層強く、そしてちょっと汗ばんでいた。彼女もまた同じように強く握り返してきていて、それがまたオレの気持ちを昂ぶらせてくれる。
「……柊史、この後家に行っていいかな?」
「良いよ、親父は帰ってこないから」
「そっか、わかった」
彼女も今から家に行くという意味がわかっているのか、声がちょっと上ずり、恥ずかしそうにこちらを見てくる。それでも、そんな顔で見られてしまってはオレも抑えが効くわけがなかった。
「やっ、ちょっ、まだお風呂にも……っ!」
「だって、あんな顔してた和奏を見てガマンできるわけないから」
「それは……好きな人としたいって思うのは……んっ」
家に帰るなり、彼女をベッドの上に組み敷く。言葉で抵抗してみても、オレからのキスにすぐ応じてくれた。外気で冷え切った頬や手はまだ冷たく、触れるたびにびっくりしてしまう。
「ちゅっ……んっ、柊史、そんな強引に……んぃっ」
「和奏の体、冷たいから温めてあげるから」
「そんなこと言って……バカ、柊史がセックス……したいんでしょ」
「それは、そうだけど」
「……アタシだって柊史の家に行くんだから、そういうのは思ってた……よ? でもいきなり襲ってくるなんて」
ちょっと拗ねたような顔をして、それでも彼女の唇がすぐに押し当てられる。上着の下は思った以上に薄着で、すぐにTシャツ姿になってしまう。それでも彼女は気にする様子もなく、オレのキスを求めてグイグイと迫ってくる。
「アタシ、今変な顔してないよね、好きな人とのキス、幸せで好きだから……」
「大丈夫だよ、オレも、和奏とキスすると気持ちいい」
「うひひ、そっか……」
そのままお互いの服をゆっくりと脱がせていき、気付くとベッドの上でふたりとも一糸まとわぬ姿になっていた。脱ぎ散らかされた服を気にすることもなく、裸で抱き合うその間もずっとキスを続ける。電気をつけていないため真っ暗な部屋の中でも、彼女の声や白い肌はしっかりと目立ち、最初は口だけだったキスを徐々に彼女の四肢に移していく。和奏もされるがままでいるつもりはなく、首にキスマークを付けられたり、あるいは胸板に軽く噛んだ跡をつけられたりとお互いに印をつけ合うようになってしまった。
「和奏のここ、もうこんなになってる」
「そんな、柊史だってもう大きくしちゃって……」
そんな恋人同士のまぐわいも徐々に濃密なところになっていき、彼女の秘所に指を滑らせていく。すでに粘り気を帯びた液体で濡れていたそこは、オレの指をズブズブと受け入れてくれる。わざと指を大きく動かすと、静かな部屋に水音が響いていた。
「ちょっと、わざと音大きくしてるでしょ……ぁ、っ、ちょっ、そこっ」
「和奏だってもう我慢出来ないでしょ」
「それは、っ、柊史だって」
愛撫から逃れるように身を捩った彼女が、今度はオレのモノを掴み、ゆっくりとしごき始める。まだ冷たさの残る指で敏感なところを握られ、声が出そうになる。オレも彼女の中をかき混ぜるように指で愛撫を続けていく。
「ねぇ、柊史……んんっ、そろそろ、アタシのおまんこに欲しい……ああっ、ごめんね、こんないやらしい事言って」
「和奏がそんなに欲しがってくれて、オレは嬉しいよ」
「そ、そっか……それじゃ、お願い」
恥ずかしそうに声がかすれていく彼女の様子がまたいじらしい。それでもオレの動きは止まる事なく、彼女の濡れた秘所にペニスをゆっくり挿し入れていく。既にオレのモノの形を覚えているのか、すぐに飲み込まれ、全方位から快感が伝わってきた。
「ああああっ、っ、ぁ、柊史のおちんちん、アタシの中に入って、るっ……」
「和奏、ちょっと締め付けすぎだって」
「そんな、っ、柊史の、気持ちよすぎて、あぁっ」
膣内をぐちゃぐちゃとかき混ぜながら、和奏の膣内を刺激していく。彼女の感じている快感がオレにも伝播してきて、脳を焼き切るような刺激に浸る。膣内はもうトロトロになっていて、彼女の中を激しく犯していった。
「ひゃぁぁっ、柊史、柊史ぃ……アタシ、もうおかしくなっちゃう、おまんこ、しびれてもうっ、んっ」
「こんなに締め付けてくるのに、そんなっ」
「だって、だって、柊史がこんなに気持ちよくしてくるんだからっ……」
ひたすら腰を振り、彼女と一緒に気持ち良さを求めていく。一突きするたびに声が上ずり、和奏の限界がそろそろ来ていることはわかるが、それでもまだ満足できない。絡みつく肉襞がまた射精中枢を刺激してきた。
「っ、はぁぁっ、柊史、ここ、ダメッ」
「和奏の中、気持ちよすぎて……っ」
「柊史、早くらして、いっぱい、柊史のドロドロ、いっぱいらしてぇ……」
彼女も徐々に腰を動かし始め、それがオレの限界を早めた。カリのところまで外気に露出したかと思えば、一気に最奥を突く。和奏が動くことでオレのモノも無茶苦茶に刺激されて、すぐに射精したくなってきた。
「和奏、もう、出そう」
「いい、よ、柊史のいっぱい出して」
彼女の言葉に合わせて、一気に膣内に白い精を吐き出す。満ちていく子種が彼女の中を満たしていく感覚が征服欲を満たすようでなんとも言えない快感がある。また、それだけではなく彼女と一緒に快感を貪るということへの背徳感が良い。
「ねぇ、柊史……もっと、しよ?」
彼女の言葉にもう我慢できるわけがなかった。そのまま新年早々、夜が明けるまで和奏にひたすら愛の言葉をささやき、そしてその体をひたすらオレに染めていった。